思想編に入ります。まずは西洋哲学の起源みたいなものから。常識的な事を知ろうとしたのですが、中世の方はなかなかユニークな考えが披露されていました。

2003.01「古代哲学への招待」八木雄二(平凡社新書)

2013.01「中世哲学への招待」八木雄二(平凡社新書)

これはやや雑多な内容です。ギリシャ文明が西洋文明の原点として称揚されるようになったのは比較的最近のことだったようです。意外でした。

2012.07「最近のテレビ」

2012.08「嘘だらけのヨーロッパ製世界史」岸田秀(新書館)

生活の指針みたいな哲学。どうしてこんな本まで読んだのか今となっては判らない。

2003.03「人はなぜ・美しい・がわかるのか」橋本治(ちくま新書)

2005.08「自我の哲学史」酒井潔(講談現代新書)

フロイトの思想は現代(フランス?)哲学の始まりと思われますので、これも勉強しました。でも、観念的ですね。

2001.05「フロイト以後」鈴木晶(講談社現代新書)

2008.01「無意識の世界」河合隼雄編(日本評論社)

2008.01「ラカンの精神分析」新宮一成(講談社現代新書)

2008.04「フロイト思想を読む」竹田青嗣・山竹伸二(NHKブックス)

環境心理学というのは、アメリカにゲシュタルト心理学が紹介され、それに触発されたギブソンが始祖とされる。ベイトソンの思想もそこに合流している。日本では東大心理学教室の佐々木正人が中心人物である。私が知ったのは子供達の言語獲得という本からであるが、かなり強力で有用な現代思想であると感じて、以下の本を読んだ。

2000.01「知性はどこに生まれるか」佐々木正人(講談社現代新書)

2000.03「アクティブ・マインド」佐伯胖、佐々木正人編(東大出版会)

2001.03「アフォーダンスの心理学」E.S.リード(細田直哉訳、佐々木正人監、新曜社)

2005.07「エコロジカルな心の哲学」河野哲也(勁草書房)

2005.09「環境に拡がる心」河野哲也(勁草書房)

2007.10「複雑さを生きる」安冨歩(岩波書店)

2012.03「レイアウトの法則:アートとアフォーダンス」佐々木正人(春秋社)

日本人の思想は独特な屈折を示していて簡単には理解できないし、未だに整理できていないように思われます。学の貧困というべきかもしれません。

2012.03「吉本隆明語る~沈黙から芸術まで~」(NHK-TV)

2013.08「よみがえるカリスマ平田篤胤」荒俣宏と米田勝安(論創社)

2013.10「日本の起源」東島誠、與那覇潤(太田出版)

2014.02「未完のファシズム」片山杜秀(新潮選書)

2014.11「日本思想という病」SYNODOSReadings(光文社)

2014.12「日本人は何をめざしてきたか-鶴見俊輔と思想の科学」(NHK-TV)

2014.12「日本人は何をめざしてきたか-丸山真男」(NHK-TV)