9月の日記

■9月22日(土)

小学校の運動会がありました。
いつも通りに秋の行事を迎えられる、こんなことさえありがたいと思う今日この頃。

娘達の学校は生徒数が少ないため、かっけこ以外全て2学年ずつの合同競技です。
我が家の1年生と2年生は常に一緒のご登場なので、ビデオ撮影にはとても苦労しました。
広ーい運動場のあっちを撮ったりこっちを撮ったり忙しいったら。
何度か見失った挙げ句に、やっと見付けて録っていたのがよその子だったり・・・。
その晩、仕事で来られなかった夫にビデオを見せて、非難の声を浴びました。

いや、それにしても最近の運動会はハイカラです。
ダンス演技で3・4年生はパラパラ、低学年はミニモニを踊っていました。
私の小学生時代はソーラン節やら花笠音頭だった記憶が・・・。
(私が小学生・・・って30年前? うわっ!計算しなければ良かった。)

■今月のバナナ

このところバナナファミリーの成長はビックリするほど緩慢です。
昼間はまだ真夏のような気温があるというのに、夜が結構冷えてきたせいでしょうか。
なんと1枚の葉が展開するのに2週間近くもかかっています。
バナちゃん1号は、もう4週間も新しい葉っぱを開いてくれません。


ついこの前まで10〜12枚の葉っぱが繁っていたのに、
元気のなくなった葉を刈り取ったらとてもさびしい姿になってしまいました。
これからの寒さに備えて南の日当たりに置き場を移し、肥料と水やりを少し控えていこうと思います。

さて夏場に次々と子株が増えてしまっていたバナちゃん達。
積極的に株分けしたほうが良いのか否か、アイデアルさんに聞いてみました。
下記がそのお返事です。

さて、ご質問の件、お答えいたします。
子ぶりのバナナから、更に吸芽(子株)が出てきたとのこと。
子ぶりのバナナの場合、吸芽に栄養を取られて成長が鈍ってしまいますので、全て株分けしてください。
時期は寒くなる前10月下旬までに行うと良いと思います。

※ある程度育ったバナナの場合(1m前後)は最低1本の吸芽を残して下さい。
実を収穫した後には親茎は枯れてしまいますが、
吸い芽は親茎に準じて成長しますので、次々にバナナを収穫できるようになります。

ということで、またまた株分け作業をすることになりました。
今回は子株が3本出ている「新入り君」と開花が最も有望視されている「1号」がその対象です。

===まず新入り君===

根鉢を植木鉢から抜いて土を落としていってみて驚きました。
そこには、うちに元からいるバナナ達との大きな違いが2つありました。

バナナ1号〜4号の根元には球根のようなイモがあります。
子株のうちからちゃんとイモがありました。
ところが新入りバナナにはイモらしきものがありません。
親株だけ根元がトックリ蘭やパキラのように少し膨らんではいますが、
子株には写真のように根だけがあります。

そしてもうひとつの大きな違いは親株と子株の関係(?)です。
1〜4号はイモ同志でくっついており、地上の親と子は10センチ前後離れています。
ところが新入り君の親子は茎の最下部でくっついています。
これが品種による差異なのか、親株の成熟度の違いによるものなのか、今のところ私にはわかりません。

さて株分け作業のほうですが、新入り親子の茎元を包丁で分けました。
ちょっと力が入りすぎ、大事な根っこをしっかり切り落としてしまいました。
同じ失敗を繰り返すまいと思ったのにも関わらず、やっぱり2本目の子株も同じようにスパッとやってしまいました。
(私らしい失敗。)
なーんと、小さい方には1本しか根が残っていません。
悔やんでみても仕方ないので、バナナの生命力に望みを託して、それぞれ鉢に植えました。


===1号の株分け===
6月にやったばかりでしたが、またまたやることになってしまいました。
植木鉢に馬乗りになって苦労して根鉢を抜いた前回とは違い、さすがにまだ土の状態が良好。作業は比較的楽にできました。
根の成長はかなり良くて、すでに鉢が満杯だったことには驚き!
生まれてまだ2ヶ月ほどの子株の根元にもでっかいイモがあり、頼もしさを感じます。

移動の都合を考えて、子株達は出来るだけ小さい鉢で越冬させようという計画でしたが、あまりに根がしっかりしていた為、
また40センチの鉢に植えてしまいました。


===その後===
株分けして2日後、新入りくんから離した一番小さい株に灰色のカビが取りつきました。
すぐに病葉を取り除かずにいたら翌日にはもう枯れ始めていました。
慌てて枯れた葉を切り取った結果、まだ展開していない1枚だけが辛うじて残り、風前の灯火といった状態です。
とりあえずその小さな葉はカビにやられないで少しずつ成長していますが、4週経った今も草丈5センチしかないチビッ子です。

その他の子株に関しては、元気とは言い難い様相を呈しながらも、なんとか根付いた様子。
増えてしまった植木鉢を前に、越冬場所をどう確保したらよいものか頭を痛めています。
バナナが増えてうれしい悲鳴のはずが、本物の悲鳴に変わる日も近そうです。

9月30日夜、急に冷えてきたので
バナナファミリーを玄関の中に緊急収容。
今年、たったひとつ実ったリンゴ。
収穫を楽しみにしていたある日、自分でころんと落ちた。まずまず美味しかった。
おしまい
2001年4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2002年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11.12月

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