[title pic:test1.jpg] Diary
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ここは古の「ぼやき」 ページ...

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27/Nov/1996 - 17/Nov/1997

28/Oct/1996 - 26/Nov/1996(このページ)

最新はここよっ!


このページでは、96年10月-11月にいった台湾での様子を載せています。

今思うと、この頃って台湾のホテルから、 IBMの台北接続ポイント経由で日本のサイトへ転送してました。 つまり、現地実況生中継だった訳ですね。

...しかし、その電話代は誰が支払ったのだろうか...?


26-Nov-96
帰国の日だというのに、一晩中吐いたおかげですっかりヘロヘロ。

迎えに来た所長に病院に連れて行くよう頼む。

病院に行って検査を受けた結果、単に胃が荒れただけということだった。
( あたしゃ、マジでヤバイ病気かと思ったよ )

とりあえず注射を打ってもらい、薬をもらっておしまい。

結局、事務所には行かず高尾空港へ向かうことに。 おかげで、いくつか仕事をやり残す。

台湾へ来るときは高尾直行便だったが、 帰りは台北で乗り換えのため、蒋介石国際空港で1時間ほど待つことになる。

この蒋介石国際空港、冷房が半端じゃなくよく効いていた。

半袖しか持ってなかった私は寒さに打ち震えながら、ひたすらヒコーキの到着を待つ。
(ジャンパーは預けた荷物に入っていたので着られなかった)

日本行きのキャセイ・パシッフィックが来るまでに、すっかり風邪をひいてしまいました。


日本へ向かう飛行機も、ご丁寧に冷房がよく効いていて、
(まじめな話、福岡空港の外の方が暖かかった。)
さらに風邪が悪化。
(熱が出た)

日本(福岡空港)に着いた時には、熱にやられてフラフラでした。


25-Nov-96
今日は、今までここのスタッフに説明した内容をドキュメントにする。
(相手が読めるかどうかは別として...)

夕方、本当は「ねずみ」を食いに行くはずだったのが、 単なる焼き肉屋でお別れパーティーに変更になる。 ここの所長が、私にネズミを食わせることに反対したらしい。

帰り際に所長が、
「俺からのお土産にお茶を持ってってくれい!」
..とのたまって、お茶屋に連れて行かされる。

そこのお茶屋で、ウーロン茶を買い求める所長の横で、店の人間にひたすらお茶を飲まされる。

結局、烏龍茶12箱を持ってかえるハメになる。

(帰りの荷物。 まるで密輸商人)
[Packages:nimotsu.jpg] 緑色の袋にウーロン茶が入っている

ホテルに帰って眠ろうとすると、突然吐き気がしてきて、 その後、朝までひたすらゲロを吐きまくる。
(どうやら、焼き肉+ビール+ウーロン茶が効いたようだ)

(私の会社の方へお願い)

台湾の所長に話をすることがあったら、

「八田はネズミを食えなかったことを非常に残念がっていた」

...と、お伝え下さい。


23-Nov-96
本日は、台北にある故宮博物院に行く。

ここは、あまりにも文物が多いので全部見て回ることは諦めて、 明、清朝期の磁器と、商-漢代の青銅器および甲骨文字のみに絞って見てまわる。 それでも時間が足りず、あまりゆっくりとは見られず。
(全部見るには、1年はかかるらしい)

それにしても、ここには日本人のツアー客が多い。

ゆっくり眺めている側から、2、3分間隔くらいで、
「(カタコトの日本語の語調で)はぁーい。ここはねぇ、最後の皇帝が使ってた陶器が...」
などと言いながら、ガイドが日本語を使う団体を連れてくると非常に興ざめする。

それも、私が眺めている物の説明をいきなり始められるて、とても困った。
(うんざり...)

頼むから、人が見ている所では勘弁してくれー
(ここって観光地じゃなくて博物館なんだから...)

あんまりに日本人ツアー客が多いので、
「日本人,日本人,日本人ばっかりだぁ!」
と英語で言っていたら、案内役のRobinから大笑いされた。
(と言っている私も日本人なんですけどね)


21-Nov-96
午後、ここの所長に引きずられて、 事務所周辺の畑を見ながら熱帯作物(バナナ、パパイヤetc)についての説明を受ける。

あたしゃ、パイナップルって地下になるもんだと思ってましたよ( <- 超まぬけ )


そういえば昨日から、イギリスの情報部門の人間がここの電子メールソフトのインストールをやっている。

このおっさん、なぜか色々と私をからかう。 こちらとしては、相手の年がけっこう上(私の父親とほぼ同じ)で、 日本人の事も結構知っているので非常にやりにくい。

結局、今日はこのおっさんのオモチャと化すハメになる。
(いい人だとは思うんですけどね...)


19-Nov-96
午前中は、野外で調査。それなりに過ごしやすくなったが、やっぱりまだ日差しが強い。

午後、ここのPCを使っているときに、マウスの調子が悪かったので設定をいじっていたら、 マウスがいきなり動かなくなった。焦って元に戻そうとして、さらに泥沼にはまって、 2時間ほど費やす。

( 頼むから3ボタンマウスなんか使わないでほしい。
どーせ真ん中のボタンなんか使わないんだから... )

本日、いろんな意味でいい汗をかく(^^;


17-Nov-96
いつもはスタッフの誰かが、少なくとも夕食には連れてってくれるのだが、 今日は、なぜか誰も来なかった。

一人で過ごすとも伝えてない筈なので、誰かが来ると考えて外出はせず。
(昼飯と夕食の買い出し以外)

とりあえず、デジカメでとった写真の整理や、翌週の仕事の準備をホテルで済ます。 夕食後は、このページの書き足しをする。

デジタルカメラはすぐに結果が分かるので便利なのだが、 普通のカメラも結局使うので、とても忙しくなる。 さらに、カメラを2個もブラ下げた姿はけっこう間抜けだ。


16-Nov-96
午前中、ここのスタッフのLeeさんに烏山頭水庫に案内してもらう。

午後は、澄清湖へ行く。蒋介石の核シェルター跡があったので入ってみるが、 ほんとにこの設備で耐えられたものか少し疑問。

夕方、時間があったので高雄港へ案内してもらう。 これは予定に入れてなかったのだが、元船員のLeeさんは二つ返事で 港の入り口へ案内してくれた。

ここは結構、海を見に来る人でごった返していて、カップルも多い。 Leeさん曰く、若いオネーチャンを見に行くには良い場所なのだそうな。
[Kaoshung port:Kaoshung_port.jpg] [Sunset at Kaoshung:Kaoshung_sunset.jpg]
灯台 高雄港に沈む夕日


15-Nov-96まで
今週は人足と言うより、一種のトレーナーとして過ごす。 田んぼでの作業の進め方から、MS-Officeのトレーニングまで何とかこなす。

こうやって書くと、とっても偉いように見えるが、 実際には、私よりはるかに英会話能力もEducational Background もあるスタッフを相手に、まったく貧弱な英会話能力をフル回転して、 あたふたと説明しなければ行けない。けっこう間抜け。

最近は、日本語まで混ざってくるようになった。
(それも、「いやー、大丈夫、大丈夫」、「うーん、よーわからん」等々、結構間の抜けた言葉ばかり)

来週は、イギリスから「ブーちゃん」 という人間が来る。
(別に太ってる訳ではない。名前がブーちゃん)
彼は、こっちの電子メールのセットアップに来るのだが、 なぜか立ち会わねばならなくなった。 彼とは日本でも会っているので、知らない訳ではないが、 来週は休みとって遊ぼうと思ってたのにー

帰りにホテルの地下にある煙草売り場によると、
そこの店員がヘラヘラ笑いながら いかにも「俺は知ってるーんだよーん」といった感じの日本語を使ってくる。

日本人なめてんじゃねーぞ!

とてもムカついたので、日本語は一切使わずに英語で対応してやる。


12-Nov-96
本日は孫文の誕生日の為、祝日。 ここのスタッフのRobinが台湾南部にある古都、台南に連れてってくれる。 彼はここ台南出身者なので、いろいろ説明してくれる。

とりあえず、鄭成功に関連する史跡を中心に回ってもらう。

夜、テレビで「国父伝」という映画をやっていたのでとりあえず見る。 「国父」とは孫文のことで、要するにその伝記映画。 英語と中国語の字幕を見分けながら、大まかな筋を読み取る。 (これ、結構大変)

ここのテレビ番組は、大抵中国語の字幕がつく。 多分、台湾語、北京語(国語)などなどの言語が複数あるからでしょう 字幕を見れば、日本人でもほんの少しくらいなら理解できるので、ありがたい。 特に台湾は大陸のような簡略字はないので、読みやすい。
(ただし、旧字体)


11-Nov-96
午前中、所長から台湾の農業についてのブリーフィングを受ける。 台湾南部では、ほぼ周年稲作が可能なのだそうな。
その後、水田で作業。日差しはきついが、やや暑さもおさまって来た感じ。 11月から12月頃の台湾はとても過ごしやすいのだそうだ。

夕方から現地スタッフにMS-ACCESS2.0の講習。 時間がないので簡単な内容に終始したが、 元々、英会話能力が貧弱なので、とても苦労する。 (自分で話していても、意味が通じてないと感じる)


09-Nov-96
本日は、前々から予定されていた墾丁国家公園 に「泳ぎに」に行く予定であったが、季節外れの台風の為、単なるドライブになる。 強い風雨の為、写真もとれず。

ただ1個所、恒春に残る清朝時代の城壁のみを撮影。 これは、「牡丹事件」の後に清朝政府の手によって作られたもの。 今でも、四方の門と城壁が残されている。
[Gate (Front):gate1.jpg] [Top of the gate:gate2.jpg]
今回案内してくれたTedの友人Lin君が途中から合流。 馬祖のお酒 ( 大[Kanji:Chinese_Kanji.jpg]酒 )を振る舞ってくれるが、これがどえらく強い。 ラベルには「酒精含爲75%」と書いてあった。

酒に弱い私には「消毒用アルコール」とあまり変わりまへん。 (しかし、値段は結構高いらしい。感謝感謝)


08-Nov-96
台湾微軟 ( Microsoft Taiwan )のサイトから、 中文版Word用のマクロウイルススキャンツール( Scanplot )をダウンロードし、 事務所のスタッフにその使い方とインストール方法を説明する。全部中国語表記なので、説明に一苦労。

中文版Wordは英語版と同じファイル名のTemplateを使用するのでインストールする必要があった。 (私は、一般のアンチウイルスソフトのマクロウイルスに対する効果を信用していないので)

夜、ここの所長と西洋料理店で夕食。徳国酸菜猪脚なる料理を頼む。 やってきたのは豚モモの丸焼きでした。


06-Nov-96
今日は何もやることがなかったので、事務所で一日中ボーっとしてました。

ここのでの勤務は、基本的に三食昼寝付きなので、何もやることがナイと、まる南海ので天国にいるみたい... しかし、作業が入るとそれが一転、30度を超える炎天下の中で野良仕事をやるハメになる。

今日の夕食は、高雄市内の渤海島海産物専門店「海王子」。非常に美味かったです。 料理自体も比較的さっぱりしている方(だと思う)ので、あまり油っぽいものが好きでない方も 少しは口に合うのでは?(このページ、食い物の話ばかり...)


04-Nov-96
本日は、屏東市郊外で仕事をした後にホテルへ直帰。 一人で近くのコーヒー屋に飯を食いに行く。 再び怪しげな英語と身振り手振りで、「京都排骨」なる飯をGET。 私の貧弱な英語力 ( 単なる単語の羅列 + 身振り手振り )でも、 仕事も食事も不思議と何とかなってしまうので、さっぱり台湾語を覚えない。

ちなみに「京都排骨」とは、スペアリブのあんかけ+オムレツ+ライスと言うものでした。
(どこらへんが「京都」なのかは不明)


02-Nov-96
日本の事務所宛てに提出する書類作成の為、本日は1日中ホテルで仕事。

夕方から屏東市内を徘徊。郊外型大型店舗がまだ存在しないからか、 小さな店が沢山あってなかなか賑やか。屏東駅前の本屋で「幸運女神」という漫画( 日本の「あぁっ女神さまっ」のこちら版 )を購入。 講談社の正式ライセンス版と言うだけあって、 きれいにフキダシ部分のみを中国語にしてます。なお、お値段は90NT$でした。

帰りに麦當労 ( マクドナルド )に行く。かなり怪しげな英語 を駆使して、夕飯を獲得。
いきなり英語で話しかけられたので、カウンターのねーちゃんがパニックを起こしていた。 可哀相だとは思ったが、こちらも餌がかかっている以上、しょうがない。

当たり前だが、台湾のマクドナルドも日本と同じ味。
さすがマクドナルド、どこで食っても同じ味。


01-Nov-96
台湾事務所スタッフのLeeさん、Ted、そしてその彼女Juddyに案内されて台湾中部、 彰化市近辺にある台湾民族村へ。

帰り際にTedの友人宅で夕食に招待される。 周囲が台湾語で話に花を咲かせる中、台湾語のできない私はひたすら北京ダックの様に食事を食い散らかす。


30-Oct-96
本日は故蒋介石総統の誕生日だそうで、こちらは休日。

台湾事務所スタッフのTedとその彼女Juddyに、 高雄市内を案内してもらう。ちなみに、日本では「高雄」の呼び方を 「カオシュン」としているが、こちらでは「ガオシュン」と言っているように聞こえる。

高雄伊勢丹で適当に買い物をした後、中央公園近くの 高雄牛乳大王でパパイヤと牛乳のミックスジュースを飲む。 けっこううまい。後で調べたら、日本の観光ガイドにも載っていた。 みなさんも高雄にきたら一度寄って見てください。


28-Oct-96
9時00分頃成田入り。チェックインしようとすると、 いきなり「すいません、急いでください!」と言われる。そう、私は国際線のチェックイン時刻をまったく知らなかったのですね。 なんとか高雄行き275便に乗り込む。日本アジア航空の方々、本当にありがとうございました!
昼過ぎに高雄空港へ着陸。

空港からは、台湾事務所秘書のMegが運転する車で隣の屏東市のホテルへ。 台湾は道路は広いが、やためったらスクーターが多く運転しにくそう。

ホテルは6階までがデパートになっていて、生活に必要なものは一通り手に入るので便利。 ホテルの部屋に入って見ると、ナーンと私のすんでいるアパートより広い部屋でした。
[My room:hotel.jpg] [Pinton city:pinton.jpg]
ホテルの部屋 屏東市の朝

夜になって、台湾事務所スタッフのRobinが夕食に連れてってくれる。 中華麺屋(詳しい名前忘れた。麺を包丁で削って作るやつ)で夕食。


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一応書かないと良くないようなので...
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