2009


●掲示板を開設してすぐ、2009年は出崎統監督の「源氏物語千年紀 Genji」が放送されておりましたので、それ絡みのカキコをたくさん頂きました
放送終了後は原作とアニメの対比、アンドレ好き嫌いw、特に8月の投稿が凄くて彼のバースデー周辺のカキコでは知る人ぞ知る《アンドレブレス》の話題も飛び出します☆ そしてその後はNHK制作のドラマ「派遣のオスカル」について。なんとこの時、」我らが隊長.田島令子様がオスカル役をされていた為 掲示板は騒然となりました^^;←ピックアップしきれない分は『倉庫』の方で是非チェックしてみてください!


注意此処はあくまでも抜粋なのでスムーズに内容が続かない箇所が多々ありますが、何卒ご了承ください!


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源氏物語千年紀 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年 1月16日(金)02時49分17秒

『Genji』に熱くなったので興奮冷めやらぬうちに感想カキコを・・・感想文は熱いうちに書け!と言いますし。
いや~・・トムス・エンターテイメント、いい仕事してたと思います。CG処理が入るので画面が妙にヌラヌラしていて・・・古き良き70・80年代アニメが好きな私には取っ付きにくいのですが・・・だってね、桜の散り方とか水面の輝き、どう見てもアニばら第1話の処理の方が美しいですよ。コンピューターの一発処理と人力の違いでしょうか?セル画にはセル画の良さが確実にあるのです。リアリティーではなくイマジネーション。セルを少しずつ動かし、光をあて、動き回るキャラクターたちの為に汗水垂らして背景にも命を与えるのです。そーゆー職人魂はもう感じられなくなってしまった~・・・。便利だし、文句なくクリアになった世界はそれはそれで美しいので、まぁ一長一短ですね・・・。

で、この作品。監督は・・・出崎統さんです。ハミング様が知らせてくださらなければ・・・普通に見逃してました。好きだ好きだ言ってるわりにこーゆーところのチェックはむちゃくちゃ甘いので、本当にありがとうございましたぁ~! それで、平成21年の出崎源氏の出来映えですが・・・流石に時代が変わりましたのでアニばらっぽさは無かったかなぁと。BS「おにいさまへ・・・」はバリバリ入ってました!地上波では有り得ないあのヲタクdeヤバめなムード。出崎の耽美主義がひしひしと息づいている画面に見入り、ほーーー・・・と唸りましたぁ。春の陽射しの中で、けだるげにお互いを探り合う光の君と頭中将・・・辺見さんと宮さま兄のようだ。容姿に恵まれた男がこのように暇を持て余し、恋だ愛だに全力で現を抜かす感じ。なんとも言えぬ色気と「めじょめじょしてんな!」と言う微かな憤りが・・・ああニッポン文学、源氏物語なのだなぁ~とジィ~ンとなります。ベルばらではこんな余裕はありえません。「枯れ枝にまで花を咲かせるイイ男」・・・よくもこんな台詞を男同士で・・・。現代でも、歌舞伎町のカリスマホストあたりなら、夢うつつに囁き合っていたりするんでせうか?よう分からんけど平和です。

藤壺の女御、綺麗でした。あれを母と思うのは~・・やはり困難でしょう。孤独で寂しい少年の心に、グッドタイミングでヒットした・・・彼女はすべてなのです。子供の持つ愛情や独占欲ほど、真っ直ぐで揺るぎないものはありません。9歳でお口にチュ~してしまうのは(そしてそれに萌えてしまうのは)いくらなんでも早熟過ぎるのではと思いますが・・・罪なふたりです。嗚呼そして、元服の時がふたりを別つ、その演出。・・・可哀相でした~!これで助かったと思いきや・・・逢えない時間こそが愛を昂ぶらせてしまうという事をまだふたりはご存知ありません。地獄が始まります・・・。
さぁ苦しめっ!!苦しめば苦しむほどに、禁断の愛を深めてイって欲しいものです。

あの枝に春が来るのを・・・僕が見て、お寂しいあの方に真っ先にお話してさしあげたい・・・あう~~~・・これ程の愛情がありましょうか!?どうすればこのように愛されるのでしょうか!?極寒の季節に見るあまりに眩しい愛のありさまに・・・心から春が恋しくなりました。
来週も観るど~~~!・・・御覧になった方、どうか突っ込んで下さいませ。。。




私も…見た!ジェンジー。 投稿者:ゆーべる 投稿日:2009年 1月16日(金)14時57分55秒

私も見ました『Genji』(ジェンジーか!?)実はド田舎のこっちではノイタミナの放送はなく…二週間遅れでフジ系のローカル局で放映される予定なんです(TT)だけどそこは蛇の道はヘビってわけではありませんがネット配信という強~い味方が(^皿^)。朝っぱらから平安エロ汁出まくりの世界を堪能してしまいました(≧▽≦)まだ御覧になってない方、こちらも雨ガッパならぬ蓑を用意してテレビもしくはPCの前にお座り下さいね!

冒頭、のっけから「蛍かい!?」と思ってしまいました(*^^*)そういえば「源氏物語」の「蛍」の巻には蛍の光で御簾の向こうの女性の姿を見せてしまうという演出がありましたね。ホテル、じゃなかったホタルはエロい~♪ 源氏のお顔、なんつーか、攻め顔ですね。アゴのとんがり具合といい目尻の上がり具合といい、あっちの方面を思ってしまったじゃないですか~(すみません)。でもサクランボ様がこの話題の出崎作品をまだご存知なかったというのは意外でした。間に合ってよかったです。もうもう出崎オーラ出てましたね(≧□≦*)彼の特徴である止め絵は思ったほどなくて、代わりにサクランボ様おっしゃるところの「画面がヌラヌラ」…これは幻想的な印象を醸し出すのにすごく効果的と思いました。

あっはっは~~源氏と頭の中将のツーショットが辺見と宮様兄ィに見えたのは私だけではなかったのね=33 
美しかったですね~桜の花も男を選んで散るのね、きっと。
集中豪雨的にそこばっかに花びらがと思うのは気のせいか(^^;)何か(源氏の場合はお情事)を果たして帰途につく時のうつむき加減な表情が、アニばらキャラにかぶりました。かの20話の冒頭、王妃との逢瀬のあと宮殿を去る夜明けのフェルゼン伯とか。原作によるとプラトニックなお二人、アニメではいかに!?(←前から疑問だった)

セル画のよさ、私もわかります!ともするといい意味でも悪い意味でも泥臭くなるんですが、それがCGにはない立体感と奥行きを与えてくれたんですよね。アニばらはそこに透過光を用いて透明感をプラスしていたから、ほんっと第一話なんかはすごく美しかったです。桜の花の下、ピッカピッカの近衛一年生♪
話があっちこっちに飛んですみません(^^;)藤壷との出会い、すでに「父の妻」として紹介されていてショックを受けるあたり…ませてます。んで、口づけ…ったくガキのくせに…あ、でもルイジョゼフには負けるか。ちょっと暴挙に及んだ後「あなたは母でも姉でもない」と言い放った源氏に「バラはライラックにはなれない」とつぶやいたアンドレを重ねたのは…いないよね、私だけよね~((((^^;) 声優のことやOP・EDのこと、語りたいけどキリないです~。とりあえず今日はこのあたりで失礼しますm(_ _)mサクランボ様、語る場を設けて下さってありがとうございます(*^^*)




おお!ジェンジー 投稿者:しい 投稿日:2009年 1月16日(金)16時19分58秒

見ましたよ~ワタシも!舞い散る雪も桜の花びらもなんかこうキラッキラッしていて
でも…決して明るい眩しさではない…そこはかとなく漂ういけない匂いとヌラヌラ感(笑)
そして藤壷の女御との出会いの場面での絹擦れの音…出崎節でしたね~このさりげないエロさ
やはりサクランボ様ご指摘の通りアニばら萌えはもれなく『助の平』かも♪


ゆーべる様
ワタシもあの場面でベルフィルターかかりました!
モンセニョールの方がませとったが源氏の方が濃いの~と一人呟き「あなた母でも姉でもない」に
「バラはライラックにはなれない」とテレビに語りかけ…
おそらく多くの方が同じセリフを呟いたんではないでしょうか…えっ?ないない…




キターーーーー!!! 投稿者:サクランボ投稿日:2009年 1月17日(土)01時06分45秒

日本が誇る『源氏物語』。文献初出は長保三年(1001年)らしく・・・全54帖、約100万文字で綴られた~・・まさに超世界文化遺産でございます。
100万文字って・・・単純計算で400字詰原稿用紙ざっと2500枚です!書いたねーーー、凄いよ!紫式部っ!!一説によると、一人で書いたわけではない。とか言われてますが・・・しかし!それがたとえ《チーム紫》だったとしても、改めてすんごいですね・・・。その源氏物語。千年の時を経て・・・とうとう出埼のもとへやって来ました。そして・・・二週間待てずに(待てないっすよね!)朝っぱらからネット配信にて、平安エロ汁浴びまくってしまう会長、ばんざぁ・・・い・・・!

会長・・・しい様・・・出埼源氏、アニばらとかぶりましたか~(笑)!?しかも第一話から「バラはライラックに・・・」なんちゅう濃ゆい場面を。・・・まことに頼もしい重病人様でございます!負けた・・・負けましたよぉ~。

しい様、ジェンジー初回の春描写・・・キラッキラッとはしていても、確かに明るい印象ではなかったですね・・・あくまでも気だるさ先行の出埼演出、鋭いご指摘でございます。そして聞きましたか!?衣擦れの音・・・効果音萌えはこーゆー部分、ポイント高いですねっ!んで会長~!・・・桜の花も、男を選ぶ権利ありますとも(笑)咲くのも散るのも男次第・・・一瞬で燃え尽きる命なら、舞い落ちる瞬間はイイ男に抱きとめられたいものです。そーなると、確かに集中豪雨的桜シャワーになりますなぁ・・・選ばれし者のもとへドドドーーーッとね。押しつぶして共に果ててしまいたい・・・ああ、光の君様・・・てか辺見&宮様兄ィに見えたあの場面、源氏を【攻め】と見た会長は・・・さすが女だ、おそろし~(笑)!!目つき、危険でしたね。お召し物の色も・・・赤とは攻撃的です。・・・赤でしたよね?頭の中将が青で。光の君にあまり『赤』というイメージが無かったので、ここは新鮮でした。

いや~・・・舞い散る桜花の妖艶さ、日本人の心ですね。そして、桜から妄想するのは・・・女より男ですね。『男姿』と言うのかな?アニばら第1話のラスト、ピッカピッカの~近衛1年生オスカル様は桜吹雪が似合ってましたぁー・・・。貴様と俺は同期の桜・・・潔く咲いてスパッと思い切りよく散る桜は、何故か戦場(のような過酷な運命とも言えます)へ赴く、果敢なくも気高い雄姿とよく重なります~・・。

そこで思い出しました。戦争モノではありませんが・・・『外科室』と言う映画をご存知でしょうか?坂東玉三郎が初監督した作品で、主演は吉永小百合&加藤雅也。50分くらいの短編ですが・・・物凄くいいです。とにかく美しいのです。ストーリーは・・・超掻い摘んで言うと・・・満開の花見の席でただ一瞬目を合わせただけで、死ぬほどの恋に落ちる男女の物語です。女は人妻。男は駆け出しの外科医で・・・後に女が病に倒れ、麻酔を必要とする手術をせねばならなくなりますが、眠っている間に「あなたを愛している」と口走ってしまう自分を恐れて麻酔なしで切ってくれと言うのです。ずばり自殺行為~。つまりは「あなたに殺されたい」っちゅう事なのかもしれません。それだけの話を・・・ほぼ台詞無しで魅せます。桜と役者の『目』だけで。玉三郎って、とんでもないナルシストで本当に天才なのだなぁと思える良い作品だと思います。・・・今もまだあればいいけど・・・。封切り当時は結構話題になって、評価もされたんですよ~。源氏物語からだいぶ脱線しましたが、桜繋がりって事で!
はぁ~・・・あたすもキリがなひ~~~・・・源氏物語トーク、ホント楽しいですね!まずは危険な目をした出埼源氏よ・・・そうだ光の君!その目だ・・・殴って来い、思いっきり殴って来い!!(っって、ここまだ長浜監督)ヲタクな私たちにどんどんネタを提供してくれそうで楽しみですね~~!!!ホントに間に合って良かった・・・ハミング様には大感謝でありまっす。これからはもっと現在進行形出埼を監視しよ・・・。




源氏物語千年紀~マザコンについて~投稿者:サクランボ 投稿日:2009年 1月18日(日)02時41分40秒

昨日の続きです。・・・たいした内容ではないのでアレなのですが、マザコンについて。
光源氏と言えば・・・言わずと知れたマザコンです。彼の病的な程の女遍歴。藤壷の女御の、更に言ってしまえば亡き母の面影を求めて・・・藁をも掴む思いで数多の女人を渡り歩いたかと思えば、自らの手で理想の女を作り上げるなんちゅう荒業(?)もやってのけてしまう・・・日本最強のアキバ系です。ゲームでなく、生身の人間でやって一応成功しているところが凄い。
と、私は今まで思っていたのですが~・・・『Genji』はどうも勝手が違いました。
会長としい様が注目された「あなたは母でも姉でもない」の台詞・・・私の胸にも熱く響きましたよぉ~!「あなたは母でも姉でもない=わたしはマザコンではない!!」と、出埼源氏は叫んでいました。どうやら9歳の彼は藤壷様をちゃんと『女』として恋慕っているようなのです。【懐かしい】という感情は強烈なので、たとえ自分で覚えていなくとも、周囲から「藤壷様は亡くなられた桐壷の更衣様によく似ておられる」と聞けば「まじでぇ・・?」と言う感じで、嫌でもテンションは上がってくるはず。光の君が道ならぬ恋に走ったのは、胸のうちにあった微かな母の想い出が引き金であったのだろうなぁと、今までフツーに思っていたのですが・・・ジェンジーの奴はどうも違う。ただ単に場面展開が速かったのでそのように見えたのかな・・・?それにしても9歳の段階で吐く台詞にしては・・・あれはかなり攻撃的なのでした。

で、マザコンについて。本人がマザコンではないといくら叫んだところで、そんなん関係ありません。幼い時に母を亡くした男はすべてマザコンなのです。星野鉄郎なんかは「か・・母さん・・・?」の一言でメーテルを見初めますし、もちろんグランディエ氏も・・・完璧なマザコンだと思うのです。んで、この場合・・・マザコンを悪くとらないで下さい!!私が言いたいのは死んでる人の面影ならいくら追っていてもそれほど害はない、むしろそーゆー母不在のマザコン男は基本が一途なので、とってもグ~なのだ!!と言うことで・・・母が生きてるケース、冬彦さんみたいなのは勿論ダメダメなのですよ!古い~・・・。小さい時にお母さんを亡くした男は、女性というものを凄く美化して見てくれていそうなのです。与えられるものを与えて貰っていないから愛情に関して貪欲ですし・・・確固たる理想がある感じ。そしてそれを得んが為に、猛烈頑張れる。異性に対してどこか不器用ですし、ある意味女性を見る目が普通より厳しい部分もありますが・・・この人だと思えるたった一人の人には物凄い尽くしますし、また尽くされたいという願望も半端ない・・・とにかく火の玉のような熱さがあるのです!!

光源氏という男性は見つけたたった一人のひとが、決して添いとげられない人だっただけに、その後は理想を分割して複数の人でそれを補おうとします。そんな複雑なことをしているうちに自分の感情がどこにあるのか分からなくなり・・・最終的に凄く悲しい思いをしてしまいます。自分だけでなく、最愛の女性にもそーゆー辛さを味あわせてしまう。・・・結局どなたが最愛なのかよく分からないところも悲劇的~・・・ところが、我らがグランディエ氏は・・・選択眼が素晴らしかったのです。顔の上の方に、通常は二つついている目なんてやつぁ~・・あれば越したことないですが、無くても生きていけます。それよりもっと大事なもの・・・愛しいと思える人を見つける選択眼が、もうホントに素晴らしかった。彼は持てる愛情の全てをただ一人の女性に捧げ、相手の女性も十分それに応えて・・・その結果ふたりは死ぬしかなかったのですが・・・それは単純な悲劇ではありません。特にアニばらの場合、向き合ったものがあまりにも強大で残酷だったので、あたかも無残に砕け散ってしまったかのようにも見えますが、ふたりはその命と引き換えに大きな大きなものを残しました。形としてではなく、余韻というか・・・人々の心に「愛情ってなんだろう・・・?」と永遠に問い掛け続けるような、すんごいおみやげを。

アンドレがマザコンであるなんて描写はどこにも出てきませんが~、彼はマザコンなのです(ババコンは勿論のこと)。彼のブレのない愛情の使い方・・・光源氏に語って聞かせたら笑うでしょうか?哀れむでしょうか?羨むと思うのです。・・・同じ道ならぬ恋だったのに!!敗因はいくつも考えられますが・・・でもまぁ千年もの間こーして話題にのぼっているなんてたいしたものです。結局何が言いたいのかサッパリ分かりませんが、これって私の癖なのです!!!はぁ~~~・・・すげー時間になっちゃったよぉ~(泣)




桜から妄想するのは男♪ 投稿者:ゆーべる 投稿日:2009年 1月20日(火)18時48分16秒

サクランボ様、皆様、こんにちは~♪私的にイロイロあって溢れる思いを書き込むチャンスをタイミングを失ってました(^^;)桜は男の世界…そうなんです!妖艶な桜こそ、男のイロを彩るにふさわしい桃色(あえてピンクでなくて桃色)、なんですよ!桜を和歌に詠むのは平安の昔から女よりも男です!桜を最も愛したのは西行、彼の「願わくは花の下にて春死なん」にすべてが集約されてます。一見無骨に見える男どもが実は美麗に満ちている…これを象徴するのが『源氏物語』であり桜なんだと思います!アニばら第一話は「男として華麗に生きていく」と決心するアニオス様を象徴するのが桜でしたね。桜がバラ科に属するというのはご存知と思いますが、「薔薇は美しく散る」は実は「桜は美しく散る」の掛詞かとも思っています(*^^*)「ヲタクの根拠の一応ある考察」です。




マザコン論とかいろいろ。 投稿者:ゆーべる 投稿日:2009年 1月21日(水)12時25分33秒

続きです。連続投稿失礼いたします。夕べは寝落ち…いつものことながら口惜しや~。夜は滅法弱いんです(-_-;)
『外科室』、これすっごくそそられました。で、小品映画ヲタクの旦那に聞いたら、うちにあるって!今日は休みなので早速見てみようと思います。泉鏡花に玉三郎に吉永小百合、加藤雅也、このメンツだけでも既に耽美な世界が浮かぶようです。教えて下さってありがとうございます。で、マザコン論、すごくすごく頷きながら読みました!すごい~今度春に開催される「マザコン学会」に発表してはいかがでしょうか?(んなもんないって)出崎源氏の「あなたは母でも姉でもない」は、かの源氏漫画『あさきゆめみし』の「あなたは私の母などではない!」(と言って御簾をガバっと開ける)を思い出しました。これは「母・姉=肉親=恋愛の対象外」を前提とした言い方で、「私はあなたを女として見ている!」の裏返しですよね。でも、だからと言って彼がマザコンではないということはならないですよね。
サクランボ様のおっしゃる通り、幼いころに母をなくした男性はマザコンなるのは必然です。美化・神格化してしまうんですよね。それと似た話で、男兄弟ばかりの男性もちょっと女性を美化してるような気がします。若い女が自宅ではどんな有様なのか目の当たりにしていないからなのでしょう。高校生の息子には妹(つまり私の娘)がいますが、「三次元の女への幻想はない」と断言しています(笑)でもこれは、私の乏しい経験による偏見かもなんで反論があればなんなりと~(^0^;)

私のアンドレ、もとい我らがアンドレですが、源氏にとっての藤壷に等しい存在がオスカルだったわけですよね。継母というハードルと同じく身分違いという高いハードルがあった点も同じ。>決して添いとげられない人だっただけに、その後は理想を分割して複数の人でそれを補おうとします。そんな複雑なことをしているうちに自分の感情がどこにあるのか分からなくなり・・・最終的に凄く悲しい思いをしてしまいます。自分だけでなく、最愛の女性にもそーゆー辛さを味あわせてしまう。・・・結局どなたが最愛なのかよく分からないところも悲劇的~・・・↑これ、感動しました!なんという考察!!そう、そうなのよ!とPCに抱きついてビリビリしたいくらいの衝動に駆られました!
アンドレは理想を分割して複数の女性に求めたりしなかったから、良心的ですよね(^^)。まあ、パレロワで「今日は金髪」「明日は碧眼」と指名替えしていた…かはわからんけど(^皿^)彼がマザコンというのも絶対確信できます!ただ、オスカルに母を重ね合わせているというイメージは湧かないんですね。小さいころから一緒にいたし、JAL家の娘達を見ているから女性を美化するタイプではなかったと思う。美化しなくてもオスカル様は美しいのだし~。藤壷とオスカルの決定的な違いは、源氏は早い時期に藤壷との一夜を得ることが出来た、つまり両想いだった。そして罪の子までなしながら二人は永遠に交わることのないことがわかっている。想いも体もなまじ通じてしまっただけに、その後の苦悩は生木を裂かれるようなものだったと思います。一方アンドレにとってのオスカルは「所詮は届かない想い」から始まり、あまたの草むしりやレモン(レモンは一回か)を経てゴールに今宵一夜があり蛍があった。

源氏の道はくねくねしていて、アンドレの道は一直線ですよね。源氏はそんなアンドレをうらやむと思うんです。まず、愛する女性のすぐそばにいられること(藤壷は御簾の向こうだし)、そして自分のように多くの女性を傷つけなくて済んでいること。源氏はフェミニストだから、手を出しておいたくせに女性を傷つけてしまったことを悔やみますよね。だったら手ェ出すなって言いたいけど彼の中の業がそうはさせてくれない。だから源氏から見たらアンドレのオスカルへの思いの処理の仕方(←!)は神業かも~。




Re: 願わくは花の下にて春死なん!! 投稿者:サクランボ投稿日:2009年 1月22日(木)01時26分53秒


うぉーーー会長!!!・・・ありがとうございます~(絶叫)!
会長の深い深い愛情がビシビシ伝わりました。日本文学に対して、そして各種ヲタクネタに対して・・・
願わくはゆーべる会長の下にて悶え死なん。

あ~~~・・桜は美しく散る!ご指摘ありがとうございます!!私もそう思います。あのオープニング、草むらで猛然と散りまくるのは薔薇ではなく桜なのです。アニばら内で桜が目立った描かれ方をするのは第1話だけですが・・・あまりにも鮮烈なので、残りますよね。あらゆる意味で「彼方に愛と死の怒涛の運命が待ち構えていることを知る由もない」オスカルとアンドレ。青い青い・・・春の第一幕が胸に刻まれます。こーゆー情景と一体化した演出って映像世界ならではなんですよね。
あーーー!!やはり私はアニメーションと言う感動伝達手段に特に萌えてしまう。もともと『風景画』とかが好きなんです。人物は背景の一部で、自然と言う最も普遍的なものを主役に描かれる世界・・・まさに万国共通の感動があると思いますし、一方でその国やその季節独特の匂いがありますね。てか今完全にニッポンとフランス混同してますけど~(笑)!
ちなみにチェリーブロッサムちゅうHP名は第1話の桜吹雪にビンビン影響受けてます。全40話中、1話が一番好きなんです。だから私は長浜さんの語り口、大好きなんですよっ!恥ずかしいくらいに、とっても素直でしょ?内容が複雑になる手前で出埼監督に交代したのはアニばらの勝因だと思うんですけど・・・長浜監督は長浜監督で真っ直ぐでイノセントな魅力がありますよね。


で、会長~・・流石・・許されざる平安不義密通についての語り。ムラムラしました(笑)そうですよね~・・・光源氏と藤壷は相思相愛だから、もう歯止めきかなかったし・・・生々しさの度合いが違うんですよね。男っちゅう生き物は本当に好きなおなごとは一度合体したが最後、それ無しでは愛情の確認ができなくなるものらしいですよ。片思いのうちは草むしって、いくらでも堪えていられますが・・・通じてしまったら、もう草むしりでは済まない。逢いたくて奪いたくて辛抱堪らなくなるものらしく。だから光源氏のあーゆー境遇は、ほんっとに残酷なんですよね。

・・・「あさきゆめみし」・・・勿論読みましたが、十余年前に友達に貸したっきりです。今すげー読みたいのに!!もう返してなんて言えないので、BOOKOFF行くしかないです・・・。何故そんな雑な扱いをしてしまったのかと言うと、私、大和和紀さんはギャグ漫画が好きだったんですよ~。「はいからさんが通る」とかもう大好きで!あんまりシリアスな場面には感動できなかったんですね・・・ちょっとイイ子ちゃんぶった描き方になってしまうというか・・・。それで「あさき~」には当然ながらギャグ描写がなかったので、適当に迷子にしちゃいました(後悔)今思い出してみると・・・ひたすら紫の上が気の毒でした。お願いだからもっとベタを多用して、原稿にメリハリをつけてくれ!と思って読んでましたが、あの作品は『絶対必読漫画』で常に首位なので、凄いですよね~。

そうそう会長!以前オリエントの恋愛云々は西洋のそれより濃密だとおっしゃってましたでしょ?私もそれ賛成なんですよ!!なんちゅうか・・・ずばり言うと近親相姦とかのイメージも濃いです。父親が一緒でも母親が違えば普通に結婚しちゃったり・・・親族で物凄いドロドロな印象。私、里中満智子さんの日本史漫画シリーズが好きなんです。特に「天上の虹」とか・・・ご存知でしたらすみませんっ!大化の改新から始まる近代国家設立への歩みを壮大に綴る大河ロマンなんですけど、本当に面白いんです!その中で中大兄皇子なんか初っ端から実の妹とアレですからね・・・。でもそーゆー行為が罪であるとの認識はあるらしく。「俺はいずれ天皇になりたい」の一言で突然妹を切り捨てる様などはホントに鬼畜です。いや~・・・これ、実はまだ完結していないのですが・・・マジで面白いのでおススメですよ!読み進めるうちに、絶対に『感情移入できるキャラ』に出会えますし、教科書の100倍タメになります!

あと!男兄弟ばかりの男考察、その通りだと思います!!なんか女子に対して腫れ物に触るような感じなんですよね(笑)知識はあっても、分かってないのです。
姉妹がいる男の場合でも、それが姉と妹では微妙な差があると思います。妹の方がより激しく幻滅してくれてると言うか(汗っ)現実を受け入れる用意がありますよね!?初めてのデートで彼女が突如泣き出した。ひたすらオロオロして何もできないのが男兄弟ばかりの男で、まぁまぁうまく機嫌とれちゃうのが妹持ちな感じ。しかしこれ、ベルばらでは全く適用されません・・・。だってジェロとアラン、どー見てもジェロの方が女のあしらいうまそうです。あ、アニジェロは常に不器用ですよ~!高倉健さんばりに。

ああ会長・・・源氏はフェミニスト。そうですね・・・本当に彼はフェミニストですね。彼にはやはり並外れた魔力と言うか、能力があるんだと思います。女性を愛し敬い讃える能力と言うのかな?ただ浮気なだけではなく、源氏は本当に一人一人を大切に思ってますよね。ねちねちと恨み言を言ってた女も、いざ源氏を目の前にすれば「自分は愛されている~」と思っちゃうんですよ。本命でないのは流石に分かるけど、必要とされているのは感じるから切捨てられない・・・しまいには「お可哀相に・・・光の君・・・涙」とかなっちゃうんですよね。なんなんだ?これもある意味『人徳』と言うのでせうか?ならば我らがアンドレにも、人徳あったと思うのですよ!!のっぴきならない事情が分かるから決して本気にはなれませんが・・・ギリギリのポジションにいた女が、3人は居るはずです。失礼極まりない質問ですが・・・その立場になれますか?
・・・主役以外にも、苦しめば苦しむほど愛を深めていった人々がいたかもしれませんね・・・。うっうっう・・・・・


ちゅうか会長、『外科室』面白かったですか?私の記憶違いで間違った内容書いてませんでしたか!?・・・あの頃の加藤雅也、芸術的にハンサムですよね・・・目が、目が、たまらなく語るのです。って、長い。掲示板にしては掟破りな程に長いです~・・・わははは・・・。




遅ればせながら投稿者:冬萌 投稿日:2009年 1月22日(木)23時55分53秒

サイト開設おめでとうございますm(_ _)mこれから少しずつ拝読させて戴きますね。
お絵掲の方はケータイでは全部は見えないようです(T_T)坂崎氏の姿は拝見しましたよ。

いや、しかし、盛り上がってますね。私はアニばらどころか、源氏物語も門外漢というか、よく知らないので入ってイケなさそうですが(;^_^A…皆様の語りの奥深さには溜め息が出るほど圧倒されます。
私、動物占いみたいな源氏占いって奴で、蛍の人(名前忘れたっ)になりましたよ。
で、アンドレマザコン説、さもありなん!ですね。私、前に自分で書いた話の中で、アンドレの母はベルナールの母と違って、あんな楚々とした人でなく男勝りだったという設定にしたんですよ。どこかでオスカルに母の面影見てたとしても不思議ではないような気がして…いかにも女だっていう人をさんざん間近で見て気を引かれないって事は、それもありかな~なんて考えます。もちろん、イメージは人によって様々だと思いますから、あくまで、ひとつの説として、っていう感じです。つい長々と書き込んでしまいましたが、とりあえずご挨拶まで(^^)




源氏物語千年紀~Genji~第二夜 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年 1月23日(金)02時27分49秒

うぁぉ~~~~・・・本格的に萌えてきました・・・Genji。
今日は第二話「六条」について語ります!まだ御覧になっていない方はご注意下さい。ばりばりネタバレの内容です(笑)・・・

深夜放送はええの~、いきなり濃ゆい濡れ場からのスタートです。愛しい人を思い、冒頭から懇々と語るジェンジー。これ独白かと思いきや実際に声に出し「語って」いる模様です!!なんちゅう・・・今まさに女を抱いている最中だというのに。気だるさの中、源氏の君ったらなんのためらいも無く、他所の女の話をするのです!まぁこの場合、過去、満たされなかった想いちゅうニュアンスでも取れますが~・・聞く側の女人はそう思ってません。わざと煽るかのように話を引き出し、「貴方と、御簾の向こうの方と、気晴らしに使われる私たち・・・果たして誰が一番哀しいのか?」とかまで突っ込んでくる・・・こーゆー描き方は源氏の所業を短く衝撃的に説明するのに巧い方法だと思います。もの分かりのいいこの女人、名前すら呼ばれてませんが・・・こーゆータイプの人がいたから、源氏は壊れずになんとか生きて来られたのでしょう・・・同じ話を、たぶん幾度となくしています。その度にじっと耳を傾けてくれる女人。そして嫉妬も絶望もせずに静かに「気晴らしなさいませ」と言ってくれる・・・寛容と呼んでいいのか分かりませんが、この女の人はもう決して怒れない程にジェンジーが好きなんでしょうとも。・・・哀れです・・・。

そんなこんなで今日の見どころは嫉妬の女王・六条御息所です。・・・なんの接触もないうちから・・・この人は己の妄想のみで物の怪の様相を呈しています!!ホントに怖いっ!!!私が平安ボーイなら、この人だけは絶対パスです・・・。プライド高いも程々にしないと、とんでもない事になります・・・身を滅ぼします。こんなのに祟られるとは~葵の上様・・・お気の毒。彼女は素直になれないだけでたいして罪は無いのに・・・てか、葵の上が最初からジェンジーに優しく接していれば・・・あるいはこの女遍歴、無かったのかもしれませんね?こちらもプライドがすべての事を台無しにしているのです。
あーーーー・・・自分、プライドなくて良かった。私って本当にないんです。意地はありますが、誇りって・・・持ち合わせている実感がありません。だから、ゆるい人生を適当に生きていられる~。そして、そーゆー女は源氏の君様に愛してもらえません。・・・ジェンジーといいオスカル様といい・・・飛び抜けた人はプライドが好きですよね・・・うっうっうっ。

ああさて、今回私が一番痺れた場面・・・強風にしなる竹林です(笑)
いいわぁ~~~・・・荒々しい六条の精神状態&それにつられ凶暴性を発揮していくジェンジーを象徴するかのような・・・しかしお目通りして帰路につく頃には、蛍なんですよね!?・・・活路を見出し、気持ちが落ち着いたという事なのでせうか?
蛍・・・まぁとにかく一日一回出しとけアイテムです。
次にグッときましたのは・・・はい。藤壷の爪弾く琴の音色に涙を流すジェンジーです。
・・・会長・・・ここ、オスカル様のピアノを聴いて雑巾絞りするアンドレと重なりますよね!?絶対重なるはずだ!!姿が見えないから耳を澄ます・・・視力を失って聴覚が発達してくるアンドレのようです。琴の音を聴き、愛する人の無事を喜ぶ・・・健気で一途なジェンジー・・・しかし、そんな切ない想いが一定量を越えて爆発したのか六条をモノにしてしまいます。やめときゃいいのにーーー!!!

・・・藤壷を思ってあれだけさめざめとしていた人が・・・ハンターにスイッチする瞬間!・・彼の中で何が起きてあ~なるのでせうか!?次回以降の泥沼が気にかかります。出崎のジェンジー・・・順調におもろいでっす。苦しみの人を夜中に高みの見物。いい楽しみができました、人生幸せだーーー!!

 

冬萌様っ!!・・・驚きました・・・一発書き込んで下さったのですね!?嬉しいです・・・ご訪問ありがとうございました~!!あまりに嬉しかったので、私は眠気に立ち向かいます。感動はその時にお伝えしない事には・・・私の場合グダグダになってしまうのです・・・。

冬萌様、蛍のひとですか!?蛍のひと・・・アニオス様しか思い浮かばん。
いやぁーーー私もそこまで『源氏物語』詳しくないんですよ・・・。ただ一応短大で国文科だったのと・・・いろいろ面白いんですよ!登場人物がとにかく沢山出て来ますので・・・現実の人に当てはめてみたりすると物語がふっと腑に落ちる時があったり。まさに《源氏物語占い》のような感じで・・・たとえば「数多いる源氏の女の中で誰に一番共感するか?誰が一番好きか?」なんて事で人柄が分かったりしそうです。自由な現代とは異なりますから、ありとあらゆるタイプのひとが揃っているわけではありません。でも、自分に似通った言動の登場人物が・・・出て来るんです。そこで日本人の普遍性みたいなものに感動しちゃうんですよねっ!!

話題になっているのは出崎監督の新作で「Genji」というタイトルのアニメです。関東では木曜の深夜、フジテレビで放送中ですが・・・(ハミング様に教えて戴きますた~)そちらではどうでしょうか?もし御覧になれる状況でしたら、かなり面白そうですから観てみて下さい!アニばら関係無しに・・・様式美でイケますよん。アンドレマザコン論にも乗って下さってありがとうございました!!そうですよね・・・彼んちはフツーに貧しかったっぽいので・・・ベルナールの母のように優雅に振舞い、蚊のなくような声で歌い、捨てられる事に怯えてる場合じゃなさそうですね・・・。家計を支える為、恐らくブルドーザーのように逞しく働かれたのじゃないかな。ブルドーザーってなぁ・・・。トラクターくらい?いずれにせよオスカル様とちょっとカブる部分はありそうです。




妄想竹がニョキニョキと。 投稿者:ゆーべる投稿日:2009年 1月23日(金)13時12分15秒

「外科室」見ました!サクランボ様のおっしゃる通りでしたよ。面白かったです、てか「面白かった」という言葉もそぐわないくらいの凄まじさでした。のっけから桜の花と見事な枝振り、鳥の囀り…これだけで完璧な作品です。
桜の花は(特に夜桜はそうですが)人を酔わせる麻薬のような力があるから、夫人と外科医にマジックをかけるには十二分なシチュエーション。彼らは目と目だけでイッてしまってますね(^^;)見交わすだけですでに罪というにふさわしい…それだけ濃密な空気が桜の下で交わされているのでしょう。それを9年間胸の内に…お、恐ろしい映画です。俗に言う一目惚れなわけだけど、この場合の「惚れ」が恋のスタートじゃなくてもうゴールになっているところがすごい…。アントワネットとフェルゼンのオペラ座での出会いはまさにスタートだったというのに…。

でも、一目惚れってあるんですよね。私は経験ないんですよ。じわじわと好きになっていく方(^^;)オスカルとアンドレのようにね(殴っ)皆さんの「一目惚れ論」伺いたいものです。

この映画ホントに凄過ぎます。メスを入れる瞬間画面を正視出来なかったよ~(××)だけど、サクランボ様、教えて下さってありがとうございました!こかっち様、素敵なケツアゴ…!目が釘づけになりました(*^^*)不敵な表情がまさにケツアゴアランですね。こかっち様の絵は目が美しいな~といつも思っています。
加藤雅也、私も好きだったりします。彼とは同い年です♪日本人離れ美貌ですよね~目と眉毛の接近具合もトム・クルーズぽいし♪

冬萌様、こちらでは初めまして。最近こっちで暴れてます(^^;)源氏占い、私もやりましたよ~空蝉でした(^^;)「セッ○スに淡白」とあって笑いました。冬萌様のおっしゃる蛍の人って「玉鬘」ではないですか?蛍の光で、御簾の向こうにいる彼女の姿が求婚者に透けて見えてしまう、という場面。アンドレの母上がちょっと男勝りという設定だったらオスカルに母親の面影を…というのはわかります!原作ではまったく登場しないドレママだから妄想のしホーダイなわけで…これによってアンドレのマザコン観も大きく変わって来ますよね。私の中のドレママは、ナールママ(テキトーな略)ほどでないにせよ、女性らしいイメージなんですよね。もちろんある時期から女手一つでアンドレを育ててるんだから多少はたくましかったんだろうけど。
この話面白いですね。追求してみたいもんです。




こんにちわ。まだ昼間。 投稿者:KOKACHI 投稿日:2009年 1月23日(金)15時12分52秒

さくらんぼう様~~また「源氏」のご高察読みに来ました。皆様にもお会いできて感激です。文字数、管理画面で見てみましょうか?かなり書けまする。サクランボ様の書き込み量は満たされるはず。それより体の方が持つか?何なに?そんな年寄りでないから大丈夫だ?というよりね、気迫だよね!凄いよ!前に仲良くしていたバンド系の男性のネッター、インターネットで知り合った人も凄い量書き込みしてました。やはり、teacupで。その方も自身の思うことがモリモリでしたから掲示板に来る人を飽きさせることなく。。媒体テーマはバンドと格闘技でしたが。

サクランボ様のお気持ちのみで「お部屋」はいらないのです。何故かというと・・・この溢れるばかりの書き込み、しっかと皆様に読んでもらわな~~~<と言うより一度で読めんぞワタス。だから過去をたぐって読む意識で絵もその時、また巡ってくるだろーし。いきなり現れたり、思わぬものに遭遇!って何か楽しい~と思うのはワタスだけ?
あと、シンプルな「THE掲示板」に熱い内容。意味があったんですね~アルフィーの正式バンド名でしたね。わかりました!

ベルナールとアンドレの母の考察、マジに追及したいです。なりたいのはどっち?う~~ん。。。たくましき母か、儚い母か・・・両親の記述的箇所がアンドレは無さ過ぎママンへのこだわりがベルナールはあり過ぎ。アンドレには父親と母の存在がほどよくミックスされて結局、こだわりもなくなったのかな。それなりに幸せだったし、親、よくしてくれたからしょうがねえかな~次の環境で頑張りしょうみたいな。でも・・・オスカル様の第一印象が母性でなく、かえってソレが良かったんでしょうか?




おばんです(私の事ではない) 投稿者:冬萌 投稿日:2009年 1月23日(金)21時39分21秒

またまた来ちゃいました。その源氏アニメ、やはりこちらでは放送されてないようです(T_T)いずれBSフジでやらないかな~そしたら観られるんだけど。
会長、そうでした、その玉鬘です。確か光源氏と絡まずに他の男と結婚するんですよね(単なる聞きかじり)うーん、確かに私、イケメンやプレイボーイタイプには靡かないから当たってるのかしらん。いずれにせよ蛍とは縁があるなぁ(^^)近くに蛍川と呼ばれる川はあるし、近くの海では蛍烏賊が捕れるし(そんなに近くないけど)おそらく私がエロ班長と呼ばれてるから当然のご縁なのでしょう…だって蛍の場面って、ねえ(^w^)

ドレママ、多分、単に男勝りではないでしょうね。女らしさはしっかりあるんですよ。だからこそアンドレはオスカルの中の「女」に、いち早く気づき身にしみて理解し、あの「てめえらにオスカルの女らしさがわかってたまるか!!」というセリフに繋がるのではないかな~なんて思うのですよ。
ああ、サクランボ様、貴女の作品にも触れず、こんな話ばっかりでゴメンナサイm(_ _)mしかも私が語ると限りなく原作寄りになってしまいます(;^_^Aアニドレだとママのイメージも、また違うのでしょうか!?こうして人様の掲示板にアレコレ書き込んで盛り上がるのは某Mというサイト以来です。なかなか楽しいッスよ(^^)

 


本日は朝にカキカキします。 投稿者:サクランボ投稿日:2009年 1月24日(土)08時47分27秒

(略)私も好きですよ~~~!!加藤雅也とうちの旦那、高校同じなんです。雅也の方が8期先輩なんですが…奈良高校の陸上部だったらしいです。なんか人づてに「加藤雅也に会わせたろか?」とか言う輩もいたらしいのですが…無理だろ。一時は真面目に色めき立ち「会いたい×5!!」だったんですが…やはり無理でした。カッコいいですよね~…眉毛と目の接近具合がクルーズ(笑)!そうそう!!おっしゃる通りです!!日本人離れした容姿ですよね~背も高いし。…でも、彼って…どんなにハンサムでもどこか垢抜けなくないですか?洗練しきれてない。…そこがまたいいんです~!!!
はぁはぁはぁ…今ものすごい加藤雅也数値アガってます…『マリリンに会いたい』の超絶ダサダサの彼もいいですよ~!男は完璧に仕上がる前の方が隙があっていいなぁ…私の場合はですが(笑)。

加藤雅也で結構行数使いました。で、会長~!!!『外科室』レポ、ありがとうございました~~~!!!…さすが表現がウマいです…感動しちゃって今度DVDあったら買いに走ろうかなと。いいですよね~…あのような修羅の坂、自分は決して登れませんが憧れはあります。どんな瞬間なんでしょうね…その瞳が合った運命の一瞬。「あ、決まりだな」と分かるものなんですかね…。吉永小百合と加藤雅也って年齢でいったらとても恋人同士って組み合わせじゃないのに、まったく違和感ないところも凄いんですよ…役者ですよね~…洗脳されます。サユリストって言葉が分かる感じ。女優さんって本当オバケですよね(笑)!
『外科室』は封切り当初、短編だからどんな時間帯でも一律千円で観れたんですよ~。これも新鮮な試みで。玉三郎氏は収入とかそーゆーゲスな観点に立ってなく、本当に美しい…ニッポンの映像美みたいなものに気軽に触れて欲しかったんですよね。あの世界観は舞台劇じゃ無理だし…、でも、はい。とても気軽には観れません。ズドーーー‥ンときますよね。もし入手可能でしたらまた後ほどカキコします(一度ハマるとしつこい私…)。

で、で…一目惚れ論にも参加させて下さい!!話し出すとクソ長くなりそうなんで、これも後ほど~…。会長!振って下さってありがとうございます。

冬萌様~再びのご訪問、ありがとうございます!!私のヲタク作業なんかは構わず無視して下さい。本当に気にしないで下さいよっ!あれは別にホメられたくてどーこーなものではないのです。もう何かやってないとアニばら熱が沸騰し過ぎて危機的状況なので、自慰行為なのです(爆っ)!だから放置されてても全然大丈夫っすから。お好きな話題で盛り上がって下さいまし。アニばらアニばら言うても…やはり原作あっての世界です。二人の母…そして二人の息子…どんどん掘り下げませう!

こかっち様~!!!いつもありがとうございます…本当に感謝しております。こかっち様が振って下さる話題もツボだらけで…もうテンパりが止まりません…。あのですね~…私が話すとどうしてもアニばら寄りになりますからアレなんすけど…私は考えるオスカル、アンドレは【ファザコンとマザコンのカオス…炸裂する火の玉】といった感じでして。これも非常に普遍的なテーマだと思うのです。娘は父親に執着し、息子は母親に固執する。それで、あそこの二人は強烈にそれが出ています。『ファザコン、マザコンのまさに天下一武道会!!!~死闘を告げるゴングが鳴る時…あり?相殺された!?~』みたいな(笑)?…アホな私はこれについても突っ込んで語り尽くしたいものです。是非お付き合いを…して戴ければ嬉しいです!凍結中のB中隊やおいトークと共に…!!あ~…時間切れです!また夜にでも、アホ言いに参ります。皆様、本当に熱い書き込み、ありがとうございま~す(嬉し泣き)!!!



源氏は雑巾を絞らない。 投稿者:ゆーべる投稿日:2009年 1月24日(土)13時01分8秒

一目惚れ論、ぜひぜひお聞かせ下さい~~(*^^*)ちなみに私の好きな女性キャラは「朧月夜」です。もともとはこのアニメ、「源氏物語」ではなくて「あさきゆめみし」のアニメ化という企画だったんですよ。でも版権の関係とかでぽしゃってしまい、大和和紀さんではく紫式部さんの原作をアニメ化、ということになったんです。もっとも場面やセリフの所々に「あさきゆめみし」を意識してると思われるところがありますが。「あさきゆめみし」自体、源氏物語の原典にかなり忠実だし、かといって古典を漫画にした時にありがちなぎこちなさがないんです。ぜひ再度ゲットされることをお勧めします(^^)

冬萌様、そうです!玉鬘は源氏が懸想して来るのをかわしている間に、髭黒の大将に無理やりナニされて彼の妻になってしまい、それなりに幸せになりますよん。

こかっち様、アンドレの両親論、うんうんと納得しまくりです。そう、彼の幼少時代は小さな幸せで完結していたのだと思います。「次の環境で頑張りましょう」…そうなんです!ジャルジェ家のあの階段で彼女を見上げた時に彼の第2の人生が始まったんですよ~。

第二話「六条」。出た~(^_^;))))
生き霊となって夕顔などに取り憑いた女性ですね。強風でしなる竹…私もおおお~っと思いました!多くの視聴者はこの女の恐ろしさを知っているので、その先入観を見事につっついてくる演出ですよね~。こういうヒタヒタとこわさを感じさせる情景描写、大好きです。この描写もまさにオリエント~♪
サクランボ様と語りながらふと思ったんですが、六条御息所の悲劇は二つあったと思うのです。一つめは彼女が源氏にとって、いわゆる「気晴らし」の女性たち(第二話の冒頭に出て来たような)でもなく、究極の女性である藤壷と同じ「聖域」にも入れられてなかった、ということ。気晴らしにするにはあまりにレベルが高く、かといって藤壷の代わりにはなり得なかった(源氏はそれを期待して接したのでしょうが)。この中途半端さが彼女のプライドを最後まで揺さぶり、悲劇を生み出したのだと思います。これは源氏の罪。二つめは、六条自身の教養とプライドの高さが、彼女の中にある嫉妬心や欲望を押え込んでしまい、歪んだ情念となってそれが生き霊を生み出したということ。六条は「嫉妬深い女」というイメージですがそうではないんです。いわゆる「嫉妬深い女」であれば生き霊なんていびつな姿にはならなかったはず。これは六条自身の罪。

ベルばらの「外伝・黒衣の伯爵夫人」でロザリーが「自分は本当は嫉妬や欲望がいやらしいくらい心の中に混ざり合っている」って独白する場面がありますよね。彼女のようなタイプは要注意(^皿^)生き霊黄信号がついています。まあロザリーは自覚してるだけ大丈夫かな。アニメロザリーは憎悪などの負の感情をけっこうあらわにしているから、生き霊濃度は少ないですね。

それからサクランボ様~アンドレの雑巾しぼりですね!!(≧▽≦)!!25話ですよね。アニオス様女装の前。あの場面好きなんですよ~あの時の作画、指の影の部分まで劇画チックに描かれていて、じゅわ~~と雑巾からにじみ出る「汁」も情念交じりで濃そうでしたね。ちょっとコワイくらい。おリボンアンドレの穏やかな表情の下に「男」を見た!みたいな。涙でなく、雑巾汁を流させた出崎さん、あっぱれです。草むしり雑巾しぼりと紙一重(一応五七五)。





ハンターヒカル  投稿者:しい 投稿日:2009年 1月24日(土)15時38分44秒

やいや~久しぶりにお邪魔したらこの盛況ぶり
ジェンジーとべルばらとの思わぬ面白ろ語りに腹がよじれそうだ~

え~まず出碕ジェンジー・・・第2話オープニングのけだるい静と対象的にラスト...
ハンターヒカルに豹変しておりましたね
川辺にホタルも飛び交い一人ほくそ笑んでおりました
それからマザコン論なるほどです~若干9つで藤壷の女御を半オチさせたとはいえ、やはり潜在意識の中にはマザコンの影があると(笑)
月に一度、必ず琴の音を聴きに行ってしまうそしてその目には涙がキラッとな〓
藤壷の女御を『女』として恋い慕うのと無意識に『母性』を求めて恋い慕うのとこの感情の絡み合い切れないスパイラル・・・ううっ・・・
ぐぐるしい・・・苦しめば苦しむほ~ど愛は愛は深ま~る~

そして、サクランボ様の源氏考察
おっしゃる通りですよ!
あちこち辿って最終的に物凄い悲しい思いをして結局どなたが最愛なのかわからない(o・ω・o)?安息の地に辿りつけないまま・・・
元祖鬼畜・・・紫式部・・・この辺り出碕ジェンジーがどうなっちゃうのか非常に興味深いっすねぇ!
そして我等がアンドレ間違いなくマザコンでしょう!
あのばあやの娘ですからねアンドレママンは(笑)けっこう肝っ玉のすわった人だったんじゃないかと推察いたしております!
絶対失っちゃっイカンとアンドレがねぇ、あれだけオスカルさまに固執したのは幼少期にママンを亡くした事が一因かなぁと


ゆーべる様
じっくりアニばら語りですかキャー光栄です♪
サクランボ様にカミングアウトしておりましたが・・・ワタシはアニドレファンでございますアハハッ!

さて、ゆーべる様のジェンジーとアニばら桜の考察・・・ホォ~っと感心いたしました!
アニばら第1話波瀾万丈の第一歩を歩み出す二人に舞い散る桜・・・おフランスなのに何故桜?と思っておりましたが・・・
なるほど~薔薇は美しく散るもとい桜は美しく散ると!いやいやそうですか勉強になります
オタク心をガッツリわしづかみされましたよ(笑)
それと、オリエンタルは水気が多いのご意見・・・ええ!ワタシもそう思います!
なんですかね、これは気候の違い?湿度によって濡れ場の水加減って変わってくるようなそんな気がいたします…

こかっち様
B中隊アランだ!そしてまた『男汁』!ジェロでなくこの人を選ばれるあたりツボをしっかり押さえていらっしゃるわ~
搾り出せ男汁!ほとばしれ男汁!男汁…ばんざ…い…


冬萌様
どもども~こんにちはでございます(^◇^)
小さい頃の環境、育ちとかってその人の人生にけっこう影響及ぼすものだと思いますし
源氏を思うとアンドレの生い立ちってやっぱり気になりますよね~
日本の古典『ジェンジー』と18世紀おフランス『ベルばら』との思わぬ絡み…
まだまだ奥深いですね~♪




完っ全に出遅れました…投稿者:まうまう 投稿日:2009年 1月24日(土)20時04分51秒

GENJI、盛り上がりまくりですね~!
私も好きですっ♪ 私の源氏は、イコールあさきゆめみしなんですが、ひと味違った出崎氏の源氏やいかに!?
皆さまのアツい語りを拝読し、源氏と較べてアンドレの愛がいかに理想的な形で報われたかが…よっく分かりました! 感動と納得の高速回転で目を回しながら、一気に読ませて戴きました~♪
源氏は…、欲しい女が(藤壺以外は)手に入りすぎてしまったのが不幸だったのですね。何でもそうだけど、ホイホイ手に入りゃ~ハッピーって訳じゃないってことか(^_^;)
でも…、源氏の周りの女性が素晴らしすぎるのか、はたまた源氏にそのパワーがあったのか、源氏と出会って不幸になった女性は殆ど出てきません。皆、それぞれ身の程をわきまえて「あなたに愛されて幸せだった」と異口同音におっしゃる。ここが素晴らしいところですね。
余談ですが、私の友人にごっつうプレイボーイの彼氏に長年耐えてる女性がいるのですが、私はいつも「アナタは源氏の時代に生まれてもやっていける」と讃えてます(笑)。

うおっ、挨拶だけにしようと思ってたのに…。ついつい長い。
皆さまには、追い追いご挨拶していく所存ですが、まずはサクランボ様。
ホントに魅力的なサイトの開設、おめでとうございました。
観察日記、楽しくて楽しくて、爆笑しながら読んでます。特にオリジナルの副題!(と言っていいのか) 第4話「女の八つ当たり炸裂!!世界遺産も大ピンチ!?・・・どんなにイラついてもモノに当たってはいけません」(※世界遺産=ベルサイユ宮ですね…) 第8話「待ってました!フェルゼン伯爵!・・・僕ちゃん、ベルサイユを潤しにスウェーデンからやって来ました」などなど、これだけで軽く1時間笑い転げられますっ\(◎▽◎)/!
こちらの更新も、首を長くして待っておりますので、どうか頑張って下さいね♪
今後のチェリブロ(←勝手に縮めるなっ)の末永~い繁栄を、心よりお祈りしています。


★「チェリブロ」と初めて呼んでくださったのは…まうまう様でした!!!!!

以下ゆーべる様のカキコの一部です
「源氏と出会って不幸になった女性は殆ど出でこない」ホントそうです!!これが源氏がプレーボーイでありながら女性読者に憎まれないことの大きな理由です。源氏は目の前にいる女性を誠心誠意愛します。その時その時の思いはうそじゃないんですよね。言い換えると一人の女性を目の前にしている時はその女性が世界唯一の女なんですよ。他の女性のことはとりあえずスコ~ンとオツムから抜け落ちてしまう。だから彼の言葉にはウソがない。そのご友人、ある意味ではお幸せなのかな?

ゆーべる様
ホントに、なんて素晴らしい源氏語り…。読めば読むほど胸の深い所へ落ちて行きます!
六条。嫉妬深い人間を最も軽蔑していたのは、他ならぬ六条本人だったのでしょうか。…なんて可哀相な人(;_;)

では、六条は自分をおし殺さずに嫉妬を顕わにしていれば幸せになったのか…、それもまた違いますね。欲望の強い人は、どの道破滅の道を辿ってしまいます。
私が思うに、源氏の登場人物で幸せになれたのは、自分の分をわきまえ、自分の運命を受け入れることができた女性ばかり。
私が最も尊敬している明石の君などは、本来の身分よりもう一段低い場所に自分を設定してる気がします。
これ、簡単なようで、普通の人間にはできません! 芸能界でも同じ。「自分のポジションを、実際より低く考えられるヤツは、この世界で生き残れる」と島田紳助が言うてました。(突然テレビの話かよ)




源氏物語千年紀~Genji~ 第三夜 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年 1月30日(金)02時47分41秒  

源氏の君様・・・今宵の冒頭もなかなかどうしてエロエロでした。手械足枷もお忘れなく・・・ううっ・・・六条の額ににじむ汗が妙に生々しくて堪らん。彼女、年増ですからね、あまり激しい情事は~・・変に乱れて、じとじとなイメージです(こんな言い草、とり殺されるかしらん)
ああジェンジー・・・早くも精力全開!ヤリまくっておられますが、おカラダ保ちますか??

ってところで、又も忘れぬうちに視聴日記など。今回は私の好きな「夕顔」の章でございます。・・・やはり、「おまえ~・・・愛しいやんかぁ・・」となりました。庭先の夕顔と並べて『可憐』を強調し過ぎの感はありましたが、六条の情念に嫌気がさした源氏の君を落とすには・・・あれくらいのデフォルメ(?)は仕方ないんでせうか?

で、今回は~・・・皆様一斉に突っこまれたと思います!水辺に蛍にバックは銀河・・・アニばら37話とカブり過ぎちゃうかぁ?出崎のラブスィーンって意外と・・・ワンパターーーーン!!!・・・と言うか、なんでもかんでもこーなるのではなく、なんと言うか『いじらしく果敢ない恋』みたいなのを表現する時に、このパターンになるような気がします。「おにいさまへ・・・」で薫の君と辺見さんがちょっと似たような雰囲気あったような気がしますし・・・。ちゅうか六条にしろ夕顔にしろ水の中でのエッチはいいなぁー・・・。まさに濡れ場ですね、先を越されましたが私も妄想絵描きたかったんです・・・勿論ケツアゴとアニドレで。嘘です。アニオス様とアニドレで!どうせ下半身ビショ濡れ(ヘンな意味じゃないですよ)なんだから、いっそ浸かっちゃえ!森林で水浴びするのです。出勤前に。

すいません脱線しますた。で、今回は・・・夕顔以外の女は皆怖かったですね!つっても六条と葵の上しかいませんが。こんな女人に鬼の形相で睨まれたら息抜きしたくなりましょう・・・二人は直接源氏に怒りをぶつける事こそしませんが、内に込めた怨念が怖すぎます。陰湿と言うか・・・。
そこで、また私の浅い源氏物語観でモノを言いますが(どきどき!)たとえば夕顔がとり殺されずに源氏とお付き合いを続けていたとして、捨てられる時が確実にやって来ます。捨てられるという表現は語弊がありますが・・・自分が一番ではなくなるという意味で。で、その時にですねー、彼女ならそっと身を引くと思うんです。最初から過剰な期待はしない人なので、なんというか常に覚悟が出来ている状態ですし・・・源氏を本当に愛してたと思うのです!愛してる人がそーゆー性格なわけだから何が起きても仕方ないと言うか、少なくとも分かりきった事で男を責めるような事なしなさそうなのです。それはある意味とっても寂しい事なのですが・・・そーゆー健気さに源氏は魅かれた。自分は君の思うような男じゃないよ!お願いだから信じておくれベイビーーー!!!と、必死こいたと思うのです。蛍を見せたいとわざわざ山奥の隠れ家に連れていき、運命のひとは君かもしれないとかって究極の台詞を御見舞いし、とどめに「ずっとずっと、この幸せを続けよう」なんて~・・・短期間に贅沢し過ぎると、死にます。てか・・・アニばらは別に蛍を見せたくてオスカル様を森に連れ込んだワケではないけど・・・あの交じり合う光の演出は永遠不滅ですね!!「俺たちもそろそろ合体してみてはどうだろう?」というニュアンス満点でございます。またまた脱線しましたが・・・要は自分のプライドにこだわってギャーギャーわめいた揚句、完全なる妖怪化してしまうなど・・・六条や葵は本当に源氏を愛していたのかどうか分からん!と言う事なのです。浅いでしょう!!!どうだ!?・・・嗚呼~、あたすはまだ若い(笑)。

と言うわけで・・・愛する女がアッサリと死んでしまい・・・源氏と同様、私も打ちひしがれております。。。この後は・・・末摘花の登場などを心待ちにしようかと。

今回のジェンジー語り。演出面より己の意見であーだこーだ言ってしまいすみませんでしたっ!ぺこり。




源氏物語千年紀~Genji~ 第四夜 投稿者:サクランボ投稿日:2009年 2月 6日(金)18時19分17秒

今宵は『藤壺』の章です。「…っか~~~!!!これ監督してんの間違いなく出崎だよっ!アニばら作った、あの男だよっっ!!」と絶叫してまいそうな程に…アニばらっぽい仕上がりだったと思います(笑)…監督…30年前と《萌え》変わらないんですね~(^▽^;)。
特にアニばらとカブった箇所
→藤壺が大願成就?のお礼参りに行く際の川岸描写が…37話の蛍場面のそれと激似では!?瞬間芸ですがヤバいくらいに萌えました…(笑)
→思わぬ再会に驚愕し、灯を落とし炎上。炎を挟んで激情をぶつけ合う様が…出崎登板の凄まじさをいきなりで120%見せつけた19話の…ロザVSポリの場面に~これまた激似です!炎の前で…燃えきれないジェンジー!激しい後悔の様子が、結構キテましたねぇ。
→あと…え~と、え~と…何処だったかな!?

とにかくです、私は藤壺様のお声に猛然と萌えるのですけど!!!これっモーレツヒットです~…今でもこのような美しい声を出される声優さんが、おられるんですね…若い頃の池田昌子さんにちょっと似ています。永遠に錆びない、知的で官能的でお優しいお声に…夕顔忘れて心底メロメロやで~~~…(源氏と同化)
美しくなられた…逢わない間に、貴女は罪な程に美しくなられた!もう理性捨てます。御簾も一線も越えてやるーーー(T◇T)!ちゅう源氏の気持ちが、分かり過ぎました…。


夕顔の死で精神を病むまでのダメージを受けた源氏は…やはり彼女を特別愛していたと思うんです!自責の念もあったと思いますが(あとホントに悪霊のお裾分けもあったかも)それだけではあれだけヘコめないと思うわけで。しかし…そのダメージですら、藤壺へ向かう助走になってしまうんですよね。一度壊れて、ジェンジーってば進化しちゃったみたい。

そりゃそうと病鉢巻き姿の源氏…ジャパニーズのビョーキっぷりを遺憾なく出してましたね~(笑)若紫に微笑むお顔も…まだビョーキ中だからでせうか、アンタ気持ちわりぃよ~…ありゃ素敵とか爽やかとかとは明らかに異なると思われるのですが、杉野氏の作画はたまに分からん。

そういえば!ナレーションのあの人…紫の上だったんですね!私としたことが全く気付いてませんでした。アニばらみたいに【ナレーションの人】が喋ってるんだとばかり…あ~読みが浅い(泣)


ところで、巡り巡る自然の力強さ。今回も桜の描写、むせ返るような色気がありましたね…確かに魔力を感じましたよ!…紅い戦闘服で想いを遂げに走るジェンジーも。ストーカーっぽいところが大いに期待させましたっ!嫌いならばストーキング行為は震撼ものですが~、アニドレといいジェンジーといい…是非とも襲われてみたいっ!!!
「イケませんイケませんっ!」なんつって、なんちゅ~…ラクラク脱げる十二単なのだろう!?そして…そこで『待て次号』は…そんな殺生な~でしたね…
来週見せてくれるのでしょうか?藤壺様が自前のハチミツを源氏の君様に差し上げてしまうところ…ここ一番の濡れ場を30分タップリ見せて戴きたいと思います。
予告シーンでは何やら戦っぽかったですが…「きゃあ~~~」な藤壺様…ちょっと楳図かずおのキャラクターみたいだったから、来週怖いなぁ(笑)!




源氏物語千年紀~Gengi~ 第五夜 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年 2月13日(金)02時18分58秒

さて♪第五話、今宵は『宿世』です。OP前の掴みのコーナー、ここはやはり濡れ場でナイト。源氏物語随一のイケナイ情事の場面です。しかし注目すべきは…キャラよりもむしろ背景屋さんのお仕事だろうて!!大雨の中、俯瞰でみる川の姿。その蛇行具合といい、重苦しく湿った雰囲気といい……ここってセーヌ河~~~!?アニばら20話、もしくは39話、見事に入りましたぁ♪
出崎さんよ、渋く萌えさせてくれてありがとう…(〃▽〃)。
絶対好きですよね…この感じ、トムス(私は永遠に東京ムービー新社と呼びたいのですが…)のスタッフは、絶対にこの感じが好きなんです。河川って自然のものであって自然じゃなく。なんと言うか…【境界】なんですよね。踏み越えてしまった時間や歴史や男女関係や、そーゆーものを表現するのに凄くマッチしています。河川のある土地でのドラマは盛り上がる…パリにはセーヌが流れます。日本にも多いですね。うちのまぁまぁ近くには相模川が流れます。
脱線しましたが、アニばらとジェンジー…熱く気怠く、流れまくるヲタクのブルース…たまりましぇん。ちゅうか…今回、主役の光の君は、これで良かったのでせうか?なんとなく、消化不良気味でした。藤壺と、あらゆる意味で向き合えていない感じがしたのです。が…後半の『雪原にて…愛の逃避行。陣痛de妄想編』での一発「ぅぉりゃあ~~~!」な光の君で、万事OKなのでせうか…?そりゃそうと藤壺様、心配したほど楳図キャラではなく…良かったです(笑)。しかし…私はドラマでも何でも、出産シーンを観るのが苦手です。猛然と恥骨が痛むのです。己で経験した時、見事にカチ割れましたので…分娩ほど恐ろしいものはこの世にありません…。藤壺様よ…よぅ頑張りなさった(T_T)。誰の御子であろうと、生み出された貴女は素晴らしいのです!!

ってところで、来週出てくるイカれた様子のネエちゃんは誰ですか!?パーマネントにリボン付けとった(笑)。きゃーーー…今週は控え目に…このくらいで




無沙汰致しました~m(_ _)m 投稿者:まうまう 投稿日:2009年 2月13日(金)21時40分55秒

さて、Genji第5話。ドカーンと来ました。藤壺の生きざまがあまりに壮絶すぎて…、戦慄が走りましたよ。震えが止まりません。しかしアレですね。女が素晴らしいと、男の未熟さが引き立ちます。今回の源氏は、ひたすら可哀相なカンジ…(^_^;)源氏は、衝動とはいえ自己責任で垣根を越えたつもりだったはずです。なのにヤられちゃった藤壺が、被害者ヅラするどころか、罪はすべて自分が引き受けると…、アンタはもう何もやってくれるなと…。潔すぎる宣言をし、源氏に1ミリもカッコつける余地を残しません。しかも藤壺…、その一方では源氏と手と手を取って逃げることを夢見る、いじらしい一面まで見せてくれて(ToT)…パーフェクトですよ。人として完結してます…。苦しいことを一人で処理する覚悟を、常に持っている女性なんですね。
いや~…。究極のものを手に入れてしまった罪の代償を、今回イヤというほど思い知らされましたよ。マジで冷や汗が出ました(笑)。

サクランボ様の説は面白いです。そうかぁ、河は…境界線なんですね!確かに。今回ハッキリとそういう描写で描かれてますね。越えてはならない河がある。越えてしまえば…ツンドラのような孤独が待ち受けるだけ。怖いです。サクランボ様、相模川は…越えるものではありませぬよ。くれぐれも今の生活をお大切に…。(恐怖のあまり自分を失ってるので、発言がヘンです。どうか気になさらないで下さい)




源氏物語千年紀~Gengi~ 第六夜 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年 2月20日(金)02時17分17秒  

えーーー…今宵の第六話、タイトルはズバリ『会長』でした。…嘘うそっ(^^;)!『朧月夜』で~す。

てか‥ありゃどー見ても来生泪さん…?キャッツアイの。泪ネエ…平安時代で一体何をやっちょるかーーー!?…作画が同じ人だと、こうも似るものなんでせうか?
ちゅうことで…今回は東京ムービー新社のスマッシュヒット『キャッツアイ』モードでイケイケな…【即戦力ジェンジー】です(笑)!
彼ってば、現代をショボショボ生きる男からしたら、まことにすっげえ~羨しい…チョ→絶倫クンでありますね…いや、何を今更なんですが…本当に、今宵はその部分を(改めて)噛み締めました。

気味が悪い程に美しい舞で、宮中殆どの人を酔わせた光源氏ですが…ご自分はフツーに酒に酔ってる模様。足元がおぼつかずフラフラと倒れ込む程に…酩酊状態なのです。しかし!どこぞの大臣とは鍛え方が違いますよ。女の匂いを嗅ぎつけたら…シャキーン!!立ちます。いろんなところが。
いや~…扇の主を追いかけていくところなんか…「わーーーい♪」って感じじゃないですか…オネエさ~ん!住所と電話番号教えてーーーって、おまえ諸星あたるか??
かたや藤壺様は‥あくまでも帝の心中を慮り、涙を禁じえない地獄の宴だと言うに…
ジェンジーよ、ちみの辞書に【再起不能】の文字はきっと無かろう。ハァーーー…

しかし朧月夜さん、すこぶるアグレッシブな女人ですね~。なんか…崖っぷちに立たされた人のパニック半分、奇怪な行動と見えなくもありませんが…朧月夜のこーゆー心境は、私にも分かりますよぉ~……好奇心旺盛で行動派な人にとって入内とは、墓場へのバージンロードみたいなものでしょうから。せめて開通工事には…心ときめく男をおくれ~!!と言う非常に切羽詰まった心境だったかもしれません。
…すみません…朧月夜ファンでいらっしゃるマドンナ会長、怒ってますか(T▽T)?あ、あたすも朧月夜キライじゃありませんっ!どちらかと言うと好きなんですよ!!友達だったらさぞ楽しいだろうなぁ♪と思いますし…いろいろと。テンション高い人は好きなんです。しかし…今まで特に注目することなく来てしまったので、語れません(ノ_<。)゜。゜。…もし良かったら、『朧月夜の魅力』について講義して下しゃい…お願いします…。

しかし、ジェンジーは…だんだんと濡れ場がアケスケになってきとりますね!?朧月夜の「ああっ!」とノケぞって感じなさるお首の白さ、せくしーで豊かな乱れ髪…本当に泪さんっぽいんですけど(笑)。ピンクリボンで辛うじて、別人であると判ります。




刑事プリオ(懐) 投稿者:まゆすけ 投稿日:2009年 2月20日(金)16時24分40秒  

予言とは、“当たらないから”予言と言われるんですよ(´▽`; )  当たるものは『予知』と呼ばれるんですから。私も子供の頃は毎年「今年こそは富士山が噴火する」と聞きながら育ちましたが、一度も噴火してません……。予言者とペテン師は紙一重と信じております!?
しかし冗談抜きに揺れてくれるので、そろそろX dayなのかしら、と神経を尖らせていたりします。

それにしてもサクランボ様! 私にモーリッツを振ってくださるなんて♪ いいのでしょうか? まぁまぁ☆何処までも語っちゃいますよ(*^▽^*)
モーリッツは、惚れさせるキャラではなくて、愛されるキャラなんですよね。イザークに嫌がらせといっても、彼自身が率先した訳ではありません。モーリッツはあくまでも自身の才能でイザークに勝ちたかったんです。嫌がらせの数々はイザークを困難に導きましたが、モーリッツにしても同じ土俵に立てないまま自分の限界に気づかざるを得ない状況に追い込まれていたんですよね。とどのつまり、みんな大人(親)の都合に振り回されていたんです。
でもね、私はモーリッツのお母さんは憎めません。モーリッツがピアノを弾いていたのは単純に好きだったからですよね。誰かに強要されているんじゃないし、会社の宣伝に使われているのでもありません。とにかく息子が可愛いから手放しで好きなことをさせてきた………そんなところです。彼女には芸術を理解できなかったかも知れません。「うちの息子も上手ですから、ちょっとくらいはチャンスをくださいな」みたいなモノなんです。なのに、いつもいつもイザークばかりだから腹が立つんですよね(^^ゞ 学校がえこ贔屓してると考えても無理はないですよ。息子が世話になってるから沢山寄付もしているのに、息子が蔑ろにされるんだったら寄付なんかしません! わかります、わかります←すげぇエコ贔屓☆
学校側もイザークの才能を守りたいならモーリッツが学校を辞めて寄付がなくなろうと、モンスターペアレンツの言い分をつっぱねればよかったのです。天才ピアニストを輩出する名誉が欲しい、でも正直に金も欲しい。そしてイザークだけにしわ寄せが・・・。
モーリッツと言えばフリデリーケへの初恋ですかね……。不器用でしたけど、真剣に恋したと思います。でも住む世界が違いすぎたんです。モーリッツの常識が一切通じないんですから、苦戦して当然だし、ましてやフリデリーケにとってのモーリッツは兄を陥れようとする極悪人。それでもモーリッツは諦めません。脅して宥めて追い込んで、全てを拒絶されたまま最悪の形で終わりました。
私はこの時のモーリッツが泣けるくらいに好きなんですよ。無力感と罪悪感に苛まれながらも自分を真正面から見つめたことが、彼の成長に繋がってますよね。
2部のモーリッツは更によかったです(T∀T) なんですか? イザークとのあの打解けぶりは。周囲の邪魔さえなければ二人は実に理解し合うじゃないですか。この辺に『オル窓』の別のテーマを見ているのは私だけではないですよね。
『オル窓』は少年たちが大人になっていく物語なのです。激動のラブロマンスを堪能するなら3部を読むべきですが、「ロシア革命を描きたかった」という池田先生がこれを後回しにしてイザークの栄枯盛衰を描いたのには絶対に意味がありました。リアルに年をとってもいいんです。どうせ中年のモーリッツは外伝でちょこっと、しかも遠目でしか登場しませんから、これが黄桜のカッパみたいでも、もうどうでもいいんです。
大人に揉みくちゃにされようとも彼らはいつしか自立し、そして自分の人生を生きた。これでいいんですよ。それが出来た者と出来なかった者が描かれているんです。それを端的に体現したのがイザークとモーリッツじゃないですかねぇ。

はぁぁぁ~・・・スッカリ語ってしまいました。気持ちイイ~♪

気分がよくなったところで本題です(!???←今までのは余興??)
『ザ・ビーチ』は賛否両論の問題作だったみたいですね。タイタニックのディカプリオを期待した人には衝撃だったでしょう。ローズを守り抜いて死んだ(らしい)ジャックが、今度は軽佻浮薄なテキトー男になっちゃったんですから。汚ったならしい顔で虫とか食べてるなんて……見たくないんじゃ?? 挙句に脱走の足手まといだからと瀕死の仲間に止めを刺してます。監督さん自身「レオ様にダーティーなイメージは相応しくないかもしれないけれど」と言ってます。でも、出演する作品を選べるようになったディカプリオは、基本的にこんな役しかやってません。『キャッチ・ミー・イフ~』はディカプリオ自身が映画にしたくて“ 監督にスピルバーグを起用”したので話題になりましたね。
ディカプリオの作品で一番気に入っているのは『太陽と月に背いて』です。壊れっぷりが………ディカプリオでなければ出来ませんね(*^_^*)
しかし、こんな作品にばかり好んで出演している為か、仰言る通りに“無冠”なんですよねぇ・・・。せめてデ・ニーロと同等の評価はして欲しいですね。

ちなみに、私は特にブラピのファンという訳ではないです(^_^;) でも演技が安定しているので観ていて安心して楽しめるんです。ブラピの作品だったら『ザ・メキシカン』がよかったと思います。掛け値なしのエンターテイメントで、『ダイ・ハード』級の面白さでした☆
『ジョー・ブラックをよろしく』ではアンソニー・ホプキンスが光ってます。彼と対等に張り合ったブラピもすごいと感じましたけど、やっぱりホプキンスを観ちゃいます。
俳優個人に萌える事は殆どないんですが、映画を観るのは好きなのです。最近はなかなかゆっくり出来ず、TSUTAYAにも行けません。うう、寂しい・・・
『オーシャンズ○○』も贅沢に役者を使っていますけど、役者の競演を観るなら『スリーパーズ』がお奨めです。




諸星ひかるよ何処へ行く♪投稿者:ゆーべる 投稿日:2009年 2月21日(土)13時51分54秒

はいはい~今見ました。ジャジャ~ン♪ジェンジー・ステージ6。
夕べPCを付けっぱなしで寝てしまい、あたる源氏が「わ~い♪」と泪ねえさんを追いかけていく場面の後くらいで記憶が…(^^;)その後は子供たちが見届けてPCを落としてくれたようです。いい教育で…はは。
サクランボ様の書き込みを先に拝見していたおかげで、数倍楽しめました!おおお、これがあの場面か!?って感じで(*^^*)「おわ~ここが諸星あたるか☆!」と分かった時は嬉しかった~(でそのあと睡魔が↓)

まず朧月夜のファンキー振りが一番ぶっとんでましたね。泪ねえさん…そうそうっ上手い!レオタード着せて躍らせたいですね~。視聴者の皆さん鼻血がっ。
彼女は他の女性キャラと違って「いけません」「そんな…」と戸惑う場面ばっかじゃなくて、自分の意志で進んでいく所が平安女性としては異色だし、ある意味現代的。だからといって情が薄いわけではなくて、入内後は夫である朱雀帝に誠実に仕えているし、源氏のことも心から愛しているんですよね。ただのアバンチュールの相手ではなくて。なんかもう、シッポまであんこの詰まったたい焼きのように、ぎっしり中身のある女性なんです。
そしていつも男の予想を一歩先取りして行動しています。例えばラストで源氏が入内を勧めた時、朧月夜のやつ 、わんわん泣いたあとにケロリと「入内の準備をします」と。悉く男の予想を裏切るリアクション。まあいわゆるネコ型ロボット、じゃなかった、ネコ型女、小悪魔ですね。で、ここぞという時には「こいつ、しっかりした女だ」と感心させる深い配慮を見せる。男心をつかむ恐らく頂点といっていい域にいますよ~彼女は。彼女が好きなのは、共感というより「なってみたいイイ女」といったほうがいいかもしれません。
そして最後はあっさり出家してしまうあの潔さ。朧月夜は女汁たっぷり撒き散らしながら、その思考・行動はこの上なく男らしいです。薫の君なんかよりよっぽどハンサムだよ、朧月夜は~~ \(^o^)/

思わず熱くなってしまいました(^^;)
だんだんと回を重ねるにつれて出崎節が濃厚になってきましたね。透過光のもとうつむいて苦悩する男性キャラなんか、もうベルメンズそのものだもん(やっぱこれはうれしい)。
今回は源氏の美しさが特に目につきました。青海波を舞う源氏と頭の中将、もう垂涎寺あきこでした、私(^q^)それから従者に「扇の持ち主を特定出来ない」と言われて沈む白装束の源氏。スキのある首の見せ方…これって801の受けキャラの要素まんたんですよおおおお……す、すみません…サイトの趣旨から外れました(^^;;;)

それから紫の上とのツーショット、身長差有り過ぎ!!これって犯罪ですよ。まあすでに源氏は紫に対しては犯罪者ですけどね。へへ。

今回も水のハネる音など効果的に使われてましたね。




おおおおお~~~~・・・ 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年 2月21日(土)23時13分51秒

ま・・・まゆすけ様っ!!!怒涛のモーリッツ及び本題刑事プリオ語り、感極まりました・・・ありがとう、本当にありがとうございます~!!!

『オル窓』、まゆすけ様の情熱的な語りにより・・・むっしょ~に読み返したくなりました。幼い頃に読んだ時、私はひたすらユリウスとイザークに注目していました。オスカル様とアンドレの二番煎じで良かったんです。あのシチュエーションで・・・それ以外ナニを期待すればいいんでしょうか?正直イザークを袖にしてまで追いかけるだけの器量をクラウスに見出せませんでしたし、そんな【脱線】してゆくユリウスには、急速に興味を失いました。青春と激動の時代を鮮やかに駆け抜けたオスカル様を引き合いに出した時、ユリウスは単なる暴走特急でしかなかった。でもそんな中で、オル窓にはオル窓にしかないクオリティーの高さが確かにありました。

私はフリデリーケちゃんがごっつ好きでした~・・・。なんちゅうか、あーゆーキャラに弱いんです。一見「女の敵」みたいに、可憐で優しく出来すぎた女の子ですが・・・それも極めれば感動や尊敬になります。フリデリーケちゃん、彼女が現れるページには目が釘付けになりました。彼女の翻るスカートのヒダ一枚一枚にドラマがある・・・そのように、美し過ぎるひとでした。
そんな彼女を愛したモーリッツ、心ならずも崖っ淵に追い詰めていく彼に対して、不思議と怒りは沸き起こりませんでしたから・・・モーリッツの苦しい葛藤、深い嘆き、再生への静かな闘いは・・・ちゃあんと読者に伝わっているのです。

まゆすけ様のおっしゃる通りです・・・彼と彼の周りで起こる出来事は「分かります、分かります」なんですよね(涙・・)私は、ハッキリ言ってこの世は才能よりも金がものを言う世界だと思ってますから。大枚はたいて思い通りにならない事があるなんて・・・そんな世の中は間違っています!なんて事を本気で考えちゃうんですよ~。モーリッツママはまともです。少なくともユリウスの母よりかは!!・・・気の毒ですよね・・・まったく見込みがないならズバ抜けたモノに対して素直に感動だけしていられましょうが、なまじ可能性みたいなものが感じられただけにモーリッツは辛かったかな・・・と思います。
15年くらい読んでないものでいろいろと間違っていたらごめんなさい~!

大人に翻弄され、苦しんだ元少年たちは・・・自分たちが大人になった時、子供たちに何をしてあげられるのでしょうか?オル窓外伝・・・私はたぶん未読ですーーー。
黄桜のカッパ・・・まゆすけ様の「もうどうでもいいんです」の一言が・・・その言葉とは裏腹に、深々と胸に突き刺さります(笑)時とは残酷なものですね・・・見てないけどなんとなく想像できちゃうよ~~~、わはははーーー!!!モーリッツ最高!!!!


で、次の議題、刑事プリオについてですが。ありがとうございます!!まゆすけ様・・・かなり観てますね!?『太陽と月に背いて』って・・・おっさんとナニする・・・アレっすよね?「ヤバめ」だと聞いていたので前もって覚悟をして再生しましたが、はい。ギャフンとなった記憶があります。タイタニック以前のデカプ~は、今にもキレそうでしたよ・・・。あの容姿を効果的に使い、富と名声を得たいなら「その選択はなかろう」なんですよね・・・。でも、タイタニックこそが例外だったのだと割り切れば、彼の選んできた作品は本当に佳品揃いなんです。中には衝撃的過ぎる内容のものもありますが・・・(「バスケットボール・ダイアリーズ」とか、学校で銃乱射事件とかが起きると引き合いに出されやすいですし・・・かなりダークですよね)デカプ~がアイドルに成り果て自己を見失ってしまわなかった事が今は「嬉しい」と思います。無冠でもなんでも・・・私たちヲタクは観るとこ観て悦んでればいいんですよね。彼自身、そーゆー思想で生きているのかもしれません。
残念ながら『ザ・メキシカン』観てないんです(謝っ)!ブラピは・・・本当に観賞用なので・・・『トロイ』とかを面白いとか思っちゃいました。アンソニー・ホプキンスは好きですよ!!!人食いレクターの大ファンなので相当偏ってますが・・・彼はちゃんと実力に見合う評価を受けていて、良かったですよね。


富士山の大噴火・・・現実化したら世界のTOPニュースですね・・・。火砕サージと粉塵で、駿河の地はたちまち第二のポンペイですよ~・・・
私たちの生きる世界では起きて欲しくないですね・・・どうせあと数百年もすれば別の理由で人類は滅亡でしょうから、その後であって欲しいですね!

なんちゅうまとめだ・・・。。。




朧月夜は幸せな女人ですね…投稿者:サクランボ 投稿日:2009年 2月22日(日)23時49分57秒
 
最高評価ではないですか!!…シッポまであんこぎっしりの鯛焼き様だと言われ、男心を掴む頂点の女だと言われ~…これでは流石の六条も手が出せまい。
いや、ホント…会長にそこまで愛されるとは朧月夜…幸せな女人ですね。
思うのですが、彼女の魅力は天性のものですよね…ただ単に育ちが良いとか、いろいろな事を経験して次第に洗練されていったものだとかではなく。生まれつき強いオーラがあって、自分でもそれをしっかと自覚できている感じです。自信があるんでしょうね…。人の犠牲になるんじゃなくて自分の為に。とにかく納得できるように精一杯生きているから、彼女の生き方は他の女人と比較して清々しく見えるのかもしれません。
「待つ女、待つ女、待つ女…(何回言うねん?)ひとりくらい来る女!」でしたか?新鮮ですよね~~~。こーゆー彼女に好かれるってことは…やはり諸星ひかるって素晴らしい男なんでしょうとも(;_;)
まさに…食い尽くせない程に美味しいあんこギッチリ!美しい鯛焼き様たちでございます。

で、そーそー…若紫、いつの間にかチャッカリ上京してましたね!?いよいよ…いよいよ光源氏の本領発揮!!マザコン+ロリコンの【ハイブリッド型】へと進化します。ごくっ…。
私、大人が子供を子供扱いせずにきちんとした口調でお話ししている姿とかって好きなんですよ~。この時代とかはみんなそうですけど…ジェンジーが「聞き分けて下さいな」とか言いながら丁寧に若紫を扱ってる場面、あーゆー雰囲気が好きです。なんかオスカル様とロザリーみたいだし(笑)。
あ~あ…間もなく葵はとり殺されるでしょうから、紫は本当に『運命』なんでしょうねぇ…。これから物語の本筋に絡んでいってからも…是非とも公平な立場でナレーションを入れてイッて欲しいものです(^^;)。




ハイブリッドカキコ。 投稿者:ゆーべる 投稿日:2009年 2月24日(火)00時39分57秒  

朧月夜、ちょっと褒め過ぎたかな?ようするに「男に振り回されないカッコイイ女」ってことなんですけどね。たいして新しいことは言ってないです(汗)。そうそう、彼女は生まれつきのオーラなんですよ~。処女の時から男を誘う術を体で知っている。すごいなあ。
女達は鯛焼き様たち…あっはっは~もう可笑しい~。誰がつぶあんで誰がこしあんで、クリームあん、チョコあん…考察するのも楽しいかも~♪

それから「ハイブリッド型」にもウケまくりました。お世話になってるホ○ダのディーラーの人によるとハイブリッドカーは燃費がいいそうで、少しのエネルギーでたくさん働くそうですよん。源氏もあまり食べないでも精力満点みたいですよね~(^皿^)


で、オル窓です!
まゆすけ様のモーリッツ語り、やはり秀逸です!私ったら「モーリッツ同盟」を結んでおきながら、もう「ほ~~」「へ~~」「なるほどお!」ばかりでした(^^;)いや~もっと精進しなくては。
モーリッツはまさに「愛されるキャラ」。これって目から鱗がボロボロ落ちました!愛されるためには、手のとどかないな天才でもなく、かといって水準以上の美貌と才能は必要。そして読者の前で悩んでみせるんです。ちょびっと愚かなところも見せて。そんな要素を兼ね備えたのがモーリッツなんですよねーーー!わかるわかる!!

自分の才能と美貌と財力(笑)、そして才能の限界を知り過ぎるくらいに知っていたモーリッツ、タカビーに見えてオル窓キャラの中でいちばん己を知っていたキャラではないかと思います(T▽T)まさに映画「アマデウス」のサリエリみたいな。

キッペンベルク夫人の位置づけも面白かったです。最初読んだ中学の時、ポリニャック以上に「ヤなオバサン」でした。10代の女子には「息子に執着する母」と「マザコン男」はもっとも忌み嫌う存在だったもん。モーリッツはマザコンではないですけどね。息子を持つ身となった今、かなりあたたか~い目で彼女を見ています(^^;)。でも「年取ってから思いがけず授かった子」という夫人の言葉に当時の私もちょっとぐっと来てしまったなあ。今もしそんなことがあったら、ちょ~よはなよ~で育てちゃうだろうなあ。あ、おカマにならない程度にね。
元祖モンペア…ウけ過ぎて呼吸困難ですよ~まゆすけ様。

そんな彼が純粋に不器用に恋しちゃったのがフリデリーケなんですよね。普通身分違いの恋というと、下→上、ってベクトルになるじゃないですか、某アンドレのように(どこが某だよ)。それが反対なゆえに傲慢と思いやりとイザークへの嫉妬が愛情に入り交じっていびつな形になっちゃったんですよね。
うう~(TT)それをリベンジしようとしてさらなる悲劇へと突き進む第2部。

>彼女の翻るスカートのヒダ一枚一枚にドラマがある
サクランボ様~~そうなのそうなの。彼女はじゃがいもの皮を向いててもその包丁裁きに彼女の人生が見えるのです~。




(無題) 投稿者:ゆーべる 投稿日:2009年 2月28日(土)22時29分56秒  

またやってきてしまいました(^^ゞ
だってさっき源氏物語千年記・第七話「葵の上」を見ちゃったんだもん♪管理人様を差し置いて先に書き込んでよろしいでしょうか(^^)

まず今回はさすが第七話ともなり、作り手もリラックスしているとくか、こなれた感じになって来ましたね。源氏と頭の中将とのお相撲ごっこもその一つ。別にこなれる=コミカル描写、と限ったわけではないのですが、水のしずくや竹林のざわめきや裸体でのけぞる女達(うぷぷ…)ばかりでは濃過ぎて見る方も疲れてしまいますから(好きだけど)。イケメン二人のお相撲にギャラリーが出来ていくあたり、楽しくてなかなかよかったです。すべらない程度のお遊びでグッドです!

六条が源氏を思い出して「時々いらして私に微笑んで下されば…」というあたりは哀しかったですね。本来なら年下の男を翻弄して絶えず恋の優位にたっていてもおかしくないほどの女性が、あんなにストレートに恋しい男を乞う姿はあわれですが美しいです。六条こそツンデレなのかもしれません…が彼女は男の前では「デレ」になりきれなかったんですよね…。あんなに素直に「会いたい」と独白してるんだから、源氏にもストレートに伝えたら生き霊なんかにならなかったのに。まあそんなことは賢い彼女のことだから、頭ではわかっていたんでしょうね。訓、「デレ」上手な女は幸福になれる!?ああ、自分で言っておいて耳がいたい…(^^;)(^^;)

源氏もね~「あの方は本当は傷つきやすい」ってわかってんならもう少しフォローの仕方があっただろーが。でもそこは源氏の限界ですよね。「傷つきやすい」という言葉は美しいけど、これほど怖い性格はないのですよ~。「彼女は傷つきやすい」と言葉にすることで罪ほろぼしをした気になってる源氏は甘い!!傷つきやすい→プライドが高い→自己防衛本能が高い→牙をむいたら怖い、にもなりかねないことを若い彼はわかってなかったんでしょうね。


前にも書きましたが、私は六条が自分の嫉妬心を明確に意識していなかったというところに惹かれます。とくに夕顔にはそうだったと思います。あんな身分の低い田舎女風情に対抗心を燃やしているなどと、自分でも認めたくなかったはず。
ただ相手が正妻で左大臣の娘・葵の上となるとちょっと話が違ったようです。明らかに「情人」と侮辱され、はては正妻は子を身篭る。こんなにわかりやすいプライドの引き裂かれ方はないですよね。さすがに自分の心の中の鬼に気づいた六条は別れを決意するんですね(TT)コレは来週です。うう、早く見たい!

病床の葵に、六条の面影を見つけてすべてを悟り愕然とうなだれる源氏の後ろ姿の描写は秀逸です。これで彼も一つ学んだことでしょうね、女人というものの恐ろしさを…。

で、ラストシーン、葵の上の死の知らせを聞いた六条の横顔が紛れもない物の怪の顔になってましたね。あれはわかりやす過ぎて、ちょっと残念かな。説明くさいというか。誰だってあの物の怪の正体が彼女だってことはわかってるんです。どうせならあの美しい六条の御息所の顔のままでいいようのない哀しみに沈んだ顔にしてほしかったなあ。心ならずも鬼になってしまった自分に慟哭する六条の顔を見たかった……(;;)

わ~六条ばかり語ってしまいました。
今回葵はなんだか可憐でかわいく描かれてましたね。彼女ももう少し彫り下げてほしかったけど、テンポが早いから仕方ないかな。

来週は嵯峨野ですね。かなり好きな場面なので楽しみです。




源氏物語千年紀~Gengi~第七夜 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年 3月 1日(日)01時50分26秒  

私もイカせて戴きま~す♪『葵の上』
私の友人に「源氏の女では葵が一番好きだ」と申す者がおりますので…私にとって彼女はもともと一目置く存在なんです。そんな彼女の名前をサブタイトルに戴いた第七話…主役は六条やんけーーー(?□?;)!?
流石は出崎です!気位の高い女が打ち解けてくる様などには、それ程関心ないんですよね。葵は欠かす事の出来ない人だから出すけど…最初からあまり思い入れを感じません。ひたすら意固地で心を閉ざしていたかと思えば…通じて懐妊した喜びに、一挙に気持ちがほぐれメロメロな様子です。チョット単純過ぎませんか?それ程優越感に浸っている風にも見えませんが…なんか私的には「手のひら返しちゃって…案外カンタンな女か?」と言う印象もありました。故に祟られ悶絶する姿も中途半端です。車争いの場面でもっと感じ悪く有頂天ぶりを見せつけるとかの描写があれば【いい勝負】って感じで盛り上がれたのですが…。六条だけが勝ってますよね?この人の描き方にはキャラの重要性以前に『スタッフが拘ってる』感じがヒシヒシと現れています。
会長のおっしゃる通り、六条の独白は切ない程ですよ…夕顔の一件など思い出すわけもなく、本当に源氏が好きなんですよね。あまりに執着し過ぎて、六条は生身では身動きが取れなくなっているのです。そんな彼女が精一杯の意地と愛情でコッソリ踏ん切りを付ける(?)つもりで出掛けたその場所で…スイッチ入りましたーーーっっ(≧▽≦)♪この時の顔がも~普通じゃないですよ!ただ【キレた】とか【ぷっつん】とかではない。なんちゅうか…カオスですよ…。全く異常で何がどうなるのか解らない。こんな人間いたら…絶対にヤバいです…。

六条と言う人。この人は理屈では全てを納得していて葵の存在を否定していないし、ましてや呪い殺すつもりなんて無いわけですよね…無自覚でやってしまっている。それが怖いんです。だいぶ前の映画(邦画です)ですが、『イソラ』と言うホラーモノをご存じでしょうか?小説がわりとヒットしましたので読んだのですが…それとよく似ているのです。イソラ自体は確か【うつほ物語】←漢字が分からん上にタイトルにも自信無し…だかに登場する化け物の名称なのです。そのような身の毛もよだつおぞましい存在が…まぁ生霊なわけですけど、人を襲うのですよ。しかし、この小説の面白いところは事実を絡めているところで…阪神大震災を題材にしているんですね。そしてイソラと言うキーワードには思いもよらない科学的な仕掛けがあるわけです。人は初めからすんなり化け物にはならないんですよ…。長い長い絶望と悔恨とチョットしたキッカケで、変貌してしまうんですね。そうなったら誰も止められません。化け物本人だって被害者です。そーゆー…どうしようもなさが出崎の六条にはあります。だから会長のご指摘通り…ラストのお顔は「あれま?」でした。「してやったり!!」となっては魅力が半減しますよね…ジェンジーはアニばらと違って絶対的に子供が観るもんではないのでトコトン複雑でも構わないのです!!化け物でありながら己の所行におののき嘆く孤高の六条を…見せて欲しかったです。

それはそうと…なんか悪くばかり書いてしまいましたが葵の上、可愛いらしかったですよ(;_;)。せっかく幸せの形を理解できたのに…悲劇のひとですよね。いろいろな意味で…源氏にものを教えた人です。やはり年上の妻はいい。てか、最後生霊に誘われていく場面!綺麗でしたね~…キラキラキラと、声はたぶん来宮良子さんでしょ!?デュバリー来たーーー(萌)!!!
思わず前のめりになってしまいました…。




源氏物語千年紀~Genji~第八夜 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年 3月 6日(金)02時32分58秒  

出崎は【原作クラッシャー】ぷぷぷっ~~!!!そーそーそー!!だからいいのよぉ~!!!と爆笑してしまいました。これじっくり読んだら面白そうですね。
会長のおっしゃる通り、マイナスの意見があってなんぼですよ。原作クラッシャー、素晴らしいではないですか!?これ程の賞賛はないと思いますよぉ。出崎さんは既に日本アニメ界の重鎮でいらっしゃるし、既成概念に対して果敢にチャレンジしていく姿勢は素敵です。どんな有名な原作も、いつのまにかオリジナルにしちゃいますよね。私は出崎監督のアレンジ、大好きです。カラダに合っているんですね、ベルばらも源氏物語も。むしろ原典だけしか愛せないような奴は「どうぞそのまま、狭い殻の中に閉じ篭ってらして」としか思わないので・・・新解釈を入れて、もうガンガン突っ走って欲しいですよっ!・・・でも、批判的な意見があるからこそ、『良さ』にも気付けるのかもしれないですよね・・・なんとか見返してやろうじゃないですが、ディベートの授業は「いいよね~、いいよね~~」だけでは成り立ちません・・・。

と言うわけで、今夜は第八話。『嵯峨野』です。
葵の上が亡くなって、傷心の光の君・・・この人ってホントに・・・目の前の出来事に全力投球なんですね。確かに葵は正妻だし、愛人がポックリ逝くのとは世間体でも雲泥の差があるのでしょうが・・・夕暮れの空を見上げて「葵の雲はどれでしょうね・・・」なんて、いじらしいオトコです(涙)
一方、元祖妖怪人間ロクジョーは・・・来宮良子さん散々哀れまれ、まったくもって美味しいところをさらいまくります。いいなぁ~・・・どれかひとつ演らせてもらえるなら、ロクジョーがいいです。ジャンヌ姉さんに匹敵するくらいに、力入れて貰ってますよね?

今回は私、実家にメガネを忘れて来てしまった為に薄ボンヤリした視界で観ていたのですが・・・お蔭様で効果音だけでも熱く萌える事ができました。雨と馬・・・。
よく降りましたねぇぇーーー。それによく駆けました。二つが合体するとこなんかも~・・目を閉じればアニばらですよ。黄昏に弔鐘が鳴っちゃうのかと思いました・・・そんでもって「いよいよ三部会か?」と。・・・出崎さんよ、萌えやすい演出をいつもありがとう。てか!葵とのラブラブを思い出してのシーンですが、「すべてはこれから始まるって時に・・・行くなーーー葵!!」とか何とか・・・アニドレと(殆ど)同じ台詞を言わすなっつ~の。座椅子に座って観てましたが、ひっくり返りました。長い紆余曲折があり、ようやく結ばれた男女の別れのシーンには・・・この台詞、ツキモノなのでしょうか(笑)?まぁアニばら節を堪能できたのでいいんですが~・・・今生の別れで見せる力技な感は否めません。それが原作クラッシャーーー!!!出崎さん、黄金のワンパターン、大好きです。

さて!ジェンジー・・・あろうことか丸一年、S○X絶ちしていたって事ですか!?そしてそれを妖怪ロクジョーで破るんですね・・・。なんと言う・・・夕顔や正妻を呪い殺されてもなお、このような行為に及べる彼は凄まじい精神&チ○チ○力の持ち主です。アーメン・・・。

 

クラッシャー・オサム! 投稿者:ゆーべる投稿日:2009年 3月 6日(金)18時07分16秒  

いつもお心のこもったレスをありがとうございます!ジェンジーの記事、ちょっとヤバい広告もあってどうかと思ったんですがなかなか面白い記事だったんで。そうそうこの記事で一番ウケたのが「原作クラッシャー」というワードだったんです。これをサクランボ様にお見せしたくて。期待通りの反応、嬉しいです(^^)この「クラッシャー」は褒め言葉と私も理解しましたよ。
媒体が変わればそれにふさわしいアレンジがあって当然で、クリエーターとしては原典をどう自分のワールドに変えていくか腕が鳴るところと思います。ただ原作と違うことに異を唱える人の多くは原作しか受けつけないのではなく、原作の「これだけは変えないでほしい」と思っている原点(これは人によって違うと思いますが)を変えられたことに対する「異」だと思っています。

「嵯峨野」見ましたよ!確かにジェンジー、妻の死の哀しみにくれるのはわかります。でも、そんな禁欲(××絶ち)…いけません~(藤壷風に)、出来ぬ約束はなさいますな~こっちもかたはらいたいわ、わっはっは(ん??)
やはりジェンジー、野の宮詣でした時に六条とまた契ってしまってますよね?イメージではなくて。い、いや、それはそれでいいんですが、実はあの場面に思い入れのある私としては、あの野の宮での最後の逢瀬をただの肉弾戦にしてしまったことにはちょい「異」を唱えたいところもあります(^^;)肉弾してもいいけどね~その前に「賢木(榊)」を踏まえた風流な和歌のやりとりがあるんですよ、原作には。伊勢という神の地へ下る六条と、神事に縁の深い榊、この関わりを踏まえた二人の贈答歌には源氏のやさしさと六条のプライドそして源氏への愛が凝縮されてるんです!
和歌はさすがにアニメでは難しいかと思うけど榊を演出に使うくらい出来るんじゃないかって。(以下言葉悪くてごめんなさい)○○の一つ覚えみたいに裸体で絡めばいいってもんじゃないんですよ~逢瀬ってのは。エロはもちろん大歓迎ですけどね~。知性のあるエロこそエロなんじゃ~(意味不)
まあ、これも個人的な原作への思い入れによる独断と偏見なんで、読み流し下さいねm(_ _)mすみません~。

エロついでにジェンジー、美しく成長した紫には手を出さないんですね(ホントはあそこで年端も行かない紫をむりやりモノにしちゃうんですよ~)これはアニメではよかったかなと思います。原作は本当にいろんな女性とのナニが同時進行なんで、一夫多妻の当時のは社会には受け入れられたのでしょうが、やっぱね…操深い我々現代人(笑)には源氏が紫に手を出すのはもちっとあとにしてもらいたいですね(^皿^)

>目の前の出来事に全力投球なんですね。

いや~本当にそうだと思います。源氏は目の前の女性にもいちいち本気で接してます。だから彼の言葉にはウソがない。それは同時に罪でもあるんですけどね。荼毘にふされた葵の煙を見て「葵の雲はどれでしょうね・・・」は、これは原作通りですよ!
うぅ~どんどんマニアックになりますがよろしいでしょうか…(^_^;)??

当時は貴族以上の葬送には火葬の習慣があり、荼毘にふされて煙となった故人を偲ぶ時、その煙や雲をその人に見たてる場面というのはよくあるんですよ。
「火葬の煙がそのまま靡きなさってどの雲とも見分けがつかなくなってしまうのが哀しい」(「栄華物語」平安後期の作品)とか。
源氏のこの葵の葬送のシーンでも、源氏はこんな和歌を口ずさむんです。

☆上りぬる 煙はそれと 分かねども なべて雲居の あはれなるかな

(現代語訳…空に立ち昇った火葬の煙は、その雲のどれが葵の上を焼いた煙なのか見分けがつかないけれど、雲のある空一面が葵がいると思われてしみじみと感慨深くながめられることだなあ)

これにはうわ~~っと思いました。
葵の父上の左大臣が号泣するのも原作にあります。

古典ヲタクのたわごととをすみませんm(_ _)m

やはり原作の好きな場面は残してほしいし、一方で果敢なアレンジも大歓迎。ファンとは欲深いものよのう……と悟った私です。
葵との思い出シーン、葵がきれいでしたね。もっと描いてほしかったです、彼女。これってワンクールで終わっちゃうのかなあ。欲をいえば一年(フォークール)くらいかけていろんな女性たちを描いてほしいと思ってます。




うれぴぃ・・・。・゚・(*ノД`*)・゚・。・・・!!! 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年 3月 7日(土)02時00分59秒  

会長・・・いつも本当にありがとうございますぅ~・・・この書き込みが大したことでなかったら、一体何が大したことなのでしょうか!?嵯峨野に万歳・・・嵯峨野よ!!今すぐ私も落ちてゆきたいです。あう~~・・嵯・峨・野(くどいっ)!
しかし肉弾戦ちゅうのに又も馬鹿ウケしますた・・・。肉だしタマだしねーーー!!ジェンジーはもうハメハメハ大王ですよ。・・・そう言えば、アニばらの蛍は全然【肉弾戦】のイメージなくてねぇぇ・・・ブラビリであれだけ生々しかった二人だし、平時からあの色気&気だるさなんだから、もっとアレでもいいのに・・・あそこはホントにピュアですよね・・・(涙)はぁぁ・・・愛ってやつぁよ~~~・・・。と五臓六腑にくまなく感動が染み渡る感じでねーーー・・・。観察日記もはよあの辺りにイキたいです。。。

脱線しましたが(てかココ、アニばらサイトなんですけどネ・・)嵯峨野です。会長があえて「好きな場面なので楽しみです」とおっしゃっておられたので、期待しておりました~~~!そしたら期待以上の素晴らし過ぎるカキコです。本当にありがとうございました!!

まず、私ときたら真面目に「あさきゆめみし」を忘れてるんです・・・。持ってたんですよ!で、読んでる時は面白いと思ってたんですよ!!なのに・・・ホントに覚えてません。覚えているところと言えば・・・女三宮の目が人形のように虚ろで恐ろしかったちゅう事と、死にゆく紫の上が「まるで源氏の母のようだ・・」と思ったなぁちゅう事と、あとは何故か宇治十帖編で。中の君が「オトコ好きするやっちゃの~!合コンの参考にしよ」と思った事くらいなんです。・・・あの頃はまだ【読む時期】じゃなかったんでしょうね!?意識が違うところにある時に、いくら読んだところで浸透して来ないじゃないですか・・・もったいない事をしました。今は本当に読みたいと思っているので、読んだらそれなりのものを得られるんだと思います。BOOKOFF、探したんですけど・・・どうせなら全巻セットで安く買いたいなぁとかってセコい事を考えてるから、見つからんのです。会長!今買うと引越しの際に失くすのであれなんですが・・・近々買いますから!もっと修行して・・・ついてイキたいです・・・。

と言うわけで、私は『Genji』をホントにマッサラな気持ちで観てるんですよ。まるでアニばらに接した時みたいに!他に記憶にある源氏物語は・・・前にチラッと書き込みしました「新源氏物語」(田辺聖子さん原作・宝塚の・・・)だけなんですね。だから、藤壷の産んだ子供を自分の子だと信じて疑わない風な帝が引っ掛かるってだけで、後は実に呑気に観てました。
嵯峨野・・・そんなに深いドラマがあったんですね。その場面、観てみたいですよ・・・普通ロクジョーなんか怖いだけで二度と関わりたくないと思うんですね。つれなくして呪われたら最悪だから機嫌はとるかもしれない。でも源氏の想いはそんなんじゃないんですよね・・・もう凄いです。六条の勝ちですよ。ちょっと常識を超えた感じです。好きとか嫌いじゃなく、縁なんでしょうね。良くも悪くも、貴方と私はこうなる運命ジャジャジャジャーーーン!ですよ・・・。おお怖いひ。

火葬と雲の因果関係(?)も、そうなんですね・・・立ち昇る煙を眺めて故人を雲に喩えるのはわりと誰にでも出来そうなんですけど・・・しかしそれを言葉にするのは~相当なロマンティストでないと無理ですよね。そーゆー臆面の無さというか・・・語弊がありますが、美しいことをちゃんと言葉に出して言ってくれる人は、素敵だと思います。そーいったところがねぇ・・・アニばらは欠落してましたね。アンドレもジェロも、オスカル様のためにもっともっと・・・愛を言葉に出して叫んであげて欲しかった。たとえ「無駄口多くなったなぁー」と切捨てられようとも。まっ!ひたすら溜め込んでる男も素敵ですけど~!!!

ところで・・・ジェンジー。先週日曜の会合で、とある有力スジから聞いた話によると・・・第11話で終了らしいっすよ。ガーーーーーーン・・・。どうか【小休止】でありますように・・・。

あたすは宇治編が観たいのです。



源氏物語千年紀~Genji~第9夜 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年 3月14日(土)00時52分34秒  

第9話です。幸せ者のおとっつぁんが昇天しました。紛らわしいので言い方を変えますっ・・崩御されました。この人・・・結局最後まで気付かなかったんですかね?ホントに!?あんなに情緒不安定になった藤壷を見て「おやおや、子を産んですっかり涙もろくなっちまっただよ、この人は・・・」だったんですか!?・・・私は気付いてて欲しかったなぁ・・・。藤壷の産んだ子だから、子供は当たり前に愛しい(だって孫だし)。しかしお前は~・・・許さんよ、源氏。と言う部分が欲しかったです。なんか・・・哀れな程にイイ人で終わってしまって・・・この人、真面目に気の毒ではないですか・・・。しかしジェンジー!「院・・・父上ーーーー!!!」な冒頭はアニオス節効いてましたね~。こーゆーのが観れると嬉しいから、やはり見逃せません。

平家物語ではありませんが、諸行無常の響きあり・・・なムード漂う第9話。重く湿っぽく物語は流れます。ジェンジーよ、来ちゃ駄目なのにねぇ・・・藤壷様はご自分の感情に精一杯蓋をして辛い日々を生きておられるというのに・・・ジェンジーはやはり自由奔放過ぎますね。私は限界ラインにきて超絶妄想族と化す藤壷様が好きですよ・・・。普段発散しない分だけ無意識の世界で本心出しますよね。分娩中といい睡眠中といい。ほとほと愛想が尽きました・・・とか言うてはりましたが、そのくらいの妄想、罪じゃないですよ~・・・独り身になった今こそ、彼女にはもっとラクに生きて欲しいです。ジェンジーとどうのこうのは別として・・・夜みる夢くらいは自由があっていいですよね?あれで「出家」なら・・・我々は一体どうなりましょう・・・?妄想し過ぎ!!ハイ極刑。ですよ・・・。しくしく・・・。

ああジェンジーを孤独の影が包んでゆきます。ホントはがっつり紫がいるからいいんでしょうけどね(違うのかな!?)

降り続く雨の音って・・・現実に聞くのは洗濯物の乾燥状況とかもありますし嫌なんですけど、アニメの雨はいいですね・・・。とっても情緒があって、落ち着くし興奮します。出崎の天気予報は降水確率85%以上、哀愁がしっとりと胸に響きます。

ちゅうところで来週はまたイケイケおリボンの会長、もとい『来生・朧月夜・泪』が出ますね!姉妹間のグチャグチャが描かれ、ジェンジーは須磨へフッ飛ばされるのでせうか!?
ううっ・・・楽しみですっ!!!



源氏物語千年紀~Genji~ 第十夜 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年 3月26日(木)01時29分33秒  

サブタイトル『謀反』でした。謀反…なんという甘美な響き…ベルばら、アニばら共に、この謀反と言うワードひとつで妄想の飯が15杯は食えてしまう…それ程までに『謀反』は萌えます。つっても、ジェンジーの場合はあまりカッコよくありません(笑)。謀反でも反逆でも裏切りでもクーデターでもなく…彼は天下一のスケコマシ♪突如扇を投げ付けられたら、普通は「むっ…決闘か」と思うべきところ(そうか?)、「この合図は…ヤッパリお姉さーーーん\(≧▽≦)丿!!」と、いつでもスタンバイOKな【お宿下がり御用達】なヤ@チ@君なのであります。お相手の方もね…それが目的なので、間違っても「あたしは貴族の娘ですっ!」とは言いません。入内しても奇抜なファッションセンスはてんで変わらないイケイケ朧月夜は…泪ネエの御先祖様なので何かを投げ付けて予告するのです。
余談ですが『キャッツカード』の材質って謎じゃないですか?シュッと投げ込まれたアレは犬鳴署の黒板に突き刺さったりする程に頑丈で鋭利なのです。だから絶対に紙ではない。しかし俊夫はソレを抜いたかと思うと「キャッツめ~…馬鹿にしやがって~!」とかなんとか言いながら破ったりしますよね…?素手で破けるのか?…つまらん事で数行ロスしました。
本題に戻します。そんなこんなで若いOLさんが息抜きに海外旅行にいってブイブイ言わせるように…朧月夜はリフレッシュ休暇でジェンジーと愛欲のアバンチュールです。まったくどちらも勇気がある。愛と言うより…私には利害の一致に見えますが、それは出崎氏の描き方がどーこーと言うより…時間的にもぅ仕方ないのかなと言う気がします。恐らく…好んでジェンジーを視聴している方々の大半は細かい心理描写などより、つべこべ言わない肉弾線を観たがっていると思われるので~。久し振りに観た平安泪ネエの乱れ姿はおいしゅうございました。ご馳走さま!!


いやぁ~しかし、今回私はコキデンさんに同情しましたよぅ。彼女は多少風貌がエキセントリックではありますが、そんなにヘンテコでもないと思います。当時の上流階級ではこーゆー人、普通ですよね。むしろとっても常識的な人であろうと思うのです。それなのにそれなのに…「新しい恋をなさいませ」は無いだろう?オマエいっぺん真面目にシバいたろうか(-_-#)?となり、体育館裏でボコボコにされてもおかしくないような発言だと思われます。残酷ですよね…もう恋なんて出来ないのを分かってて言ってるようです。アンタが出来ないことを私はやるのよ!邪魔しないで。と言うような…挑戦的でいて残酷な響きでした…。朧月夜は若く美しく必死で守らなきゃいけない存在もありません。実際モテてる人はモテない人の悲しい気持ちなんか解らないですよね…そうっ私はモテない人なのでモテるおなごが…この際無差別に憎いのでっすΣ(T▽T;)!!くわーーー!!調子こきやがってぇぇ…領地没収、お家は断絶、切腹は堪忍してやるから島流しじゃあ~!!でセントヘレナ島へ飛ばされます。いろいろ混じってすみません。チョット混乱してましてですね~…今回はかなり適当です(^^;)。

ジェンジーはホモっけタップリの兄帝に保護され、やんわりと須磨送りとなりました。左遷なんでしょうが…女がいれば何処でもパラダイスなジェンジーにとって、あまり痛い判決ではありません。泣きじゃくる紫よ…そんなお兄様の為に泣いてて本当にいいのか?てか、この二人ってばまだ清い関係なんすかね!?嗚呼…原作クラッシャー…。


今日はエリートでモテる朧月夜さんにひたすら嫉妬してみました。で~も、素行も見てくれも怪しい彼女みたいな人は本当は大好きです(*^◇^*)!是非お近付きになって夜な夜な六本木のクラブなどに繰り出し、こぼれ弾を下さい…私に。。。なんつって。




源氏物語千年紀~Genji~ 最終話投稿者:サクランボ 投稿日:2009年 4月 3日(金)00時29分40秒  

…ガ-(゜Д゜;)-ン…
ホントに最終話のようですっ!!いやぁーーー…名残惜しいのと次が無いので追われる事がないことで、感想文だいぶ遅くなっちゃいました。
思えばジェンジー…しみじみと回想するまでもなく我が掲示板の華でした…。アニばらを差し置いて殆どメインの存在感で場を保たせてくれた光の君よ~~~…これ程までに道半ばで…終了してしまうのかひ?
11回はあまりに短い。アニばらで言うと「フェルゼン、北国へ去る」ですよ。そんなところで終わっちゃ駄目でしょー!?去ったら戻って来なくちゃ(;_;)。しくしくしく…

と言うわけで最終話、「若紫へ」です。本編を確認する前にマドンナ会長から「ジェンジーが飛ばされたのはシベリアか!?」との突っ込みを戴きましたが~(笑)…ワハハハーーー♪ど~なっとるんでしょうか(^▽^;)?最終話にしてこの異様なまでのリキみよう。力技も程々にしないと、今まで築き上げたものが音をたてて壊れてしまいますよ…源氏の君さま。

はて?何処の源平合戦かと思いました。しかも雪原にて…シベリアじゃあ~!!…ひゅ~るり~…ひゅ~るり~らら~~…
ジェンジーよ、平静を装ってはいても…内心動揺しまくりなんですね…。このパニクりようは本当においたわしい。藤壺様でなくとも「アーメン…(ちー‥ん)」と呟きたくなります。
出崎監督は初めからここで終わりにする気で、コレを作ったのでしょうか?私はやむを得ない事情で無理やり強制終了したような印象を受けましたが…その強引さ、まぁキライではありません。穏やかに《成仏》できない霊魂の…なにやら断末魔の叫びのような激しいものを感じましたから(笑)。

最終話…ジェンジーは闘う男でした。やけくそフルスロットル状態で戦闘モードのジェンジー…光源氏と言うよりは「あんた牛若丸か?」と突っ込みたいくらいの跳躍力で塗り壁のようなクセモノをやっつけます。これまで様々な女人と熱い肉弾線を見せてくれた彼…ラストステージは野獣集団とバトルってことで。当然「嵐のプレリュード」を思い出す【男、出崎のダークな世界】なのでした。ところで、源氏物語にこんな場面あるんですかぁ…?(笑)
あと特筆すべきは…若紫ちゃん、何故ちみは碧眼なのだ?一体ナニ人…?ジェンジーにしては大切に取って置いた秘蔵の♀…左遷の直前に、ようやく手を付けました。それでも「おにいさま」と呼ばせているのは…もはやそーゆープレイなんでしょうかf^◇^;?
クライマックスですしね…どれだけ勿体付けようと構わんのですが、彼…実際は須磨で女と子供を作ります。
紫よー…愛するおにいさまのお土産は『他の♀に産ませた子供』なんですよ!!…源氏物語、いろいろな意味で…ここで終了するのはズルいぞ(^◇^;)。。。

それにしても出崎源氏。満開の桜花に始まり、降り続く重たい雨、打ち寄せる波の声…背景に流れる世界が随所でアニばらしておりました…(涙)。私はそれに萌え~…時に笑い、時にノケ反りながら三か月間楽しんで参ったのですが…最後一番言いたいことは「やはりアニばらに勝るエンターテイメントはないな」と言うことです(爆)!!
アニばらには本っ当~…に、不満なところが無いのです。あまりに幼い時に出会ったが故の洗脳…などではなく!アニばらを骨の髄まで愛しています\(≧▽≦)丿♪


嗚呼ジェンジー、貴方は素晴らしいサプリメントでした。楽しい時間をありがとう!!気が向いたら…きっと帰って来て下さい。正真正銘戦場へ行ったフェルゼンは…7年の空白を経て、愛する人の元へ戻って行きましたから!…ジェンジーが一皮向けて…キレない男になって…シベリア、もとい須磨から戻って来てくれる日を待ってま~すm(T◇T)m♪


ちゅうわけで…Gengi観察日記、一応コンプリートです(笑)。




お久しゅうございます(^^;) 投稿者:ゆーべる 投稿日:2009年 4月13日(月)18時21分40秒  
(略)
ジェンジー最終回、実家のPCの動画配信でササっと見ただけなんですよ。あまりアニメ見てるとオババ(母)がブツブツ言うし、ちゃんと見てないのですが、ちょっと語らせて下さいね。

まずね~あそこで終わるのはやはり残念ですよね!源氏の「罪は罪、されど愛は…」のあの葛藤苦悩、彼の原罪ともいうべき「罪と愛」の苦悩はこのあと本格化するんですよ~。若気の苦悩じゃなくて、老練な苦悩とでもいうのかな(なんじゃそりゃ)。もっともっと草をむしってもらわなくては、ジェンジーには。
でも、話数の制限もあるし、仕方ないかもしれませんね。もしかして第二期もあるかもしれないし。
最終話冒頭で「罪は罪、愛は愛」(これは某石田ジュンイチの「不倫は文化」に匹敵するほどの名言=浮気の言い訳と思います!!)と叫んだジェンジー、ラストでもう一度「罪は罪、愛は…」と言い残すあたりはうまかったなと思います。彼の煩悩はこれからも続くであろうことを暗示する切り方。全てを見せずに暗示で終わる最終回というのはこれはこれで好きですね。
まあ、ジェンジー「罪かもしれんけど愛してるんだあ!!」と叫んでいるのです。これからもイケナイことを繰り返すぞ俺ゃーーーっと宣言しているともとれます。それでこそ罪の子我らがジェンジーですわ。

これ、思えばフェルゼンもアンドレも同じ思いだったと思います。
「罪は罪、愛は愛」
これからは「肉食男子同盟」の合言葉として後世に語り継ぎたいかと思います。もちろんアンドレ、フェルゼンも会員。パレロワってブラビってるアンドレは特にね。ジェンジーよ、アナタを肉食男子後援会の会長ということで任命いたす。って何言っとんじゃい私(^^;)
草食男子同盟会長のジェロとは毎年「肉×草・ショコラぶっかけ合戦」の場を幕張メッセで設けましょう。司会は童○の誉れ高いロベスさんなどいかがでしょ。

あとはですね、やはりあの源氏を襲うむくつけきオッサンが一番印象的でした。出た、出崎さんGJ!
多分あの人は18世紀のフランス衛兵隊に潜んでたテロリストの仲間の生まれ変わりに違いない!って時代が反対でした(^^;)平安で源氏を襲って、フランスでオスカル様を襲うんですよね。原作クラッシャーにかかっては『源氏物語』が『平家物語』にも変身~ですよね。
ノートルダムの鐘の声、諸行無常の響きあり…。
すみません、久し振りの書き込みで文が変です(^^;;;)

父桐壷帝(の幻)が「自分を許せ」とジェンジーに語ったのは、やはりジェンジーと藤壷の罪を知っていたのですよね。何も知らないで死んでいったと思っていたけどそうじゃなかったんですね。『源氏物語』は肉親の情愛もしっかり描かれていて好きです。
そんな父の鷹揚な愛を涙とともに受けつつも「愛は愛」と言い切るジェンジー、やはりアナタは平安の肉食男子の代表ですよね。

やはりぜひとも出崎氏には第二期を作って頂いて、この平成の草食男子どもの上に降臨して彼らを一喝して頂きたいものです。




は、はじめまして・・・ 投稿者:くらら 投稿日:2009年 5月 7日(木)13時06分28秒  

サクランボさま、こんにちわ。いつも遠くからこそっと拝見しています。
原作を読んだ直後にアニばらの放映が始まり、すっかり魅了され、今に至る私です。
私にとっては、原作とアニばらは、君がいて僕がいる、様な関係で、原作を読んですっかり夢中になった物語に、アニばらが血肉を付けてくれたような感じに思っています。
私、本当にごくごく最近、2次の世界を知りました。それまで、アニばらの思い出は全て胸の中にある、と思っていたのですが、皆様方のあんな解説やこんな話をお聞きするにつけ、そうやったかいなあ~、と我がの記憶力に不審を感じ、今更ながら、DVD全巻を購入しました。もう、そうでした。おっしゃるとおり。新たな発見にまたしても号泣の日々。自分だけのものにするのはもったいないので、今、会社ではまりそうな人に目星を付けて、無理やり貸しつける、と言う啓蒙活動を行っています。
私、がんばりますです。
それと、これはもしかしたら邪道と言われるかもしれませんが・・・。
私、アニばらで、役者としての田島さんにもあこがれまして。
先日、グリーンフィンガーズというお芝居に出ていらっしゃるのを観に行きました。
コロンボ刑事の声の方もご出演だったらしく、感想に「オスカルさまとコロンボが会話してる~!」と言うものがあり、役柄的に私はそうは思わなかったのですが、今度の舞台。
「僕たちの好きだった革命」か、革命ですか!!!しかも、安原義人さんもご出演!
すみません、こちらは舞台の本筋とはなれたところでもうるうるくるかもしれません。
ちょっと胸の熱い今日この頃でした。


なんとまぁ!くらら様もこんな初期の初期から掲示板カキコくださっていたのですね…
改めて、感動の一言です。ありがとうございます~~~!




誰も何もかわっちゃいない、です投稿者:くらら 投稿日:2009年 5月10日(日)18時42分25秒  

サクランボさま、熱き抱擁をありがとうございます!私こそ、暖かく受け止めていただいて嬉しいです。
私、アニばらの初放映以来、周りに同胞がいなかったものですから、本当に心の中でひっそりと、思い続けておりまして。そう、セーヌの流れのごとく。
しかし、昨年、うっかりこの世界の存在を知り、ベルばらの世界は、終わっている世界ではなく、今なお、脈々と呼吸し続けていて、しかも、こんなに多くの同胞が!!!!と思うともう一気に燃え上がりました。
アニばらが始まった中学生当時、私演劇少女でした。アニばらで、それまで想像上の生き物だったオスカルさまが、人として立ち上がったと言うか、血が通って歩き出したと言うか、そのように感じ、でもそう感じさせるこの声優さんの技量っていったい!?とどうやら舞台出身の役者さんらしい。大阪在住の私は、いつか大人になったらこの人の舞台を観に、必ず東京に行こう!と心に決め・・・。20ん年が経過してしまって。
TVのドラマで時々拝見することはありましたが、昨年のベル熱再燃時にこの、舞台を見る!気持ちも大きくなり、いつかは今だ!今観なくていつ見るのだ!とついに、田島令子様初観劇を果たしました(新国立劇場「舞台は夢」にて)。
お声はお変わりございません。ただ、役柄によってトーンが変わられるのかと思うのですが、グリーンフィンガーズは、キュートでコミカルな役だったので、そんなにオスカルさまではなかったと思うのですが、舞台は夢のときは、主人公に迫る場面などはかなりオスカルさま入っていたように思います。あれぐらいの勢いで、アンドレにも迫ってほしい~!と思いましたもの。
サクランボさまがご覧になった洋画の話は、凄かったと、聞いたことがあり、見落とした私はあとで随分悔しく思いました。しかし、私の周りには、チョコ&ピーナッツの食べすぎで鼻血を出した人しかみあたらず、凄いですね、サクランボさま。アニばらも深夜枠の放送ならもうちょっと何とかなったんでしょうけれど。
 17話、楽しく拝読いたしました。いつも思うのですが、皆様、本当に深いですよね。私なんか観たまましか、感想は思い浮かばず、そうかそうかそうなのかと感心しきりです。
ちょうど、啓蒙活動からDVDが戻ってまいりましたので、もう一度観てみましょう。それからまた、次の方にお勧めいたします。




平日ばんざ・・・い・・!!! 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年 5月11日(月)10時53分50

皆様おはようございます!!!
「セーヌの流れのごとく」のくらら様!再びの参戦、又もちょー興奮致しますっ!分かります・・・分かりますよ~・・・私も長年【ひとりぼっち】でした。
ベルばらの話をできる人は・・・そこまで深くはありませんが、居ました。ヅカばらの話をできる人もです。でも・・・一番好きなアニばらを理解してくれる人にはなかなか出逢えず・・・気が付けば【ひとりぼっち】にもすっかり慣れ、寂しいけどこんなもんか(PД`p。).;*と思っていたんです。それがですねぇ~一昨年の春~秋くらいですか、東京MXと言うローカル放送のアニメ枠で再放送したんですよ。もちろん私はビデオ、DVDで毎日のように鑑賞していたのでそれは観てませんが・・・友達が観ていたんですね。私と同い年のその彼女、なんとアニばらを観るの初めてだったらしいのです。原作は新たに着色したページ多数の特別版みたいなやつまで持ってる子なのに・・・アニばら初めてって・・・「どーゆーこと!?」と、本当に驚愕したのです。もったいないじゃないですか・・・一度全部通して観て、それで気に入らんと言うなら、それ以上お薦めはしません。しかし全く知らないで人生終えるには~あまりにも素晴らし過ぎる物語なのです、アニばらは。そこで、私の事です・・・猛然と語りまくりました。ただの惰性で観て欲しくない。その一心で!!
そしたらですね~・・「なんかベルばらやってるから今観てるんだけど」と情熱レベル2くらいだった彼女が4くらいになってくれたのです、あ、5段階評価でなんですけどね。更に人の良い(そして同じくヲタク、方向性は異なりますが)彼女は毎週観た後レポートを送ってくれることになったんです!それが・・・私にとっては新鮮でした。「原作知ってても先が全然読めん・・・どーなっとるんだ?」と言うのですよ。そうです、それこそがアニばらの物凄いところなんです。少女マンガの金字塔、あのように有名で素晴らしい作品を殆ど破壊的なまでにオリジナル化してしまっている・・・その勇気と無謀さ、そして何よりもアニばらは『主題』に対して真剣です。宝塚よりも(言うまでもなく)映画よりも・・・人の生きる意味、命の尊さという当たり前のテーマについてめちゃめちゃ真剣なのです。そしてそこに余計な装飾は一切ありません。ギリギリまで無駄を削ぎ落とした極限のラブストーリーなのです。・・・久々に真夏日状態です、暑苦しくてすみません。というわけで、誰がなんと言おうと『アニばら命』で某サイトに投稿してみたのです。そしたら・・・道が拓けました(涙)。本当に奇跡的なことです。ひとりぼっちじゃなくなったんですね・・・『同胞』はたくさんいらっしゃいますよぉ。
で、調子に乗ってHP立ち上げです。そしてそこから新たに出逢える方が居る・・・くらら様、貴女さまとの出逢いも奇跡です。お逢いしたかった・・・ずいぶん探しましたよ~・・。
このHP、公開に漕ぎ着けましたのが昨年の12月25日なんです。だからくらら様は偶然にも初期の初期から読んで下さっていたという事ですよね・・?インターネット、いろいろと叩かれる事も多くありますが、私はホントに今喜びでいっぱいです・・・見つけて下さってありがとうございました。

くらら様、アニばらを「好きだ・・・」とおっしゃる方は大概「アニメのオスカル様は田島令子氏以外考えられない」と・・言うと思います。そうでなくてはおかしい。だってあのオスカル様は田島令子様がすべて感情を吹き込み、生かしているから。アニメのキャラクターとしてだったら誰がアテレコしようが構いませんが、私たちのオスカル様はそんなものではないんですよね。そう、彼女は生きています。生きてカッコいい部分も無様な部分も全部全部曝け出してくれているんです。人間だから、愚かなところいっぱいありますよね・・・でも、そこが堪りません。大好きです!!!
だからと言って、なかなか「田島令子様の舞台を観よう!」とリアルに行動をおこされる方は稀なわけで。くらら様・・・凄いっ!拍手ボタンを押しまくりたい気分です!!

啓蒙活動の合間に・・・またアニばらの扉を開けてみて下さいませ・・・。カラダを壊さない程度に・・・共に萌え上がりましょ~~~♪


くらら様から頂きました田島令子さんのご挨拶文をご紹介致します。
…美しいです~~~…(ノД`)・゜・。

所属されている事務所の年末のご挨拶文にて。

「雨が降らなければ、川は枯渇してゆきます。でも、細い水流でも流れ続けていれば、いつの日か雨に恵まれ、川の勢いも増して参ります。来年は2月末より…中略…とにかく、何歳になりましても、新しい事にチャレンジ出来る素晴らしい職業…この道40年、皆さまの応援を糧にこれからも歩み続けてゆきたいと想っております。皆様方のご健勝を祈りつつ…これからも宜しくお願い申し上げます」



(無題) 投稿者:くらら 投稿日:2009年 7月 3日(金)20時40分35秒  

私が20代半ばの事です。あるミッションで3ヶ月ほど、合宿生活のような日々を送っておりました。変な宗教にはまっていた、とかではないのでご安心下さいませ。まあ、国境警備隊が人手不足でちょっと国境まで行ってたような感じです。
宿舎は、4人部屋。ある日、その内の一人が、上官からアニメのビデオを借りて参りましたが、それがなぜか、ベルばら!私以外の3名は、この世にベルばらがある事は、知っていましたが、アニメはおろか、原作も読んだこともありません。宝塚は、ちらっと観た事あるような。4人で、任務が終わってから、と言っても結構、夜遅くですが、そろって、鑑賞しました。私は、中学生以来の再会です。他の3人はと言うと…、これが、かなりの衝撃だったようで、喋りもせず、ひたすら見る。毎日、朝から深夜まで、任務は忙しかったので、自由時間は、夜の少しの時間しかありません。食事をして入浴して、翌日の段取をすまして、4人でひたすら、ビデオを見る。1話から40話まで、ひたすら見る。40話まで、見たらまた、1話から見る。もう、何往復したのか分からないぐらい。30話台に差し掛かって来ると泣きながら見る。
そうして、任務も終了間近。ビデオもお返しし、4人で、ベルキャラの誰になりたい!という話題になりました。私はもちろん、ロザリー。後の3人は、オスカルさまが1名、アントワネットが1名、そして残りの1名はなんと!「アンドレになりたい」と宣うたのです!「ええっ~!なんで~!」私が反対するのは、もちろんですが、今思えば、後の2人は何故反対したんでしょう?女子がなぜアンドレに?というのと、何もあんな労働条件悪いキャラにならなくても!と言ったとかろでしょうか。そんな私達の疑問に彼女の答えは「オスカルをずっと見つめていたいから、アンドレになりたい。」これには、私達3名、感服いたしました。3名の一致した意見です。「あんたこそ、アンドレだよ…!」

任務が終了して、私達はそれぞれに、別のミッションに分かれて行きました。基本的に、どこに行っても、任務はハードなので、忙しさの中で、ベルばらは、胸の中にしまいこまれてしまいましたが。本家アンドレも同じ事、そういえばオスカルさまに言ってますね~。ごめんね、アンドレ、気付かなかったわ~!サクランボさまのお話で、思い出しました。アンドレのこと、ぼろかすに言っておりますが、この、彼女の答えには、感動しました!はい。



素晴らしき哉、国境警備隊・・・投稿者:サクランボ投稿日:2009年 7月 6日(月)01時19分38秒  

くらら様、おもしろ深い体験談をどうもありがとうございました!!・・・3カ月間の国境警備隊ライフ、まずはそこです。一体ナニをされていたのだろう・・・もしかしてリゾート系ですか・・・?いろいろ想像してしまい、それだけでドンブリ飯が三杯は食べられる感じです。国境警備隊ね・・・海軍ではなく。ぶつぶつぶつ・・・すいません、詮索するつもりはないんですよ!ただ・・・そーゆー特殊な状況下での再会、普通に再放送を観るよりよっぽどインパクトがありますねっ!国境警備隊と言えば・・・朝から晩まで相当なハードワークをこなされていたのだろうと推察致します。そこへもってアニばら40話・・・予め知識のある人が片手間に眺めているだけなら、夜のひと時、軽い気分転換にもなりましょうが・・・まったくの素人さんがうっかりハマってしまうには重い・・・重過ぎる題材だと思います。その3カ月間、極限状態でしたね・・・アーメン!

いや~・・・でも、なんか羨ましいです。そのような濃ゆい想い出があること。記憶っていろいろな要素が複雑に絡み合えば絡み合う程に、より強く深く心に刻み込まれるものじゃないですか。くらら様の中でアニばらは・・・青春の一時、日常から離れたところで、苦楽を共にした仲間と、それこそ毎晩『共有』したかけがいの無い想い出なんですね。すっごいスペシャルな感じです・・・。
私も・・・何故かアニばらは深夜か早朝に観ることが多かったです。とにかく集中してウォッチングしたいので、大概家族が寝静まってる時刻に観るんです。ヘッドフォンつけて・・・。で、それを毎日繰り返していました。それがまだ小学生の頃だったんですね。そうしたらですね~、ある時母が「そんなに面白いものなら自分にも見せろ」と言ってきたんです。そりゃー勿論構いませんが・・・正直あんまり期待してなかったんですよね。母は漫画やアニメを楽しむ世代ではありませんし、『ベルサイユのばらの作者は池田理代子、池田理代子はたいそう美人だけどなんかすっごく変わった行動を起こす人、そーゆー人が描いた漫画なのだからきっと面白いのに違いない。おまけに宝塚歌劇でもヒットしている』という図式はあれど・・・実際に読んだり観たりした事はなかった人なんです。なのでね・・・絶対途中で挫折すると思ってたんです。自分が全身全霊を込めて愛している作品を、中途半端に味見だけして、気が付きゃだらしなく居眠りされていた・・・とかなったら・・・嫌だなぁー・・・と思ってたんですね。でも、それは杞憂というものでした。

彼女(実母ですが)・・・なんと一気に観たんですよ。勿論トイレや食事や仮眠を取り入れながらでしたが(当たり前ですねっ)本当に一気に観てくれたんです。丸二日間くらいテレビの前に居た感じで・・・後にも先にも、その時ほど熱く「この人は間違いなく私の母だ!」と実感した事はありません。・・・どんな親子なんでしょうか?・・・で、彼女・・・時折「うー・・・」とか「あー・・・」とか唸っておりましたが、私は特に話しかけもせず状況を見守っていたんですよね。そしたら・・・20話にきて初めて、物凄い大粒の涙を流したんです・・・。あれはそう、フェルゼンが遠征軍に志願し、本日出航という報告を聞いて涙を流すアントワネット様・・・それと同じタイミングで彼女は泣き、搾り出すように「この人たち・・・可哀相ねぇ・・・」と言ったんです。私は驚愕しました。母がアニメで泣いている。ちょっと信じられない場面でしたから。更に・・・その場面、勿論いい場面です。いい場面ではありますが~・・アントワネット様に感情移入するにはその時の私は幼過ぎましたので・・・恥ずかしながら母の一言で初めて「はっ」としたんです。・・・で、以来アントワネット様とフェルゼンにも最大限肩入れしてアニばらを眺めるようになると・・・オスカル様やアンドレの生き様もまた違った見え方をするようになったんです。
アニばらよく出来ていますよね・・・キャラクター一人一人に同じ重さの人生があります。あ、これは勿論原作読んでも感じることですが・・・ベルばらって特出した人物が一人でストーリーを牽引しているわけではなく・・・そりゃオスカル様はとてつもないカリスマではあるけれど、そこに作品の魅力の全てがあるわけじゃない。みんなが主役です。現実世界がそうであるように、人間一人一人に愛される理由があり、存在する価値があります。どこを切っても美味しいんですよね・・・。

ファンの中にはロザリーがいてアンドレがいてアントワネット様がいて、恐れ多くも「私はオスカル」とかのたまう方もいてしまう(笑)。なんかね・・・ファンの欲目かもしれませんが、それって「悟空が好き」「いや、クリリンしょ」「べジータだね」と言うのとは違う気がします。皆さんの人生観が《なりたいキャラ》に痛々しい程に投影されているのです。

ああベルばら・・・、どこまでイッてもあなたは深い。心の目を精一杯研ぎ澄ませて、一生見つめ続けていたいです。



お久しぶりです・・・ 投稿者:まゆすけ投稿日:2009年 8月 2日(日)00時10分17秒  

(略)

冬萌様、くらら様♪
『アンドレうざい!』という困ったファンは何処にでもいるんですよ……。
ところで、アンドレってオスカル様が逃げたときに間髪入れずに掴まえてますよね。それは心情的にも「待てない」「離したくない」「最後のチャンス(?)」という事情があったと思いますが、それ以上に「こんなに暗い部屋で逃げられたら見つける自信がない」という超プライベートな理由もあったように思えてきました。
個人的にはコトの前にウダウダ能書きを並べられるのが非常にダメな性格なので、私なら「誰かが言っていた」などと更なる手を差し伸べることはなく、きっと「もういいよ。早く帰れ」と怒り出してます。なのにその気になったら後戻りはしないアンドレ。
「こわ…い……」
と逃げ出したオスカル様に
「もう待たない」
と宣言するアンドレ。
でもオスカル様が「何も持ってないって言うからヤッパリやめる!!」と言い出したらアンドレには二の句がないですね。
よかった……オスカル様が気の長い、心豊かな女性で……
(そして私は悔し涙を流して地団太を踏む)




お、お許し下さいませ~!投稿者:くらら 投稿日:2009年 8月 2日(日)20時43分13秒  

すみません、不用意にアンドレ嫌い、と発声してしまいました。
冬萌さま、今はもう、嫌いではないのですよ!普通ですので、どうか、こちらこそ、よろしくお願いいたします!
嫌い、と、言いましても、私のは、歳の離れた可愛い妹(オスカルさまのですよ!すみません、言うだけなのでお許し下さい)の焼餅みたいなものです。たぶん。
嫌い嫌いと言いながら、もし、私が18世紀に生きていたら。かのホタルの場などは、涙を飲んで、ロザリーと青ケツアランと3人で、蛍の着ぐるみをきてですね、暴民が近付いて来たらおっぱらったりしてますしね。せめて、邪魔が入らないように…。まあ、オスカルさまのためですが。
原作なら、そうですね、3人なので3堅者に扮し音楽とスモークと共に登場「アンドレよ、そなたが持たぬと言うサティロスの…は、大きい方のサティロスの…か、それとも小さい方のサティロスの…か」「…小さい方のサティロスでございます…」「おお!正直者よ、そなたには大きいサティロスの…を授けよう!」「…」音楽再び、スモークのなかに消える。と、応援はさせて頂くつもりです。
まあ、オスカルさまに恥かかせる訳にはいきませんからね!
アンドレ、最後はオスカルさま、かっさらっていっちゃうんですから、多少の文句はお許し下さいませ~m(_ _)m

しかし、ジェロさんのほうが、確かに気障ですね。でも、ジェロさんには、?と思わなかったのは、アンドレじゃないからでしょうか。我ながらひどいですね、(^_^;)

アンドレに対しては、ちょっぴり屈折してるので、今後もついつい「このヤロー!」な発言がこぼれるかと思うのですが、オスカルさまを愛する故なので、どうか、大目に見て下さいませ。
まゆすけさま、私、ベルファンは、皆、アンドレの事嫌いと思っていましたので、去年、外の世界を知って、驚きました!オスカルさまが、アラスで民衆の貧しさに驚いたのぐらいに!「知らなかった!皆が、こんなにアンドレのことを愛していたなんて!」




顔をお上げください 投稿者:冬萌 投稿日:2009年 8月 3日(月)00時33分6秒  

ギャハハハT▽T(最近ここ来て笑ってばかり汗)
正直者には大きなサテュロスのファ○スを…くらら様、面白い方ですね!!
もしかしてアナタは、サクランボ様と双子なのではないですか!?
いや、私にも某所であまりに意気投合して年の離れた双子という事になってる人がいるんです。
あ、アンドレの事、そんなに気にする事ないですよ。
人それぞれですから。
かく言う私なんか、あまりに原作を偏愛する余り、某所でアニばら批判やっちまったクチでして(;^_^A
本来ならサクランボ様から三行半突きつけられても仕方ないどころか市中引き回しの上、島流しという仕打ちをされて当然の立場なのです´Д`
しかし、それこそ謀反を起こしたオスカルに対して『処分なし』としたアントワネットの如く寛大な処置をして戴いております。
てな訳で、私の方が、こちらでは門外漢でして…(;^_^A
そうですよね、ベルサイト巡りしてみたら、こんな世界があったのか!!と驚きがいっぱいありますよね^▽^
私はジェロっちやアランのファンが案外多いと知り、意外でした。
アランはアニメや後のエロイカの影響もあるようですね。
フェルゼンはオスカルをフったからという理由で人気がないし。
あ、スミマセン、本来のアニばら路線から離れるばかりですが、あまりに面白くてツッコまずにいられませんでした土下座汗
面白いと、また来るかもしれません…こんな私でよければ宜しくですm(_ _)m




アンドレのアソコは・・・ブッ!・・・力は偉大だぁ・・・ 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年 8月 3日(月)02時38分11秒  

いやぁ~~~・・・本当、皆様・・・いつも惜しみない想像力でモーレツ愉快なカキコを賜り・・・ありがとうございますっ!!

くらら様、いやっホントにっっ!!流石・・・お笑い本場の地で磨き上げられた抜群の突っ込み&7.12をおかずにした涙の寸劇集!・・・見事です・・・。その卓越したセンスで田島令子様にお手紙を書かれたら・・・そりゃー、自筆のお返しも下さるだろう・・・と、私は歯ぎしりが止まりません。。。
くっーーーーーーー・・ぎりぎりぎりぃ~・・・

本当に・・・笑わせて戴いたばかりか、かなり勉強になりました♪ありがとうございます!!
アンドレは語り過ぎ。分かります・・・。地べたを転げ回り、脱水症状ギリギリまで涙を流し、心の赴くまま兵舎内で銃をブッ放す。まったく恥も外聞もありません・・・。心底恐ろしい男です。
男は泣いちゃいかん・・・男は喋っちゃいかん・・・男は不器用であれ。こういった、所謂“男の三原則”・・・それらを無視し、物語のクライマックスで華麗に暴れまくる男、アンドレ・グランディエ。
高倉健さんだろうが三船敏郎さんだろうが、はたまたトミー・リー・ジョーンズだろうが、彼を止める術を知らないでしょう。
本来遵守すべき“男たるものホニャララ~”な部分を殆ど破りながら、結果としてアンドレはオスカル様から『最も男らしいde賞』を授与されたうえ、神々しい処女まで捧げられているのです!これは一体どーゆー現象なのか!?ミラクルの一言で片付けてしまっていいものなのか!?・・・・・正直言うと、アニメ世代である私たちが学校で原作を回し読みする時、アンドレ登場の箇所はいかなる場面でも大爆笑でした・・・。いえっ!決してバカにしているわけではなく!!「物凄いよ、この人はっ!見てごらん!!こんなテンションの男が他に居るだろうか・・・いや居ない。アーメン」という・・・さんざんウケた後には神聖な気持ちになるのです。それくらいにアンドレのパーソナリティとは・・・すごい(笑)。
But!彼の数々の名台詞ですが・・・私は「実際には口に出していないのだろうな」と思っていたのです。オスカル様への恋情を普段から溜めに溜めているゆえ、彼には世の中のありとあらゆる事が“ポエム”です。鳥のさえずりを聞いては「ああ・・・オスカル」、吹き渡る風を感じては「うわぉ・・・オスカル」ですよ。もう世界の全てが【報われぬ愛に悶える俺】を盛り上げる特殊効果なんですね。
なんと言うか・・・アニメのアンドレを観た後だと、原作の彼は余すことなく、見事な程にその立場を満喫しているように見えたのです。そりゃー安らかに安らかに、逝けましょう。
脱線気味ですいません!で、口に出してないと思ったんですね。ちゅうか・・・原作はどこまでが独白でどこからが会話なのか、分かりません・・・。更に心で思っている事と実際に声に出している台詞の境が(いい意味で、いい意味でですよ!)非常に曖昧だと感じるのです。故に、不可解・・・爆笑(泣っ)という現象が巻き起こります。

不思議な漫画ですね・・・・・・理代子先生は本能でこれらを創造されたと思いますので、まさにジーニアスです!!
そういった、とても混沌とした世界観が私の中にはありますので・・・志垣氏がサントラで朗々と愛を語り、田島令子様が「生まれて来て良かった・・・アンドレ」なんちゅう台詞をスーパー色っぺえ声で喋ってるのを聴いた時には、ひっくり返りました。

ア、ア、ア、アンドレ~・・・あんた声が、声が出とる。みたいな?

アニばらって、出来上がった作品は180度ベルばらとは違った様相を呈しておりますのに、このような怪現象、もといファンサービスには度肝を抜かれます。しかし、長浜監督で最後までいった日には・・・この場面、実現してたんでしょうね・・・。




お釜な日々に乾杯。投稿者:ゆーべる投稿日:2009年 8月22日(土)00時36分16秒  

(略)
ブラビリ現場の隠しカメラ…いいですねーいいですねー!ピューリッツア賞ものですよ!712もですが。これを証拠物件として出されたら、私裁判員になりたいです。これぞ特権♪
何度も再生、逆戻しをしてじ~っくり味わいたいものです(^皿^)鬼畜班ですから。んで、長~い判決文を書くのよん。ほとんどカキコモードで。

「主文。アンドレ・グランディエ、懲役一年、執行猶予三年の刑に処す。被告人は178○年○月○日、自らの仕える女主人たるオスカル・フランソワの部屋に呼ばれ、同女と昔話をするにあたり、その痛ましい失恋を推測するにつれ劣情を催し、同女を暴行を以って寝台に押え込み、衣服を破り、同女をして耐え難き屈辱と辛苦を感じせしむるに至った。
しかるに同女の振舞は男をして性欲を徒に刺激しむるに十分と言うべきであって、被告人の劣情のみに責めを帰すべき事由とも言いがたきものであることは論を待たない。
被告人も十分に反省しており、今後の更正の可能性も十分考え得る点を鑑みるに、実刑よりも執行猶予を相当とすと判断するものである」

なんちゃって~って無茶苦茶いい加減ですよね!


サクランボ様おっしゃるように、あの場面、オスカル嬢にもかな~り責任があります。だけど暴力はイケンよ~。
ただ、少なくともアニばら(28話)についてはオスカル様が悪い。悪いっていってももちろん素敵な悪さですよ。先に手を出した(ビンタした)のはオスカル様です。つまりボディタッチのきっかけを作ったのは同女(笑)です。アンドレへの同情の余地は原作以上です。前にサクランボ様がここで「男ってのはな~」というアンドレの思いを語っていらっしゃいましたが本当に同感です!ここで「男」を見せつけてナンボなんです!
この件で何人かの方とやりとりしたんですが、面白かったですね。
ついでにアニばらではオスカル様は「怒ってないし記憶にもとどめない」とおっしゃいます。十分怒ってるし~(^^;)決死の告白にそれはないだろう。怒ってないのはいいとして記憶にとどめない…残酷だよ~。
本放送のこの29話のリアルタイムで「アンドレ、もう一回押し倒せ~~!!」とテレビの前で叫んだ16才の少女は私です。今にして思えばなんもわかっていなかったんですけどね(^0^;

失恋などでスキだらけの女はまさにミニスカート状態。女の隙(スキ)とフェロモン出しまくりなんですよね。そりゃーネコにカツオ節状態だったと思います。かわいそうに。
アンドレの暴挙は本来無罪と思うのですが、3年間大人しくしてたら無罪放免という設定が鬼畜のツボを押しまくったのでこういう判決になりました。
もう…待てないよね、アンドレ~。がんばって押し殺してくれい。

壊れまくって失礼しました!
お盆が過ぎてから返って暑くなったようですが、サクランボ様、皆様、どうかお体を壊されないように(^^*)


*2009年8月はアニメ伝説の20話について、アンドレ人気の不思議 、「派遣のオスカル」等々、ベルヲタ界の論客が集ってくださって掲示板は凄いことに…(;''∀'')☆彡
ピックアップするには件数、文字数が多過ぎますので是非『倉庫』から遡ってお読みになってくださいませ!




はじめまして  投稿者:ひかる投稿日:2009年 9月19日(土)21時08分9秒  

サクランボさま、はじめまして、たったいま、リンク辿ってこちら様のサイトに巡り合いました!アニばら支援者様のサイトがあるなんて、大感激です!嬉しくて思わず書き込みさせていただいちゃいましたが、これからゆっくり拝見させて頂きますね!
当方アニばら本放送時からのファンでございます。第十三話を見終えたころに、ベルばらの結末が気になり、原作を初めて読みました。年を経るごとにアニばらの奥深さといろいろなシーンとキャラのセリフや仕種の意味の重大な伏線などなど、気づきまして、この引きずり込まれて行きます。それでは、また寄らせて頂いても良いでしょうか、失礼致しました!




こんにちは! 投稿者:ひかる 投稿日:2009年 9月22日(火)21時32分17秒  

(略)
アニメオスカル様大好きです。男言葉にかかわらす、あれだけ気品とオスカルの内面の女らしさを表現できる田島令子さん、大好きです。
ワタクシめもアンドレ目線シンクロで彼女を見ているみたいです。(なので、ロザリーさんの心情が理解できないです)革命のヒーローになんてならなくていいから、女として幸せを掴んで欲しい…なんちてアンドレ目線というより、ジャルパパやばあや目線ですね。
串田アキラ氏、ザブングルの主題歌もそうでしたっけ?力強くて明るくて好きでしたよ~。
派遣、録画溜めしといてまだ見たことないのです。まとめてこれから見ます。
サクランボ様、アニばら最終話まで一途な御方がいらしたなんて、感激です~。柔軟な御考えをお持ちになれると思います。ワタクシめは、アニばら放送途中で原作を読みまして、原作と違うエピソードを繰り出してくれるアニメ版を毎週ワクワクして見ていました。ホント、アニべるが生きがいでしたよ~。水曜夜七時のためだけに生きてましたね~。当時は家庭用のビデオデッキなんて夢でしたから、録音だけが頼り。いまはDVDで穴があくほど観られて、一時停止しまくり、オスカルさまのどアップにうっとり。いい時代ですわー。

(管理人返信)
ひかる様♪再びの熱いカキコ・・・感激です。ありがとう・・・本当にありがとうございます!!
そうですね、アニばらは大切な大切な“もうひとつのベルサイユのばら”です。原作読んだだけでは伝わらなかったであろう繊細な想いや愛情に、アニばらは満ち満ちていると思います。アニメのスタッフが再構築してくれたお蔭で、初めて気付けた“ベルサイユのばら”の良さがある。どっちか優れているとかではなく、奇跡の相乗効果ですよね。だから私は「アニばら大好き」と叫び続けます。
原作のオスカル様もアニメのオスカル様も、あんなに強く前向きな人っていません。そして・・・物凄く女性的ですよね。決して男じゃない。女性だから強いのです!!そんな当たり前の事が、そう・・・田島様独特の“空気感”で自然に伝わりました。素晴らしいことです・・・うっうっうっ・・・。
DVD再生し放題で幸せいっぱい胸いっぱいな現代・・・本当に、お逢いできて良かったです。




嗚呼、ナツメさん…(T_T) 投稿者:まうまう 投稿日:2009年11月19日(木)00時07分9秒

サクランボ様、ご無沙汰してすみませんでした。
この3日間、ナツメさんの死に打ちのめされ、のたうち回っておりました。

本来私は月組ファンです。もちろん花組さんも大好きで「洗練された素敵な組だなぁ♪」という憧れを持ち続けていました。
そう、単なる“憧れ”の領域だと思っていました…なのに!
現在、ものすごいショックでいてもたってもいられず「生きたナツメさんの姿をもう一度拝みたい!」という激しい欲求と、それが叶わぬ現実の残酷さに身悶えしています。
人の死とはかくも悲しいものなのですね…。

ラジオシティの公演、覚えてますとも…!
ニューヨーク公演の長を務められるようなスターは、ナツメさん以外にいらっしゃいません。というか、ナツメさんがいなければそもそもニューヨーク公演の企画など持ち上がらなかったと思います。
あの時代にナツメさんというスターがいた。それ自体がタカラヅカにとって最も素晴らしい奇跡だったんですね。それに加えて、平成ベルばらシリーズの再燃…。ホントに盛り沢山で楽しかった。
'74年のベルばら初演時が、そりゃあ宝塚史ではダントツ一番でしょうが、あの'89~'91年の第二次ベルばらブームは、別の意味で輝かしい時代だったと思います。

アイドルがたくさん生まれた時代…。そんな中ナツメさんは、一人異彩を放っていましたね。
サクランボ様が仰るように、存在自体がもう“プロフェッショナル”でした。だから“ジェンヌさん”って呼び名が全く似合わないんですよね(笑)。
あまりに恐れ多くて、他のスターさんみたいに「出待ちハート」とか「お茶会♪」とか、そういう対象にはなり得なかったです。

ただ一度、ナツメさんが現役バリバリのトップ様だった頃に、羽田空港でお会いしたことがあります。
何しろトップ様ですから…、当然ご自宅までは運転手つきのハイヤーでお帰りだろうと思いきや! 一般人と同じようにモノレール&中央線を使って中野のご自宅までお帰りになってました。
別に尾行するつもりはなかったのですが、帰る方向が同じなので結果的に中野駅までご一緒することに…。
夜の中央線はそこそこ混雑しており、吊り革につかまるナツメさんの肩に隣のサラリーマンが無遠慮にぶつかったりするんですけど、そのたび心の中で「!!!!」と絶叫しておりました。言葉にすると「このお方をどなたと心得る~!?」みたいなことをですね、力一杯念じつつ、周りの乗客を威嚇し続けましたよ。(気持ちの上で)
ナツメさん…、そんな私の功績(どこがだ)に全く気付くことなく、ごく自然な足取りで降車して行かれましたね。舞台では王者になれるナツメさんの自然な一面が…その謙虚さが私には感動的でした。
あなたに会えて…よかった。(BY中野ジャンクション)

ナツメさんの素晴らしさを讃えるつもりが、私の馬鹿話になりつつありますが…(T_T)
でも、こうして思い出語りをしている間は淋しさが紛れます。ありがとう、サクランボ様。そして私なんかの思い出話でスペースを無駄に使ってごめんなさい…。

この約一年、ナツメさんのコアなファンの方々は奇跡を信じ、ナツメさんの復帰を祈り続ける毎日だったのでしょうね。
今、どれほど悲しい気持ちでおられるのでしょう。ナツメさんのために全国でどれだけの涙が流されているのでしょうね?
かように誰からも愛され尊敬された大スター、大浦みずきさん。断腸の思いで私もお別れを言います。
さようなら…。たくさんの思い出をありがとうございました。
ナツメさんの舞台を、ずっとずっと忘れません…(;_;)




ジェロ…あんたって人は(;_;)投稿者:まうまう 投稿日:2009年11月30日(月)01時30分23秒  

いや~、ここでジェロが主役ですか!! さすがはサクランボ様。ヤリたいほうだ…いえゴホゴホ。
もうね。ジェロが頑張ってる姿は涙なくして見れませんよ汗
なんせジェロは、本編では血も涙も流してませんからね。ジェロから流れ出る液体なら何にでも食いつきますよ、あたしゃ~!!

…なるほど、プロフェッショナル。感情的に身を投げ出すのではなく、自分に勝算があることを分かった上で飛び出す男なんですね。
むは~むらむら♡(←なんでじゃ)
いや、その庇われた部下もね。ジェロでなくオスカル様が覆いかぶさってきて、挙句に彼女が撃たれたりしたら…、申し訳なさのあまりショック死しますよ。
せっかく庇ってもらってもショック死しちゃねぇ。

宝塚では、よくヒーローが彼女に庇われて、挙句に彼女が死ぬ、みたいなシーンがありますが…。あれは庇われた男がみじめすぎていけません。
もう身の置き所がないんですね。なんで生きてるんだよオレ汗 あ~もういっぺん巻き戻してえってなもんでしょう。
ましてや庇って撃たれたのがアニオス様のようなたおやかすぎる女性だったら…、庇われた男はもれなくヘソ噛んで死ぬでしょう。

話を戻して、ジェロが部下を守ったのはプロ意識。オスカル様を咄嗟に突き飛ばしたのは惚れた弱味。いずれにしても男汁は100%! はあ~♪ええですわ、アニジェロ~ハート(というかサクランボジェロ~♡)

楽しすぎるワイド劇場から、もう抜け出すことができません♪
ああ、終わっちゃうのがイヤだなぁ。ゆっくりゆっくり、なるべく長~く続けて下さいね(笑)。




寝食惜しんで妄想します♪ 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年12月 1日(火)13時01分58秒  

(略)
まう様も!!お忙しい時期に激しい突っ込みどうもありがとうございます~~~☆
うふっうふっ・・・ヤりたい放題。そう言って戴けるとも~ホントに嬉しいでっす!ここは私とアニジェロの愛の巣、ふたりの為に世界はあるの~~~(昇天)というイメージで、どうぞ呆れてやって下さい。
いや~・・・今までね、「なんでこの回ジェロが出ないのだ?」と謎だったんですよね。24話に限らず、ジェロが出ない回はどれもこれも謎でしたよ。なので勝手に「ああー・・病欠か」とか「まだ怪我が癒えないのかな」とか思ってどうにか納得していたわけで。そーゆー部分をここでは堂々と押し付ける事が出来、今日私は幸せでありますっ!!

アニジェロの魅力はそう・・・軍国主義・プロフェッショナル・ぶきっちょさん★という部分にあります。耽美主義では有り得ないし、計算高くもありません。プライドだって人並みですよ。ただただオスカル様が好きなんです。生々しい好きなんじゃなくて心底“敬愛”しちゃってるんでしょうね。だからも~・・彼ってばガチガチですよ。何故そうなったのか・・・カラダを張り続けるオスカル様を見て来たからです。彼の理想とする人間像、軍人像がオスカル様の中にあったんでしょうね・・・。彼にとって腐った果実の単なる入れ物だったベルサイユ、そこに降臨したオスカル様はまさに神なのです!
彼にとってオスカル様が女であった事は苦しみ以外のなんでもなかったように思いますよ。なんで女なんかにお生まれになったんですか・・・と布団の中で本気で呟いていそうだ。気の毒だなぁ~・・・(涙)
罪だね。オスカル様って人は連隊長しているだけで罪を犯しているね。
性別違うばっかりに「はっ!・・・もしかして求婚とかしちゃったり、結婚とか出来ちゃったりしちゃえるのかも!!」なんて血迷って、深く落ち込んでしまうんですよ。

きゃーーー。それ以上彼を傷つけないで~・・・!!怪我をさすのはいいんです。男だし。

あ、そうそう!宝塚って娘役さんに庇われてよくヒーローが助かってますね~(笑)。あれって出演者全員が女性だから成り立つ物語なんだと思いますよ。実際の男女が演じたら・・・男はただの甲斐性なしとなり夢は一気に冷めます。男たるもの女を犠牲にしてまで生きているべきじゃない。自然界の掟というものです。カマキリなんて奥さん妊娠させたらその後食われてやるんだぞ!!自らが栄養となってまで・・・妻と子供を生かすのです。ああ、泣ける・・・(本当か)。
そこへいくと・・・オスカル様が隊長職についておられるのはゆゆしき事態です。
故に緊張感あったんだろうなーーー。あの時代の近衛連隊が一番良かったなぁー・・・と、後々ブイエ将軍とかが呟いたりしたんでしょうね。

やはり世の中は女性がいて回っているんです。女性万歳。連隊長万歳っ!!




腹は元より……投稿者:まゆすけ 投稿日:2009年12月10日(木)05時12分9秒  

>原作派の方が御覧になって・・・あの回がどう評価されるのか

正直に申し上げれば、いきなりその回だけを見た私には状況の把握さえ困難な、現在地を推測できないほどの状態でしたので、『評価』に至れません(;^_^A
一応原作にも『面白さ』というものがありまして、それには過不足はあってはいけないのです。これは【原作】を【アニメ】と置き換えても成立する事だと思いますよ。早い話が、原作の面白さを期待する限り、アニメには混乱します。逆もまた真なり、ですよね。
似て非なるというか、コンセプトからして接点がない、または希薄なので、同列に語ったり、ましてや比較するのは「違う土俵でお互いに独り相撲をしている」ようなものだと思うんです。
アニメを観て感銘を受けた人がその後に原作を読んだら期待した内容が薄くてガッカリするかも知れません。その人に「原作読んでどうだった?」と尋ねるのも愚かなような気がします。例え千の言葉を尽くしても、万の言葉で推薦しても、返ってくる言葉はただ一つ……「アニメの方が面白い。アニメに出会えてよかった」というのが現実ではないかな、と思います。

勿論、どちらも消化できる柔軟な方も多いとは思いますが、最初の感動を超えるものを感じられるかどうかはまた別の話です。

>その部分が描かれた原作を読んでみた時、私がどう思ったのか

うははははヾ(^▽^* ☆
是非披露してください!

「今、そこにいない男への恋慕を自覚したオスカル様」の元に問題の男が帰ってきて、更にパワーアップしたアントワネットとの絆(?)を見せつけてくれる訳です。そしてアントワネットはフェルゼン依存症。フェルゼンの言うことなら何でも聞きます。オスカル様は何と無力なのでしょう。オスカル様がダメと言ってもトリアノンに引きこもったアントワネットなのにフェルゼンが「戻れ」と言えばいそいそと王宮へ戻るんですよ(-ω-;)
ロザリーが家出したと聞いてオスカル様が向かったのは何でかフェルゼンの家。ロザリーってそんなにフェルゼンと仲がよかったの?(・・?)
この辺から怪しいですよ。オスカル様の乙女心はもう冷静な判断などしていません。
それで「思い出ひとつ作ってバイバイしよう」という結論なんですから、オスカル様にロザリーを探そうと言う気は殆どないです(フェルゼンに会う口実ですね)

この、シリアスな顔でテンパるオスカル様はラブリ~♪としか言えませんが、これは当然に原作派である私の見方です。同じ原作派でも違う印象を持っている方もいらっしゃると思いますし、サクランボ様も違う理解をしていると思います。
でも「週マ」の想定する対象読者が上記のような理解をしたかは……ちょっとわかりません。オスカル様の台詞を鵜呑みにしたかも知れませんね。

アニメにしろ原作にしろ、年齢を重ねる毎に受ける印象は変わっていく作品だと思います。ある意味『大人の論理』が仕掛けられているとも言えますよね。第一原作が……基本的に小学生が理解するには難解ですよ。
「はん。あのガキ、本当に兄上の子かわかったもんじゃない」
こんなの、性教育を受ける機会のない日本の小学生(中・低学年)に伝わる訳ないじゃないですか。実際に私(当時9歳)にはチンプンカンプンでした。
同時にロマンスに傾倒したアニメの演出もチンプンカンプンでした(^▽^;)

>「かた恋のメヌエット」で一番訴えたかったのは“叶わぬ初恋を乗り越えるためにとった行動=女装(?)”をするオスカル様・・・という部分ではありません。これは確かにオスカル様にとって重大なターニングポイントだったかもしれませんが・・・ドレスなんて着ても着なくてもアニばらの場合はどうでも良かったように思います。

これは私的には原作でも同じですよ。
オスカル様が偽名など使わずにオスカル様としてフェルゼンに対峙できれば、また違うのでしょうが……結局そこまでの想いではない、と私は捉えています。
『かた恋』というか、『幼恋』です、原作で言えば。
アニメの方は、残念ながらこの辺り「早送り」だった(しかもモーリッツが大騒ぎしていたので最初から音声は全く聞こえてこない)のでよく見ていないのですけど(^^;)
それに頭の10分は見ていませんし。
少なくとも「ターニングポイント」にはなりえませんよね。「きっかけ」とか「始まり」の方が説得力はあります。
オスカル様の恋はここから動き出したと言えます。原作では「諦められる」などと言ってますけど、そんなんでケリがつくようなら恋じゃないです。だからその後に手痛くフラれるし、アンドレは勘違いしてオスカル様を襲うし、何だかんだ言って、そんな下地があったからオスカル様はアンドレにゾッコン惚れるんです。それぐらいのショック療法でもなければオスカル様は一生恋なんかしません(出来ません?)ヾ( ̄∇ ̄;)

アニメの方ではシッカリ「かた恋」に相応しい流れではありますね。「メヌエット」ということは、やっぱりフェルゼンは度外視で、オスカル様とアンドレの恋のベクトルに焦点を合わせればいいのかな、と思いますが。
アニメの方の相関図は私の脳内にインプットされていないので深くは語れませんけれど、アニメのオスカル様としてはドレス着てフェルゼンと踊ると言うのは、かなり思い切った行動なのかな、と思います。常に沈思黙考してる印象で、原作のオスカル様みたいに思い立ったら実行しなきゃ気がすまないような無謀さは感じられないからです。
一足飛びのような事をしてまで、アニメでもオスカル様は何かを残したかったんでしょうね。そう考えると、アニメではオスカル様はフェルゼンを求めていたのだろうと思えます。

大人ですよ……アニメのキャラたちは、みんな・・・( ̄∇ ̄)★




☆異文化交流☆ 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年12月10日(木)12時33分16秒  

私は理代子先生の描かれた原作を「幼稚だ」とバカにしているわけでも「感情的過ぎてなんだかね」と見下しているわけでもないんですよ!!今ここでこんな否定文っぽい文章を書くことすら何やら哀しい思いでいます・・・(つっても、毎度好きで書いてますんで気にしないで下さいネ♪) 最終的に言える事と言ったら・・・ひとつだけですよ。くらら様もおっしゃっておられますが「原作がなければアニメは有り得なかった」んです。なので原作こそが全ての始まり、根本的に大事なものは理代子先生の描かれたあの少女漫画ですよ~。 私はワールド以前に個人で運営されるベルサイトというものを一切知りませんでした。同人誌の存在は知ってましたが・・・積極的に読んだ事はなかったですねー・・・。とにかく営利目的で世の中に堂々と出版されている類のモノしか目にした事がなかったんです。なので、ワールドを知った時には、そりゃま~驚きましたよ!!ベルばらひとつでこうも熱くなれる人々が世間にはまだこんなにいるんだー!?と・・・依然として現在進行形であり続けるベルばら人気に心の底から感動したものです。
それから数ヶ月間はひたすら“読む人”に徹しました。そーするとですね・・・だんだんと欲が出て来るんです。最初は何についてどーゆー切り口であろうとそれが『ベルばら』の話題である限り感動して読んでられたものを・・・いつの間にか「それ、違うでしょ~」とか唸ってる。携帯相手に本気で憤ってみたり、もう知らんと退会考えてみたりね☆自らコミュに参加するようになってからは尚更でした・・・。

利用者とはサービスを受ける事がいつしか当たり前になり、どんどん自己中心的で我儘に変貌していくものです。自分もそのうちの一人で・・・勝手に気分を害し流浪の旅に出る事を決めたんです~~~・・・それというのもね、大概の方がこちらが二の句をつげられないような一言で原作の意義を唱えられるんですよ。そーゆー方たちがおっしゃる事、それは教えられなくとも分かってます。分かってるからこそ今こうしてアニばらについて語ってられるんです。・・・というような、非常に不毛なやり取りにしかならないので・・・ベルばらって、掲示板って、難しい。体力、気力共に十分充実してないと取り組めません。そして・・・こんな事でこうまで真剣になってるおまえもおまえだ・・・という事なんだと思います。
私にとってのベルばら・・・その素晴らしさレベルは下記のようになります。

アニばら > 原作 > すんごい飛んで・・・しょうがないからヅカばら   【査定外⇒ 実写映画、小説版、絵本】

これ以外で・・・歌舞伎の俳優際でやった「べるさいゆばらのよばなし」は超面白く、私的にはヅカばらよりビンビン神経に響くものがありました・・・。

御覧のように私にとってはアニばらが一番魂を揺さ振る物語です。これと比較して原作は“夢いっ~ぱい”過ぎたというか・・・どんなに読んでもオスカル様は漫画に登場するスーパーヒーローでしかなく・・・かといって時折見せる意外な人間臭さは衝撃的な程に子供の心臓をも貫きました。
なんと言っても・・・原作のオスカル様は輝いてました。
「先ずは自分のことを一番に考えろ!!!」というのが私が原作オスカル様から得る事の出来た最もインパクトのある教訓です。これって基本ですよね。何より大事なことです。

更にオスカル様はあれだけ自己チューでありながら周りの人に嫌われないばかりか心底愛され、尊敬されてます。この生まれもっての人間力・・・理屈ではないパワーが漲り、気が付けば(いろいろな意味で)我々は泣かされているのです。アニばらに人生を捧げる者として、原作オスカル様の存在感は不可解であり、奇跡でした・・・。ゆえに、彼女が原作内でどんな無茶行動をとったところで「そうか・・・そういうものか・・・」という感じでして、分析など出来たものではないのです・・・。

しかし、これがヅカばら関係でのディスカッション(というか喧嘩?)となれば話は別です。私、ちょっとだけバレエを習ってた事があるんですけど・・・その時にですね~原作は一切読まずにヅカばらをベルばらだと思い込んで「変な話~」とか言う糞ビッチがいたんです。一人や二人じゃありませんよ。もちろん彼女たちが目指す先はプリマドンナなので・・・宝塚歌劇自体「邪道」なわけです。だからハナッからバカにする気満々で鼻膨らませてるんですよね~・・・どれだけムカついたことか。
「宝塚はバカにしてもいいけどな~!!読んだこともないのにベルばらの事を蔑むのは断じて許さん」と言い合いになりましたよ♪
嗚呼・・・できる事なら遡ってまゆすけ様に聴いて戴きたい。私にも“原作愛”を声高に叫ぶ瞬間があるのです。てめ~らにオスカル様の素晴らしさが分かってたまるかっーーー!!!と前歯の一本も折れようかという勢いで戦いました。
誤解して欲しくないのは・・・私は宝塚が大好きだったんです。でもヅカばらは「・・・・」だった。大好きなスターさんが出ますから観に行きましたけど、出来れば早く終わってベルばらじゃない事をして欲しかった。どう考えてもヅカばらはベルばらじゃありませんから。もともと否定的でいる人に、こればっかりは弁護のしようがありません。
宝塚って、いろいろな表現が出来る本当に素敵な世界なんですよ・・・。全身で慟哭せざるを得ない究極の舞台というのがあるのです。しかし・・・ベルばらはウケを狙っているとしか思えず。場面展開によっては怒りの拳を握ったものです。ある日の「今宵一夜」では笑いこらえ過ぎてオシッコちびりましたしね(マジ)。
今も昔も、ヅカばら鑑賞ほど血圧の安定しないイベントもないな~という感じなのです。

すいません・・・取り留めのない事を思いつくままダラダラ書いとりますよ~・・誰か読んでくれてる??

というわけで、私も私なりの原作愛を持ち合わせておるのです!!!更にそれはケッコー熱いかもしれないんですよっ!!前歯折れるくらいにネ♪



私が主張したいことは・・・『異文化交流』を楽しみましょう♪なんです。
一生理解できない部分はあるだろうし、時には揉める事だってありましょう・・・でも打ち解けさえすれば共に面白がれるアクティビティーはたくさんあります!!それこそが未だベルばらが飽きられていない理由なんじゃないかな~・・と思うわけで。


思う存分グダグダいいましたが、皆様これからもどうぞ宜しくお願い致します☆★☆




ヅカばらも夢 投稿者:ひかる 投稿日:2009年12月10日(木)22時31分50秒  

サクランボ様の、尻馬に乗るように^_^;で、ごめんなさい!!

原作ベルばらは、十五歳の私にとって夢のような…というより夢をかなえてくれるマンガでしたね。
今は、んな夢見てばかりいられない、叶えられないお伽話…のように思います。

オスカル様は、女性としても軍人(政治家のほうがお似合いなんじゃないかと)
としても、カリスマです。子供のころは単純に憧憬出来、オスカル様の言動なにもかも
肯定し、何をしても正しいのだと思ってましたし、女の子が望むものをすべて兼ね備え
ハードもソフトも完璧、本物のセレブリティな女性として、本気で憧れました。
少しでも彼女のようになりたい、と夢見てました。
しかし、そんな夢見てるだけでは当然、世の中渡って行けません。社会人になると、それを思い知らされるようになります。
夢を追うよりもリアリティを求めて、同調したくなるんです。

アニメは、夢ばかりでなく綺麗なだけでなく、世知辛い世の中や、理想だけではなんも腹の足しにはならない厳しい現実を突き付けてくれました。
それはある意味辛いけど、こころのどこかで、ほっとする
(ああ、彼女たちのやるせなさも、彼の苦しみも、同じなんだ)ちっちゃな人、なんだと
励まされるんです。

私は単に、ベルばらをアニメ番組のひとつとして、毎週水曜を楽しみにして観てました。
正月特番で一回放送がお休みになったその間に、この話の結末が気になり、コミックスを
つい買って読んでしまいました。言わずもがな、見事にハマりました。

オスカル様という人物は、理想そのものの女性でした。原作のオスカル様のことも
原作漫画も大好きになりました。
…が。マンガ読み終え、アニメ放送次週(#13でした)から、ファンとして望んだことは、
原作まんま引き移した手抜きなアニメ番組を制作して下さらないように!
ということでした。完結した完璧な原作を、そのままアニメーションにしては、
その甲斐がないじゃないか?スピンオフしてくれても良いくらい、
原作とはまた違う視点の「ベルサイユのばら」を観たかったんです。

#19から交代した監督は、私の望みを叶えてくれました。
原作の大筋はそのまま、解釈が違うだけで、正反対のヒロインが誕生しました。(オスカルだけでなく、ほとんどの登場人物が、原作とは性格がひと味異なるものになっていますが)
私は心の中で、毎週、拍手喝采しながらアニばらを観ていました。単純にアニメ番組
として面白かったんです。
作画も当時のテレビアニメとしては、破格に素晴らしく綺麗な出来で、最終回まで高水準を保ってくれたことだけでも凄い監督たちの手腕と作品への入れ込みようだったと思います。ホントに観ている側として、嬉しかったんです。
私はベルばらファン以前にいちアニメファンでしたから。
三十年経った今でも、現代のアニメ作品には少しも見劣りしない作品です。
なので、原作と違う!tと憤りを感じる方々のお気持ちがまったく理解できないのです。
不思議なんです。
原作も(子供の頃とは見方が変化しましたが)もちろんマンガとして好きだし
アニメもアニメとして好きです。どちらも「ベルサイユのばら」として
とても大事だし愛してますし、生きがいのひとつではあります。
…なんか、小学生の作文みたいなこと言ってますが…スイマセン。本心綴るとこんなカンジになってきます。

原作、アニメと同時に、同人サイト、同人誌も、勝るとも劣らず好きですねえ。
なんたって、ビジネスでなく、ファン個人が愛情持ってて、その具体化した作品ですから。
志なかばで若くして昇天してしまったオスカル、アンドレが少しでも幸せになってほしい、それがコンセプトですからね。そういうSS、書いてても読んでても幸せに浸れます。

アニメは原作ありき、それは当然ですよね。
アニメに創る以上は、原作を越えて欲しい、もしくはスピンオフして欲しい。とはアニメファンだから私がそう思うのかも知れません。越えてるかどうかは、視聴者各々で意見が分かれるでしょう。越えてる、言うよりも好むかどうか、でしょうか。
バイブルを越える云々自体、僭越・おこがましいじゃないか!と怒れる方々は
おられるでしょうけれども、私は、アニばらが好きです。←言いたいのはこんだけです。




ベルばらは不滅です 投稿者:まゆすけ 投稿日:2009年12月11日(金)01時25分39秒  

うーん・・・( ̄  ̄;)
誤解させてしまったようでして……仰る事は幾度か伺っているので私は理解しています。
サクランボ様が原作を無視しているとか否定しているなどと言ったことは微塵も考えていません。大事にされているだろう、少なくとも私がアニメを思うのとは段違いに優遇されているだろうと思っています。

しかし……具体的に、私の書き込みの何処に反応されているのかわからないのです。もしアニメに対する理解が的外れなら、きちんと指摘して頂きたいと思います。
わからないまま置いてきぼりにされるのは身の置き場がなくなりますので(;^_^A
もしかして、実は私の理解は勘違いで、サクランボ様は「ベルばらにはアニメも必要だ」と仰りたいだけだったのでしょうか。私はサクランボ様を「アニばらに青春をかけられている方」と捉えているのですけれど……(ーー;)

>まゆすけ様に聴いて戴きたい。私にも“原作愛”を声高に叫ぶ瞬間がある

勿論聞きますとも。
私にはいつでも、いつまでも用意があります(^∇^) いつか機会がありましたら是非お願いしますね☆


某所について言及する気はありません(既にしてますから繰り返しになります)ので割愛しますけれど、私は頑固な原作至上主義者がいると承知しながらも熱く深く思いの丈を込めてアニメを語るサクランボ様に惚れ込んでいるのです。
語られる対象は何でもいいのです。
その情熱が、私たちの沈滞したムードをどれほど盛り上げてくださったことか。

アニメは、好きか嫌いかで言えば好きです。だって【ベルばら】ですから。ベルばらというだけで録画しましたし。

ですけれど、私の心を捕らえて離さないオスカル様は原作の中にしかいらっしゃらないのです。あの微笑み、あの自信たっぷりな無謀ぶり、重戦車のような実行力・・・どれが欠けてもいけません(´▽`*)
オスカル様の世界はオスカル様を中心に……あはは、残念ながら回ってません。世界の片隅で右往左往しながら、許される限り好き勝手に生きたのがオスカル様です。

私はオスカル様に出会うために、ベルばらの表紙を開きます。




本日は討ち入り記念日です♪投稿者:サクランボ 投稿日:2009年12月14日(月)11時05分36秒  

まゆすけ様、先日の私の書き込みはほぼ八つ当たりと言うか・・・ごめんなさい・・・くどい説明になるのですがちょっと我慢して聴いて下さい。
私はまゆすけ様の気持ちを理解しているつもりです!なので先日のようなレスははっきりルール違反というか・・・咄嗟に沸いたストレスを、まゆすけ様に向かってそのまま全てぶつけたような・・・大変思いやりに欠けたカキコだったと思います。これは本当にごめんなさい~・・・!!
ただ・・・私もTPOというものを知らないわけではありません。あれがもし某ワールドやまゆすけ様の掲示板で戴いたメッセージなら・・・もっともっと冷静に、ココロを整理しながらお返事が出来たのです。でも、ここは言うなれば『アニばらモーレツ原理主義者のヘンタイサロン』だとご理解戴きたいのです。
たとえば、いかに脱線し世界が広がったように思えようとも、某ワールドから導き出される答えはたったひとつ。「結局原作が一番よ」・・・それのみなんです。
無論あのサイトの趣旨としてそれは当然の事ですから・・・それで腹を立てようはずもありません。ただ・・・それによって容易に立ち直れない程の脱力感に見舞われた事は忘れてはならないと思うわけで・・・これはまゆすけ様も同じだと思いますので、共感し合える事と信じます。
私はあそこが『ベルばらワールド』という看板を掲げているのも関わらず、常にそーゆー結論にしか至れない風潮に、心底ガッカリしたのです。私は原作の良さを再確認して貰う為に必死こいて風呂敷を広げていたわけじゃない。「あら?あんた好きで喋ってたんじゃなかったの?」と、そこでそのように言われてたとしたら・・・そりゃハッキリ憎悪の炎が燃えたであろうなぁ・・・と。今更ですが、ディスカッションに求められる何より大事なものがスッポリ欠落しているように思われた当時のワールドに、そのように急激に気持ちが冷めた瞬間がありました。
あれが個人で運営されている掲示板、もしくは『池田理代子ワールド』という名前のサイトだったら話は全く別なんですよ!第一私は会員になる事をしていないでしょうから、話は別以前の問題ですね・・・。
というような、これはも~殆ど怨恨と言っていいくらいの思いを抱えていますんで、自前の掲示板では「アニばらには指1本触れさせないどーーーっ!!」という・・・勘違いの自覚は一応ありますが、それでもアニばら馬鹿の魂が過剰に反応してしまうのです。


ベルばらはまず原作があって、宝塚があって、あとアニメや同人その他もろもろ・・・でも比重としては原作が5割以上・・・みたいなファンは世の中に溢れてますから。私が作るならアニばら9割強くらいで行こう!!こういうサイトがあってもいいよね~♪と、そーゆー思いで創めた事なんです。・・・で、実際眺めて下さる方の大半は“アニばら脳”の方が多いんだと思います。

アニばら好きは今まで多かれ少なかれストレスを溜めて来ました。何を読んでみたところで、面白い記事に出会える確率は想像以上に低かったんです。原作至上の方が何気なく発せられる一言が、私たちをどこまでも萎えさせたんですね。実際不思議でした・・・どう考えても原作を超えた演出はあるのです。キャラの人間性で言っても、アニばらの方が勝ってます。一般常識を学ぶならば原作よりもアニばらを追究した方がいい。「原作だから偉い」だけで説得できる時代は終わったのです。そーゆー事を堂々と主張できる空間が欲しかった。
でも、原作のもつ“夢”の部分を愛していると言われたら・・・何も争う事はなくなります。私もファンタジーに憧れはありますから・・・一緒にオスカル様の、ベルばらのフィクション部分を愛しましょう!!と言えるんです。
なので、私はまゆすけ様の書き込みはどんな時でも大笑いして読んでいられました。求めるものは違っても「好きだ!」の想いは共通していましたから・・・そして今このようなやり取りが出来ている事も大きなご縁なんだと・・・オスカル様に感謝しているのです。

(ついでですが私・・・宝塚は喜んで観に行くくせにアニメの事はしたり顔で酷評するようなベルファン・・・この世で一番キライでした。あーゆーオバンにだけはなるまいと、心の中で怒りを堪え続けましたから。だからヅカばらも苦手なんでしょうね・汗・・・とにかく他を落とさないと好きなモノを語れない人は偽者なんです)

という事で・・・かなり、というか120%私の我儘です。
「こいつ、情緒不安定なんじゃねえか・・・?」と思われる場面も多数だと思われますが、目を瞑れるところは瞑ってやって下さい・・・・・。




何だかな、#37思いだしちゃっった 投稿者:ひかる 投稿日:2009年12月14日(月)22時25分3秒  

アンドレと結婚しようと決める経緯のシチュがまったく逆なんですわ、
ふたりのオスカル様。
アニオス様は、彼の視力のことがきっかけとなり、彼の目になりたい為、一緒に生きるべきと結婚を決めた、と言える。彼女自身の為、生きがいと余命の目標にもなる。
冒頭、医師の告知を聴いても冷静なアニオス様。ただ淡々「そういう事実」を
受け止め、期限が迫ったこれからの生き方・自分の在り方について考える糧にしようと
冷静に考えている。
ところが、ラソンヌ先生の世間話?的な一言を聞き咎め、アンドレの視力の事を
聞いた途端、血相変えた。語気荒く、事情を話してくれと医師に詰め寄る。
彼女は自分の命に関わる病気のことより、重大だけど命は脅かさない、
アンドレのことのほうに頭を抱えこむほど苦悩するのだ。

この人、いつでも自分の事よりアンドレが一番大事なんだ、
と思い知らされる場面のひとつです。
彼に対する罪の重さ、そして自分にとっての彼の存在価値をあらためて思い知る。
第一話からしてそうでした。軍服を着る人生を決心したのは、父親とアンドレの
密談を立ち聞きしたからなのだ。
自分が軍服を着なければアンドレを失うことになる。
だからオスカルは入隊を決めた。
ここからして、オスカルの中で、アンドレという人物が
どれほど莫大なパーセンテージを占めているか、わかる。
ある意味、愛より深い、魂そのものなのだ。
で、この時点から、彼女自身が気付き自覚し痛感するまでに二十年かかってる。
(でもそのこと自体は、べつに不幸ではないのよ、紆余曲折あったにしろ。
ふたり同じ道を突っ走れて常に傍で生きていられたんだもの。)
いよいよ、その道に限界が見えてきているという事実を突き付けられたとき、
オスカルは決めた。もう絶対、片時も彼から離れない、と。
だからパリ出動にもアンドレを止めない。彼の視力が落ちているのを承知しながら、
傍に居て欲しかった。あと半年しか傍に居られないかも知れないのだから、
最後の女の我儘を通したかった。行き先が戦場だからこそだ。
そのオスカルの決心が、一瞬鈍った。出動命令を受けて本部に戻る途中で暴徒に襲われ
アンドレが怪我したとき、彼の家族のことを思い出した。
彼を必要としているのは、自分だけではなく、唯一の彼の血縁であるばあやもそうだ。
医師の告知を聴いてから初めて自分の事だけ考え行動したオスカルは、こんな際にも他人を思いやることを忘れない。

なぜ、オスカルというひとは、滅私できるんだろう、なぜ自分の幸福より他人を
思いやり、譲ってしまえるのだろう!
私は拳が震えるほどそう思う。こんな人間になりたい、と思う。(おそらくまず、ムリ^_^;)
(アニメ)オスカルは、私にとっては「革命の英雄」ではなく、それ以前に「聖母・聖女」
なんです。
はあ。とりとめなくスミマセン^_^;

さくらんぼ様の、お目のことをお聞きして、#37思い出しちゃいました。
蛍シーンそのものも、好きですが、(そりはもちろん♪でございますよ)
その行動、決心に至るまでのオスカルのこころの動きが
とても良いんです。んで、
「おれも行くよ、オスカル」
アンドレも淡々と、ホントにごく当たり前のことのように言っている。
大仰なセリフなど言わなくても、彼の真意も愛情もひとことで分かるもの。
アニメアンドレは、まず素地が明るく出来ているのだと思うけど、何より
ポジティブな思考回路で、どん底に居る時でも一筋の光を探し当ててそれに向かって
一生懸命泥沼を這いながらでも一歩ずつ歩いて行こうと努力を怠らないひと。
一筋の望みを何倍にも増大させ、不運を幸に転嫁出来る人だと思ってます。
どれっち、嫌いじゃないのよ~ん。萌えない?だけなのよん。

余談ですが、#37の冒頭、アンドレは薄暗い宿舎のベッドで布団を被りながら
日記をつけている。見えているじゃないか!(喜)時々暗くなるだけで
失明に至らず近視くらいで食い止められるのではないか!と期待しました。




サクランボ様へ・・・投稿者:まゆすけ 投稿日:2009年12月16日(水)01時38分45秒  

サクランボ様、ありがとうございました。

率直に……私がどのような気持ちでサクランボ様に対しようとも原作を愛する限り私はサクランボ様にとってストレスを与える存在だと言う事がわかりました。
サクランボ様には居心地のいい『どう考えても原作を超えた演出はあるのです。キャラの人間性で言っても、アニばらの方が勝ってます。一般常識を学ぶならば原作よりもアニばらを追究した方がいい。「原作だから偉い」だけで説得できる時代は終わったのです。そーゆー事を堂々と主張できる空間』は原作を愛する者には針のむしろ同然です(人間性まで云々するようでは余程原作はサクランボ様の価値観にそぐわないのでしょう)
いえ、ベルばらに優劣をつけようとする時点で居心地が悪いです。
「目を瞑れるところは瞑って」きましたが、とても私のキャパではカバー出来ない状態ですので此方には来ない方がいいだろうという結論に至りました。

閉鎖まで半月となった某所について、誤解があるようなので補足しておきます。
某所は決して排他的な空気を持つ場所ではありません。ベルばらが好きで、ベルばらについて語りたい事がある人には常に入り口が用意されていたはずです。しかし何度もお話しましたが、誰もが自分だけの世界・価値観を持つ以上は自分と全く同じ意見を持つ人は厳密にはいません。いるとすれば大して思い入れのないお友達募集中の追随派か、奇跡の出会いです。
その中でサクランボ様は執拗に同調を求めました。
応える人もいらっしゃいました。それで満足できずに「全員の同調」を期待したのがサクランボ様です。こんなこと、有り得る訳がないです。
(大多数を占めるロマンス派の主張でも実現はしません。何故なら私のようなアンチロマンスがいるからです)
期待を裏切られたからと言って某所を貶める発言は伺うのも気分はよくありません。「勝手に傷ついた」という自覚があるのなら尚更慎むべきです。

>いかに脱線し世界が広がったように思えようとも、某ワールドから導き出される答えはたったひとつ。「結局原作が一番よ」・・・それのみ

大変に大きな誤解です。
サクランボ様がアニメの魅力を語るとき、ちらほら散見していた『原作批判(悪意を以って解釈すれば「原作は駄作」だと言っているに過ぎない内容)』は原作のみならず、ベルばらという作品全体を貶めていました。そして結局原作を貶めることでしかアニメは語れないのか?という印象を初めに私に与えていたのは事実です。論法が対比、比較であるために”わかりやすく説得力に欠け”ていました。おまけに解釈によっては悪意しか受け取れないのですから「優しいツッコミ」など出来ようはずもありません。
自分が何をしていたのか、先ず相手を真剣に理解しようと努力したのか、考えてみてください。
それから『他を落とさないと好きなモノを語れない人は偽者』という発言についてもう一度自問自答してみてください。
某所にたった一つの答えを見出すとすれば『やっぱりベルばらが好き』。
これだけです。
アニメも原作もありません。
(これが最後まで理解されなかったことに深い哀しみを覚えます)


勿論サクランボ様が自作のサイトでどう振舞おうと自由です。
しかし『原作、その他なんでも』と明記されていますから、サクランボ様が某所でそうであったように「原作の素晴らしさ」を声高に主張する人が登場しないとも限りません。ここはアニばらサイトだからそんな人は来ないだろう、と考えられているかも知れませんが、現実にいらしたらどうでしょう。『アニメも好き。原作だって好き。だから原作よりアニメだなんて優劣をつけないで欲しい』という願いを書き込まれたらサクランボ様はどう応えるでしょうか。
もし、そんな余裕はないという事ならアニばら限定ファン専用サイトだと宣言してしまった方が平穏でいられます。
「アニメを愛する故にややもすると原作は否定されています。だから原作を愛する人の入室は固くお断りします」
そんな注釈ぐらいは必要です。
サクランボ様にそんな自覚はなくても、サクランボ様の言動・希望は正しくその通りなのです。
原作が好きでアニメは知識であればいいと思っている私がアニメに触れたときに、その内容を全て否定的にしか捉えられずストレスまで感じるのであれば、必要な措置であろうと思います。
私のように察して去る人ばかりではありません。
サクランボ様の心の平和のために、サクランボ様(管理人)の都合に合わない人の入室はハッキリと断ってしまった方がいいです。その方が万人のためです。
(これで狭量な管理人だと誤解されることはありませんので安心して訪問者を制限してください。このようにデリケートな問題を抱えるファンサイトでは当たり前のことです。ただし、だからと言って取り扱いジャンル外の否定・批判・批難が許容される訳ではないと思うんですけどね。せいぜい無視出来る程度です)

しい様が仰っていますね。
『混ぜるな危険』
サクランボ様のレスと合わせ読んで「混ざるな邪魔」と見えています。

同じベルばらファンであるはずなのに、どうしてこうも傷つけあわなくてはいけないのかわかりません。
ご理解して頂けるとは思いませんが、虚無感でいっぱいです。

でも、サクランボ様がそれなりに心を砕いてくださっていたことは知っています。此方では楽しい思いもさせて頂きました。
この事については感謝しています。

このような結論に至り大変残念ではありますが、サクランボ様を応援したいと言う気持ちに変わりはありません。これからは陰ながらエールを送りたいと思います。
(掲示板に書き込むだけの関係ではありませんものね)

サクランボ様、皆様……
今までありがとうございました。




よく分かりました。 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年12月16日(水)15時34分12秒

まゆすけ様、こちらこそ最後に率直なご意見を戴きとても感謝しています。ありがとうございました。


一連の文章を掲示板へ書き込む際、某所で知り合う機会に恵まれた何人かのお顔を頭に思い浮かべながら、私はキーボードを叩いていました。
自前のサイトでどう振舞おうと自由ではありますが、自由に振舞ったことによって失うかもしれないものの大きさはこれでも理解しているつもりです。私は自分の主張した内容分の代償はきっちり払う覚悟で、あのような書き込みを致しました。
どうやら考えられるなかで最悪の結果を招いてしまったようですが、今更弁解がましい事を言うつもりもありません。ただ・・・長いこと支えて下さったまゆすけ様、そしてまゆすけ様と同じ感覚に陥っ方々には深くお詫びを致します。


今更ですが、私はまゆすけ様の「一応原作にも『面白さ』というものがありまして・・・」というくだりに心底驚きました。これは私の掲示板用にソフトな表現をして下さったからだと思うのですが・・・それでも私にとっては「こんな事をまだ1から語ってきかせなきゃならない馬鹿者だと思われているのか」という部分にショックを受けたのです。
分かって戴けるでしょうか・・・?私は原作を全部『読みました』。読んで『感銘を受けました』。
結局はアニばらを『観ようとしない人』とは決定的な違いがありませんか?それこそ同じ土俵で相撲・・・とりようがありません。
付け加えて言うなら、しい様のおっしゃった「混ぜるな危険!」は原作を【邪魔】だと言う意味合いのものではありません。それこそ歪んだ解釈をされ心外です。それにあれはもともと私が某所にて発した言葉です。しい様はそれを本来の意味で好解釈して下さったので、その後サクランボに向けて度々使って下さっているだけなのです。「あのことね、忘れてないよ!」という・・・『アニばら好き同士の合言葉』みたいなものです。そこになんら悪意はありません。あるのは本当に「混ぜてくれるな!」と言う想いだけなのです。

私の某所での振舞いは「執拗」だったのですね。よく分かりました。正直その部分での自覚は足りなかったです。TPOをわきまえるどころか全く盲目状態で皆様に多大な不快感を与えてしまっていたんでしょうね・・・申し訳なかったです。

掲示板にこのような厳しい意見を書き込んで戴いたこと、私は本当に感謝しております。まゆすけ様以外にこのような貴重な意見を下さる方はいませんから・・・本心から、感謝しています。戴いたアドバイスも・・・そのような考えもあるのかと真摯に受け止めているつもりです。しかし、私はこのサイトをパスワード方式の隠れ部屋にするつもりはありません。原作ファン用に注釈を入れる気もありません。私の書いたことで他人様に不快感を与えてしまう事に関しては心から申し訳ない思いでおります。この掲示板、とりあえず全世界からアクセス可能ですから・・・原作原理主義の方どころか池田理代子先生ご本人に読まれてしまう可能性だってゼロではないのです。いくらアニメヲタクとは言え、そのくらいの自覚は持って・・・ここを運営しています。

『アニメも好き。原作だって好き。だから原作よりアニメだなんて優劣をつけないで欲しい』という願いを書き込まれたら・・・その時は勿論、誠意を尽くしてレスを書かせて戴きます。「意にそぐわない文章は読まないで下さい」等という無礼な返信は決して致しませんので・・・安心して下さいね。


それから・・・これは深い意味はなく、ただただお互いの為に申し上げることなのですが・・・もしまゆすけ様の考える“良識”に『S・チェリーブロッサム』が著しくそぐわないようでしたら、PC版のリンクもいつ解除されてもいい覚悟でおります(その際は直メにでもご一報下さると幸いです)


最後に・・・このやり取りを原作派とアニメ派の【批判の応酬】だと感じて鬱々とした気分になっておられる方がいたとしたら・・・そうではありません。一度繋がった絆が根こそぎブッ千切れてしまう事など有り得ないと私は信じています。
私のひとりよがりかもしれませんが・・・これは【喧嘩】の類とは違うのです。私にとってまゆすけ様は、ベルばらを愛するうえでかけがいのない方です。
それだけをどうかご理解下さいますよう、お願い致します。




『今更』でもありがとうございます 投稿者:まゆすけ投稿日:2009年12月16日(水)22時39分35秒  

前回は不退転の覚悟で書かせて頂きましたが、私の質問に漸くお答えいただいたので最後に真意を述べさせてください。

>私はまゆすけ様の「一応原作にも『面白さ』というものがありまして・・・」というくだりに心底驚きました。これは私の掲示板用にソフトな表現をして下さったからだと思うのですが・・・それでも私にとっては「こんな事をまだ1から語ってきかせなきゃならない馬鹿者だと思われているのか」という部分にショックを受けたのです。

当たらずとも遠からずです。『馬鹿』だとは決して思いませんが、私はサクランボ様が原作を名作だと理解されているとは考えていません。

「オスカル様も後悔した事ぐらいあるはず」
これは、私が『「与えられた生を悔いなく生きた」というオスカル様の言葉に感銘を受けた』とサクランボ様に対して発言した際のサクランボ様の答えです。
これに限らずサクランボ様と気持ちよく原作について語り合えた事など一度もありません。それゆえに導かれている結論です。
(今回の流れの中でも二度振らせて頂きましたが見事にスルー。それがサクランボ様の答えだと受け止めています)


この元々の文章を100回でも1000回でも読んで、本当に今回の事態を招くほどのショックを受けなければならないものか、じっくりと自問自答なさってください。

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一応原作にも『面白さ』というものがありまして、それには過不足はあってはいけないのです。これは【原作】を【アニメ】と置き換えても成立する事だと思いますよ。早い話が、原作の面白さを期待する限り、アニメには混乱します。逆もまた真なり、ですよね。
似て非なるというか、コンセプトからして接点がない、または希薄なので、同列に語ったり、ましてや比較するのは「違う土俵でお互いに独り相撲をしている」ようなものだと思うんです。
アニメを観て感銘を受けた人がその後に原作を読んだら期待した内容が薄くてガッカリするかも知れません。その人に「原作読んでどうだった?」と尋ねるのも愚かなような気がします。例え千の言葉を尽くしても、万の言葉で推薦しても、返ってくる言葉はただ一つ……「アニメの方が面白い。アニメに出会えてよかった」というのが現実ではないかな、と思います。

勿論、どちらも消化できる柔軟な方も多いとは思いますが、最初の感動を超えるものを感じられるかどうかはまた別の話です。
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>私は原作を全部『読みました』。読んで『感銘を受けました』。

何度も伺っています。ただし伺っているだけで一度も裏付けられた事はありません。なので先に述べたような結論に至っています。
ただし、理解することと大事に思う事は別の話なので、その点は誤解されないようお願いいたします。

>結局はアニばらを『観ようとしない人』とは決定的な違いがありませんか?

そのレッテルを貼られた人とサクランボ様に違いはありません。何故なら特にアニメを観なくても済んでいる原作派を理解しようとしないのがサクランボ様だからです。
また、サクランボ様には残念でしょうが、原作が一番だと思っている私のような人はアニメを『見ようとしない』のではなく、『敢えて鑑賞する必要を感じていない』だけです。
そもそも、サクランボ様のお言葉を借りれば「私はアニメを全部『観ました』。観て『感銘を受けました』。だからコミックを10冊も読みました」という事実が私にはあります。その後原作にドハマろうが、アニメの内容が私の脳内で経年劣化していこうが、それはその『事実』には関係のないことです。
その私の大切な過去に対しても『観ようとしない人』というレッテルを貼られているのです。不快感よりも哀しみの方が大きいです。

>「混ぜるな危険!」は原作を【邪魔】だと言う意味合いのものではありません。

理解が薄いです。此方の掲示板で原作が邪険にされたからと言って私が問題にすると思いますか?
『具体的に、私の書き込みの何処に反応されているのかわからないのです』『わからないまま置いてきぼりにされるのは身の置き場がなくなります』
こう書いた私に「混ぜるな危険」という文言を読ませ、その上で質問に答えずに煙に巻くような回答であったために「混ざるな邪魔」と受け止めているのです。
サクランボ様には【私】は【邪魔】なのだな、と。

>私の某所での振舞いは「執拗」だったのですね。よく分かりました。正直その部分での自覚は足りなかったです。

他人を自己否定に至るほど苦悩させ、しかもその事実を知らされているのですから、自覚されていないのは困ります。
これがどのような苦しみ、哀しみであったか、サクランボ様にはご理解いただけるでしょうか。
『観ようとしない人』などと人格に関わるような表現で批判され、どうして『それぐらいの事』もしようとしないのかと周囲に思われているのです。なんと同調性の薄い人か、なんと片手落ちな人か、それでよくもベルばらファンだなどと自称できるものだと……自分で感じました。
自分を支えてきたもの、自分の生き方、自分のこれまでの全てが根底から覆されるような苦しみでした。
サクランボ様としては他人にそのような痛みを与えていたとは夢にも思っていらっしゃらなかったと思いますが、私にも人並みの『当たり前に傷つく心』があるのです。自分で自分を傷つける結果になりましたので、全く出口もなく、救いもありませんでした。
その痛みまで理解して欲しいとは思いません。ですが、発端はご自身の言動にあった事は理解して頂きたいのです。


サクランボ様……
世の中、私のようにハッキリと物が言えてしまう人ばかりではありません。人の心は見えないものです。自分がこうだから他人も同じように考えるだろう、自分は間違っていないのだから正しいのだろう、そんなことは言わなくても伝わるだろう。そういった事は全て甘えです。
この掲示板がアニメ批判を含んだ原作賞賛で埋まり、サクランボ様も何の気負いも違和感も疑問もなく応えられると言うならこのままで。それは出来ないと言うなら何らかの対策は必要です。

某所とは違い、此方はサクランボ様が管理されていく掲示板です。サクランボ様の都合ではなく、訪問者の都合で書き込まれ、ともすればサクランボ様の意に沿わない場所にもなり得ます。それを巧く誘導してサイトの主旨に見合うようにしていくのが管理人の『仕事』です。また、今回のような事態が起こらないように腐心するのも管理人の『仕事』です。

>“良識”に『S・チェリーブロッサム』が著しくそぐわない

誰がどう見てもそのように受け止めるであろうと判断した場合は、サクランボ様の許諾を待つまでもありません。
私が考えていたのは、PC専用で、という意向が将来セキュリティなどにも関わるからなのかな、と受け止めたために「管理人でもない私が勝手に携帯端末でのアクセスを誘導するのは迷惑なのかも知れない」ということです。
訪問者の方には難解な話になりますが、プロバイダから個別にIPを割り振られているPCに対して携帯はアクセス毎にキャリアからIPが与えられます。このために携帯からの閲覧を敬遠するサイトも存在します。
サクランボ様がどのような意図で意向を表明されたのかは推測するに過ぎませんが、私としてはそのような考えを持たれていると知った以上は対応せざるを得ないだろうと思っています。ただ、なかなか決断は出来ませんでした。クッションへのアクセスは本当に多いんです。少し様子を見て、アクセスが減少した頃がいいのかな、と思っていました。
他意はありません。
タイミングが悪かっただけです。


往々にして、私はサクランボ様から与えられてきたストレスに耐えすぎたのだと思います。
お会いして話せば悪い人ではない、ただアニばらに一生懸命なだけなのだ、これまで原作至上主義者共がサクランボ様を傷つけ融和は図れないと思い込ませているのだから私(原作至上主義者の一人)だけでも受け止めてみよう……そのような思いでいました。
勿論独りよがりの自己満足なのですが。
しかし疲れました。
もうこれ以上申し上げる事は何もありません。

申し訳ありませんでした。


皆様へ
このように私事でお騒がせした事を心よりお詫び申し上げます。
二度と今回のような事は起きないと思います。サイトや掲示板が皆様其々にとって最高の憩いの場、気軽で楽しい歓談の場になりますことを願っております。




ご忠告感謝致します。 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年12月17日(木)00時00分50秒  

まゆすけ様が下さったアドバイスを無駄にしないよう、今後精一杯努力していくつもりです。いろいろとありがとうございました。そして…今後は自覚なく貴女を苦しめ続けた“サクランボ”だけを怨んで下さるよう…それだけお願い致します。過去に私が発した台詞を引用されただけの方にとっては先ほどの貴女の書き込みは全くのとばっちり、迷惑な話です。私自身は何を言われようと構いませんが…こんな形で他の方に迷惑がかかるのでは、もぅどう対処したらいいのか見当もつきません。
とにかく私が貴女をそうまで疲れさせてしまった事実は全力で受け止めます。

どうかこの先はご自分のサイトで…理想の世界を創って下さい。『理想の世界』というのものを、どうか私に見せて下さい。
もうそれしか言えません。


無理をして体を壊さないよう…こういった台詞はもう私が言えたことではありませんが、お体の事を案じております。


総てのリンクの件、まゆすけ様のご判断でいかようにも処理して下さい。私のサイトへの入口ですが既に私の口出しできた話ではないようです。まゆすけ様が消された際には、こちら側の入口も閉じるようにします。


それでは…お元気で。今まで本当にありがとうございました。




まぜっかえすつもりはないけれど投稿者:ひかる 投稿日:2009年12月17日(木)12時16分32秒

サクランボ様、すみませんがこの場をお借りして申して良いでしょうか。

掲示板はサクランボ様のお考え通りにオープンであるべきです。
ディスカッションは大事だし、波風のりこえたあとは新しい事が拓いて行くと
思うし、何より大勢の方の思いとご意見を伺いたい場なんです。
私はこちらのサイトと掲示板と巡り合い、大げさに言えば生き返った心地です。
ほんっとうに、糧と癒しと励みにさせて頂いてます。

被害妄想と誤解の嵐のような書き込みは、心底心外なもので悔しい思いで読みました。
まゆすけ様へ、
最後らしいから、管理人のサクランボ様にはもうしわけないけど、この場をお借りして言います。
アニメが好きかと言われたら好きだとおっしゃいましたが、正直私にはそうとは
お見受けできませんでした。
好きでも意に沿わないとお思いでも、そんなことは個人の感性の自由なので
どうでもいいんですよ。
ただ、「アニメは全部見ました・感銘を受けました・だからコミックス10冊も読みました。」

嬉しいお言葉ではありますけれども、さらっと飛ばし飛ばしご覧になっておわかりに
なったでしょうか。コミックスはありゃ、単なる資料です。アニメは動いて音声があって
なんぼです。資料を観て、40話を把握できるくらい、まゆすけ様は頭脳明晰でいらっしゃるのでしょうが、んな横着して観たつもりになるだけでアニメをお好きになれたのでしょうか。それならそれで良いですが、私には、アニメを観たくないのだな。と思えました。
そう思っていたら次の投稿で「敢えて観賞する必要を感じていない」とおっしゃいました。
そうならそう初めからおっしゃればいいんです。

貴女のおっしゃる「アニメが好き」(観賞は不必要としているのにどこがどう?)と
サクランボ様の「原作への思い入れ」はまったく度合いが違います。サクランボ様が原作に愛情を持っていないなどとは、大変に誤解です。比べるのはムリです。
貴女がたのベルばら熱に、私などが口出しすべきじゃないのは、承知の上で申しています。

最後に、
貴女が受けた被害妄想、もとい傷は、サクランボ様を始めアニメを愛する人たちが
三十年来ずーっと、受けてきました。おそらく何倍も何十倍も不快で、深いものです。
アニメ放送開始以来、中傷の荒波をかぶりながら四面楚歌の中をサクランボ様は
熱い思いを主張されて理不尽と戦ってこられたことでしょう。
「踏みにじられれば踏みにじられるほど、その分俺たちは、燃える」
その通りです。

今回のことは大変残念ですが、また改めてアニばらの必要性と深いかけがえのないものだと
痛感させて頂きました。鳥肌が立つほどの憤りと同時に。
ほんとうに私はアニばらを愛してます。
原作も勿論。ただ、原作に対しては「終わってしまった、少女時代の初恋の大切な思い出」
アニメは、未だに「現在進行中の30年経っても熱く萌えている大事な伴侶」です。

ベルばらオタクの中にはこーいうのも居ると、お見知りおき下されば幸いでございます。
と。

長々とお邪魔致しました。まゆすけ様のお目にもお心にも届かなくても結構です。

それでは、サクランボ様、これからGenjiおこもり(爆)に行って参ります。




麻痺してる貴女さま。 投稿者:KOKACHI 投稿日:2009年12月19日(土)21時50分51秒

さぶ~です。でもここは熱い。焼き場です<ホット@ットの私のポジション>

読み取りが足りなくてどうしてこうなったか、分からんうちに収束して良かったです。
サクランボ様の書き込みもまゆすけ様の書き込みも普段どうりに捉えてまして・・・汗~~
いつのまにかまゆさまが去る云々・・・。驚きましたが読んでいくうち、こんな議論を
やれるのもここだけでしょう。またどうぞ~~~<マジに懲りない班作ろ!>

ここを公開したときにサクランボ様は「アニオス様が、アニばらが!死ぬほどラブ!!!アニばらを心おきなく語れる場所を・・仲間を!!!」
サクランボ様はとても嬉しそうでした

私に言えることは「薔薇は薔薇。ライラックにはなれない。
サクランボ様がサクランボ様でいられないなんて~~~!!!!」<バタバタと駆け出す>
でも少しM式様の肩を持つと・・・管理人側に回るとご訪問された方同士がやり合うことも
あり、そうすると制限付にしたり、移転とか、最悪閉鎖とかの憂き目のことを想定しての
書きこみであったと思いました、むろん、サクランボ様も感じていたからこそ、しっかりした返答であったと言えます。わたしもサイトを制限付き、パス付きにするのは抵抗があります<ホントはそれどこじゃないが。よく分からんし>それに少ないご訪問者様を締め出したくないという意味もあります。内輪でMAILでこんな絵あります、こんな話作りました、と一斉送信したらいいし、ミ@シーが内輪なんだけど私はMI@Iにあまり魅力感じなくて。
今フォレストのサイト作ってると注釈がマジに多いサイトが多いのです。
掲示板の書き込みも内容のないのに「注釈」だけ先行してあるの。なぜ?と思って相談室コーナーばかり検索してたらホムペの内容、お留守になっちまいましたが<笑>

家電の説明書「衣類乾燥機の中に動物を入れて乾かしてはいけません」ほどではなくとも
「男同士の恋愛に不快な人はお帰りください」が多いし、掲示板の書き込み内容の相談も
あり、そういう苦情が多いのか、かなり、お断り文面が華やかなサイトが多いみたい。
インターネットに@@がいる、という歌がございます。わたしとサクランボ様のような
純粋なる@@は最高に楽しいのですが。いろんな人を想定しつつのサイト運営に支障なきことを提案してくれた上で書き込みであり。
長くなりました、私もエトセトラ、注釈の羅列をしなくてはいけないと思いました。
でもやらないでしょうね~

ひかる様
地震のこと、心配してくれてありがとう。静岡県や伊豆、心配です。
私は今、夫の郷里に暮らしてますが年末にいつも地震あるんです。観光地なのに打撃だ。
出崎氏の「源氏」まだ観てなくて。「おにいさまへ」のアニメ絵をみてあれに近いものなら
うおっ~観てえ~作画、杉野さんでしたか?
これはサクランボ様ならご存知かも<アニばらのLDの挿絵は杉野さんなのかな。>

あと、「終わった素敵な初恋」原作定義なんですが言えてる部分もありだけど原作を新たに
読む人は「現在進行の素敵な恋」の人もいてるみたいです。某サイトでは30代の男性なようですが。。。語弊があっては申し訳ないのですが、私はまゆすけ様の真逆でして。「めっさ!ごっついロマンス派」というか<これは最近自覚した>原作を読むなら・・というか穴の空くほど処女・・いや、少女時代に「ベルサイユのばら」を見た!読んでたけど「見た」という程度の理解だったかもしれません。

オスカルとアンドレの愛ってストーリーの変遷を追うよりも細かい妄想するよりも
数年たって描かれた絵が涙が出るほどの感動ものだったのですよね、あれがなかったら僅差で演出部門「アニばら」に軍配かもしれません。
原作のその絵はシルエットのオスカルとアンドレなんだけど、あの劇的な汁・・・シルエットは数10年経ったしょうもない我が伴侶でもあり、我が自身ちゅうのもおこがましいけどそう思い、うざい亭主をどうにか愛して、日々持ちこたえ。

原作にはそういう見方があり、恋の名残り、というのではひかる様の解釈は一部正しい。ロマン的には池田理代子は昭和も紫式部か、大げさだけどね。
あと原作しか見ないひとの定義を私はこれからサクランボ様に顰蹙買うか、大笑い食らうか
どちらかの瀬戸際、解釈をぶっつけます。

さくらんぼ様
私の意見は・・というか、原作原理主義派はアニメを最初から見ないのではなく、観ないようにしている・・・何故か?アニオス様を好きになったら困るからですよ。
「おまえは俺を好きであった・・」のアニドレの憑き物みたいにストーカー解釈ですが。

原作オス様よりも好きになったらどうしょうと制御システムが働くのです。
「ベルばら」キャラの凄さ、美しさを知りつくしてる方たちですから。
だから・・よく観ないのです、私は以前・・アニばら出たときそうでした。
参与できないで悔しいってこともあったけど。初恋よりも良かったら困ります。
そして本気で好きになることっては時間も取られ、自由も手放す・・
恋するって怖いことなんですよね。。
駄文、無駄文、御免...




はじめまして。 投稿者: 投稿日:2009年12月20日(日)15時02分55秒  

サクランボ様、こんにちは。
ちょくちょくご訪問しておりました。
書き込みをするのは初めてで、とても緊張しています。

ここ数日のレスを拝読していて、とても切なくなりました。

何故だろう?と、某オフィシャルサイトのコミュを遡って、皆様のレスを拝読いたしました。
それでもなんだかモヤモヤしていて、こかっち様のレス「アニオス様を好きになったらどうしよう?」を読み、モヤったものが少し晴れた気がしました。

そもそも、オスカルとアニオスは別人格なのか?(すみません!敬称略します!)
そうではないのではないか?と思ったのです。

私はアニばらはまだ未見です。
否定している訳ではなく、ただ鑑賞する機会に恵まれなかったのです。
ベルばら自体、三十年近く遠ざかっていましたから。
ですから、甚だ的外れな見解かもしれません。ご了承くださいませ。

まず、アニオスは自分のことよりも、他人のことを思いやり、行動する…とサクランボ様は書かれていらしたと思います。…よね?違いましたか?汗
原作のオスカルも、保身や損得勘定で行動したことは、一度もありません。
また、アニオスは暴れず思慮深い。
オスカルも暴れてばかりいる訳はなく、慎み深く、内省的です。年齢を経るにつれ、それは顕著です。

つまり、何を云いたいかと申しますと、アニオスは全く別人格ではなく、オスカルを180度違った角度から解釈し表現したのではないかと思うのです。

そしてアニオスは、アンドレが視力を無くしているのを承知の上で戦場に伴っている。

原作のオスカルがアンドレの事実を知ったらどうしたか?
やはり行動を共にしたと私は思います。
なぜならば、アラン達は承知の上でアンドレを連れていきますから。
オスカルも同じだろうと思うのです。

富士山は表富士と裏富士があります。
静岡県と山梨県から見た富士山は違って見えます。
でも、富士山に変わりはありません。

オスカル フランソワという稀有な存在の前には、アニメも原作もありません。

オスカルは富士山です!
アレ?こんな結論になってしまいました!
オスカル様至上主義者の戯言と笑ってくださると幸いに存じます。

もし、アニメファンの方が少しでも不快に思われましたら、お詫びいたします。

初めてなのに、長々と申し訳ありませんでした!




はてさて 投稿者:しい 投稿日:2009年12月20日(日)20時33分21秒  

なんとも奇妙です…
なぜ観ていないのにアニばらについて語れるのでしょう?

観るも観ないも その必要性を感じないというのも全く自由です
観たとしても そこで感じるものも様々でしょう
原作にしろアニメにしろ
千人千色 万人万色のベルばらがあるのだと思います
ですから全てにおいて同調ということはありえないですよね その中で共鳴できるところを互いにみつけあい わかりあえた時の喜びはひとしおです
それが某所の最大の魅力でもありました
先のやり取りで出ていた
『混ぜるな危険』はそんなやり取りから生まれた合言葉でありました
この意味は原作とアニメの両世界の繋ぎ目を理解している方にはお分かりいただけるのではないかと思います


どんな主義主張があろうとそこにはベルばらへの深い愛着あるからだと思いますが…
わたしはサクランボ様と話していて一度も原作批判をしているなんて思ったことはないし…その逆を考えるようになりました…
原作が光り輝くからこそアニばらがある
素晴らしい人の魂を揺さぶる原作だから
すばらしい演出ができるそういう結論に達しました

アニメの監督は原作クラッシャーの異名を持つことでも有名な方です
アニばらだけでなく ほかの作品を見ても監督特有の世界観 価値観が存在しています


オスカルさまとアニオス様は別人格かとのことですが…そもそも第一話から全く違うのです…
敬愛するオスカルさまに関してはいまさら語ることもなく承知しているつもりでおります故
観る必要性がないと感じていないのなら まず!観ていただきたい!
望むことはわがままなのか…アニばら好きにはすぎた望みなのか…




飲みすぎか、インフルか?投稿者:くらら 投稿日:2009年12月21日(月)00時12分54

(略)
こかっちさまの「ぼけたら…」実は、私も、老後にぼけた時の事考えてとても不安になる事があるんです。
私達って、あ、達、と勝手に皆様方も入れちゃだめですね。
年取って、ぼけてしまって、例え家族のことを忘れても、ベルばらのことは忘れないと思うんですよね。私はオフで、介護に携わる機会があるのですが、常々、感じます。
私、ぼけたら、自分はロザリーだと思い込むと思うんですね(^_^;)で、施設にいて、入所者の家族さんが面会に来られて、青い花模様のワンピースなんか着ていたら!「母さんのかたきっ!」と箸持って刺そうとするんじゃないか?
あるいは、「こんなもの、食えるか!」と食事に不平を言う入所者には「ご、ごめんなさい、今それしか食べるものがないんです。」と泣き出すと思うんです。
で、くららばあさん、問題行動多し、となって、隔離されるんじゃないだろうか。とか。そこで考え付いたのが『オタク対応介護施設』です。職員の採用条件は、資格の他にオタクであること。
オタクの範囲は「ベルばら必須。漫画・アニメ全般に対応または順応可能な方。池田・出崎作品及び、松本系歓迎。ガンダムあれば尚よし」でしょうか。
職員の制服は基本衛兵隊服ですが、各人好みのコスプレ可。宝塚のOGさんに特別顧問になって頂き、時折、オスカルさまに扮して現れて頂く。
こんな施設があれば、いや、作ろう~!と。私の密かな野望です。ですから、冬萌さまのご主人が転職なさった折は、密かにほくそ笑んでおりました!お金じゃないんです!
我々の明るい老後の為に、カリスマヘルパーが必要なんです~!
年取っても、何だかんだと語り合いたいですよね~!




御来光を拝みましょう☆ 投稿者:サクランボ 投稿日:2009年12月21日(月)03時55分20秒

ご訪問どうもありがとうございます~っ!!玉様、まさかこちらでコメントを戴けるとは思いませんでした!!・・・見ていらっしゃった?読んでいらっしゃった・・!?・・・これがネットの怖いところです。何処で誰のお目に触れているか・・・ハッキリ「読んでるよ」とメッセージを戴いてから「・・・マジっすか!?」とあたふたし、改めて己の書いてきた事を反芻しなければいけない事態になるのですから。
玉様、私もこかっち様と同様、オスカル様を富士山に喩えられた貴女様の感性にズガー・・ンときました。(すいません!こかっち様・・・私の語りは『アニオス様=ヨーロッパの女性』でしたか!?え~・・と・・私の中で彼女は究極『極妻』なのですが。・・・ヨーロッパの極妻。で落ち着く感じでいいかな!?いいとも~・・)

富士山・・・“ニッポンの心”に留まらず世界の憧れ、地球の財産ですよね・・・。
オスカル様は富士山、その喩えをお借りします。
頂に眩しく輝く雪の美しさ・・・カレンダーや絵葉書等で最もポピュラーで分かりやすい富士山のイメージだと思います。あのキラキラした真っ白な姿を見て心が洗われない人間は居ないと思う。それ・・・ズバリ富士山の雪のお帽子の部分を集中的に作品化したのが私はヅカばらだと思ってます。たまらなく華やかで瞬間心を捉えられますが・・・絵空事です。私の手が届く世界の話じゃありません。
では原作は・・・?私にとっては『富士山』という概念そのものです。大雑把ではありますが、基本これが持てないと何も始まりません。しかし、それは絵空事ではないにしろ決してリアルな物でもないのです。夢と現実の間で宙ぶらりんになり非常にフワフワしてしまっている・・・良くも悪くも掴みどころのない存在なのです。
そんな富士山を現実に即したものにしてくれたのがアニばらです!!アニばらは富士山は手で触って足で踏みしめて、実際に歩いて頂上を目指す事の出来る現実の山なのだとグイッとこちら側に引き寄せてくれたのです。そして、そこにあったから私は山を登り始め、いつしかゴールなんてどうでもよくなり・・・富士山が大好きだと言う理由だけでヘンタイ山姥になり果ててしまったなぁ~・・・母さん。
という感じでご理解戴けると一番近いかなと思います。

玉様、私は『オスカル様』が保身や損得勘定で行動したとは少しも考えてません!ただ彼女は自分本位の考えの人だったと思ってるだけなのです。自分本位を悪く捉えないで下さい。オスカル様は物語の主人公でありもともとが善人キャラですよね?だから普通にストーリーを牽引しているという意味で使っているだけなのです。しかし、その当たり前な部分がアニばらから入った私には謎でした。どーしてこの人の都合のよいように物語が進むのだろう?どーしてこの人はこんなにも無条件にモテまくっているのだろう?と少女マンガの部分にどーも引っ掛かりを覚えました。


オスカル様とアニオス様は別人格だと思います。でも別人ではありません。だって同じタイトルの物語に登場する同じ名前をしたキャラクターですから・・・私が「ベルばら」と聞いてパッと思い浮かべるのはアニオス様なんです。でも、それを例えば原作命の方に咎められ「別人だ!」と言われたら・・・それでも構わないんですよ~。パスカルだろうとラスカルだろうと名前なんて何でもいいのです。タイトルだって変えて貰って問題ナッシングです。名称がどうなろうと内容がアニばらなら、私は必ず好きになります。それはアニばらというストーリーが本当に素晴らしいと思うから。アニばらこそが原作の“人間ドラマ”の部分に真剣に向き合ったと信じるからです。

私はビックリするくらいお若かった理代子先生が、たった一人で描かれた奇跡のような世界が原作だと理解しています。原作を読むと・・・絵は老人だったとしても喋ってる台詞とかが意外なくらいに若々しかったりするんです。理代子先生がお若いから発想が若くて当たり前。作品中に漲るパワー、エネルギー全てが若者のそれですよ。だから原作はいつ読んでも初恋の味なのかもしれません。私はアニメの後に原作を知りましたが・・・それでも初恋の香りが漂うのは原作なんです。なので・・・これはオスカル様の性格がどうこうなのではなく、作品そのものの若さなんだと思うのです。若いうちの行動は無謀であった方が面白いですし、何をしようと(それが前向きな発想のもとでの事ならば)若さゆえの情熱は光り輝いちゃってるものなんだと思うのです。
一方アニばらは・・・そこまで若くない人々が「これを改めて作品化するにはどうすれば面白くなるかな」と考えあぐね、議論しながら、ようやく編集していったものです。素晴らしい作品だからこそ、その良さを最大限アピールする為にどこまでも真剣に取り組んだ作品なんですよ。真剣になり過ぎ、いい大人たちが弄り倒した揚げ句、気が付いたらキャラ設定激変の「別ばらだっ!!」とか言われてるのですから・・・私は当時のスタッフさんのハイテンションぶりに驚愕します。あそこまで『変貌』する間には色々な~・・色々な~~・・・出来事があったと思います。その全てを想像し、勝手に感謝しています。どんな紆余曲折があったにしろ、このアニばらを残してくれてありがとう!!
私はアニばらを観て「ベルばらって一体何を訴えようとしたの?」と毎日考えました。原作読んでアニばらぽさを捜す時、意識は自然と【革命】に向きました。オスカル様の意識改革に向かいました。結果もちろん誤差は生じましたが・・・アニばらのお蔭で内容を深く噛み締めるに至ったのです(一応私も原作に対する純粋な感想、持ってはいるんですよ・・・。なかなか言葉には出来ませんが)

オスカル様至上主義の方に「アニメも原作もありません」と言って戴き、私が「うんにゃ!別だ!!」と叫ぶ理由は何処にもありません。その通り!どちらもオスカル様です。私たちの大切な宝物であり、人生を甘く蝕んで下さるニクいお嬢様がたです♪


でも玉様☆・・・原作を読んで“何処に一番感銘を受けるか”、こればっかりは原作命のファンの方のみならず作者様ご本人でも、操作不能なのではないでしょうか?あるいはその方々が「はっーーー!?」とのけぞるような有り得ない展開の中に、新しいベルばらの魅力が潜んでいるやもしれません。

三十年の時を経て・・・今なら『鑑賞する機会』をご自分の意志で作り出せるのでは?
ベル世界の一部にこれだけ強固な支持者を持ったアニばらという物語です。面白いか面白くないか、一生の間に一度・・・いろいろな先入観持参で構いませんから、根気よくラストシーンまで見通してみて下さい。

アニオス様が・・・玉様のオスカル様に、新しい光を与えるかもしれませんよ~!!!




ご自愛ください 投稿者:まうまう 投稿日:2009年12月22日(火)12時58分38秒  

(略)
ここしばらくの掲示板、私も固唾を呑んで見守っておりました。
決着はついたものの、その夜は悲しくて寝るどころじゃなかったです(T_T)
サクランボ様もまゆすけ様も、私にとって本当に大切なお人…、辛かった、いえ現在進行形で今もものすごく辛いです(涙)。

お二人をずっと尊敬し続けていました。できるだけ魂を寄せ合っておつき合いしていきたい!という思いでいました。
そして少しずつですが、サクランボ様がやりたかったことは何なのか、まゆすけ様が訴えて来られたことは何なのか、私なりに理解ができました。
そして心から応援していました。
正反対の主張に見えて、お二人の根底には同質の炎がたぎっているようにお見受けします。

こちらではこういう結果に終わりましたが、私には「生涯の課題を与えられた」と思いました。
まゆすけ様がこちらで訴えられたこと…、(一部とんでもなく間違った主張もありましたが)、私の深い部分に突き刺さったまま抜けません。
原作ファンであるまゆすけ様の言葉が、こちらの掲示板で息づいていたこの紛れもない事実。この事だけは風化させるべきではないと…、勝手ながら強く思います。

私の思いをぶつけてしまってゴメンなさい。きっとサクランボ様への思い入れが強すぎるのでしょうね。
私がここでサクランボ様と語りたいことは、もちろん第一にアニメです。
でも、それ以外の色々なこと…、生きることや愛すること、カオスに至るまでここでああだこうだ語ってみたい。
もしもそれが迷惑なことなら…、掲示板の流れを変えてしまうなら、どうか躊躇することなくビシッとおっしゃって下さいね。サクランボ様が大切にされてる掲示板を、サクランボ様の望む形で応援することが、やはり訪問者としての礼儀だと思いますから。

ではでは、この掲示板のたゆまぬ進化を願って。
原作もアニメも愛する、ヘタレファンより




というわけでございまして、サイトをオープンしてちょうど1年目の頃には皆様を巻き込んで、なんつーか( ̄▽ ̄;)…なんでございますが、これも愛の証。ベルばら語りの醍醐味だと思います!格納したままはもったいないのであえてこの機会に表に出すど~! だって面白いからネ♪…みんな真剣…心から好きでないとこんな事にはならないのであります。