暇人の雑記帳
観るー女優、監督などを切り口とする映画、ドラマなどについての寸評
<映画寸評>
日本の作品
欧米の作品
アジアの作品
ATG作品
文芸作品(原作もの)
<ドラマ寸評>
日本の作品
<注目する女優>
イングリッド
・バーグマン
コン・リー
ジャンヌ・モロー
ジーン・セバーグ
ニコール・キッドマン
フェイ・ダナウェイ
芦川いづみ
栗原小巻
黒木瞳
関根恵子
高峰秀子
中谷美紀
真木よう子
宮沢りえ
<注目する男優>
石原裕次郎
<注目する監督>
イム・グォンテク
小津安二郎
熊井啓
<最近観た映画>
<最近観たドラマ>
コントレール〜罪と恋〜
(NHK ドラマ10)
ガラスの家
(NHK ドラマ10)
<トピックス>
『さよなら渓谷』、良かったです。でも年寄り(?)の私には理解しにくい所もあった事と大森南朋がいつも通りの演技であった事で90点弱でしょうか?
原作は吉田修一。監督は大森南朋の兄の大森立嗣、主役は真木よう子、大西信満、その他鈴木杏、鶴田真由、大森南朋などが出演している。
原作は読んでませんし、どの程度原作に忠実か分かりませんが、『悪人』
の様にありえない話の様に思います。ストーリーは公式サイトを見て欲しいのですが、概略以下の通りです。
尾崎と妻のかなこは、都会から離れた山里に住んでいる。しかし、隣に住む女性が自分の子供(幼児)を殺害した事から破綻(?)が生じる。
かなこは尾崎に『隣の子と遊んでいたわね?』、と問いかける。それが、謎掛けの始まり。ある日、かなこは尾崎が隣の女と不倫していた、と警察に通報する。警察から問われた尾崎は、『かなこがそういうならそうです』、と言う。実は、かなこの本名は水谷夏美。尾崎が大学時代にレイプした相手だった。尾崎は夏美に償いをしようとし、夏美の言う事は何でも聞こうとする。夏美は尾崎に憎しみを抱いている。そして、無罪と言う事で釈放された尾崎と再び暮らし始めた夏美だが、ある日、突然、尾崎の前から消えてしまう。夏美は言う。『私たちは幸せになろうとして一緒にいるんじゃないから』。それは、夏美に幸せが訪れようとしたからではないだろうか?
こんな『愛』はあるんでしょうか?
真木よう子はいつものように、突っ張っています。彼女はいつになったら、このスタイルから抜け出せるのでしょうか?エンディングテーマの『幸先坂』(作詞作曲:椎名林檎)を真木が歌っていますが、味はあるけど上手いとは言えませんね。
(2013年7月5日、有楽町スバル座にて鑑賞)
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