11月の日記

  • ■ある日・・・

    「家ん中、なんかジャングルみたいになってるけどぉ、ほんとにバナナが成るわけ?」
    おお長女よ、そんなに冷たい言い方せんでもええのに・・・

    成るよ!成るに決まってる。そう信じないと毎日バカみたいに重い鉢の移動なんかできないよ。

    でもまあ確かに、かわいいバナナといえどもこれだけの数が部屋の中にあると、けっこう圧迫感あったりします。
    実のところ自分でもヒシヒシ感じておりました。

    娘達よ、どうかこんな母とバナナ達をあたたかく見守っていて・・・
    こりゃ意地でも来年は結実してもらわねばなりませぬ!

■今月のバナナ

窓辺のバナナたちはすっかり成長が緩慢になりました。
1・2号は40日もかかってようやく1枚の葉が開く程度。
その他のバナナも2〜3週間に1枚しか葉が増えません。
これからもっと寒くなると、ニセモノのインテリアグリーンじゃないか?と思うくらいピタリと成長が止まりそうです。
バナナ仲間のみなさんは、温室(簡易型から本格派までいろいろ)を利用している人が多いですが、
どう転んでも我が家で温室は無理です。
結実への早道は冬の温室利用・・・と分かっているだけに、温室持ちの人がうらやましいです。

この季節、夕方も4時頃になると陽も射さなくなり、空気もいっきに冷え込みます。
ボヤボヤしていると洗濯物だって冷たく湿ってしまいます。
窓辺のバナナたちを部屋のテレビやイスの上に大移動せねばなりません。
水やりをした日は鉢が重くて大変です。
(水は5〜7日ごとに鉢底から流れるまで、1〜2リットルくらい。)


 そうそう、月初めに2・3・4号とイチローさんを植え替えました。
2号とイチローさんは土の表面にたくさん根っこが出てきたため,
3・4号は土の中にムカデの赤ちゃんが大発生していたためです。

今回の植え替えは土の配合を室内仕様にちょっと変えてみました。
まず保温と軽量化を図るために鉢底石の代用として発泡スチロールのかけらを入れました。
培養土は赤玉土6:腐葉土2:パーライト1:鶏糞と牛糞のミックス1の割合です。
室内での臭気を心配して有機肥料を減らした分、カリ肥としての草木灰をひと握り分加えてみました。
カリ肥は普通の観葉植物でも越冬対策のひとつとして使われますが、
バナナにとっては一年を通して非常に大事な成分だそうです。
(バナナプラントでお仕事をされている『くいのさん』からの確かな情報です。)
パーライトを入れたのは少しでも軽量化を図るためですが、1割程度ではあまり変わらなかったようです。
でも根腐れの防止に役立つかも。
あ!根腐れ防止といえば、鉢底にくん炭を少々入れてみました。おまじないです。
2号の鉢は1号と同じく40リットルくらいのものですが、どちらもウオータースペースの部分が10センチくらい取ってあります。土がかなり少なめです。

重さが30キロ以上になると私1人では動かせなくなるので仕方ありません。

ジローさんとサブローさんはリビングの吹き抜けにあるフラワーボックスの中。
チビのサブちゃんとミニパインたちはこのアングルからは見えません。
ここは我が家の中でいちばん温度が高い場所だと思われます。

2001年4月5月6月7月8月9月10月11月12月
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