暇人の雑記帳
観るー女優、監督などを切り口とする映画、ドラマなどについての寸評
<映画寸評>
日本の作品
欧米の作品
アジアの作品
ATG作品
文芸作品(原作もの)
<ドラマ寸評>
日本の作品
<注目する女優>
イングリッド
・バーグマン
コン・リー
ジャンヌ・モロー
ジーン・セバーグ
ニコール・キッドマン
フェイ・ダナウェイ
芦川いづみ
栗原小巻
黒木瞳
関根恵子
高峰秀子
中谷美紀
真木よう子
宮沢りえ
<注目する男優>
石原裕次郎
<注目する監督>
イム・グォンテク
小津安二郎
熊井啓
<最近観た映画>
<最近観たドラマ>
コントレール〜罪と恋〜
(NHK ドラマ10)
ガラスの家
(NHK ドラマ10)
<トピックス>
<ア行>
愛と希望の街(1959年作品)
愛の渇き(1967年作品)
明日の太陽(1959年作品)
<カ行>
陽炎(1991年作品)
きみにしか聞こえない(2007年作品)
キューポラのある街(1962年作品)
月曜日のユカ(1964年作品)
婚期(1961年作品)
<サ行>
最高殊勲夫人(1959年作品)
細雪(1983年作品)
さよなら渓谷(2013年作品)
小説 吉田学校(1983年作品)
死の棘(1990年作品)
神童(2007年作品)
<タ行>
父と暮せば(2004年作品)
天国の駅 HEAVEN STATION(1984年作品)
<ナ行>
二十四の瞳(1954年作品)
女体(1969年作品)
忍者武芸帳(1967年作品)
<ハ行>
花咲く港(1943年作品)
華やかな女豹(1969年作品)
<マ行>
卍(1964年作品)
無伴奏(2015年作品)
<ヤ行>
雪の喪章(1967年作品)
夢千代日記(1985年作品)
ユンボギの日記(1965年作品)
<ラ行>
ラブホテル(1985年作品)
脚本:石井隆、監督:相米慎二、主演は寺田農、速水典子。
ウィキペディアに依ると、名美を主人公とする「天使のはらわた」シリーズの第1作目という。日活ロマンポルノ後期の秀作とも書かれている。ロマンポルノらしいところといえば、主人公である村木の妻が借金の取り立てに来たヤクザに犯されているシーンと出版社が倒産し、やけになった村木がラブホテルで名美を凌辱するシーンくらいか。何か金を掛けていない映画と思わせるのもロマンポルノらしいと言えばらしいか。事実、にっかつは金がなくてロマンポルノを作り始めたのであるから、そんなに金は掛けていないはずだ。チープなストーリーというのもロマンポルノらしいか?凌辱の二年後、死にきれなかった村木はタクシーの運転手になっており、流していて名美を見つけ、マンションまで追いかける。出てきた名美は村木のタクシーで横浜まで行って自殺しようとする。村木は、彼女の自殺を止め、名美は村木の天使だ、と言う。タクシーの中で流れる山口百恵の「夜へ…」が何とも言えず良い。映画の後半で流れるもんた&ブラザーズの「赤いアンブレラ」も良い。
この映画は、村木と名美のラブロマンスなのか、村木と(元)妻の愛の物語なのか?そんな事はどうでも良いのかも知れない。所詮これはエンタテイメントなのだから。
<ワ行>
私のベレット(1964年作品)
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