交通事件（事故）は、民事事件としての損害賠償請求事件、刑事事件としての自動車運転過失致死傷事件、運転免許についての行政事件の３つの面があります。
事故のため被害者が植物人間になった場合には、損害額は2億円を超える場合があります。さらに、交通事故の場合は、損害は保険で支払われるケースが多いです。換言すれば、交通事故の場合は、確実に損害賠償されるのです。そこで、損害が大きな交通事故の場合には、弁護士を介入させることが適当でしょう。
刑事事件としてみると、被害者が死亡した場合の自動車運転過失致死罪では、判決に執行猶予が付くか、微妙な点がありますので、弁護士が必要でしょう。
運転免許取消し、停止などの行政事件の面では、弁護士の関与する必要がある事件は少ないです。
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