■8月の日記

◆今月の私

8月の上旬は地域の祭りの準備に追われ、忙しい毎日を過ごしました。
といっても私は「お祭り女」じゃあありません。
どちらかというと、そういうのが苦手なノリの悪いタイプ。
今年は子供会の係りに当たっていたもので、仕方なく・・・です。
そのお祭りを終えるとすぐ、子供と共に米子の実家に帰省して、10日ちょっとの間ノンビリさせてもらいました。
えっ?夫?
そりゃ夫の実家に預けましたさ。
そのあいだ私は実家でのほほ〜んと骨休め。
これも理解あるお姑さんのお陰でございます〜

10年ぶりの中学のクラス会。みんな変わらないと思っても、写真は正直。
じっくり見ない方が良いでしょう。

◆さて、今月のバナナ


忙しかったのと、ハンパでなく暑かったのと、帰省したことで、8月はほとんど放ったらかし状態のバナナ。
・・・良く考えたら毎年のことなんですが。
水やりは1日1回、半自動灌水におまかせで、観察もあまりしてない状態です。
「半自動」というのは、水道の蛇口をひねる必要があるということです。
タイマー装置に雨水が入って再起不能になったので、肝心な部分を人間がやらねばなりません。
今夏は雨の日が予想以上に少なくて、結果的に相当乾かし気味の栽培になってしまいました。
本当なら夏場はもっともっと灌水したほうが良いと思います。

  帰省から帰ったら、バナナはみんなこんな状態でした。
下葉がたくさん黄変していました。
そろそろ肥切れするころだと思い、帰省前に草木灰(カリ)と化成を少し追肥したのは、
果たして良かったのか悪かったのか・・・

私の帰省中、半自動灌水で行き渡らない部分は、留守番隊長が時々水をやってくれてたらしいです。
灌水ホースを巡らせても、鉢土全体をカバーできていないものがあったようです。

先月発症した病変は、被害の拡大こそ見られませんでしたが、バナナをすっかり疲れた姿に変えていました。

:最近出た新しい葉は大丈夫そうです。

:脱灰して真っ白になった部分。
:2週間前の同じ部位

これは早く散髪してあげなくては、美貌が台無し。

どの株も、8月中は先月ほどの著しい成長がなかったように感じます。
春から元気に成長していた子株軍団も、親株の葉に陽を遮られるせいか、期待していたほどの成長は見られませんでした。
1号・2号の葉の大きさは35×60センチ。
サブローを除くその他で30×50センチ程度。
光合成できそうな元気な葉は、全株平均12枚くらいでした。
なお、春先にウィルス病の症状では?と思われたバーコード模様は、
現在すっかりきれいに消えていて、どの株にも見られません。

◆2種のバナナ
我が家のバナナは1号〜6号がひとつのファミリーで、親子や兄弟の関係です。
そしてイチロー・ジロー・サブローがもう一つのファミリー。
この2つのファミリーは、品種が違うもののようです。
草姿の特徴として、前者がスラッと型、後者がズングリ型。
幹(仮茎)の太さだけでなく、葉の<縦横比>にもスラッととズングリの特徴が出ています。

:1〜6号の葉柄
素直に伸びた辺縁に沿って、赤い色素がうっすら見られます。
葉全体は薄い緑色でスラッと細身の葉。
:葉を裏から透かして見た4号の葉です。きれいな薄緑色。

:イチローファミリーの葉柄
フリル状になった辺縁に、はっきりした色素が認められます。(画像では差が分かりにくいですが)
葉もウチワにできそうな丸っこい形。
:葉を透かしてみると主脈にも赤い色素がたくさん見られます。
幼苗の時は赤紫の斑もいっぱい。

その他の明らかな相違点は、地下根塊の有る無し。
イチローたちの根は細根のない『太モヤシ』状で、1号ファミリーは大きな根塊を形成して、まさに『イモ』。

同じバナナの仲間でも、よく観察するといろいろ違うものですね。
ワタクシ、いろんな品種の根っこが見たくなってしまいました。
ああ、バナナって奥深い・・・
9月につづく
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