10月の日記

  • ■趣味の園芸
    植物を育て始めて5年。
    やっと自分好みの植物が分かってきたところです。

    初めの頃は何でも手当たり次第に買って来ては育てていました。
    寄せ植えを作ったり窓辺や玄関前を飾ったり、おしゃれなガーデニングブームにすっかり踊らされていました。
    でも結局はほんとうに愛情を注げたものしか残らなかった。
    (生き物だからあたりまえ。いつも父が遊びに来るたびに、枯らした植物の数々を見て怒っていました。)

    それが今では、『飾る』とか『人に見せる』というのは止めにして、
    『植物の傍にいて癒されたい』『季節の移ろいを楽しみたい』というナチュラルな路線にすっかり変わりました。
    花を選ぶときも、派手なものより可憐なもの、園芸品種より原種のものに惹かれます。

    そして自分の趣味を人に話すとき、ガーデニングという言葉より「園芸」と言ったほうが、
    なんだかしっくりする感じで気に入っています。
  • ■冬を迎える前に

    そろそろ本格的な風邪のシーズンですね。
    我が家では毎年、インフルエンザの予防注射を全員で受けています。
    だから巷でどんなに流行していても、インフルエンザには罹ったことがありません。

    費用は2000〜3000円(病院によってちがう)×2回×5人で大出費です。
    でも、病気になる苦しさや大事な予定の変更を余儀なくされることを考えると、保険料としては高くないと思っています。

    受けようかどうしようか・・・迷っている人があれば、ぜひオススメします。
    (痛くないかって?それは痛いに決まってるでしょ。)

■今月のバナナ

鉢が増えて、それぞれの個体を明確に区別しておく必要が生じてきました。
そこでネームプレートを作成して、トップページのバナナ紹介の内容を更新しました。

さて、昼間はポカポカ、だけど夜は冷え込む、そんな季節になりました。
毎日の気温,特に最低気温に注意しながら、9鉢あるバナナを室内に入れたり外に出したりの忙しい一ヶ月でした。
2号だけはなぜか鉢がとても重くて頻回の移動が無理だったので、10月初旬からずっと南側の出窓で過ごしています。
我が家のリビングは表から丸見えなのですが、バナナの光合成のためならプライバシーもなんのその、
レースのカーテンを取り払いました。
そして小さい子株や下の方の葉に、できるだけ陽が当たるようにアルミホイルなど利用してみました。
(このアイデア、どうでしょう?)

 ホイルはふわりと乗せているだけ。自分ではかなり効果的だと思っている。
       鉢の下にもアルミマットを敷くという徹底ぶり。

それから、ある日ふと思いついたのが『車の温室』。
車の中って今の季節でもかなり暖か。霜が降りるまでは使えそうです。
夜間だけでなく、風の強い日の昼間も利用しました。
時々換気が必要な事と、背丈の小さな株しか収容できない事が欠点でした。

 車検中の代車もしっかり利用。ぬくぬくです。

小さい株たちはほぼ1週間毎に葉を展開させて、じわじわと成長を続けています。
古株(1号と2号)はややペースが劣るものの、ひところより展開のペースが早いです。
1号の前回の葉は5週間もかかってやっと開きましたが、次のは2週間で開きました。
これは、室内に入れている日が増え、昼と夜の温度差が少なくなったせいではないでしょうか。

全体的に葉色が薄くなってきたので、アンプル型活力剤と今年最後の化成肥料を少し与えました。


笹のように細い葉が次々と出てきます。
 12枚目からは親バナナと同じ形の大人の葉っぱになりました。

頻回の移動でこんなに葉が傷んだ。



窓辺に並ぶバナナファミリー

ひとつ、バナナたちを家の中に入れてみて気が付いたことがあります。
『お気に入りのものがすぐ手の届く処ににあって、いつでも見たり触ったりできるのっていいな』って事。
気持ちが和みます。
これからの半年間、バナナたちは私のそばでじっと春を待ちます。
頑張ろうね、バナナちゃん。

今シーズンの越冬目標
・せっかく出てきた吸芽(子株)を消滅させない・・・日照の確保
・冬眠させない・・・昨シーズンより高めの室温を維持する


おしまい

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