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映画の思い出について

 

<映画寸評>
日本の作品
欧米の作品
アジアの作品
ATG作品
文芸作品(原作もの)

 

<ドラマ寸評>
日本の作品


<注目する女優>
イングリッド
     ・バーグマン
コン・リー

ジャンヌ・モロー

ジーン・セバーグ
ニコール・キッドマン
フェイ・ダナウェイ

浅丘ルリ子

芦川いづみ
栗原小巻

黒木瞳

関根恵子

高峰秀子

中谷美紀

成海璃子

樋口可南子

真木よう子
宮沢りえ

吉永小百合

若尾文子

 

<注目する男優>

石原裕次郎

<注目する監督>
イム・グォンテク

チェン・カイコー

大島渚

小栗康平

小津安二郎

黒澤明

木下惠介

熊井啓

イングマール
    ・ベルイマン

<最近観た映画>

無伴奏

キャロル


 

<最近観たドラマ>

コントレール〜罪と恋〜
(NHK ドラマ10)

ガラスの家
(NHK ドラマ10)

 

<トピックス>

八重の桜の史実と創作

「三國連太郎」で逝く

ア行

アデルの恋の物語(1975年作品)

ヴィクトル・ユーゴーの次女アデル・ユーゴーの恋物語。冒頭、この話しは”すべて実話と実在の人物に基づく”旨の字幕が出る。
監督はフランソワ・トリュフォー。アデルを19歳のイザベル・アジャーニが演じた。
公開当初からアジャーニが綺麗である事が評判となり、私も見たかったのだが実現せず、何となくそのまま時間が経ってしまい、漸くテレビの放映で見る事ができた。アジャーニは確かに美しい。その美しい顔を一度は見るべきと思う。
ストーリーは、悲惨な恋物語だ。ろくでもない男・ピンソン中尉に恋し、最後には気がおかしくなってしまう、痛々しいまでに一途なアデル。そんなアデルの姿を追った単純なラブストーリーであり、映画としては深みに欠ける。

 

カ行

悲しみよこんにちは(1957年作品)

ガープの世界(1982年作品)

カポーティ(2005年作品)
「カポーティ」を日比谷シャンテシネで見た。締まった、上出来の映画だった。カポーティ役もペリー役もネル役も他の役も、演じる俳優たちのすべてが一つにまとまり、最初から最後までぴんと張り詰めて進んでいく映画だった。 ただ、川本三郎も書いているが、私ももっとスキャンダラスなカポーティを描いている映画だと思っていた。しかし、この映画は「冷血」を書いている時の彼の姿しか描いていない。だから緊張した映画で良い映画ではあるが、ゆとりや面白みが感じられない。「ゲイ」としての彼の姿や晩年の酒と薬に溺れていく姿も描いたならば、カポーティの人間性が窺えて、もっと深みのある映画になったのではないかと思う。非常に残念である。
ところで映画では、カポーティが自ら新聞記事を見て殺人事件について書きたいと言った様に構成されているが、ニューヨーカーの編集長から依頼されたという事が「冷血」だか、プリンプトンの「トルーマン・カポーティ」に書いてあったと記憶している。
また、確かプリンプトンの「トルーマン・カポーティ」であったと思うが、カポーティとペリーの間には具体的な愛の行為があった事をにおわせている様な発言も記されていたと思う(この映画では、二人はそれ程親密ではなく、精神的につながっている様に描かれているが)。(2006年10月鑑賞)

キャロル(2015年作品)

 

タ行
ダンシング・ハバナ(2004年作品)


ハ行
東ベルリンから来た女(2012年作品)

ペーパーボーイ 真夏の引力(2012年作品)

 

ヤ行

山猫(1963年作品)

映画は思ったほど豪華でも派手でもなかった。ドキドキするところがなかった。
1860年のイタリア・シチリア島の王政から共和制への移行時の貴族(サリーナ公爵)の気持ちの揺れを描いている。日本でいえば明治維新にあたるだろう。
前半の2時間くらいに盛り上がりがない。戦闘場面も含めて冗長である。そして、作り方も映像も昔風である。最後の1時間は舞踏会で、豪華でもあり、少しハラハラもあった。結末は予想外であった。楽しいはずの舞踏会で、公爵は寂しそうであった。それは、没落する階級の寂しさで、時代に逆らいもせず、また乗りもしない生き方故のものだ。余り寂しそうで、公爵が最後に死ぬのではないかと思ったが歩いて帰ったのは意外であった。
期待が大きかったせいか、見終わって若干落胆した(2006年10月鑑賞)

 

欲望という名の電車(1951年作品)

 

ラ行

ロルカ、暗殺の丘(1997年作品)