暇人の雑記帳
観るー女優、監督などを切り口とする映画、ドラマなどについての寸評
<映画寸評>
日本の作品
欧米の作品
アジアの作品
ATG作品
文芸作品(原作もの)
<ドラマ寸評>
日本の作品
<注目する女優>
イングリッド
・バーグマン
コン・リー
ジャンヌ・モロー
ジーン・セバーグ
ニコール・キッドマン
フェイ・ダナウェイ
芦川いづみ
栗原小巻
黒木瞳
関根恵子
高峰秀子
中谷美紀
真木よう子
宮沢りえ
<注目する男優>
石原裕次郎
<注目する監督>
イム・グォンテク
小津安二郎
熊井啓
<最近観た映画>
<最近観たドラマ>
コントレール〜罪と恋〜
(NHK ドラマ10)
ガラスの家
(NHK ドラマ10)
<トピックス>
樋口可南子を初めて見たのは偶然であったかも知れない。彼女のデビュー作は「ポーラテレビ小説・こおろぎ橋」である。このドラマは1978年10月から翌年の3月まで放送された。ポーラテレビ小説は本放送が12時40分からなので、本来は見る事ができない筈なのであるが、勤めていた会社の景気が悪く、国から雇用調整金をもらうために順番で休んでいた時かも知れない。当時、彼女は20歳、しかも演技指導をろくに受けていなかったのだろう、主演なのに目立たず、共演者(桂木梨江?)に喰われていたような気がする。
しかし、その後の彼女の演技は目覚ましく発展する。今では、どんな役でもこなせる大役者になった(と私は思う)。
陽炎(1991年作品)
樋口可南子はこの時33歳、既に種々の役をこなす名女優になっており、油が乗りきっている。そして綺麗である。
任侠映画なのでストーリーは大した事はない。彼女は不知火おりんというばくち打ち(胴師)。父親が賭場でいかさまをやったために殺されてしまい孤児となるが、料亭の主人に引き取られ娘となる。しかし、ある日、彼女は本当の息子である市太郎が彼女のために同級生からいじめられる事を知り、一人旅に出る。
市太郎が幸せに料亭の主人になっていると思いきや、ばくちに誘われ、その借金の形に料亭を差し押さえられてしまっていた。彼女はその料亭を取り戻すために暴れ回るという話である。監督はやくざ映画を得意とする五社英雄。
この映画は1998年の#4までシリーズ化されたが、#2から高島礼子がおりんを演じている。(2013年、BSテレビ放映を鑑賞)
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