-今月の読書履歴- ※今月の文庫化
評価は無印から★★★まで、★★以上がお薦め作品です。
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2025年08月 ☆★★ 川上佐都 ほころぶしるし 2025/07 ポプラ社 \1700 好きという気持ちが素直に流れていく、好きだなぁ ★★ 荒山 徹 更級忍法帖 2025/07 早川書房 \2500 <忍法帖>+<四十七士ばりの仇討ち> 面白さたっぷり ★★ 朝宮 夕 アフターブルー 2025/07 講談社 \2050 納棺師たちの連作ドラマ。小説現代長編新人賞 ☆★ 天羽 恵 誓いの簪 2025/06 徳間書店 \1800 仇と狙われる少女忍者が守ろうとしたものは・・・ ☆★★ 上村裕香 ほくほくおいも党 2025/07 小学館 \1700 活動家二世の家族問題等々、構成と多角的視点がお見事 ☆★ 田丸雅智 もしも料理店 2025/07 小学館 \1500 食材は何と・・・・? 奇想天外な料理ショートショート集 ☆★ 額賀 澪 天才望遠鏡 2025/07 文藝春秋 \1600 天才と、それを見続けた観測者、5篇のストーリー ★★ 寺地はるな リボンちゃん 2025/07 文藝春秋 \1500 様々に圧を受けてきた女性たち、自分らしく生きるには・・・ ★★ 宮本昌孝 松籟邸の隣人3 2025/07 PHP研究所 \2300 シリーズ完結編。別れ、青春の終わり・・・切ない。 |
2025年08月-既読本の文庫化- 【新潮文庫 08/01】 辻堂ゆめ「君といた日の続き」、乗代雄介「皆のあらばしり」、柚木麻子「らんたん」 【文春文庫 08/05】 雫井脩介「クロコダイル・ティアーズ」、吉田修一「ミス・サンシャイン」 【河出文庫 08/06】 綿矢りさ「嫌いなら呼ぶなよ」 【双葉文庫 08/06】 住野よる「腹を割ったら血がでるだけさ」、楡周平「限界国家」 【実業之日本社文庫 08/07】 寺地はるな「カレーの時間」、名取佐和子「図書室のはこぶね」 【幻冬舎文庫 08/07】 伊坂幸太郎「マイクロスパイ・アンサンブル」 【光文社文庫 08/07】 澤田瞳子「恋ふらむ鳥は」 【朝日文庫 08/07】 朝比奈秋「植物少女」、佐原ひかり「人間みたいに生きている」 【ハルキ文庫 08/07】 小林由香「ぼくたちの報復」 【祥伝社文庫 08/08】 青山文平「やっと訪れた春に」 【講談社文庫 08/08】 瀬尾まいこ「掬えば手には」、中脇初枝「伝言」 【中公文庫 08/21】 乾ルカ「葬式同窓会」 |
2025年07月 ☆★★ 窪 美澄 給水塔から見た虹は 2025/07 集英社 \1900 外国人が多く住む団地の町、孤独な中学生2人は・・・ ★★ 向坂くじら 踊れ、愛より痛いほうへ 2025/06 河出書房新社 \1700 芥川賞候補作、ということで読書。思わぬ展開がそこに・・・ ★★ 木内 昇 浮世女房洒落日記 2008/12 ソニー・マガジンズ \1300 中央公論新社・新装版の刊行を機に存在を知り、読書 ★★ 石井睦美 カフェ・スノードーム 2024/12 アリス館 \1500 ふと見い出す、ツタに覆われた古い家。ファンタジーな 5篇 ★★ Z・アルカースィミー 水脈を聴く男 2025/05 書肆侃侃房 \2000 地下の水音を聞きとる男の数奇な運命。アラブ小説国際賞 ★★ まはら三桃 まるみかん大一番 2025/06 小学館 \1600 図書館の閉館を止めようと、小学生たちが立ち上がる ★★ 結城真一郎 どうせ世界は終わるけど 2025/06 小学館 \1700 100年後に人類滅亡、そうと知った人々はどう生きるのか ☆★ 水原 涼 筏までの距離 2025/06 集英社 \2000 ストーリー展開があるような、ないような8篇 ☆★★ 沢木耕太郎 暦のしずく 2025/06 朝日新聞出版 \2200 唯一芸によって処刑された江戸の講釈師・馬場文耕を描く ★★ 柴崎友香 帰れない探偵 2025/06 講談社 \1850 10年先のこと、故国にも家にも帰れなくなった探偵は・・・ ☆★★ 佐原ひかり ネバーランドの向こう側 2025/07 PHP研究所 \1600 何もできない30歳女子の、遅すぎた成長物語 ☆★★ 小野不由美 営繕かるかや怪異譚 その肆 2025/06 角川書店 \1900 第4弾。読む前からワクワク、読み始めれば実に面白い! ☆★★ 中西智佐乃 橘の家 2025/06 新潮社 \1900 橘の木、それ囚われた恵実たち家族は・・・ 三島由紀夫賞 ☆★ 浅倉卓弥 桜待つ、あの本屋で 2025/05 ハーパーコリンズ・ジャパン \1600 会えない人との再会は、思い出の本を通じて。 ☆★★ 奥田英朗 普天を我が手に 第一部 2025/06 講談社 \2450 圧巻の昭和史。4人の人物を中心に、太平洋戦争開戦まで ★★ 佐藤 雫 残光そこにありて 2025/06 中央公論新社 \2100 幕末期、外国奉行、勘定奉行等を歴任した小栗忠順を描く ☆★ 砂原浩太朗 烈風を斬れ 2025/06 双葉社 \1800 豊臣秀次の遺児・孫七郎、大阪方への味方集め旅 ★ 阿川大樹 終電の神様 殺し屋の夜 2022/08 実業之日本社文庫 \700 シリーズ第4弾 今回は今ひとつ、という印象 ★★ 明里桜良 ひらりと天狗 2025/06 新潮社 \1800 亡母の家は<天狗の願掛け>? ファンタジーノベル大賞 ★★ 額賀 澪 読書感想文が終わらない 2025/06 ポプラ社 \1600 感想文に悩む小学生たち、その救世主はフミちゃん? ★★ 小川洋子 サイレントシンガー 2025/06 文藝春秋 \1800 静けさと歌声、それ故の情感ある世界を描く ★★ 坂城良樹 あんずとぞんび 2025/04 ポプラ社 \1800 小三・あんずの出会いは・・・ ポプラ社小説新人賞奨励賞 ★★ 逢崎 遊 正しき地図の裏側より 2024/02 集英社 \1700 父を殺してしまった、青年の彷徨記。小説すばる新人賞 ★★ 砂村かいり へびつかい座の見えない夜 2025/06 東京創元社 \1700 自分を支えるささやかなものは・・・、5篇 ★★ 住野よる 麦本三歩の好きなもの 第三集 2025/06 幻冬舎 \1700 麦本三歩の世界が楽しめる第三集。最後の展開は驚き ★★ 有川ひろ クロエとオオエ 2025/06 講談社 \2000 ジュエリー業界&ラブコメ 会話がとても楽しい ★★ 塩田武士 踊りつかれて 2025/05 文藝春秋 \2200 SNSで誹謗中傷を重ねた人間の個人情報が暴かれ・・・ ★★ 阿川大樹 終電の神様 夜明けの行進 2025/06 実業之日本社文庫 \770 シリーズ第5弾 同一主人公による連作5篇 ★★ 小池水音 息 2023/05 新潮社 \1900 新潮新人賞受賞作を含む中篇 2作を収録 ★★ 冬森 灯 しふく弁当ききみみ堂 2025/06 双葉社 \1700 想いを伝える<しふく弁当>は、人と人を繋ぐ。 ☆★★ 赤神 諒 我、演ず 2025/06 朝日新聞出版 \2300 こんな武将が実在していたとは驚き。面白い! ★★ 伊坂幸太郎 パズルと天気 2025/06 PHP研究所 \1600 短編集、4篇。伊坂作品らしい面白さを堪能 |
2025年07月-既読本の文庫化- 【新潮文庫 07/01】 千早茜「しろがねの葉」、畠中恵「いつまで」、宮島未奈「成瀬は天下を取りにいく」、C・S・ルイス「さいごの戦い-ナルニア国物語7-」 【ポプラ文庫 07/02】 冬森灯「すきだらけのビストロ」 【小学館文庫 07/04】 青山七恵「前の家族」、芦沢央「雨利終活写真館」、村山早紀「不思議カフェNEKOMIMI」 【朝日文庫 07/07】 村田喜代子「姉の島」 【文春文庫 07/08】 朝井リョウ「そして誰もゆとらなくなった」、誉田哲也「妖の絆」 【光文社文庫 07/09】 額賀澪「モノクロの夏に帰る」 【講談社文庫 07/15】 いとうみく「朔と新」、青羽悠「青く滲んだ月の行方」、真下まこと「茜さす日に嘘を隠して」 【集英社文庫 07/18】 梶よう子「空を駆ける」 【中公文庫 07/23】 遠田潤子「イオカステの揺籃」 |