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映画の思い出について

 

<映画寸評>
日本の作品
欧米の作品
アジアの作品
ATG作品
文芸作品(原作もの)

 

<ドラマ寸評>
日本の作品


<注目する女優>
イングリッド
     ・バーグマン
コン・リー

ジャンヌ・モロー

ジーン・セバーグ
ニコール・キッドマン
フェイ・ダナウェイ

浅丘ルリ子

芦川いづみ
栗原小巻

黒木瞳

関根恵子

高峰秀子

中谷美紀

成海璃子

樋口可南子

真木よう子
宮沢りえ

吉永小百合

若尾文子

 

<注目する男優>

石原裕次郎

<注目する監督>
イム・グォンテク

チェン・カイコー

大島渚

小栗康平

小津安二郎

黒澤明

木下惠介

熊井啓

イングマール
    ・ベルイマン

<最近観た映画>

無伴奏

キャロル


 

<最近観たドラマ>

コントレール〜罪と恋〜
(NHK ドラマ10)

ガラスの家
(NHK ドラマ10)

 

<トピックス>

八重の桜の史実と創作

「三國連太郎」で逝く

日本映画専門チャンネルで、「日本映画クラシック/ハイビジョンで甦る日の当らない名作 」として放映したので観た。確か、DVD化されていないという事であった。
ストーリーは昭和5年に金沢の金箔商に嫁いだ妙子(若尾文子)が、夫の使用人(中村玉緒)との浮気や出征、自宅の焼失などに苦しみながらも一子をもうけ、戦後まで生き抜く「女の一生」物語である。若尾文子は撮影当時は33、4であると思われる。花嫁姿から老け役まで、という触れ込みであったが、最初から最後まで年齢の差は感じられなかった。
上映当時は未だ戦後生まれの大学卒業生が生まれていなかったのだが、多分、それでもストーリーは古めかしく感じられたのではないか?
若尾文子よりも中村玉緒を演技の方が勝っていた様に思えた。中村玉緒は1939年生まれなので、当時は27、8。最初は田舎くさい女であったが、最後には色気もあり、生活感のある女に変わっていた。その他の役どころでは、夫役に福田豊土、若尾を慕う雇い人に天知茂が起用されているが、何となくミスキャストのような気がしないでもない。
これが名作とは私には思えなかった。(2013年、CSテレビ放映を鑑賞)