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東伊豆の湯巡り byうつぼ 2005年10月


正月にまわった”東伊豆の湯巡り”です。正月の伊豆ということでゲキ混み覚悟で行きましたが、意外にも空いているお湯が多く堪能できました。

5では焦げ臭、14・15では軽い磯の香、2では飲泉、8・10・12・13・15ではオーシャンビューが楽しめました。


第1回 湯河原温泉について
1.湯河原温泉「ままねの湯」(神奈川県湯河原町)
 お湯に定評のある小規模な共同湯的温泉施設。熱湯が人気。
 Na・Ca-塩化物・硫酸塩泉 82.8℃、pH=8.4、成分総計=1981mg/kg
2.湯河原温泉「源楽 上野屋」(神奈川県湯河原町)
 「ままねの湯」の源泉をもつ純和風の老舗旅館。瓢箪型の湯口から源泉を投入。
 Na・Ca-塩化物・硫酸塩泉 82.8℃、pH=8.4、成分総計=1981mg/kg

第2回 伊豆山温泉について
3.伊豆山温泉「走り湯」<見学のみ>(静岡県熱海市)
 見学のみ。山腹の横穴の奥から高温の源泉が湧出。苦味の強い濃厚でよさげなお湯。
 Ca・Na-塩化物温泉 62.1℃、pH=7.2、総成分=12084.183mg/kg
4.伊豆山温泉「ウェルハートピア熱海」(静岡県熱海市)
 厚生年金系。スカ覚悟で突入するが意外に湯づかい良好。自家源泉2本を混合使用。
 単純温泉(Ca・Na-SO4・Cl型) 53.2℃、pH=7.4、総成分=883.7mg/kg
5.伊豆山温泉「般若院浴場」(静岡県熱海市)
 山手にある共同浴場。「走り湯」とは全く異質の個性的な自家源泉をかけ流し。
 Ca・Na-硫酸塩・塩化物温泉 63.0℃、pH=4.4、総成分=1733.149mg/kg

第3回 熱海温泉について
6.熱海温泉「山田湯」(静岡県熱海市)
 南側和田町エリアにある超わかりにくい立地の共同浴場。清澄なお湯をかけ流し。
 Ca・Na-塩化物・硫酸塩温泉 50.6℃、pH=7.5、総成分=3.876g/kg
7.熱海温泉「福島屋旅館」(静岡県熱海市)
 ほぼ中心部にある年季入った旅館。渋〜い浴場に力感あふれるすばらしいお湯。
 泉質不明
8.あじろ温泉「平鶴」(静岡県熱海市)
 網代漁港のそばにある海際の旅館。入り応えのある食塩泉を潤沢にかけ流し。
 Ca・Na-塩化物温泉 62.2℃、pH=7.8、総成分=7.862g/kg
 Ca・Na-塩化物温泉 61.8℃、pH=7.7、成分総計=8.903g/kg

第4回 伊東温泉について
9.伊東温泉(松原温泉)「東海館」(静岡県伊東市)
 平成9年に廃業した和風老舗旅館を観光施設として開放。清澄なお湯をかけ流し。
 アルカリ性単純温泉(Na-Cl・SO4・HCO3型) 26.3℃、pH=8.6、総成分=0.376mg/kg
10.赤沢温泉「公共露天風呂」(静岡県伊東市)
 赤沢漁港のよこ、海沿いの無料公共露天。氷雨にもかかわらずけっこうな人気。
 泉質不明

第5回 11.大川温泉「温泉足湯」<足湯のみ>(静岡県東伊豆町)
 このエリアでは個性的な「伊豆大川温泉ホテル」の源泉を利用する駅前の足湯処。
 Na・Ca-塩化物・炭酸水素塩温泉 54.9℃、pH=6.80、成分総計=2.588g/kg
12.大川温泉「磯の湯」(静岡県東伊豆町)
 比較的こぢんまりとした町営の露天風呂。開放感は少ないがなかなかに渋いお湯。
 Na-硫酸塩温泉
13.北川温泉「黒根岩風呂」(静岡県東伊豆町)
 東伊豆を代表する海辺の混浴露天。夕方突入で盛況。析出でまくりの湯口が圧巻。
 含石膏弱食塩泉(Na・Ca-塩化物・硫酸塩泉)

第6回 熱川温泉について
14.熱川温泉「プチホテル サザンウインド」(静岡県東伊豆町)
 山側の別荘地内にあるプチホテル。7室で3つの浴室、うち2つがかけ流しは贅沢。
 Na-塩化物・硫酸塩泉 92℃、pH=8.2、総成分=2864mg/kg
15.熱川温泉「高磯の湯」(静岡県東伊豆町)
 ここも人気のオーシャンビュー露天。屋根のない大きな湯船は開放感抜群。
 Na-塩化物・硫酸塩温泉 99.9℃、pH=8.3、成分総計=2.779g/kg

第7回
(続編)
16.伊豆山温泉「うみのホテル中田屋」(静岡県熱海市)
 歴史的名湯”走り湯”を使う老舗宿。濃いめの土類食塩泉はやはり力感充分。
 Ca・Na-塩化物温泉 71.6℃、pH=7.8、総成分=10.18g/kg
17.熱海温泉(渚町)「渚共同浴場」(静岡県熱海市)
 海ぎわ渚町にある飾り気のない共同浴場。熱海らしい苦味走った熱湯をかけ流し。
 Na・Ca-塩化物温泉 70.1℃、pH=7.9、総成分=7.353g/kg
18.熱海温泉(上宿)「上宿新宿共同浴場」(静岡県熱海市)
 山側の上宿地区にある共同浴場。渋い浴場で力感と深みをあわせ持つ逸品のお湯をかけ流し。
 Na・Ca-塩化物温泉 87.5℃、pH=8.0、成分総計=8.873g/kg


東伊豆は冬場は空いていてじっくりとお湯を満喫できます。このエリアは芒硝まじりの弱食塩泉が多く、やや飽きがくる嫌いもありますが、伊豆山や網代、伊豆大川温泉Hなど個性的なお湯をうまく取り入れれば、かなり面白い湯巡りになると思います。


東伊豆の湯巡りマップ

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