OB仲間の鳥見のたより
(2010年7月〜9月)
同好会のOB仲間からの鳥見の便りを抜粋してまとめたものです。
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タカの渡り
[9/25 伊良湖ビューホテル] 小高
前日までの雨が上がり、20羽程のタカ柱が1回、10羽程が2回、あとは4〜5羽程 がパラパラ飛んだ程度でしたが、露天風呂に浸かりながらも見て来ました。
[9/26 鎌倉・稲村ヶ崎] 上野N
定点観測Gに教えてもらい、双眼鏡で2時間ほどの間に遠い高所を飛ぶ ハチクマ3、サシバ8を観察。ほかにアオバト30±、アジサシ10±など。
[10/3 飯能・天覧山] 上野N
ここも肉眼で見えないのを双眼鏡で探す状態。サシバ約10、ハチクマ2、 ノスリ3、オオタカ1,チゴハヤブサ2、トビ4の6種を観察。ほかにアマツバメ10±、 ツバメ、イワツバメなど。

百舌
モズの高鳴き
9/2 石神井公園の旧住友グランドで 小高
9/19 乗鞍高原で  上野N、川島、高野
9/28 鎌倉市岡本のマンションの敷地内の梢で 上野N
10/1朝6時頃、2,3日も 鎌倉市津  園部
10/6朝8時前後 上総一ノ宮 駅から河口迄の間で計8羽を観察 高野T

[9/26 葛西臨海公園] 井上H
鳥類園でツルシギ、アカアシシギ、アオアシシギ、セイタカシギなどを 観察窓より 至近距離で観察出来ました。またハヤブサが頭上を横切りました。
[10/2 六郷土手] 井上H
多摩川の中洲手前の流木の上に 小型シギ類 大きなアオアシシギ アカアシシギ も1羽 混ざっていました。また葦原の手前にサギ類に混じり セイタカシギの 10羽程の群れ。カモ類は カルガモのほか コガモ、オナガガモが到着していました。

[9/25-30 ついでの鳥見(中国広州佛山市)] 真柳
街中のホテル滞在のため、わずかにハクセキレイ、シロガシラ、シジュウカラ、 メジロ、スズメの5種を確認のみ。他に渡り途中と思われるアマツバメsp、ムシクイsp。

[石神井公園の近況] 小高
9/1 コガモ2羽、三宝寺池に飛来しました。
9/2 コガモ12羽、オナガガモ14羽、カケス3羽(移動の途中?)
  夏の間姿を見せなかったカワセミがいっぺんに5羽、同じくエナガ、 ヤマガラと、やっと20種に到達、賑わいが戻ってきました。

白樺峠
[9/17-20 白樺峠&乗鞍岳]
 上野N、大場、川島(武)、高野T

タカの渡りを見に、18日に白樺峠でハチクマ、サシバ、ツミ、ハイタカ、ノスリ、 ハリオアマツバメなどを、19日は乗鞍岳でハチクマ、サシバ、ハヤブサ、ハイタカ、 ノスリ、ホシガラス、イワヒバリなどを観察しました。
詳しくは「OB探鳥2010」の頁を参照。

対馬
[9/10-12 対馬] 上野(晶)
対馬・内山峠に行きましたが、秋雨前線にたたられ、アカハラダカが飛んだ のは10日だけ。空港から峠に直行して2時間程度で100羽ほどを確認。 午後は朝鮮半島から直接高空を通過するようで、体も小さいため「満腹感」に欠ける感じでした。 写真はトビに脅されたハヤブサで、アカハラダカは撮れませんでした。

長元坊
[9/11日 大磯・高麗山] 上野N
秋の渡りのタカや小鳥類を期待しましたが、観察できたタカはサシバ5、チョウゲンボウ2、トビ2で、ほかにイワツバメ10±、コシアカツバメ1、ヒメアマツバメ5〜6、アマツバメが見られましたが、ヒタキ類はまだ早いのか観察できませんでした。 この日観察できたのは15種だけ、何とヒヨドリを確認できませんでした。

鷽
[8/22-25 南アルプス最南部] 真柳
遅い夏休みを取り、南アルプス光岳から茶臼岳を歩いてきました。 光岳は、ハイマツとともにライチョウの南限棲息地ですが、繁殖期も終わり 潜んでしまったのか、声も聞こえませんでした。
今回、一番多く見かけたのはルリビタキの若鳥、わざわざ向こうからこちら をのぞきに来るのですが、すぐに身を翻してしまい、うろこ模様の胸の写真 をモノにはできませんでした。
ダケカンバで採餌するヤマガラを見(H2480m)、サンショウクイの群が早朝尾根(H1100m?)を越え南下。
写真は地上採餌するウソの若鳥(H2450mあたり)と、仁田岳。
8/22:聖光小屋(H980m)、23:聖光小屋>光岳(H2591m)>イザルガ岳(H2540m)>光小屋(H2510m)、24:光小屋>イザルガ岳>仁田岳(H2524m)>茶臼岳(H2604m)>茶臼小屋(H2410m)、 25:茶臼小屋>畑薙第一ダム(H946m)
アオサギ、アオバト、オオアカゲラ、コゲラ、イワツバメ、キセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、カヤクグリ、コマドリ、コルリ、ルリビタキ、アカハラ、ウグイス、メボソムシクイ、キクイタダキ、オオルリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ウソ、カケス、ハシブトガラス(29種)

大鷹
[8/23 霞ヶ関GC] 井上H
猛暑の中 今年生まれたオオタカの若鳥に会いたくて出かけました。思いが通じたのか いきなりコースと練習場の間の木のてっぺんに少し大人びてきたタカ(サシバ若?)が現れてくれました。ハシブトガラス2羽がすぐに追いかけを始めました。気の強い若鳥で カラスを追いかける場面もありましたが 余りのしつこさに 上空に消えて行きました。

シギチ
[8/22 東京湾岸] 上野N、大場
K氏を含め3人で三番瀬、谷津干潟、葛西臨海公園をシギチを見に訪れました。 三番瀬のシギチはハジロコチ・シロチ・ムナグロ・ダイゼン・キョウジョ・トウネン・キアシの7種で数にすると僅か20羽程度
谷津干潟も干潟はほぼ完全に干上がっていましたが、ここではハジロコチ、メダイ、ダイゼン、トウネン、オバ、エリマキ、アオアシ、キアシ、ソリハシ、オオソリ、セイタカシギの11種を観察、数は70羽程度。
葛西臨海公園では‘汐入の池’のみを観察。アオアシ7とコチドリ若5の2種のみと、 寂しいものでした。
[8/21 東京湾岸シギチBW] 鈴木(幸)
三番瀬→谷津干潟と回りました。三番瀬はミヤコドリ、キアシ、メダイ、 オオメダイ、ハジロコチ、シロチ、ミユビ、トウネン、ダイゼンくらいで、谷津もこ れにオオソリハシとオバ、キョウジョ、アオアシ、イソを加えた程度でした。
風は少し涼しくなってきましたが、谷津ではほとんどのウが口を開けて喉元をブルブ ル震わせながら熱中症対策中なのが可笑しかったです。

[8/20-22 白河、吾妻山の旅] 高野(澄)
8/20、白河の関近くでサシバ2羽を見、ピッ、クイクイと良く鳴きました。 冬は白鳥や鴨で賑わう南湖公園を巡りましたが、夏の今はカルガモ、バン、 カイツブリが泳ぎ、サギ類、カワセミが飛ぶ水辺です。
8/21 吾妻山の高層湿原を散策。エゾオヤマノリンドウなどリンドウ類が 多く咲いていました。
8/22午前 甲子温泉の裏で渓流釣中、クマタカ2羽が渓谷の上で輪を描きま した。大きさにびっくり。

盛岡
[8/21 盛岡] 上野(晶)
朝、盛岡城跡公園から、近くを流れる北上川の支流を歩いてきました。 カワアイサ1羽と、マガモは沢山いたので繁殖しているのだと思います

頬赤
[8/14-16 軽井沢] 上野N
南軽井沢の発地の友人の別荘に滞在、早朝に一人で付近を探鳥
トビ キジ キジバト ホトトギス アオゲラV アカゲラ  コゲラ ツバメ キセキレイ セグロセキレイ サンショウクイ(3羽上空) ヒヨドリモズ アカハラ ウグイス オオヨシキリ セッカ ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ ホオアカ アオジV カワラヒワ イカル スズメ コムクドリ ムクドリ カケス オナガ ハシボソガラス ハシブトガラス エナガ△V コサメビタキ (36種) 他にガビチョウ6羽ほどの群をここでは初めて見ました。

ついでの鳥見 [8/6-14 中国:上海.長春,瀋陽]  真柳
頬赤
中国各地の工場に出張。 いつもながら中国の鳥影は薄く、早朝散歩も数種のみ。 休日の1日は上海崇明島へ。お目当ては特産種カオジロダルマエナガ(写真左)。 ダルマエナガとはまるで印象が異なるとぼけ顔。2回目の繁殖中とのことで、 多くの成鳥は尾の先が擦り切れていました。
長江の広い干潟では、既に渡りが始まっていましたが、60Xでも白ゴマレベル。 識別できたのはわかりやすい連中だけです。
[8/7 崇明島]
アオサギ、コサギ、アマサギ、アカガシラサギ、ゴイサギ、ヨシゴイ、 チュウヒ、キジ、バン、ケリ、コチドリ、シロチドリ、チュウシャクシギ、 ホウロクシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、ソリハシシギ、トウネン、 ハマシギ、クロハラアジサシ、ハジロクロハラアジサシ、アジサシ、 コアジサシ、カッコウ、オオバンケン、ヤツガシラ、ツバメ、コシアカツバメ、 キセキレイ、シロガシラ、タカサゴモズ、カオジロダルマエナガ、 チョウセンウグイス、セッカ、スズメ、ハッカチョウ(36種)
[8/6-7 上海]  カイツブリ、ササゴイ、ゴイサギ、バン、カノコバト、 ツバメ、ハクセキレイ、シロガシラ、タカサゴモズ、クロウタドリ、 ガビチョウ、マミハウチワドリ、コイカル、スズメ、オナガ(15種)
[8/9-11 長春]  ツバメ、シジュウカラ、スズメ (3種)
[8/11-14 瀋陽]  ヨーロッパアマツバメ、ツバメ、アカモズ、スズメ、 オナガ、カササギ(6種)  以上合計48種

[8/7 多摩川河口] 上野N、大場
シギチを目的に、海老名と多摩川河口に行きましたが、海老名は休耕田が 無くなっていて、多摩川河口でわずかに、 メダイチドリ10±、キアシシギ2、ソリハシシギ1、オオソリハシシギ?2飛翔 が見られただけでした。
(多摩川河口で観察した鳥) カワウ・コサギ・チュウサギ1・アオサギ・カルガモ・ウミネコ・ヒヨドリ・ツバメ・ カワラヒワ・スズメ・ハシボソガラス・ハシブトガラス(シギチを加え16種)

白根山
[8/4-6 群馬・白根山] 奥村
東京の酷暑を逃れて白根山、万座に行き、草花・蝶・鳥を楽しんできました。 撮りたかったホシガラス(本白根山)も何とかものにでき、ビンズイは 芳ヶ原湿原でのもの。

ついでの鳥見[7/28-29 伊予西条] 真柳
瀬戸内海に面した愛媛県伊予西条市での、加茂川河口や干潟での、夕方の「ついでの鳥見」で観察した鳥です。
カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ミサゴ、コチドリ、キジバト、カワセミ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、セッカ、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(23種)

大磯
[7/26 大磯] 上野N
照ヶ崎海岸(アオバトが集まるので有名)にキョクアジサシが来ていると聞き、行ってみました。朝6時半ごろ着くと既に50人ほどのバーダーが集まっていて、視線の先のテトラポットの上に居るのがすぐ分かりました。1週間ほど前から来ているようです
[7/28 大磯] 川原林
早朝キョクアジサシを見てきました。テトラポットの上で休んでいることが多 く、海面上には時々飛び立つ程度でした。
左のキョクアジサシ、アオバトは上野撮影。
↓7月25日神奈川県大磯のキョクアジサシの写真です。大場
極鯵刺

根室
[7/21-22 根室] 高野T
帯広周辺を回ったあと根室に行きました。珍しく納沙布岬で営巣しているチシマウガラスを見に行き、 繁殖羽としては約40年ぶりの出会いでした。ただ春先のような羽の鮮やかさがないのがちょっと残念。 (巣の中に居るのが♀。このあと♀が飛び去り♂が巣に入った)
春国岱や走古丹などでオジロワシにも度々出会い、野付半島でようやくシマセンニュウの声に混じって 聞けたチュリリリリ・・というマキノセンニュウも久しぶりでした。

[7/19-20 歯舞、色丹] 大場
YBIRDのツアー船「ロサルゴサ」に根室から二日間乗りました。 20日の昼過ぎまでは濃い霧と小雨で、やっと鳥を見つけても 霧で見るに耐える写真にならず我慢の時でしたが、20日午後から霧が晴れ、 洋上に集まるエトピリカ・アホウドリ・コアホウ・クロアシアホウ・フルマカモメ 等の大群に感激いたしました。
歯舞

浮島
[7/5 利根川・浮島周辺] 上野A
コジュリン公園⇒浮島を回り、コジュリン、オオヨシキリ (コヨシキリは見られず)、セッカ、オオセッカなどを観察しました。 写真は浮島のコジュリン。葦の葉がそよいで良い構図だなと思ったら、 どうやらビニールのようです。本当はRENKAKU情報で行ったのですが。

[7/4 渡良瀬] 石川(敏)
埼玉県支部の渡良瀬探鳥会に参加、久し振りにササゴイ、コヨシキリをじっくり見てきました。 探鳥会後、仲間と更に、蒸し暑い炎天下でオオセッカを探し、 チルチルチルチルチルチル・・・・の声と姿を確認できました。

青葉
[5/15〜7月 ホトトギス&アオバズク] 川島(武)
逗子二子山近くの我が家周辺で、今年のホトトギスは早く、5月14日の深夜、 実際には15日0時30分ごろ最初に聞き、翌翌日の17日深夜からは、7月いっぱい 毎日聞こえました。 5/15は未明の2時頃、隣家のアンテナでアオバズクが鳴いていました。

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