俳優の三國連太郎さんが、4月14日（2013年）に90歳でお亡くなりになりました。

　全部で200本近くの映画に出演されたようです。1951年の木下恵介監督の「善魔」で二枚目俳優として三國連太郎の役を演じた後は、佐藤政雄ではなく三國連太郎として生きてきたと色んな方が言っています。
　代表作についても色んな作品が挙げられております。ある人は「飢餓海峡」であると言い、また別の人は「神々の深き欲望」であるという。
（左の朝日新聞の記事では、石飛徳樹記者は『三たびの海峡』と『神々の深き欲望』を取り上げています）

　90歳という事であれば致し方ないのでしょうが、大変残念です。ご冥福をお祈り致します。

　キネマ旬報の2013年７月下旬号では、『「三國連太郎」で逝く』と題して巻頭特集を組んでいます。
　執筆者と関係した作品、推奨作品、取り上げた作品は以下の通りです。
　西田敏行：襤褸の旗、飢餓海峡
　栗原小巻：わが青春のとき

　佐藤忠男：異母兄弟

　佐野眞一：復讐するは我にあり

　坪内祐三：戒厳令、襤褸の旗、飢餓海峡、
　　　　　　にっぽん泥棒物語

　上野昂志：戒厳令

　沖浦和光：ビルマの竪琴、異母兄弟、
　　　　　　荷車の歌、破壊、飢餓海峡、
　　　　　　神々の深き欲望、人間の約束

　上記取り上げられた13作品の内、私が既に見たのは「飢餓海峡」だけでしょうか？
　時間ができたならば、残りの12作品も鑑賞するつもりです。