仕事とPC環境の移行のため、
しばらく更新中断してました。
でもなんとか大体移行完了しまして。
次からガンガン生きたいところです。が。
そううまくはいかないのが世の中です。
それはさておきまして。
今回購入した新しいPCに積んでいるCPUは
PentiumIV 2.6cGHz(HT対応)という種類のものです。
HTは
Hyper-Threading。
簡単に言うと、1つのCPUを擬似的に2つに見せかけて、
全体のパフォーマンスをかせごう、という技術です。
で、この技術は
マルチプロセッサに
対応したソフトであるならば、
大体は有効に活用できるようです。
というわけで、
レンダリング時に
マルチスレッドを使える
Shadeを使って
どのくらい効果が出るのか試してみました。
サンプルに使ったのは、以前作った自作のデータです。
[レンダリング時間(分散レイトレーシング)]
シングルスレッド時(スレッド数1) 144秒
マルチスレッド時(スレッド数2) 121秒
単純にレンダリング時間だけを比較すると、
144秒対121秒で、その差は23秒。
大体20%増しというところでしょうか。
また、レンダリングの最初には
シングルスレッドしか行えない工程もあるので、
もっと長い時間かかるレンダリングの場合は
もっと差が開く可能性もあります。
また、レンダリング中のCPU使用率を
見てみたところ、
シングル時は50%付近をずっとうろうろしていたのに比べて、
マルチスレッドの場合は100%の高止まりです。
逆に言えば、シングル時にはこれだけの余裕を
残しているとも言え。
もともと複数アプリを同時に立ち上げて作業することが
頻繁にあるので、
負荷分散が可能なのはよい感じです。
でも新しい機械買うと、
そっちの設定に時間とられて
ほかのことにまで気を回せなくなるのが
痛いところでもあります。