暇人の雑記帳
観るー女優、監督などを切り口とする映画、ドラマなどについての寸評
<映画寸評>
日本の作品
欧米の作品
アジアの作品
ATG作品
文芸作品(原作もの)
<ドラマ寸評>
日本の作品
<注目する女優>
イングリッド
・バーグマン
コン・リー
ジャンヌ・モロー
ジーン・セバーグ
ニコール・キッドマン
フェイ・ダナウェイ
芦川いづみ
栗原小巻
黒木瞳
関根恵子
高峰秀子
中谷美紀
真木よう子
宮沢りえ
<注目する男優>
石原裕次郎
<注目する監督>
イム・グォンテク
小津安二郎
熊井啓
<最近観た映画>
<最近観たドラマ>
コントレール〜罪と恋〜
(NHK ドラマ10)
ガラスの家
(NHK ドラマ10)
<トピックス>
ストーリーと登場人物の関係が複雑そうなので予め原作を読んだ。
しかし、主題が原作とは少し違っているように思えた。
殺人事件そのものも、ジャックの兄と同僚の冤罪調査も、その結果としての死刑囚の無罪釈放も話しが簡単になっていて、原作を読んでいないとその内容が上手く呑み込めないのではないか、と思われた。もっとも前日の睡眠が不足していて、私が、時々、眠くなりそうになったせいかも知れない。
主題は、文通を通して死刑囚の婚約者になったシャーロットに心を惹かれてしまったジャックの恋物語である。
ジャックと兄は、密林の中の家に死刑囚と一緒に住んでいるシャーロットの奪還を図るが、兄は殺され、シャーロットの遺体と一緒に持ち去る所で映画は終わる。
見せ場はこの場面と兄が水兵達に暴力される場面だ。
兄の同僚とトラブルになった時に、ジャックが黒人を侮蔑する「ニグロ」という言葉を吐く場面などに製作者の人種差別や偏見への批判が垣間見られるが、全体として構成が整っておらず、また製作意図も明確でなく映画としてはB級である。
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