庭に穴を掘って生ゴミを捨てるので、以前からいろいろな猫が立ち寄っていたけど、2001年12月中旬からガリグロのために餌を玄関先に置くようになってから立ち寄る猫が増えてきた。その猫模様を見てみたいと思ってメモするようになった、のであります。

since nov.2002
2002年■11月12月2003年■1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

2004年■1月2月7月8月9月  2005年■5月6月7月■■9月10月11月12月

2006年■1月2月弥生卯月皐月  2007年■如月皐月水無月文月

2009年■■■■卯月皐月■■■■■■■

Cats 家に来た主な猫たちのご紹介

ガリグロ
冬にがりがりで現れた。きつい愛嬌のない長い顔だった。しっぽが細く長い。今は太って印象は少し柔らかくなった。性格もきついのかと思ったら意外と平和主義。毛艶はよくなってきたと思ったが、最近茶畑で寝ていて、農薬の所為か(後に皮膚病だとわかる)脱毛してぼさぼさになってしまってみすぼらしくなった。現在は徐々に治りかけている。金持ちでもないくせに、喧嘩せず。自らさっと逃げ出す。2008年12月初め、忽然と近所の猫達と一緒に姿を消した。多分、誰かの通告で保健所行きだろう。もう、8年以上も一緒にいたかなぁ…一番情が移ってたので悲しかった。

シロトラ
捨て猫なのだろう。2003年12月の終わり、生後半年ぐらいでうちに来る。小さいのに、天涯孤独って感じで現れる。2004年5月の終わりぐらいに雌の赤ちゃんコアンを出産。

スズナシ(タマチャン)
飼い猫だったのだろう。シロトラが現れてから少し後に、1歳ぐらいでうちに来る。目と目の間が狭い。ちょっと躾けようと厳しくしたのが嫌だったようで、姿を消す。

コアン
間が悪く、2004年5月にうちの軒先でシロトラとタマちゃんの子として生まれた。すぐに両親に捨てられ、孤児となって姿を消す。2009年、誰かに育ててもらったのかひょっこり姿を現す。

チビトラ
チビウシがひとりで遊び仲間がいないと思ってたところに現れる。茶色のトラ猫。気が荒い。シロに食って掛かったが負けたみたい。根っからの生まれも育ちも野生児野良。

トラ母
トラチビ姿形を拡大したような相似形。チビトラと一緒にいて餌を食ってたのを見たので母だろう。でもトラチビはふだん一匹でいる。

寅吉
トラ猫で尻尾が短い。トラ母とチビトラによく似ている。

シロ狸(シロ)
白の中に灰色の虎柄の斑(ぶち)が少しある。ガリグロと姿かたちはそっくりで兄弟の様子。距離を保ちあまり近距離になると逃げる。ガリグロと仲がいい。弱い者いじめをするが、ぼくがチビウシはやめておけと言うと、やめた。最近、黒い油に惨めにまみれ、前足の先端の毛が剥けて肌が一部露出し負傷して帰ってきた。何があったのだろうか?こいつはよく怪我してくる猫で、後ろ足にもその後怪我をした。出世猫として“シロ狸”という名前を与えられる。尻尾を見ても、こいつが猫に化けそこなった狸だということが判る。

チビウシ
近所の茶畑を歩っていたら3ヶ月ぐらいの白黒の牛柄のこいつがついて来た。尻尾は太く長い。猫缶を開けて食わせたら居着いた。うちの軒下に住み着いていて離れないボロジジが、受け入れてくれたのだ。命は助かったし、ボロジジの偉さがこの時わかった。チビウシは後ろに二つの目があるのだ。ボロジジの風邪が移ったのだろう、体力が持たずに2003年2月3日没。可哀想なことをした。

ボロジジ
 爺猫で声帯がいかれて、キャットフードを喉に詰まらせる。毛は薄く、毛並みはみすぼらしい上、薄汚く口臭がひどい。骨が曲がった短い奇形のしっぽ。小型。マイペースだが、偉いと思うのは、どんな猫が来ても受け入れる。すぐ風邪を引いて鼻水を垂らす。うちに来た時は、もうすでに病魔に侵されていたのだろう。2003年2月10日没。

クロ丸
ガリグロと同じく、全身がクロ。小太り。尻尾は長くも無く短くもなし。足を怪我しびっこを引いていたが最近は、治ったようだ。癌か何かにかかって2003年4月18日没。

梶川クルミ
この辺で一番強い。2000年一冬、うちに居候をしていた。またひょっこり前に現れたとき、首輪と名札をしていて住所と名前が書いてあった。うちでは牛猫と呼んでいたが、本名は梶川クルミ、飼い猫だったのだ。立派な猫で、ロングヘアー、尻尾もふさふさで長く大きい。耳の先端に長い毛を持つ。よく躾けられているが、怖いものなしなので寝相が悪い。あまりに強く平和主義のガリグロなど蹴散らして餌を優先的に食べてしまうので「貴女は後で」と言うと「ヒャー(何さ)!」と言って帰っていく気位の高いお嬢様。アイドル的存在。

赤鈴猫
首輪に赤い鈴。明るい茶色の虎猫。飼い猫で2番目に強い。お前は家に帰れ、来るなと言っても餌を虎視眈々と狙っている。梶川さんの家の猫。

青鈴猫
赤鈴猫と瓜二つ。いつも赤鈴猫と一緒だったが、最近は来なくなったが、梶川さんちで健在。

ゾロ
怪傑ゾロのように黒の覆面をしている。白黒。片耳がいつの間に千切れた片耳猫。名誉の負傷。一匹狼でかっこいいのだが、見た目ほど強くない。赤鈴猫に負ける。もう死んでいるだろう。

二代目ゾロ
首輪をした飼い猫でゾロによく似ている。毛は短く、ピカピカ。白黒の牛猫である。

ドラタンク
図体は梶川クルミちゃんに次、大きく、顔がでかい。尻尾は短く奇形。ずんぐりむっくりで、愛嬌が無くふてぶてしく気が荒い。おつむが弱そう。茶色系のトラ猫。2,3回見かけただけ。

シャルト
1998年ごろ、娘が4歳の頃この名前をつけた一冬居候をした灰色のトラ猫。首輪を付けてなかったが、躾けがよく聡明で品がいい思い出の猫。2001年のある日に3年ぶりぐらいでひょっこりお昼に現れた。家に招きいれたが、一通りうろうろしてから帰っていった。

トラちゃん
2007年ごろ、現れ始める。現在、うちをプライベートエリアにしている。青っ洟と咳が酷かったが、徐々に回復している。

化け猫
酔うと毒猫になり、極道猫になる。行きつけだったお店も、すぐに出入り禁止になってしまう。右の絵は、似顔絵の友人である宮本栄一画伯が30年以上前に描いた、その正体である。べろんべろんに酔っ払うと、情けない男に絡み、路上でパンツも脱がずにしゃがみこんでオシッコをし始める。プライベート・エリアはもっと山の方にあるのだが、朝方、ハンティング・エリアの新宿や高円寺や中野の駅前で、ひとり叫んでいることもあるらしい。

サイト道案内へ戻る