暇人の雑記帳
観るー女優、監督などを切り口とする映画、ドラマなどについての寸評
<映画寸評>
日本の作品
欧米の作品
アジアの作品
ATG作品
文芸作品(原作もの)
<ドラマ寸評>
日本の作品
<注目する女優>
イングリッド
・バーグマン
コン・リー
ジャンヌ・モロー
ジーン・セバーグ
ニコール・キッドマン
フェイ・ダナウェイ
芦川いづみ
栗原小巻
黒木瞳
関根恵子
高峰秀子
中谷美紀
真木よう子
宮沢りえ
<注目する男優>
石原裕次郎
<注目する監督>
イム・グォンテク
小津安二郎
熊井啓
<最近観た映画>
<最近観たドラマ>
コントレール〜罪と恋〜
(NHK ドラマ10)
ガラスの家
(NHK ドラマ10)
<トピックス>
木下恵介生誕100年祭の初日(2013年6月1日)に栗原小巻のトークショーがあるというので、池袋の新文芸坐に行って来ました。独身時代に文芸坐地下には良く行ったのですが、新文芸坐となってからは初めてです。
初日、二日目とトークショーがあるというのが分かった時、上映作品(楢山節考、野菊の如く君なりき)から二日目に行くつもりにしていましたが、初日のゲストが栗原小巻と知ったので、上映作品は「花咲く港」と「二十四の瞳」でしたが、迷わず変更しました。
「3人家族」の第1話が上映され、その後にトークショーが開催されました。相手は娯楽映画研究家の佐藤利明さん。佐藤さんの前説の後に出てきた小巻さんは昔よりは痩せていて年齢を感じさせるものの、(一寸離れているので、細かいところは見えませんが)昔同様に綺麗に見えました。
トークショーは「3人家族」の相手役の竹脇無我さんの話しから始まりました。竹脇無我さんは小巻さんと1歳違いですが、長らくうつ病を患い、2011年に67歳で亡くなっています。ですから、ちょっと小巻さんには厳しい話しかと思いましたが、「ドラマで見るような明るい人でした」、とか言って難しい話しには持って行きませんでした。
木下恵介劇場の「今年の恋」には出演したが、木下恵介との出会いは、この「3人家族」が初めてであった事、木下恵介は予定に厳しい監督であったが、ある時予定を変更してみんなで飲み会をした事、ロングテイク(フィルムの長回し)が多かった事、当時はドラマに加えて舞台や映画を掛け持ちしていて忙しかった事、「スリランカの愛と別れ」は海外ロケであったので日本での撮影とは違った事など、いつものようにゆっくりと答えて(話して)いました。
この日の会場は木下恵介生誕100年祭の初日という事もあるのでしょうが、小巻さんのトークショーがあったせいでしょう、9時半からの「花咲く港」の上映の時から殆どの席が埋まっていました。土曜日でしたが私と同様の白髪のある年齢の人が多かったです。
小巻さんの肉声は舞台を見に行けば聞けるのですが、そのチャンスもいつになるか分かりません。ひょっとすると、これが肉声を聞く最後になるかと思うと感慨無量のものがあります。
コンデジを用意して行ったのですが、生憎、撮影禁止との事で写真も動画も撮れませんでした。音声は採っても宜しかったかも知れませんが、気がつきませんでした。
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