今月のお薦め本         

02月は、
 

 木内 昇
  「雪夢往来」



 江戸時代のベストセラー「北越雪譜」出版までを巡る長い年月にわたる物語なのですが、作者の鈴木儀三治に加え、山東京伝と山東京山という兄弟、曲亭馬琴という戯作者群像も描かれ、当時の出版事情と合わせて魅力あることこの上なし。
 是非お薦めです。




 
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−過去1年分一覧−

【2025年】

 01月
  町田そのこ   ドヴォルザークに染まるころ 
  白尾 遥    隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい


【2024年】

 12月
  砂村かいり   マリアージュ・ブラン 
  今村翔吾    五葉のまつり 
  長谷川まりる  杉森くんを殺すには 

 11月
  中江有里    愛するということは 
  菰野江名    さいわい住むと人のいう 

 10月
  伊吹有喜    常夏荘物語 
  松崎有理    山手線が転生して加速器になりました 

 09月
  町田そのこ   わたしの知る花 
  李 琴峰    言霊の幸う国で 

 08月
  中田永一    彼女が生きてる世界線 
  木内 昇    惣十郎浮世始末 
  里見 蘭    人質の法廷 

 07月
  阿部暁子    カフネ 

 06月
  いとうみく   真実の口 
  ファン・ボルム ようこそ、ヒュナム洞書店へ 

 05月
  B・ガルマス  化学の授業をはじめます
  寺地はるな   こまどりたちが歌うなら 

 04月
  M・バルツァーノ この村にとどまる
  阿部暁子    カラフル  
  佐藤まどか   アドリブ
  知里幸恵    アイヌ神謡集

 03月
  工藤純子    だれもみえない教室で 
  天童荒太    ジェンダー・クライム 

 02月
  砥上裕將     一線の湖
  F・ハーディング 呪いを解く者 

                   

          

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