悩みは何ですか?あなたの悩みに解決のヒントを探して下さい。
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 人生とは
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セブンアンドワイ(インターネット書店)
 


あなたが妻ならば

薔薇色の結婚生活の夢
今も続いているだろうか
  あれから何年・・・。

家事はエンドレス。子育ては忍耐。何時も疲労感に覆われてほほえみさえ忘れているこの頃、お化粧にも服装にも関心が薄くなり鏡の前に立ち止まることさえしなくなった。家事をこなし子育てをし預かった生活費の中でちゃんとやっている。それ以上何が不満?
家事労働と育児を夫の仕事に比べて軽いと言う人がいたら余程想像力のない人だろう。主婦は何時から何時までで終わりというけじめもなく心も体も休まるひまもない。家族への愛情がなかったらこんなに自分を無視した生活など我慢出来ないかもしれない。その上、姑問題などのある人は薔薇色の夢など誰の話かと言いたくなるだろう。そのあなたのご苦労を充分理解しつつも現在のあなたを改めて検証してみて欲しい。

★ お化粧、髪型、服装、などの関心は薄れていないだろうか。
★ 仕事で遅く帰る夫にいたわりの暖かい言葉をかけているだろうか。
★ 夫がかなりの疲労と感じていながら愚痴が多過ぎないだろうか。
★ 子供の前で夫を父親としてきちんと立てているだろうか。
★ 嫁・姑 問題で夫を苦しめ続けていないだろうか。
★ 夫に向かって収入が少ないなどと責めたりしていないだろうか。
★ 夫に家庭サービスや子供との接触を強要し過ぎていないだろうか。

一番大切な事は夫との人生観や価値観の共有である。
夫婦のあり方・家庭の運営の仕方・子育ての意見の一致を確認しあっておく事が必要だ。
夫は子供や祖父母の存在も含め妻が家庭を円満に明るく運営してくれ、自分が仕事に心おきなく専念出来るように留守を守ってくれることを望み、妻は夫が仕事、仕事、で家庭を顧みないことが不満でストレスが一杯、たまの休日は家庭サービスをして貰いたいと言った具合に結婚当初とは違い、夫婦が互いに求めあう状況が変わってくるのは仕方のない現実だろう。
そこであなたの理性ある判断が上手な家庭運営の鍵になる。
子供との大切な接触も家庭サービスも夫の疲労度をみて上手な調整をお願いしたい。あなたの心優しい気配りと工夫次第ではそれなりに家族が楽しめる良い休日のプランも浮かんで来るのではないだろうか。子供達にも終生心に残り続ける楽しい思い出を沢山残させて上げたいものだ。

あなたは毎日、本当に一生懸命やっている。掃除・洗濯・食事・育児ときりがない。
あなたも夫とは違った疲労が溜まっているに違いない。

それでもあえて筆者はあなたのために以下の複線計画を持つように提案する。
子育ては長年(約20年)かかる。あなたの家庭内での精神的、肉体的労働は大変なのは充分理解するが、只一つ時間の都合と仕事の内容をあなたの一存で自由にアレンジ出来るという状況にあることも間違いない。あのころは子育てで何も出来なかったと言へばそれまでだが、自分に何の付加価値もつけないで漫然と過ぎてしまった人と、少しづつでも付加価値をつけた人との一生がどう違うかは、遠い将来あなたが高齢者になった時はっきり分かる。

家事以外の目的を複線で持つよう提案するのは人生が有限であるからである。
子育ての20年はあなた自身もまだ若く、能力全開の時期なのだから自己開発プログラムを組んで少しづつでも実行し子供と一緒に成長しよう。
何によらずあなたの得意分野を極めておけば生き甲斐と同時に望めば収入につながることも請け合いだ。もしあなたに生活力がない場合は長い人生を思えばあまりにも無防備と言わざるを得ない。
あなたは家庭を守り子育てし、更に子育ての終わった頃は合わせてプロの技を一つは持っている生活力のある女性に成長しているというのは素晴らしい成果だと思うがどうであろうか。多忙の中でも目標をもって努力する母親を見て子供も良い影響を受けるだろう。
生活力を持てば夫のリストラにも強力な助っ人になるし、あなたの老後にも生き甲斐や収入源にもなる。なんでもよい。一つだけでよい。キーワードは本物にしょうである。

以下は幸せなあなたには杞憂の事かも知れないがもし「私の悩みはまさにこれ」という方は充分考えて頂きたい。トラブルの内容も様々だが、性格に根ざした問題はめったなことでは改善はされない。その様な時のために自分に常々付加価値をつける努力を怠らないようにお願いしたい。

度重なる女性問題=女癖が悪くその都度頭を下げて詫びるが、懲りずに又繰り返す。
度重なる金銭問題=ギャンブル・女性・贅沢。終わりの見えない借金。返済の苦労も限界。
暴力問題=暴力の度に反省して詫び、優しくするが又すぐ手を出す。長年その繰り返し。
耐えられない程の言葉の暴力=手は出さないが、許し難い言葉で心を深く傷付けるのが癖。
性格が非情で冷たい夫=徹底した自己中心。子供にも愛情がうすく、あまり可愛がらない。
価値観が違って話し合いの成り立たない夫=話は何時も平行線。絶望的な気持ちで一杯。
異常な嫉妬心=普通じゃないと感じる程嫉妬深い。事件に発展しそうで恐怖を感じている。

                          (詳細は自著「悩みは何ですか?」を参考にして下さい)