暇人の雑記帳
観るー女優、監督などを切り口とする映画、ドラマなどについての寸評
<映画寸評>
日本の作品
欧米の作品
アジアの作品
ATG作品
文芸作品(原作もの)
<ドラマ寸評>
日本の作品
<注目する女優>
イングリッド
・バーグマン
コン・リー
ジャンヌ・モロー
ジーン・セバーグ
ニコール・キッドマン
フェイ・ダナウェイ
芦川いづみ
栗原小巻
黒木瞳
関根恵子
高峰秀子
中谷美紀
真木よう子
宮沢りえ
<注目する男優>
石原裕次郎
<注目する監督>
イム・グォンテク
小津安二郎
熊井啓
<最近観た映画>
<最近観たドラマ>
コントレール〜罪と恋〜
(NHK ドラマ10)
ガラスの家
(NHK ドラマ10)
<トピックス>
新星堂の何十周年とかで、名作ビデオを1本980円で売っていたので購入した。
テネシー・ウィリアムズの有名な脚本を、エリア・カザンが監督し、マーロン・ブラントが主役を演じた有名な映画。
しかし、時代が余りにも経ってしまったせいか、米国映画であるために主題が分かりにくいせいなのか、120分間、正直言って疲れた。
時代は第二次世界大戦後?と思われる(制作は1951年)。軍人時代の(マーロン・ブラント演じる)スタンリーに恋をし、結婚したステラ(キム・ハンター)の所に姉のブランチ(ビビアン・リー)がやってくる。田舎で教師をしていたのだが、旧家である実家も借金で失い、またいろんな事情があり妹の所に来たらしい。精神も不安定である。しかし、昔のお嬢さん時代が忘れられないのか、スタンリーの生活とは合わない会話をする。スタンリーは車の修理工であり、粗野で奔放である。その生活を変える気は毛頭ない。そんな中、ブランチはスタンリーの友人のミッチと恋をする。お互いに結婚する気にもなるのだが…。
最後は思いもかけない展開になる。スタンリーは、自分たちの生活の邪魔であるブランチを追い出すために、その過去(ステラの下に来る前には、奔放な生活をしており、17歳の子にも手を出し学校を辞めさせられたということ)を暴き、ミッチとの中を割き、あげくの果ては精神に異常を起こさせてしまう。
主題は一体何なのか?
移民のポーランド人の子であるスタンリーと南部名家の出身のブランチの対立なのか、ブルジョアと労働者の対立なのか、人間の活動のあるべき姿を追及したものなのか、人種問題を扱ったものなのか等々考えられるが良く分からない。原作を読んでみたい気になった。
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