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十六夜月の満月が、晴れ渡った夜空に煌煌と輝いていた。 相変わらず、シロトラ、スズナシ、ガリグロの3匹が家の周りではうろちょろ。梶川さんとこの赤鈴は新しい青い鈴をつけて、うろちょろ。青鈴も梶川さんちで見かけた。青鈴はうちにやって来ない。時々三毛が餌を食べに来る。寅吉も見かけた。なんと少しの間、軒下に休んでいた。 シロトラは、ちょくちょく軒下で休むが、ぼくが表へ出るとさっと逃げてしまう。スズナシとガリグロは、鼻先をくっつけあう程に距離が縮まった。でも体をくっつけて寝るほどではなし。 シロ狸は、もう死んでしまったのだろうか。 |
乳母車には、娘が掛けてあげた自分の黄色い笠が差してあって、日差しと風除けになっている。とても安心できる祠(ほこら)のようになっている。 |
シロトラ、スズナシの2匹が軒下で、舐めっこしていた。すっかり2匹は、兄妹のようになってきた。写真は2匹の朝の様子。スズナシは車の上に乗るようになった。シロトラはすっかり傷も癒えぷっくりで、大丈夫のようなり。 久しぶりに飼い猫の二代目ゾロが、朝方4時頃来ていた。 |
今年の冬は、暖かい。今日、凄まじい春一番が吹き荒れた。軒下に、外に立て掛けて置いた夏のパラソルが倒れて、猫たちを襲ったらしく、みんな日中はいつもの安心できる軒下に寄り付かず、裏の半日向の南天の木の下で、シロトラ、スズナシの2匹が寄り添って、ぐうすか寝ていた。ここは、2番目に安心できる場所なのだ。 夕方、ガリグロもあわせて3匹、軒下に戻って寝ていた。 |