開発員の独り言                                       2020.2

 

今冬は暖冬?

  今年、”雪が降らない”、とのニュースが多い。スキー場も開店休業だとか。雪が死活問題の地域もあるだろう。毎年雪景色を目にしている人には、今年は異常に映るのだそうだ。適当に雪が降る冬であって欲しいと願う人が多いようだ。四季のある日本で、冬と言えば、雪であり、木枯らしである。
 開発室も、今冬、1度雪が積もっただけ、3cm程、すぐ雨に変わって、夕方には跡形もなかった。冬の名物は本格的に訪れていない。例年、2月が最も寒いから、今月中に、降ってくれることを期待したい。やはり冬を実感したいからね。
  冬と言えば、例年、インフルエンザのニュースがテレビ等を賑わすのだが、今年は、インフルエンザの言葉が聞こえない。その代わりと言えば、風邪やインフルエンザに近い症状を示す、”新型コロナウイルスによる肺炎”、が中国で猛威を振るっている。この病気、収束する目途が立っていない。以前はやった(同じ中国で)SARS(これも風邪と同じ症状)の第2弾だ。なぜに、中国でばかり、この新しい病気が流行するのだろう。ネットユーザの言葉を借りれば、①野生動物(こうもり、ハクビシン、猿、犬など)を食べる習慣がある。②初期の段階で地区の上層部は解決するよりは、隠蔽する体質(見なかったフリ)がある。③嘘を公言して、真実を言う人間を逮捕する。今回、特に②③の対策が強烈だった様だ。初期の段階で封じ込めを見過ごした。
  日本だと、医療機関が最初の一人を見つけた段階で、情報を公共機関に知らせ、全国の医療機関に情報が流れる。中国では最初の一人が見つかった段階で、その地の管轄役人がその事実を押さえ込み、情報規制する。当然、上層部には何も伝わらない。その時、情報を押さえ込めば、病気がなくなると思ったのだろうか。共産党一党支配の悪い面を、全世界に向けて、表明したようなものだ。これで犠牲になるのは、中国国民なのだが、中国国民はこのような事態になっても、中国の制度に不満はないのだろうか。無いとすれば、強烈な洗脳にかかっているのではないか。今後、死者数が1000人、2000人と増えていきそうだが、どこまで、我慢できるのだろうか。その流れを追いかけるのは、歴史上の事件に隣り合わせた、生きた教材になるのではなかろうか。
  暖冬であったとしても、中国指導者には、厳冬だろう。


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2015年8月  田舎の開発室の功罪
2015年10月 田舎暮らしとは
2016年1月  花粉対策
2016年5月  田舎暮らしの楽しみ
2016年11月 イノシシ対策
2017年1月  夢の独り言
2017年5月  泥棒対策
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2019年10月 いつの間に秋になった?



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