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映画の思い出について

 

<映画寸評>
日本の作品
欧米の作品
アジアの作品
ATG作品
文芸作品(原作もの)

 

<ドラマ寸評>
日本の作品


<注目する女優>
イングリッド
     ・バーグマン
コン・リー

ジャンヌ・モロー

ジーン・セバーグ
ニコール・キッドマン
フェイ・ダナウェイ

浅丘ルリ子

芦川いづみ
栗原小巻

黒木瞳

関根恵子

高峰秀子

中谷美紀

成海璃子

樋口可南子

真木よう子
宮沢りえ

吉永小百合

若尾文子

 

<注目する男優>

石原裕次郎

<注目する監督>
イム・グォンテク

チェン・カイコー

大島渚

小栗康平

小津安二郎

黒澤明

木下惠介

熊井啓

イングマール
    ・ベルイマン

<最近観た映画>

無伴奏

キャロル


 

<最近観たドラマ>

コントレール〜罪と恋〜
(NHK ドラマ10)

ガラスの家
(NHK ドラマ10)

 

<トピックス>

八重の桜の史実と創作

「三國連太郎」で逝く

 いすゞのべレットの宣伝のために作られた30分ものの3話のオムニバス作品である。脚本は大島、その監修として小津安二郎、企画の監修として山本嘉次郎、千葉泰樹、五所平之助、中平康、野村芳太郎、関川秀雄、牛原虚彦などそうそうたるメンバーが並ぶ。これは製作が日本映画監督協会のためらしい。音楽は中村八大が担当している。おしゃれな短編には仕上がっているが、所詮コマーシャル映画である。10分ずつのドラマなので、内容は大した事はない。
 第1話は赤のべレットを買った青年(佐東朝生)が少女(加藤澄江)を誘って(城ヶ島らしき所へ)ドライブする話である。第2話は女社長(小山明子)に惚れ込んで有名プロダクションに入った無名の俳優(柳生博)が、社長の話を聞いて、なけなしの金で白のべレットを買い、宿無しとなる。ある日、社長の車がトラブルとなり、仕事先まで彼の車で社長を送る事になる。しかし、社長が余り気持ちよく眠っているので、目的地についても眠らせたままにしておくのであるが、結局それは社長の機嫌を悪くする事になる、という振られ話。第3話は男(菅原謙二)が女(斉藤頼子)と分かれ、脚の悪い妻(家田佳子)のもとに帰るためにモスグリーンのべレットを買い、箱根の保養荘らしき所に行く話。妻を演じた家田佳子がちょっと綺麗である。

(2013年、衛星劇場HDにて鑑賞)