人生とは
人生は有限である。
人は生まれいでて、そして終わりのある旅に向かう。
人によっては長い旅とも又、短い旅ともいう。
与えられた命をよりよく生きれたかどうか、当然訪れる終末にはそれまで歩
いて来た道をふりかえることになる。
後悔があってはならない。
やるだけやった、精一杯努力した、これでよかった、と思えるように生きよう。
達成感に見送られて、次の世界へ旅立てるように。
砂時計をイメージしてみて貰いたい。静かに流れ落ちる砂は予想外に早い。
砂時計 のくびれた細い道を、まだ流れ落ちていない砂は未来、今、流れとな
って通り過ぎて 行きつつある砂は現在、下に溜まった砂は過ぎ去ってしまっ
た時の流れの残骸。
現実は情け容赦なく、過去を積み上げながら駆け足で去っていく。
これが有限の人生のスピードだ。
だから今、自分の人生をもう一度しっかり見つめ直そう。
よりよく生きるために、これでよいのかどうか。
縁あって人生途上で出会ったあなたに送る言葉がある。
素直な気持ちで聞いて貰いたい。
あなたはあらゆる可能性を秘めた未知なる一粒の種。
どんな花を咲かせるかはあなた次第、一人一人に与えられた有限の中で、
見事な花を咲かせて貰いたい。
そのためには、心に抱えているもろもろの悩みを整理しながら、常によい
方向へ軌道修正を繰り返して進みつづけなければならない。
その一助になればと、幾つかの例題を上げて言葉を添えてみた。
柔軟な理解力をもって参考にして頂きたい。
石黒遼
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