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_ CPU交換
3 Jul 2006
前回、システムとユーザ用のHDD交換を行ったばかりですが、注文していた新CPUがやっとこ到着したので今回はCPUを交換。
新CPUと言っても、マザーボードが既にPentium4以上には対応していないので、PentiumDとかCoreとかOpteronとかピカピカのブランニューではなくて、
PentiumIIIの周波数の高い奴(それも中古だよ)
とりあえず、PentiumIIIで一番動作クロックが高いのを探した所、PentiumIII-S 1.4GHzというのがあったのですが、何故か国内では販売している所が見つからず、米国から中古品を輸入。
以前は高嶺の花でしたが、今回は一個105ドル。CPU2個と送料その他諸々で合計260ドル位。
う〜ん、安くなったもんだ。探すの大変だったけど。
ただし、何分物がモノなので一応保険でPentiumIII 1.26GHz2個も国内のショップから購入。仮りにPentiumIII-Sがちゃんと動いたら、こいつは事後の予備部品。新発売の頃にはとてもじゃないができん芸当ですな。
さて説明はこれくらいにして、届いたモノは下のような感じ。中古なんで箱もなければ何もない。CPUクーラーはサービス品。

PentiumIIIの場合、S-Specが同一でないとSMP運用できないのでちょっと恐かったのですが、届いたモノは2つとも同じS-Specでした。
(因みに国内ショップに注文した方は、ちゃんとS-Specが揃った方が良いか聞いてきました)
さて早速PCの中を開けて、まずは今付いているPentiumIII 700MHzを外す。
 (CPUを外した直後の様子。水色の四角い部分(2個)がCPUソケット)
次に新しいCPUを取り付ける訳ですが、CPUクーラーを取り付ける金具がなかなか付かない。いつも思うのですが何でCPU周りってこう妙に力を入れる部分があるんですかね?いつも壊れたらどうしようってヒヤヒヤなんですが。
とりあえず、無事に取り付け完了しましたが、マザーボードのクロック指定を忘れていたり、指定を間違っていたりして実際に起動するまでにはちょっと時間がかかりました。
まぁ、時間はかかりましたが何とか起動完了。BIOSの画面でしばらくCPU温度をモニターしましたが特に問題もなし。

動作クロックは2倍になったのですが、体感上はまぁちょっとは速くなったかなぁ位のもんです。TVのキャプチャが良くなるかと期待したのですが、これはそんなに改善されず。
ただし、GIMPで大画像を加工するのが速くなったとか(今回の写真を縮小加工する際によくわかりました)、DVDの再生が若干良くなった様な気がするのと、重めのアプリを幾つか立ち上げてもそれ程パフォーマンスが落ちないので、それなりには改善しているのでしょう。
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_ 「喫煙者専用航空機計画」
2 Jul 2006
Slashdot.jpの記事によりますと
全面喫煙者専用のジャンボの就航が計画されているそうな。
この計画をぶち上げているのがSMINTAIRという会社で、この名前そのまんま
Smokers' International Airwaysという意味なんだと。
計画が実際に実行できるかどうかは別として、喫煙者でも乗るのかなぁ。これ。
成田とドイツ間を予定しているらしいのですが、さすがに長時間煙に燻されるはキツイと思うのだが。
まぁでも、選択肢ができるのはとても良いことだと思いますよ。従業員も特別な契約でもって勤務すれば問題ないでしょう。いい年こいた大人が自分の責任で勤務・利用するのだからこれ以上問題はないと思いますがね。それでも問題があるってなら、他の問題(車の排ガスとか飲酒とか)も同レベルに規制してほしいがね。
それより「喫煙タクシー」を作ってほしいがな。
ちゃんと分かり易いようにマイルド◯ブンとかマル◯ロとかラッキー◯トライクカラーとかにして、ちゃんと客席にはタバコ販売機とライター据え付けで。もちろん未成年は乗車拒否。
残りのタクシーを「禁煙」にすれば嫌煙の方も安心だ。
禁煙タクシーよりは客が来ると思うぞ。
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_ また間違えた...
29 Jun 2006
先に書いた内容で、"Extend2000"とあるのは"ExTEND2005"の誤りでした。 環境省様、貴省のプロジェクト名を誤って紹介してしまった事に付きましてお詫び申し上げます。 (一応仕事に関係するからね。本当にごめんなさい)
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_ 「ガッテンしていただけましたか?」...ってできるかぁ!ゴルァ!!
29 Jun 2006
(注:あまり長く書くとまた血圧が上がるのと、家なんで手元に資料があまりないのは勘弁してください) (2006年7月2日: 一部間違いを修正したのと、後から分かった点を一部加えました)
いやはや、今回の公共放送番組「ためしてガッテン!」、ひどかったね。
ちょうど環境省上家さんのコメントのあたりから見はじめて、上家さんのコメントは普通に見ることができたのですが、そのコメントの後からはもうなんていうか煽動してんのかって内容でした。
個体レベルでの調査例(ラットで影響無し)を見せておきながら、田中律子の「でも細胞での試験では影響があったんでしょ?コワーイ」ってな発言を出させておいて、「ホルモン(エストラジオールでいいのかな?)受容体と化学物質(NHK的には人工合成化合物の事しか意味しねぇンだろうな、この単語)との結合能を算出した結果、2000種類の化学物質が結合することが分かりました」って、ヲイ、
そりゃ順序が逆だろう
生物個体は当然ながら、取り込まれた化合物を代謝・排泄するシステムを持っている訳で、なんらかの化合物を体内に取り込んだからって、それがそのまま(標的となる)受容体のある細胞組織まで全部が行くとは限らない訳で、その点からすると個体レベルでの高次試験の結果の方がより重きを置かれるべきだと思います。
その考えから行くと、「ホルモン受容体に結合能を持つ化合物は幾つかあるが、それらは個体レベルでは必ずしも何らかの影響を引き起こすとは必ずしも言えない」位の解釈になるはずなんですが。それにそんな受容体に結合する物質なんて天然の化合物にもいくらでも見つかるだろうし。
(そういえば受容体との結合能を試算した物質に、環境省での試験対象になった化合物は入ってたんでしょうかね。放送内容では分からなかったですが)
それから、ヒトの精子数に関する研究結果が報告されていたが、単純に化学物質による汚染等が精子数の減少をもたらしたかどうかは分からなかったのと結果コメントにもかかわらず、精子数の単純比較結果グラフを大きく表示する始末。単純比較のグラフは大きく出しておいて、肝心の結果はコメントのみ。
あれが煽りじゃないってんなら何なんだ?
視聴者はどちらにより大きな印象を持つかわかるでしょうに。何で単純比較ができないか説明をちゃんと入れるべきだろう。
環境省はExTREND2005でこの様な内分泌撹乱物質に関連しているとされる「現象」にたいする研究の必要性に触れていたとしていたと思うのですが、それはな〜〜〜んにも触れてない。 (つまりそもそも影響があるのかどうかの検討もこれからと言う事)
...っていうかExTREND2005自体触れたらどうだ、国の法律で成り立っている公共放送さんよ。
こんな感じで「現象そのものの問題」はさらりと流しておいて、複合影響(どうやって調べんだコレ)や多世代影響(←この試験、調べてみたら高用量(投与した量が多い)での試験じゃん。意味ないじゃん)への懸念はしっかり説明して煽りまくった挙げ句、番組の結論は「分からないことが分かりました」なんだって。 (2006/7/2追加:内分泌かく乱物質が問題にされているは環境中に存在するであろう微量の暴露でも影響が出る(だろう)事なのであって、高用量というのはそのような状況がそもそも環境中では無いだろうという事)
なんじゃそりゃ
さらに環境省の今後の取組とか一切無しで、安心の最終手段は「とにかく予防原則」なんだってさ。 上にも書いたように最近の環境省は「現象」へのアプローチに比重を移して、さらに予防原則的アプローチから変化しようってのに、根拠が良く分からなかったSpeed98のリストだけを錦の御旗に使用禁止を繰り広げてきた過去を賞賛ですかい。やれやれ。 今までの研究・検討の積み重ねって何だったんでしょうね。
最後にゃ「私たちは決して恐怖を煽っているのではないんです」って、報道機関ってのは気楽なもんですな。
「分かってない事が分かった」って言といて「危険な化学物質は避ける」って言うのであれば、どれが危険なのかどうやって見分けるのかもちゃんと教えてあげるのが親切ってもんだぜ、志の輔さんよ。 (分かんないなら危険な物質のリストも作りようが無いよ)
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_ すまん、オレが悪かった
19 Jun 2006
前回のメッセージの中で、Saga Italienneに関しては
YTTさんからどうぞって書いたが、今は扱っていない様子。
どうしても欲しい人は、フランスのレコード屋サイトを調べてね。
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_ 八田商会いんたーなしょな〜る!
19 Jun 2006
えぇ〜〜〜このヘタレでオポンチなページも、10周年を目前にして遂に、遂に、
国際デビューしました。
(日本語しか書いてないのにね)
今までも日経ネットナビ(昔雑誌だった)に紹介されたり、
PC110の事を書いたら、何故か海外から問い合わせのメールが何通も来たりしましたが、今回はそれとはちょっと違います。
なんと、フランスのサイトからリンクかかりますたぁ〜〜、
それもミュージシャンのサイトから
いぇ〜い、どんなもんでぃ!!
事の起こりは土曜日に忍者TOOLSのログを観ていた時に、フランスのサイトからアクセスがあったのに気づいた事からでした。
通常ウチに来るお客さんは、大体Googleで何か検索した挙げ句
誤ってここに来てしまう事が殆どなんですが、今回はどうもフランスのサイトにあるリンクを辿ってやって来たことが判明。
(この手のログって、訪問者がどのページからやって来たかも分かるんです)
んで、そのリンク先を見てみると....
なんとビックリ、2004年9月5日の日記で紹介した、
ダルマッソ姉妹の娘さんである
Suzel Zajac-Dalmassoさんのサイトじゃありませんか!ちなみにSuzelさんはSaga Italienneでもボーカルやってます。
(ただ、別にワタシのサイトを紹介した訳ではなかったようですが)
自分が聞いているCDのアーティストがリンクしてくれている嬉しさと、どうやってこの日本語のページを見つけたのか気になったのもあり、
お礼のお手紙を出すことにしました。
....ただ仕事柄、簡単なフランス語の文章を読む事はしますが、
書くのは初めて。ついでにフランス語の辞書は仕事場に置いたきり。
..........う〜〜〜ん、何とかなるっしょ。Internetに何かツールがあるでしょう。
とりあえず日頃使っている
SDLのページと
Infoseekのマルチ翻訳
、そしてniftyの日英翻訳ページなんかを活用して、まずは英文の手紙を作成して、次にそれを元にフランス語のメッセージに翻訳。
この際に機械翻訳された文章を逆翻訳してみて、ちゃんと合っているか調べます。
性の一致とか合っているかはこの際気にしないことにする(語尾の形とか冠詞の形から多分大丈夫な気もするが...)。
...とりあえず、何とか本文はできました。 (文章自体は恥ずかしいんで出しません)
...さ〜て、あとは書きだしと結びの文句をつけてっと...........
フランス語ではどうやんの?
色々調べてみましたが、なぜか「日本人向けフランス語での手紙の書き方」ってのはInternet上に殆んど見つからない。一部個人のウェブサイトに断片的に資料があるだけ。
海外のサイトも含めて調べました所、書き出しは”Chere Madame 名前”(アクセント記号抜いてます)でいいみたい。”Dear Ms 名前”みたいなもんね。
....でもSuzelさんて、Madameでいいんだっけ?
そう言えば以前知人から「フランスじゃ、マダムかマドモアゼルか分からなかったら、とりあえずマダムと言う」って聞いた事があったので、とりあえずMadameで書く。
さて、残った問題は結びの部分。英語じゃ”Sincerely yours,”とか”Best Regards,”とかなんだけど、どうも
いろいろパターンがあるらしい。う〜〜〜ん、困った。
とりあえず、無難そうな所(勘)で、”Veuillez agréer, Madame, mes salutations distinguées.”(←たぶん文字化けしてます)にする。
一晩かけてここまで書いて、下に一応「フランス語で書くの初めてなんで、英語でも書いておきますね!」っと言い訳を付けて英文の方も添付して送信。
考えてみれば、オレ35になって初めて書くな、ファンレターって。 ちょっとドキドキ
んでもって、本日。
返信来ました!!
それもこちらに気遣ってか英語で。ありがとうございました。
なんでもワタシのページはたまたまご自身のサイトを作っている時にGoogleでSaga Italienneを検索している時に見つけたそう。よもや日本で知られているとは思ってなかったようで、喜ばれてました。
(ウチのサイトをマスコミか何かに間違っていたのには恐縮しましたが)
それから、ダルマッソ姉妹の新アルバム(!)も今秋にリリースの準備中だとかで、非常に楽しみなニュースも頂きました。
みなさん、もし御興味があったら
YTTさんとこからどうぞ
(追伸) 「いんたーなしょな〜る!」っても、別に次回から英語版ができるとかはありません。 英語できんし、大体面倒だからね。
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_ 改名しました(嘘)
18 Jun 2006
先々週の一週間、社内会議でバンコクに行っていたのですが、その会議中に私の新たなふぁーすとねーむが決定しました。
DAISKEBEだそうです...
.....それも、PowerPointで大々的にプレゼンまでされて...
前日の夕食時に、テーブルの端でなにやら私の悪業について盛り上がっていると思ったら
...翌朝のプレゼンにまで使わなくてもいいと思うのですが....一体、何の会議なんだよ、今回。
なんで「ちゃんと日本語で意味が通じる」名前になるかなぁ。
でも、"Daisuke"の"u"はやっぱり発音しないのねってのが再確認できただけ良いか。はぁぁぁ〜〜〜。
まぁ、個人のタレントが良く認識されるのは別に悪い話じゃぁないですが。
そうは言っても、毎朝「昨晩は何処に行ったの? ”Japanese in Bangkok”だったの?(←エロな所に行くって意味らしい。どういうフレーズだ)」って楽しそうに訊くのはやめてほしい..
でも、アメリカ人(女性)から真顔で「Daiskebeってどういう意味なの?」って聞かれたときにはさすがに答えられなかったぞ!
あっ、ちゃんと会議ではGroup discussionの司会とかプレゼンとか仕事はしてますからね。
念のため。
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_ オレはOSを移したかっただけなんだが(その弐)
5 Jun 2006
【前回のあらすじ】 ホンの軽い気持ちで
ロクに下調べもせずOSの入ったパーティションを別のハードディスクに移そうとしたワタシ。
ところが、新しいハードディスク上で新たなファイルシステムを使おうとしたもんだから、思いもかけない事に...
....って訳で、前回はXの起動失敗→パーティションの増築→カーネル再構築といきましたが、皆さんお気付きの通り、
まだ新ディスクに移行すらしていない状態で前回は終了してしまいました。
今回はその続きDEATH。
(あ、前回の文章で1つ訂正がありまして、実は移行対象のハードディスクが
実は60GBでした。完全に私の思い違いでした)
前回、やっとこ新ハードディスク用のカーネルを組み上げて起動も確認できましたので、いよいよルートパーティションをコピー。
まず、新ディスク(hdc)をfdiskで切り分け(ルート用とswap用)て、ルート用(hdc1)のパーティションをmkfsでxfs用にフォーマット。
その後、取り合えず/mnt上にマウント。
とりあえずルート上にあるファイルのうち、/homeと/proc以外を、cp -apxvで/mnt上にコピー。このオプションだと別パーティション上にあるファイルはコピーされないと思ったが、何故か/varも/usr/shareも一緒にコピーされました。/devも無事にコピー。
次に/mnt/etc/fstabを新しいディスク構成に合う様に編集。
中身は示しませんが、単純に現在のルートファイルについての行にあるファイルシステムをxfsにして、/homeのパーティション指定を新しいもの(hdd1)に変更。今まで/varと/usr/shareを示していた行を削除。
次に、/mnt/lilo.confの編集。これは現hdc1にliloを組み込むための設定になります。
内容は
Hard Disk Upgrade Mini How-Toを参考に、こんな感じでまとめてみました。
(注意:実際に使用した設定は消してしまったので、記憶とJFの資料から下は作ってます。これで動くかどうかは分かりません)
disk=/dev/hdc bios=0x80
boot=/dev/hdc
map=/mnt/mnt/boot/map
install=/mnt/boot/boot.b
vga=normal
delay=20
image=/mnt/vmlinuz
label=Linux
root=/dev/hda1
read-only
append="mem=1048576K"
編集後、/sbin/liloでliloをhdcにインストール。旧パーティション上での作業は、これでshutdownを残すだけ。
電源を落とした後に、PCをおもむろに開けてIDEのケーブルを接続変更。 終了後、一応PCのカバーは開けたままで再起動。
実際にはIDEケーブルのつなぎ間違えで起動しないって微笑ましいトラブルはありましたが、無事カーネルが新hda1から起動。
......っと思った所、どうも妙なfsckの勧告がブート時に出る。再起動してもfsckしろとrootパスワードを要求してくる。
妙な気がしたので、元のハードディスクから起動するようにケーブルを戻して、lynxで色々調べてみた結果、
xfsにはerrors=remount-ro
なんてオプションは存在しないらしい。
とりあえず新ディスクの/etc/fstabにあるルートパーティションの行から
errors=remount-roの記述を除いて再度起動。
今度はあっさり起動して、fsckの催促もなくログオンプロンプトを表示。
とりあえずルートでログオンして色々チェックしてみると、何やらトラブルが一部あったので、
lynxを起こして調べようとしたら
lynxがページを読み込まない、隣にあるメール用PCにpingをかけても何の反応もない。
どうもネットワークカードを認識していない様子。
/udevとか/devfsとかの問題か?とも思いましたが、理由は簡単で
/procディレクトリを作り忘れていたからでした。/homeは作っていたのですが、/procはOSの方で自動で中身を作るからと思ったまんま、
肝心のマウントポイントを作り忘れたました。
ルート上でmkdir /procとして再起動。
今度は無事解決。
/etx/X11/xorg.confを編集してnvidiaで起きるよう設定して、startxとしてみる。
無事起動。ただしgnome関係はあいかわらずエラーだしまくり。
とりあえずgnomeとgtk+に関係するパッケージの内、
unstableに入っているものよりバージョンが古いものをdpkg -lで捜し出して、
apt-getでアップグレード。やっとこgnome関係の問題は解決。
firefoxも無事に立ち上がる。
ここまでで、何とか新ディスク上で最低限問題なく使えるようになったので・す
・が、
まだ色々と不具合が残ってます。
(1) 音がでない。
最初のうち、xmmsとかgxineを使っても全く音がでない。lsmodしてもちゃんとモジュールが入っているのに音がでない。
幾つかはボリュームコントロールを調整して(何故だか初期設定が全てミュートがONになっていた)何とかなるようにはなったのだが、まだ音がでないアプリケーションが出る。
色々調べたら、/dev/dspがないことが判明。/dev/dsp0とかも無い。
さらに調べた所、現在使っているSB Live!5.1用のモジュールはALSA用のものでOSSのものじゃない事が判明。つまり元々/dev/dspなんてない。
OSSを使って音を出すものはaossというラッパープログラムをかませる様子。
(http://www.axis.t.u-tokyo.ac.jp/~shunak/memo/audio-2.htmlのページを参考にしましたが、このページ、今は見つからないようなのでgoogleのキャッシュから参照しました)
例えばfirefoxだと、
aoss /home/hattad/firefox/firefox "$@"
とすれば良いみたい。gnome-panelのアイコンに指定する際には、後ろのダブルクォーテーションの部分は要らない。
xmmsとかはALSA経由で音を出すようにする。
因みに、userはaudioグループに入れておかないと音がならない。
(2) TV がちゃんと映らない。
次にTVチューナーカードのテストもしてみましたが、こいつもやっぱり音が出ない。
こいつは元々bttvのモジュールにオプションを指定しないと上手く動いてくれないことは最初から分かっていたので、
一度(bttvを呼び出している)bt878ごと外して、再度modprobe bttv card=76として動かしてみる。
問題なくTVが映る。
.....で、問題はどうやって起動時にオプションを認識させるかなのですが、/etc/modules.confに記述しても起動時にオプションを認識してくれない。
結局、これはカーネルモジュールの呼び出し機構が変わった関係で、/etc/ modprobe.d以下にオプションを記述したファイルを入れておくらしい。
bttvの場合、こんな感じでbttvという名前のファイルとして/etc/ modprobe.d以下に保存する。
options bttv card=76
再起動後、ちゃんとカードが正しく認識されていることを確認。
ただしXが変わってしまった関係か、zappingやxawtvなんかでoverlayモードでの表示ができなくなった。
まぁ、映ることは映るのでそのうちバージョンアップした時に直るんでしょう。
因みに、映像関係もuserはvideoグループに入ってないといけません。
....とまぁ、色々ありしたが何とか無事に使用できるようになりました。
何時の間にやら、usbメモリーやDVDなんかが勝手にマウントされるようになりました。
以前は手動だったのに....
(以前はautomountもつけてなかったからね。あっ、因みにpmountをユーザーでやるにはplugdevグループに入れておく必要があります)
Debian2.0(Hamm)から始まったこのシステムも、何だかこまごまとアップデートしている内に、
一部は現在の安定版であるsargeやテスト版のetchも飛び越えて、より新しい最新版バージョンのパッケージも含むようになりました(別にやりたくてやった訳じゃないのだが)。
ただし、システム全てをアップグレードした訳じゃないので、まだまだ不具合はあるんでしょうな。
だいたい、最新版って"unstable"の事だし...
X関係もまだ一部マイナー問題が残っていたり(xineramaで起動した後、xinerama抜きで起動してくれない)色々ありますが、まぁこの辺は各パッケージのアップデートを見ながらのんびりやる方が良いのでしょう。
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