■幾千の夜を越えて あとがき■
長らくお世話になりました。……といっても別に閉鎖するわけではありませんが(死)
四年近くもの長きにわたって連載を続けてまいりましたヨハン×ラクチェ、ようやく完結です。
その四年近くのうち半分以上は連載停止していたあたりがあまりにも心に痛いところです……アイタタタ〜。
ともあれ、無事に完結させることが出来ました。これもだらだら長い連載に飽きもせず付き合ってくださった皆様のおかげです。厚く御礼申し上げます。いやほんとに。皆様からの感想がなければ到底続けられませんでした(汗)。
ヨハンをメインにしたのは私の主観的にヨハルヴァよりも小説が少なかったから……というのは冗談として(でも半分本気)、悩み苦しみながらもラクチェや他のみんなの助けを借りて壁を乗り越えていくヨハルヴァのお話はあっても自分の悩みや苦しみを誰にも打ち明けることなくただ一人孤独に耐えて戦っていくヨハンのお話は当時ほとんどなかったから、なのですよね。ゲームのエピローグ、ヨハンに向けられたセリスの言葉が直接のきっかけでした。彼一人への興味からやがてドズル家全体へと興味が移り、いまや見事にドズルスキーです(笑)同時に、この話で描いていくテーマもドズル家全体へと拡大していきました。そのために全体に話の視点がばらついて冗長になった観は否めないかもしれません。
ラストは、最初から決めていました。こんな展開もあってもいいかな、と思うのですが。いかがなものでしょう?
それでは、次の更新まで今しばし充電したく思います。……あまり長期間は置きたくないのですが、どうなることやら(汗)
感想等お聞かせいただければ幸いです。
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