3月の日記

■今月のバナナ

  ◆吸芽の変化

冬の間ずーっと成長の兆しのなかった1号の吸芽が、3月になってからグッとずんぐりしてきました。
昨年は3本あった吸芽のすべてが萎縮してしまったのですが、今シーズンは越冬成功です。

なかなか良い形の吸芽で将来有望な気がしています。
もう1本の2号の吸芽も成長を始めました。

でもこちらはすごいヒョロヒョロ苗で、あまり優秀な苗とは言えません。
もう少し様子を観てからにしようとは思っていますが、
切り取って次の吸芽に期待した方がいいのかもしれません。。

  ◆外皮はがし
冬の間コモのかわりに残しておいた外皮が少し気になってきました。

茶色く変色して汚らしいです。
そこでアイデアルさんに相談してみました。

Q:バナナの仮茎の外皮は剥がしていってもいいものでしょうか?
冬場は保温のために残していたのですが・・・
見た目にあまりきれいじゃないのと、害虫の住みかに
なりそうなので、不要なら剥がしてしまいたいのです。
A:暖かくなってきましたので、剥がしても大丈夫だと思います。

よっしゃあ!ということで、さっそく見かけの悪い外皮を剥がしにかかりました。

まだ乾燥しきってない部分の網目状の所、何かに似ていませんか?
そうなんです。いつも食べるバナナの薄皮みたい。

皮には長い縦の繊維が走り、芭蕉の仲間が紙や布の原料になることも納得できます。
外皮を剥がした後の仮茎は、モラードバナナ色(赤っぽい薄茶)のものとウドのように白いものがありました。

(1号)と(2号)
外皮が害虫の住みかになっているのではと心配しましたが、これは大丈夫だったようです。

  ◆外皮はがし その後

調子に乗ってたくさん剥がしすぎました。
暖かい日に日光浴をさせようと鉢を傾けて運んだ際、
いちばん外側の葉っぱが自らの重みに耐えきれずボッキッと・・・
かろうじて繋がっている状態です。

せっかくハダニの被害から復活して、葉っぱがようやく7枚になったところだったのに。

裏返したガムテープで姑息なことをしてみました。

やはり無駄でした。

  ◆日光浴

桜も咲き始め外気温が20度近くなったので、順番にシャワーと日光浴に連れ出しました。
ところがっ・・・
シャワー後の日光浴は意外に寒かった見え、わずか2時間で部分的な凍傷になってしまいました。
みなさん、シャワー付き日光浴は必ず風のない日を選びましょう!!

  ◆施肥

少し時期が早いですが追肥しました。

カリ分の比率が高い肥料を指定量よりさらに倍に薄めて施しました。

  ◆ちょっと気になっていること
それぞれのバナナの新しい葉に、葉脈に沿ってバーコードのようなグレーの薄いラインが入っています。
(気付いたのは最近。今までこんなのなかったのに。)
微妙なラインなので写真にうまく撮れません。
ひょっとしてビョーキ?そうでもない?
ウィルス病なら9鉢全部、全滅です。
でも順調に葉っぱが増えているので、もう少し見守りたいと思います。

  ◆おまけ

ワイルドストロベリーがもう少しで食べられそう。ヒヨドリとの戦い。

   山椒は食べ頃。アゲハの幼虫との戦い。

4月につづく
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