東伊豆の湯巡り [14] byうつぼ |
■熱川温泉「プチホテル サザンウインド」 ネット検索してたら熱川でかけ流しのプチホテルがみつかり、日帰りはできないようなので泊まってみました。山側の三菱地所の別荘地内にあります。外観・館内とも洋風で温泉のイメージはあまりありませんが、部屋数7に対して浴室3、うち2つがかけ流しですから贅沢なものです。当日はほぼ満室のようでしたが、ゆったりと入れました。 浴室は露天、古代檜風呂、大理石風呂がありすべて貸し切り可。大理石風呂のみ加水循環。で、かけ流しの2槽のみ入りました。 古代檜風呂は、樹齢2,000年の檜が生木のまま倒れさらに150〜200年も眠り続けた逸材を使っているそうです。浴室はせまくややこもり気味で1.2人の浴槽がひとつ。投入量固定式カランからさわれないほどの熱湯を数L/min投入で、全量をオーバーフローのかけ流し。お湯はかなり熱め。 お湯は両槽でほぼ同じイメージです。無色透明で弱塩味にごく軽い磯の香+微草臭。ヌルすべと明瞭なとろみがあって、入りごこちのいいお湯です。(とろみはメタけい酸=203.0mg/kgのシワザか?)塩加減といい、とろみといい、群馬吾妻の村営あづま温泉「桔梗館」を思い起こしました。なお、お湯は自家源泉ではなく購入しているとのことですが、それでかけ流しは立派です。 館内はしっかりと手入れされているし、洋風の料理もなかなかに美味しい(とくにデザートは秀逸)ので、和風旅館だけでなく、たまにはこんな宿に泊まってみるのも面白いと思いました。 Na-塩化物・硫酸塩泉 92℃、pH=8.2、総成分=2864mg/kg、Na^+=820.8mg/kg、Cl^-=1025、SO_4^2-=553.4、HCO_3^-=85.9、メタけい酸=203.0、メタほう酸=18.9 <S56.8.18分析>
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![]() 「サザンウインド」の外観 |
![]() 「サザンウインド」の古代檜風呂 |
![]() 「サザンウインド」の大理石風呂 |
![]() 「サザンウインド」の露天 |