![]() |
★皆さま、とり弁当はおつくりになりますか? 私は柔らかそうできれいな緑色の三度豆を見ると、散らし寿司やてんぷら、とり弁当を思い出します。 今日は久しぶりに美味しいとり弁当を作って見ました。上に乗せた3色の彩りも楽しみながらお召し上がりください。ごはんにも味をつけていますので具とマッチしてとても美味しいです。 器は秋田県・大館(おおだて)の「曲げわっぱ」です。秋田杉と本漆で作られ桜皮でとじられており、国の伝統的工芸品に指定されています。秋田に旅をした折、軽くて綺麗でやさしい曲げわっぱが気に入って買い求めました。いつも大切に使っています。 |
★材料・・・ とり胸ひき肉/150g とりササミ/140グラム(4本) 三度豆/130g 豆腐/200g(2/3丁) 玉子/3個 土生姜/一片 紅生姜/少々 調味料は作り方の中で記載しています 米/3カップ 出し昆布/10cm角一枚 塩/小さじ1/2 醤油/小さじ2 酒/大さじ3 |
![]() |
作り方 |
ごはん・・・ お米3カップを洗い、酒大さじ3・塩小さじ1/2・醤油小さじ2を入れてから普通の水加減にして、 切り目を入れた出し昆布10cm角をいれて炊きます。 |
![]() |
@ 三度豆は筋があれば取り、洗って長いまま熱湯でゆがきます。 (少し柔らかいくらいにゆがく方が美味しいです。) ゆがけたらざるに取り、熱いうちに塩小さじ1/3をまんべんなくかけてふり、器に移して酒大さじ2を振りかけてまぜておきます。すっかり冷めてから5〜6cmの細い斜め切りにします。仕上がりが綺麗ですので、手間ですが一本ずつ切ってくださいね。 |
A 生姜をみじん切りにする。
B 豆腐は鍋に熱湯を沸かしてポチャンと落とし、お玉の頭でざっとつぶしてすぐざるに上げます。 C とりササミは筋があれば取り、フライパンに油少量で両面焼きます。 美味しそうな焼色がつくくらいに仕上げます。冷めてから5ミリ幅くらいの斜めそぎきりにしておきます。 |
![]() |
D フライパンに油少量を熱し生姜みじん切りを香りが出るくらいに炒めてから、とりミンチをざっと炒め、ざるに上げてある豆腐を入れ、砂糖大さじ2・醤油大さじ3を加えて、割り箸5〜6本を持ってつぶしながらそぼろを作ります。 カラカラにまでしないで、しっとりしている所でやめてください。 火を止めてから余熱がある間にとりミンチと豆腐が綺麗なそぼろになるように仕上げます。 |
E 玉子3コに、淡口醤油小さじ2/3・砂糖小さじ2・塩ひとつまみ入れよく混ぜておきます。 Dのフライパンをさっと拭いてから熱し、Dと同じように割り箸5〜6本ですばやく混ぜながら玉子のそぼろを作ります。Dと同じようにしっとりしている所で火を止め、余熱で細かい玉子のそぼろにします。 |
F 割したを作ります。 醤油大さじ4・砂糖大さじ4・水大さじ4 をあわせ、ひと煮立ちします。 G 器にごはんをこんもりと入れ、とりミンチと豆腐のそぼろ・玉子のそぼろ・三度豆を3色弁当のように盛り、ササミを3〜4枚ほどFの割したにくぐらせてから中央に天盛りに置きます。そしてその上に細く切った紅生姜を少しあしらいます。 小さじ1くらいの割したを最後に回しかけます。 |
★ 味のついたごはんに3色の具をお好きに混ぜながらお召し上がりください。 食べやすいようにスプーンも添えておすすめ下さいね。 とりミンチのそぼろにはお豆腐が入っていますので柔らかくまろやかになり、土生姜でさっぱりします。 最後の紅生姜がほんの少しなのですがとても存在感があり、より美味しく後味がよくなります。小さなお子様からお年寄りまで喜んでいただけますますので、皆さまで美味しくてやさしいとり弁当の味をお楽しみください。 |