暇人の雑記帳
読むー好きな作家などについての寸評
エッセイ・雑文
<注目する作家>
大江健三郎
カズオ・イシグロ
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鷺沢萠
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多和田葉子
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村上春樹
<1968-1972>
1968に関する本
1972に関する本
<文学史・文壇史>
文学史、文壇史について
文学史
文壇史
<最近読んだ作品>
五木寛之
大下英治
沢木耕太郎
新海均
岡崎武志
石原千秋
漱石と日本の近代
梯久美子 著
島尾ミホ伝『死の棘』の謎
ノルベルト・フライ 著1968年 反乱のグローバリズム
<トピックス>
英語で読む村上春樹
朝日新聞は7月19日(2013年)の朝刊で、12日に高橋たか子が81歳で死去した事を報じた。大変残念である。合掌。
私は朝日新聞に書かれている高橋たか子の不思議な世界(女性の内面)を追究した作品が好きで、むさぼるように読んだ記憶がある。
夫の高橋和巳の作風とは全く違うという事もビックリした。
また、和巳の死後に書いた「高橋和巳の思い出」の中で和巳をけなす様な事を書いている事にも別の意味でビックリした。その後、カトリックの洗礼を受け、フランスにも渡り、修道院生活を送ったりして、作風が全く変わってしまったのを残念に思う。
1997年に発行した「高橋和巳という人 二十五年の後に」を読むと、「高橋和巳の思い出」の時とは違って、和巳を優しく見つめる眼が感じられた。私は勝手に思っているのであるが、和巳が勝手に京都に行ってしまい、学生運動に巻き込まれ、ガンで亡くなってしまった、という一連の事件が、彼女の精神に一時的に大きなダメージを与えたのではないか、と。
あらためて合掌。
朝日新聞7月30日の夕刊には、同じカトリック信者として作家の木崎さと子が寄稿しています。
ここには敬愛する作家・高橋たか子への讃美と共に、いくつかの面白い事柄が書かれています。
一つは夫である高橋和巳が京大に赴任する時に、京都への同行を拒む葛藤から一時的な記憶喪失に陥った事、二つ目は三島由紀夫の讃美者であった事、三つ目はたか子をめぐり、布教誌上で”論争”があった事である。
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