97年8月2日 Char
"Char Meets L.A. Dream Band Featuring Larry Carlton at パルテノン多摩"


多摩中央公園特設水上ステージで行われた"パルテノン多摩サマーライヴ'97"に嶋田吉隆(Dr)、藤井裕(B)と共に出演。


セットリスト
第1部 17:00〜18:00

No.曲名コメント
(M.C.)インドっていうか欧米が日本を映画で取り上げる時に怪しげな中華音楽ってよくあります、そんな感じのSEが流れる中の登場でチャーはいきなりかましてくれます。「ワハハハー、ウルセイゾ。オレはフュージョンしないからな(笑)。」(歓声)。「後でするけどチョット。衣装変えるし。」
1.Open「オレの声がそこに届くまで・・・」っていう歌詞で始まる未発表曲。なかなかチャーもシャウトしている。
2.Come And GoFunckyなBassのイントロがカッコイイ。
(M.C.)「皆様、この寒い中、ようこそ。あ〜すいません」。チト、寒いですね(^^;。
3.Rhythm Of Love間奏のチャーのギターも見事に唄っている。
(M.C.)「Thank you.」。しばらくギターで適当に弾いた後、「きっと、ちょっと前まで、この辺も人が入らないような、なんか、山だったと思うけど。そうだよね。間違いなく、何処だってそうだと思うんだけど。人間が勝手に入ってきて、ま幹勝手にこんなことやって。殆ど騒音言えるロック・バンドが演奏して。オレが鳥だったら"いい加減にしてくれよ〜。その辺に住んでる奴にも文句言いたいんだ、オレは"。でも鳥が住んでる頃はきっとこの場所に名前も無かったと思うけど。そんな名前も無かった土地をイメージして、今日の朝、こんな曲を作ってみました。」
4.Nameless Bandこの曲のギターも物凄く唄っている。
(M.C.)「Thank you. やっぱり冬の野外は最高ですね。ちょっと着膨れしてるけど。その辺、酔っ払ってるな!。オマエー、飲みたんねーぞ!。チョットそれでオレー、チョット飲みたい。」
「マッ我を忘れない程度にしておきますけど。お酒は強い方ではないので。エー、そんなにオシャベリは得意の方ではないので。ドーモ、ドーモ、ドーモ、オニーチャン、なかなかいいTシャツ着てますね。"ブラジルが最高"っていう意味なんだな。On Bass 藤井裕!」
「夕立でも降んないかな、夕立。朝立ちじゃねーよ。こういう寒いギャグの繰り返しがギターを上手にする。」。ギターをつま弾きながら「ヘヘヘ」。
5.Feature Child
(M.C.)「ということで。」
6.Cross Roadsファンキーなチョッパー・ベースなイントロで始まったその曲は"Cross Roads"。チャーは所々"Down To The 多摩センター"と歌っている。それにしても間奏の演奏は凄い!。
(M.C.)「前座としては持ち時間が無いんで、君達もそろそろ本気になんないと、けっこう、何て言うの、そのー、いい意味で爽やかになっちまうよ。」
7.Why Aren't You Readyギターをハウリングさせてこの曲へ。
(M.C.)「おお。こいつは使えるな。チョット燃費悪いんだけど。カポ?つけて。チューニングしてる、コミヘンの真似を・・・。嶋田吉隆!」
8.Yellow Cap 〜 Drums Soloでスイング気味のドラムのリズムにのりギターとベースのリフの絡みの後、始まったその曲は"Yellow Cap"である。凄く良い演奏である。
9.Smoky(Regae Arrange) 〜 Smokyレゲエ・アレンジのSmokyを1コーラス目のみ。再びイントロからノーマルなアレンジで演奏。
2回目の間奏のBass Soloも最高でCall & Responsである。「Hey,Hey,Hey...オジサンのために、その辺の。チョット座りながらでもノレルような、やってみましょうか。何がいいかな?。時間も迫っているし。オッ!、もう過ぎてる。ゴメン、もう帰るわ。何がいいかな?。"ズイズイジッコロバシゴマミソズイ"。まだ恥ずかしいかもね。そこ羞恥心無い?なんか。なんかノリたいんだけどノレないなーみたいな。まず2本の足で立つことから始めよう!。Hey,Hey,Hey!。みんなオレは石ヤンじゃないんだから、間違えないでくれよなー。いろんなCall & Responsあるけど、オレはオレのやり方でやるからな。まーこれ位にしといてやるか。」
(M.C.)「Thank you. On Bass Bass Bass ユーちゃん。On Drums ヨシ嶋田!。加藤チャでした。」
「チャー」by ?。


第2部 20:30〜21:00 Char With L.A. Dream Band Featuring Larry Carlton

メンバーはドン・グルーシン(Kbd)、ハービー・メイソン(Dr)、アルフォンソ・ジョンソン(B)、そしてラリー・カールトン(G)である。
No.曲名コメント
1.BluesLarryの「Do you like Blues? Do you like Char?」でチャーも登場するが、いきなりのトラヴル。チャーのギターの音が出ない!。で色々やってしばらくはブルースでセッション・タイム。
2.Room 335ま〜、Larry Carltonと言えばこの曲でしょう。ジョイントと言うかセッションと申しますか、そのようなレベルです。
[COMMENTS]
第1部のチャーの演奏は素晴らしいです。観客も圧倒的?にチャー・ファンであったとしても、前座扱いされ夏の野外のせいか観客もノリきれない模様である。しかしチャーの演奏は素晴らしいです。
その前座の時の演奏に比べ、Larry Carltonとのセッションは覇気が無い。いきなりのトラヴルが輪をかけて悲惨な結果を生んだというのも否定出来ないが、何故CharがLarry Carltonとジョイント?(Charが前座?)しなくてはいけないのか疑問である。ミス・マッチな企画だと思います。


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