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絵師に歴史あり〜描く人とそれを見る人と〜

 多分タイトルには意味はありません。某モンコレという国産トレーディングカードゲームを見るにつけ、改めてMagicのイラストの良さを再確認してる今日このごろですが皆様いかがお過ごしでしょうか。わたくしは白状しますが初めてMagicの第4版スターターを買ったとき、その紙質のへぼさとイラストの素っ頓狂さに絶句してしまったものです。紙はよく聞くと贋作困難な特殊パルプだそうですしイラストは言うに及ばずですが、どうも人間変われば変わるものです。デュエルに負けてばかりいるわたくしはイラストを呆然と眺める内にラヴな雰囲気になっちゃったんですが絵師中心のほめぱげは1997年4月当時は皆無だったので、見栄坊なわたくしは「へっへっへ、ここで始めりゃパイオニア」とばかりに勢いでこんなものを作ってしまったのでした。今はここよりはるかに優秀なページがいくらもあるご時世ですのでより充実したコンテンツを見たい方はこちらから脱出だ!

 このほめぱげオープン当時の目玉商品。今でもそうかは不明。リンクのない項目は予告編。

Amy Weber

「アーティファクトの女王と呼ばれて」

記念すべき翻訳第一号。というかこれをやりたくて始めたようなもの。彼女が本当にWizards of the Coast社を去ったのかについての直筆コメントはこちら。実際には彼女が描いたアーティファクト/クリーチャーの数はそれほど多くはないんだけど、そんなことは些事。

Anson Maddocks

「ミノタウロスをリアルに描く方法?ミノスとの同棲かな」

ハールーン・ミノタウロスラヴなのは君だけじゃない。牛男を描かせたら当代1の彼の熱きメッセージをキャッチせよ。そのノーブルさはどこから来るの?「Lord of Tresserhorn誕生秘話」も併せて読むべし。さらに兼子さんの和訳もぜひ読んで極めろ!

Drew Tucker

「全ては埃の彼方へ、あるいは『怒りを込めてタップせよ』」

 

 

あのもやもやしたイラストってなんか嫌、という人にこそ読んで欲しい彼の思い。Wings of Rath(Tp)に転がる骨は、多分全部彼の私物。

Douglas Shuler

「セラエンジェル誕生秘話」

これは兼子さんの翻訳。ガズバンのオーガと相思相愛な彼の美麗な翻訳に酔って下さい。わたくしの拙訳による「セラエンジェル余話」も読んでくれると嬉しくってラヴな感じです。彼の自作ほめぱげはこちら。カードを郵送すると待たされますがサインくれるらしいっすよ。

Margaret Organ-Kean

「Autumn Willowに隠された秘密」

ファンは多いに違いないのに情報量が少なすぎる彼女、唯一のネタがこれ。でもその意外な内幕はきっと貴方を些末情報の深い森の中に引き吊り込むことでしょう。

Margaret Organ-Kean

「昔はよくやったのよ、これでもね・・・」(4月24日)

ナイスだぞmtgnews.com!彼女の詳細なインタビュー記事がついに発表されたのでここに発表。更に深い些末情報も例によっててんこ盛りだ!

Mark Tedin

「ネビ円盤の元絵が欲しいって?6時間待ちな!」

Magic一の伊達男、口も上手いが手も早い。どんな仕事も6時間、8時間労働を崩したことのないナイスガイは今日もどこかで歌ってる。最近の仕事はTempestのストーリーブックイラストだけど、カードイラストを描いてくれないのはやっぱり会社と喧嘩別れしたから?

Richard Kane- Ferguson

「俺の顔を見ても例の質問だけはしてくれるな」

Magic絵師組合の用心棒、とか言われるから気にしちゃうんでしょうね。めらめらと沸き立つような彼の絵は今日も色彩の海。大画面でぜひ見たいそのイラストを描いてる彼はどんな人?

Quinton Hoover

「最近の巷にはびこるイラストには言いたいことがあるぜ」

流麗にして華美、繊細にして優雅なそのラインアートに今日もうっとり。愛妻家にして子煩悩、Magic最古参の絵師の箴言を心して読め。

Terese Nielsen

「幻煙の女流絵師は呟く『わたし、ほんとは・・』」

特定のシングルカードに惚れてしまうと、例えそれがコモンカードだったとしても待っているのは冥府魔道の道。そんなカードのイラストを描いてしまう絵師は誰であろうと罪深いのです。彼女にも知られざる秘密があった!さてそれは何。

Phil&Kaja Foglio

「Magic最強夫婦、あるいは勇ましい火星のイラストレーター」

見るものすべてをおポンチなFoglioワールドへ拉致するそのイラストはまさに魔術師同士の真剣勝負であるはずのMagicにおける治外法権。実はSF業界でも有名人だったこの夫婦の優雅で甘い夫婦生活に情け容赦なく切り込むぜ!(3月23日完成)
夫婦の旅日記も読める魅惑のほめぱげはこちら

Claymore J.Flapdoodle

「うふ。うふふ。鶏。鶏。に。わ。と。り。あ?」

Ungluedで彗星のごとく登場した謎の絵師。どっかで見たことがあるような気がするのだが、というデュエリストの疑念を晴らすべくThe DUELIST30号に彼の正体が急遽掲載された!

Scott Kirschner

「ライバルは寺山修司かな(ウソ)」

バリの民族舞踊「ケチャ」のような緊張感のある優美さを帯びた人物描写が氷上の刃のように冴え渡る彼は何者?Magicイラスト新時代を担う一翼となった彼の指先に注目だ!

Rob Alexander

「インタビュー、長くなってごめんね」

なんてことは彼は一言も言ってませんがだって長いんですもの。訳す決意を固めるまでにかなりかかりました。でもやはり彼もMagic絵師、その一言一言はなかなか読ませてくれるのでした。

Ron Spencer

「発条と軽やかに戯れる俺様のこの筆」(11月8日アップ)

情報が少なくて非常に不満だったこの人に関する情報がついにDUELIST誌に掲載されたのでご紹介。温め続けて孵化しそうだったので急ぎ公開。

Pete Venters

「日本の君等は知らないだろうが実は私は偉いんだよ」

(4月19日)

 

エキスパンションのサイドストーリーにいまいち不満な皆様、悪いのは彼です(ヲイ)。ドミニア世界の陰の創造者であると同時に絵師でもある彼の真意とは。

Tom Waenerstrand

「ドミニアの船大工はとってもシャイなんだ」

あまり短くいので別頁にて密やかに公開。

D.Alexander Gregory

「光と煙、これぞムーヴィーマジックだよ」と絵師は言った(嘘)

(4月19日)

 

呪われた巻物で一躍有名になったという説明はあまりに失礼な彼。The DUELIST誌の表紙を飾ったのは以外にもFinal Fortuneだった・・・そして明かされる彼の秘密とは?

Donato Giancola

皺の寄った手と光る絹糸を見たら私のことを思い出して欲しい

(4月19日)

 

新世代の絵師たちのことも忘れないで欲しい。最近ではすっかりポケモン商売に走っている某社をさしおいてmtgnews.comが絵師記事を充実させてくれているので喜びとともにここに開陳。

Ed Beard Jr.

「僕の描くクリーチャーはどれもとびきり重い奴らばかりさ!」

(4月19日)      

 

 

Edward P.Beard Jrというのが本来の呼び名なのだと思われますがエキスパンションによって微妙に表示が異なる彼、古くはLegendsからUrza's Sagaまで現役だといいますから既にご本人がPlaneswalker化しつつあるような気も。これもmtgnews.comより。

 INQUEST誌の記事の翻訳。締め切りに追われる仕事なのについ遊びを入れてしまうのはこの手の職業人の性なのでしょうか。最近のエキスパンションでは減りましたねぇ。

 たった一人のアーティストに命預けていざデュエル。勝敗を分けるのは絵師とカードを熟知することから。まずはデータベースを用意せよ。なんて言っていたらこんなグレートなページができているので即クリック!


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