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今年は屋根の基礎部分(って言うのか?)が乗っかってました。 また、なにかの記念法要をやった様子 (棟上式か何かでしょうか?) |
屋根部分。 大きな尾垂木(斜めに入っている太い木材)が組まれてます。 |
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一部の木材は新しいものに変えられています。 尾垂木も見ての通り、白い新しい木材が入っているものがあります。
ただし、新しい木材は全体の1ー2割もないんだとか。 ちなみに、特に何割の木材まで変えられるかといった規制はないそうです。
(よく聞かれて困ると言ってました) |
古い尾垂木には上の写真のようなマダラ模様が入ったものがあります。
これは特に意味がある訳ではなくて、修理作業時に各材木を特定するために塗る墨をマスクするために置いた紙を剥した跡だそう。 |
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修理後は撮影できそうに無いアングルから撮ってみました。
屋根の端っこ。 |
同じく、屋根の四方を支える鬼(?)。
実は、この鬼(?)がちょうど見学用足場の床あたりの高さにあって、
撮るのが大変でした。 |
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上の写真は、金堂修理後の内部模型。 今回見学できた部分に、今後さらに瓦をのせる部分が乗っかってくる訳です。 |
今回の金堂修理は、単に修繕が必要な箇所を修復するだけでなく、構造的な問題を現代技術を加えて改善する作業も含まれます。
模型中の白い部分が、その追加構造。 修理完了後は当然見えない箇所になります。 |
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上の写真は、その追加箇所を写そうとしたもの。
拡大(写真をクリック)すると、奥の方に追加構造の一つである大棟下トラスが見えます。 |
屋根の尾垂木と人の大きさとの対比が分かると思います。 |
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屋根の所から降りてきまして、正面扉。
この扉にある金具の下に、当初からのものと思われる彩色文様が出てきています。
今は保護措置を取った上に金具が戻されていますので、見ることはできませんが、扉自体にも文様の跡と思われる跡がうっすらと残っています。 |
見学を終わって境内を散策していたら、戒壇横の池でカキツバタ(..でいいのか?)が咲いてました。 |
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さて今年は去年の様にこの後東京に戻る用事もないので、歩いてすぐの薬師寺にも行ってきました。
ここは修学旅行生があいかわらず大量にいて、ちゃんと説明用の施設を用意してあるのがさすがです
個人的には静かに見て回るのが好きなのですが、こうやって多くの学生さんに説明できる体制を取るのもお寺の御役目の一つなんでしょう。
因みに、今回は特別展示で吉祥天女の絵が見られました。 |
薬師寺を見ている間に、すっかり日も暮れて月が出てきました。
(この写真を取るのにお寺の周囲を一周しました) |
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まずは東大寺。 南大門を撮ってみたのですが、こやって見ると中国西域かどこかのお寺みたいですねぇ。 |
大仏殿(東大寺金堂)。 |
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さすがに大仏殿。見上げてみるとでかいです。 |
大仏様(盧舎那仏像)。 すみません。うまく撮れなかったです。 |
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二月堂。 春を呼ぶ行事、「お水取り」が行われる所ですね。 (見たことないけど) |
二月堂から奈良市内を望む。 |
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正倉院...中身は見れんかった。 (中の宝物は現在別所に保管されているそう) |
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続きましては、やはり歩いてすぐの春日大社に参拝。 |
ちょうど七五三の時期なので、晴れ着を来たご家族がおおございました。 |
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捻廊(ねじろう)。 春日祭に奉仕する斎女や内侍が昇殿するための階段。 左甚五郎作。 |
唐招提寺と同じく世界遺産の石碑がありました。 因みに、「古都奈良の文化財」として東大寺、正倉院、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡、春日山原生林が指定されているそうです。 |
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参拝途中の参道にいた鹿。 どうやら、すぐ横に鹿せんべい販売機があるのを知っていてか、誰かくれるのを待っている様子。 |
外人のオッチャンにねだってます。 ちょうど帰りに同じ所に鹿が2頭いたのでせんべいを買ってあげたら、お腹を噛まれました
別に痛くはなかったのですが、近くで見ていた子供は引いてました... |
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今度は興福寺。 |
ちょうど国宝特別公開中でした。4箇所での公開でしたので広い境内を歩き回らねばなりません。 |
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興福寺のとなりにある神社。 |
ネコがお昼寝中... |
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奈良からの帰りに京都で北野天満宮に立ち寄りました。 |
修学旅行時期...なのか単位問題もあったせいか学生さんが列をなしてました。 |