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映画の思い出について

 

<映画寸評>
日本の作品
欧米の作品
アジアの作品
ATG作品
文芸作品(原作もの)

 

<ドラマ寸評>
日本の作品


<注目する女優>
イングリッド
     ・バーグマン
コン・リー

ジャンヌ・モロー

ジーン・セバーグ
ニコール・キッドマン
フェイ・ダナウェイ

浅丘ルリ子

芦川いづみ
栗原小巻

黒木瞳

関根恵子

高峰秀子

中谷美紀

成海璃子

樋口可南子

真木よう子
宮沢りえ

吉永小百合

若尾文子

 

<注目する男優>

石原裕次郎

<注目する監督>
イム・グォンテク

チェン・カイコー

大島渚

小栗康平

小津安二郎

黒澤明

木下惠介

熊井啓

イングマール
    ・ベルイマン

<最近観た映画>

無伴奏

キャロル


 

<最近観たドラマ>

コントレール〜罪と恋〜
(NHK ドラマ10)

ガラスの家
(NHK ドラマ10)

 

<トピックス>

八重の桜の史実と創作

「三國連太郎」で逝く

1960年代、1970年代にサユリスト、コマキストという言葉が流行った。ある一定の年齢以上の人にはなじみがあるだろうが、サユリストは吉永小百合ファンであり、コマキストは栗原小巻ファンである。私はコマキストであった。
コマキストの中の古い人でも、ドラマ「若者たち」(1966年放送)を見てなったのではないか?当時、彼女は未だ21歳であった。
最も多いのは、NHK大河ドラマ「三姉妹」(1967年放送)を見てからではないか?あるいは「忍ぶ川」(1972年公開)か?
私は「三姉妹」を見る前から好きになったのであるが、それはTBSの東芝日曜劇場のあるドラマを見てからであった様な気がするのだが、ネットで調べても出てこない。「3人家族」であるとすると、1968年放送なので違うし、それは木下恵介アワーという事なのでやはり違うのか?いずれにしても、コマキストとして数多くの映画を見、そして東京まで出張って舞台も見た。最近は映画にもドラマにも殆ど出なくなったのでちょっぴり寂しい。

 

(補足)
つい最近、木下恵介生誕100年祭という映画祭を池袋の新文芸座に見に行った際、ロビーで流れていた衛星劇場の宣伝ビデオを見て気がついた。私が栗原小巻を好きになったのは木下恵介劇場で加藤剛と競演した「今年の恋」ではないかと。ネットで調べると1967年2月21日から4月11日までの放送とある。その年、私は大学生になったばかり。「三姉妹」は、同年の1月1日からの放送だが現代風なコマキを私は好きになったのではないかと思うし、それまでは受験勉強もあり、いずれのドラマも見ていなかったのではないかと思われる。衛星劇場は有料CSであるが、一と月ではあるが2100円出してケーブルテレビのオプションチャンネルで見る事にした。

 *栗原小巻出演作品 *ドラマ・今年の恋 *大河ドラマ・三姉妹

 

<トピック>

*栗原小巻が俳優座退団

 

*栗原小巻トークショー

 

<演劇>

松井須磨子(一人芝居)

 

<ドラマ>

ゴメスの名はゴメス(1967年放送ドラマ、5話完結)
結城昌治原作のドラマである。原作は読んでいないので忠実にドラマ化されているかどうかは分からない。仲代達也が主役(坂本役)で、香港駐在の失踪した友人の社宅に行った時に知り合ったのが栗原小巻演ずる梨花である。中国人の役なので小巻の話し方がたどたどしいのが気になるが、アクション物ドラマの準主役としては良く演じていると思われる。当時22歳、私のイメージにある小巻よりはふくよかな感じがする。
小説は1962年発表なので、その時代を反映し、男の友情、戦後の生活、ベトナム反戦の雰囲気を醸し出している。平幹二朗演じる友人はベトナム解放のために戦っているグループと武器を売って情報を採っているグループの両方に関与した二重スパイで、殺されていた事が分かる。最後に坂本は梨花を連れて日本に帰国しようとするが、彼女は搭乗口に現れないところでドラマは終わる。
なかなか面白いドラマではあるが、今見ると古めかしいのは致し方ないか?出演者が俳優座の人達なのも少し堅い感じの基かも知れない。尚、監督は高橋治である。
このドラマは「ゴメスの名はゴメス 流砂 」という題名にて映画化された。
(2013年、日本映画チャンネル放映を鑑賞)

 

3人家族(1968年〜1969年放送ドラマ、26話完結)

 

<写真>
忍ぶ川スチール(新潮文庫カバー裏)