生まれてしまった…シロトラとスズナシ(玉ちゃん)の子↑ |
2月後半から仕事が忙しい中滞っていた野良猫日記だけど、いろいろなことがあった。写真は、今日の軒下組の野良猫ども。ガリグロは近所の優しい人のところを塒にしている様子。毎日、顔は会わす。 去勢をしてなかったスズナシ(玉ちゃん)とまだ子供だと思ってたシロトラに、赤ん坊が生まれてしまった。流石にまだ1歳もなっていなかった小さな体だったので、産んだのは1匹。 世の中は、ただの餌やりには冷たいのを知ってるから、どうにか猫屋敷にならないうちに、両方の避妊と去勢を考えなければならないことになり始めた。今回は、私事にかまけてなす術も無かった。でも、めちゃくちゃ可愛い。 今回の発情期で、2匹の飼い猫のオスが去勢していないことが判った。シロトラをまず避妊手術をうけさせなければ、近所から白い目で見られるに違いなし。社会とは、人間中心に出来てること、改めてこの身と野良猫どもに迫りつつある。 |
シロトラの距離は少し縮まった。コアンは、大分人間の手を恐れなくなった。この母娘は、いずれ避妊させなければならない。玉ちゃんの玉も最後は取らねば、はぁ。たぶん、全部で6万以上の出費になるに違いない。捨てた人が判ったら、少し出させたい。 コアンが乳離れしたら、まず緊急にシロトラを何とかしなければならない。まず、この地域の情報を集めて、近くのいい動物病院探して、マタタビ食わして、籠に入れて…って。野良猫を扱わない動物病院や予防注射を打たないと手術しない先生もいるということだし、なんかいろいろめんどくさい事がいっぱい。要するにこいつらの野生を殺して、近所の人間様に合わせなくてはいけないということだ。東南アジアの仏教国が羨ましい。新美 敬子さん(犬猫写真家)の紹介したマルタ島の猫が羨ましい。 ■のらねこ学入門 野良猫研究のHP。前から気になってたサイト。まあ、これが日本の社会の現状なんだろうなぁ。猫の次元じゃなくて、人間の次元の話にどうしてもなるんだなあ。 |
娘とその友達Mちゃんを連れて、ハリポタの映画の前売りを買いに出かけた。車で迎えに行って、何気なく見るとMちゃん家の3軒隣に動物病院があって、帰りに送っていく車中で、Mちゃんに野良猫の不妊治療のこと言ったら、Mちゃん家も野良猫拾ってきて、この病院に何匹も野良猫を不妊治療をしてもらっていると教えてくれた。 Mちゃん家は、そうやって迷い込んできた野良猫を飼い猫にしていると教えてくれたのだった。すごく心強くなる。人に親切にすると、良い事があるものだ。愛より親切、持つべきものは友(^^ゞ Mちゃんに感謝と親しみを感じた。今度の土曜、娘とMちゃんと市民プールに行く約束をした。 その動物病院をちょっと調べたら、社団法人 日本動物病院福祉協会 Japanese Animal Hospital Association(JAHA) の会員だった。人と動物との絆(ヒューマン・アニマル・ボンド=HAB)という視点から活動しているらしい。 |
コアンがよちよちふらふらしなくなったと思ったら、母親のシロトラと一緒に塒(ねぐら)を軒下から何処かへ移してしまって、コアンの姿を見ることがなくなってしまった。コアンは活動的になり、行動範囲も広がったのだろう。シロトラの方は時々姿を見かけていたが、ここ2,3日は見かけない。 軒下組は、タマチャン1匹のみ。ガリグロが餌を食べにやってくるだけになった。 軒下は南向きで、暑い。 |
目一杯触ってあげて安心させてあげた。父親タマチャンがコアンに辛く当たらないように、きちんと解らせ、ミルクをコアンにあげる。冷蔵庫で冷やしていたミルクは慣れていないらしく、少し玄関に零して上げたら、舐め始まった。夜中の小一時間一頻り状況が安定するまで付き合い、その甲斐もありコアンも安心したようで、僕への警戒心もすぐに無くなったよう。 生まれた時から人間の手に慣れさせておいたので、案外事はすんなりと運んだのだった。今日は、軒下に日差しを避け隠れられる狭い場所を見つけて、塒(ねぐら)にしていた。僕が玄関先に出てくると、ご覧の通り、顔を出してくれる。 |
僕が玄関先に出てくると、すぐ飛び出してくる。
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