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ただいま工事中(家の中が)
Fri, 10 Feb 2006
本日、やっと新しい湯沸器がやって来まして、現在ガス屋さんの手によリ取仕工事中です。
(てな訳で私は本日有休なのです)
![[yuwakashi_kouji.jpg]](yuwakashi_kouji.jpg)
今回やって来た湯沸器は温度設定もできるらしく(実はまだ詳しく聞いていない)、お湯の温度は気温次第な前任よリ期待できそう。
なにせ前回のやつは、湯沸しに流入する水圧も弱かったらしく、シャワーを使おうとすると、お湯の水圧が途中から合流してきた水の水圧に敗けて、決局ぬるい水しか出ない状態でしたんで、今回のヤツには大いに期待して
おりますです。。
...でも工事中は窓を開けとかないといけないので寒くて仕方ありません(泣)。
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寒すぎる.....
8 Feb 2006
昨日は東京都内でも雪がうっすら積もる程(ウチの近くは降ってなかった様ですけど
)だった訳ですが、その寒空の下、ウチの瞬間湯沸器が故障してお湯が出なくなってしまいました。
夜中にカップめんを作ろうとしたら、お湯が全然出ない事に気づいて(結局、「超冷たいとんこつラーメン」を食べる羽目になりました)、朝に東京ガスに見てもらった所、「もうこれ製造から20年近く経ってますから、交換しないと駄目ですよ」とのつれない返事。
んでもって結局、大家さんの判断で交換することになった訳ですが、交換自体は金曜日に行う事に。
....という訳で、現在ウチの部屋はお湯が全く出ない状況です(泣)。
まぁ、これがカップめんを作る位にしか影響が無ければ良かったのですが、お湯が出なければ当然風呂も使えない....って言うか水垢離です
よ、この寒空に。俺は修行僧かい。
...しかたがないのでやりましたよ。えぇ。
水垢離を。
一応にポットでお湯を沸かして最初は頭を洗って、鬚剃り....あっ、2〜3回濯いだらポットのお湯は空じゃないですか!!!
...意を決してシャワー(←冷水)ですすぐ。
はぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
頭がぁ、頭が凍るぅぅぅ
....マジで頭が凍りそうでした。
さすがにそのまま体を洗う状況では無くなり、一度水垢離を中断。頭の体温が復帰するのを待って再挑戦。
(俺は35すぎて夜中の3時に何やってんだろう)
前回の洗髪でポットのお湯に期待できないことは分かっていたので、今回はお湯を体にすこしかけてならした上で冷水シャワーを開始。
くぅぅぅぅぅぅぅ
やっぱし冷たぁぁぁぁっ!!!
一通り体を濯いだ後、(体が動かなくなる前に)なんとか風呂場から飛び出して体を拭い
て何とか無事終了。「会社員、風呂場で凍死」なんてならずに良かったです。
あと3日、つらい水垢離でへんな悟りを開く前に湯沸器が無事交換されるのを祈るばかりです。
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今年はじめての雪の日
Sat, 21 Jan 2006
え〜っと、更新をさぼっている間に年を越して、松の内も越してしまいました
が、皆様明けましておめでとうございます。
更新をさぼっている間にも、ファーストクラスで空の旅(
席だけファーストだった訳だが..)、Pride男祭りに去年も行きまして
、オリンピック金メダリストがアブダビ・コンバット優勝
者に寝技で子供扱いされているのを見たりとまぁ色々あったのですが
、それはまた機会があればという事にします。
今年11月でこのページもめでたく10周年と相成るわけですが、それまでせいぜ
い閉鎖されない様に更新しようと思います。
(できるかな?)
本日の東京は大雪(って程でもないが)になりました。 自分の車の上にも5cm
位つもってました。 東京では去年末に一部でちらっと振っただけだったのです
が、実質的には本日が今シーズン初といって良いでしょう。
![]snow20060121.jpg]](./snow20060121.jpg)
...今日が平日でなくて良かったです、全く。.
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発禁カイロ
Thu, 10 Nov 2005
今新千歳空港にいるのですが、保安検査の処でハクキンカイロR3を
取り上げられてしまいました。
なんでも、航空機に載せられない物品なんだそうです。 でも、なんでここまで
持ってこられたんでしょう?
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北へ北へと
Wed, 9 Nov 2005
我が業界は毎年10月下旬くらいから11月にかけて、業界(の開発担当)挙
げて日本全国に民族大移動をする習慣があります。
んでもって、今週は本日まで盛岡にいて会議をやって札幌へ移動。私は自分の所の
製品が関係する部分が早めに終わったので、昨日午後に一足早く仙台経由で札幌へ
移動(だって、花巻空港経由だと夕方まで待つハメになるから)。
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盛岡駅で出発を待つ「はやて」と「こまち」。
上り列車はここで連結されて東京駅を目指します。 |
どうやって連結するのかと思っていると、先に「はやて」が入線し、そこに写真の
様に連結器カバーを既に開放した「こまち」が入線してきて、
そろそろとドッキング。 最初に「はやて」が目の前を通り過ぎた時には、
俺の乗る車両がネェェ!と焦ってしまいました。 |
仙台空港から飛行機で札幌に飛んだわけですが、本日は低気圧の関係と飛行機が小
さかった関係で
揺れるの何のって、まるでジェットコースター。
何とか無事に千歳空港に到着して、現在は札幌に逗留中です。
朝起きたら、雪が降っていてびっくり。

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「天平から平成」、「静から動」、「聖から俗」の一日
Mon, 07 Nov 2005
先日の5日、土曜日にしては久しぶりの晴れ上がった秋の空に誘われて行ってきました、

奈良市内にあるお寺、唐招提寺。
この日は、現在保存修理作業が進められている唐招提寺金堂(国宝)の現場見学会。早い話が修復中の金堂を公開する日なのです。
修復中の金堂が見られる機会はあまりないと思われるのと、一応ご招待いただきましたので、朝一番の「のぞみ」に乗って奈良へ向かいました。
しっかし、土曜日の「のぞみ」始発って混んでるんですね。知りませんでした。
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もらった招待状 私位高貴な方ともなると、これ位はもらえます (大嘘です。ごめんなさい) |
唐招提寺入口の南大門 |
奈良市内は過去大学受験の帰りに寄った事があって、その時は薬師寺と東大寺を見て回りました。それで唐招提寺は今回が初めてと思っていたのですが、いざ到着して南大門を見て、実は前回唐招提寺にも来ていた事を思い出しました。
前回は夜行バスで早朝に奈良へ到着して最初に唐招提寺へ行ったのですが、その時はまだ早すぎて入山できずにそのまま隣の薬師寺までトボトボ歩いて行ったのでした。
今回ちょうど来たのが同じ朝だった事もあって、南大門を見た瞬間にこの事を思い出してしまいました。
やはり、ここのお寺とは縁があるのでしょう。
南大門を通って行くと、お寺には全く似合わない非常に大型のプレハブ構造物が見えてきます。これが修復中の金堂全体を覆う修復施設です。一般入山者の方々にはビデオ等で修復の様子が見られる施設が中にあるようでした(良く見てない)。また、実際の修復現場も一部見られるようになっている様にも思えました(よくみてない)。今回はその横にある見学会用の入口から内部へ入ります。
いざ中にはいると、周囲をぐるりと約三層の足場に囲まれて修復途中の金堂が見えてきました。
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金堂修復施設。 金堂の2倍以上の高さはありそうです。 横に見えるのは礼堂東室。その前のテントでは勧進を募ってました。 |
入ってすぐの内部。 ちょうど正面右横のあたりです。 内部はこんな感じで足場に囲まれていて、まさに修復中と言う事が良く分かります。 |
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3階ある足場をあがり切った所。 本来はこの上に屋根が乗る訳です。 |
ちょうど角にあたる部分。 普段はこの上に屋根があるので、こんな角度からは修復中でないと見ることができません。 |
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西暦781年伐採と推定された地垂木 (屋根の部材) 今回の修復で使われていた木材の年輪年代測定が行われました。金堂の建立がいつかについては諸説があるそうですが、今回の調査で781年からそう遠くない時期に完成した事が明らかになったそうです。 |
左の地垂木の年輪 |
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修復後の内部を示す模型 10分の1スケール |
今回の修復による補強箇所 (白色部分) 内部構造は過去の修復のたびに変更されていたそうで、前回の構造が柱の内倒れ等を引き起こすために補強するのだそうです。 ちなみに建立当初あるいは他の時代の構造を復元することは、想像で補わざるを得ない部分が多いので不可能だとの事でした(正確な復元にならない)。
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本来は金堂屋根の両側にある「鴟尾」。 これは今回新たに作られたもので、以前のものは別に保管されるそうです。 |
鴟尾拡大 平成13年とかかれています。 |
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足場2階から基壇を見たところ。 ちょうど金堂正面の扉が開くとこんな感じに見えるのでしょうか。
本来は基壇の上には本尊の廬舎那仏を始めとして、薬師如来、千手観音、梵釈二天、四天王などの仏様が祭られているのですが、今は別の所に移されています。 |
金堂右側面の基部。 修復関係者の方に聞いた所、金堂はシロアリの被害が以外な程少なかったそうです。理由としては桧中心で杉材が少なかった(なかった?)事、風通しが良かった事、雨漏りがなかった点があるそうですが、金堂の後方にある講堂での被害は比較的認められたそうなので、もしかすると巣との距離とか棲息するシロアリの種類とか関係あるのかもしれません。 |
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扉。 朱がのこってますね。 |
部材に書き記された文書。
明治の修理の際のものでしょうか? |
さて修復現場を見た後は、境内を散策。
修復見学会があってはいますが、境内はとても静かな雰囲気に囲まれていて秋の朝に散歩するにはうってつけです。
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礼堂東室。 かつての僧房の遺構で、南半分は解脱上人釈迦念仏会の道場に改造されているそうです。 |
講堂。 現在は金堂の後ろに位置しています。もともとは平城京の東朝集殿を移したものだそうです。なお、内部には本尊弥勒菩薩、持国天、増長天などの仏像が祭られていて拝観可能です(内部撮影禁止)。 |
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御影堂。 鑑真和上像が安置されています。 御影堂の内部には東山魁夷画伯の非常に素晴らしい障壁画もあります。和上の尊像は6月6日の開山忌を中心とした3日間開扉されるとの事。 |
鑑真和上御廟へ続く小径。 御影堂から奥に進むと、苔むした林の先に鑑真和上の御廟があります。さすがに撮影ははばかられましたので、その前の小径を撮影して参拝しました。 |
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戒壇。 鑑真和上は苦難の航海の果てに初めての授戒の師として来日し、東大寺に戒壇を設け聖武天皇、孝謙天皇などに授戒した訳ですが、唐招提寺にも石造の戒壇があります。ここは内部には入れませんので外側から撮影。 |
経蔵。 奥にある宝蔵とともに新田部親王邸宅があった頃の遺構だそうで、同じ校倉造りの正倉院宝庫より古い日本最古のものだそうです。 |
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舎利殿。 毎年5月19日のうちわまき会式では、宝扇をここから撒くのだそうです(見た事ないけど)。 |
礼堂東室の屋根瓦。 良く見えなくてすみませんが、ちゃんと「唐招提寺」と書いてあります。 |
一時間ほど散策しているとずっと一日いたくなってしまい、さらに薬師寺、東大寺なんかもどうせだったら行ってみようかとも思いましたが、夕方に予定があったので後ろ髪を引かれる思いで唐招提寺を後にしました。
唐招提寺を出た所で運良くタクシーを拾って(殆んどタクシーは来ないそうです。バス停はありますが)、そのまま京都経由で東京に逆戻り。夕方、日本武道館にそのまま直行。知人とノア武道館大会を観戦。
全く「静から動」、「聖から俗」と言った感じの忙しい一日でしたが、非常に充実できました。考えて見れば両方とも「二度とは同じものが見られない」訳で、そういう点からも面白い一日でした。
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タリウム事件と毒劇法
Fri, 04 Nov 2005
もう既にさんざん報道されている16歳の高校生、母親にタリウムを投与し殺人未遂の事件について、マスコミは主に犯人である16歳少女の異常な行動に言及するのがほとんどですが、今回の事件では別の思い出すべき点が含まれている様に思われますので下に書き散らかしてみました。
タリウムと言うのは原子番号81番の金属元素の一つで、主に殺鼠剤として硫酸タリウム、硝酸タリウムおよび酢酸タリウムの形で主に殺鼠剤として使われています(実際にどれが現在販売されているのか迄は知りませんが)。
この上記三つの化合物およびその製剤は、毒物及び劇物指定令第2条(毒劇法第2条第94号に基づき毒物及び劇物指定令第2条で指定された劇物)中に劇物である旨が指定されています(国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部のページから)。
この様に劇物に指定されたものについては、その販売・交付に制限がかせられます。
毒物及び劇物取締法第15条には、「毒物劇物営業者は、毒物又は劇物を次に掲げる者に交付してはならない。」として、「1.18歳未満の者」と明確に規定されています。
「交付(渡すこと)」をしてはいけませんので、仮りに「おと-さんのお使いで買いに来た」のであっても、18歳未満の人に渡すことはできません。
ある報道では「高校の化学実験で使う」という名目で購入したと報じているそうですが、大体生徒が劇物を買い来る方がおかしいです。
毒物劇物といっても、その使用方法・販売方法を守っていけば社会上有益なものです。しかし同時にその急性毒性あるいは高い刺激性故に、その販売保管流通には様々な規制が存在する訳で、その事は再度認識を新たにすべきでしょう。「ハンコを押して記入しさえすれば売ってよし」ではないのです。
ちなみに、硫酸タリウム製剤と硝酸タリウム製剤については「0.3%以下を含有し、黒色に着色され、かつ、トウガラシエキスを用いて著しくからく着味されているもの」は劇物から除かれます。しかしながら今回の報道を見る限りでは、この少女が薬局にて購入時に氏名住所を記入したとありますので、劇物除外品を購入したのでは無いと思われます。
一応、前の会社で小売店向け毒劇物安全講習をやったのと、現職場で毒物劇物取扱責任者なので、今回はまじめです。
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