2018.9
芋ほり
開発室は小さな畑を有しており、そこにサツマイモなどを植えています。サツマイモは天候に左右されるので、くそ暑い夏の今年の出来具合を不安視していましたが、そこそこの収穫を得ました。”収穫祭”と言う名の打ち上げを行いました。様々な料理に使えるらしいのですが、私は詳しくないので、焼き芋程度しか思いつきません。みんなどうやって使ったんだろう。
芋ほりは考古学の土器発掘に似ています。最初は大胆ですが、頭が見え始める頃は慎重になります。土器発掘と違うのは、そこに芋がある確率が非常に高い場所を掘るので、出てきて当然の感覚です。何が出てくるかどきどきする、お宝発見のような気分は味わえませんが、それでも、見つければ、歓声を上げます。楽しい作業です。実益も兼ねているのでなおさらです。
同じ芋でも、ジャガイモは芋ほりの感覚が余りありません。どうしてでしょうね。恐らく、ジャガイモは丸くて大きさが予想通りだからでしょうか。おっぽう、サツマイモは、極めて大きい1kgサイズもあれば、直径2cm程度のものもあります。掘ってみなければどちらに転ぶか判らない。これが楽しい作業にしているのでしょうね。他の農作物では味わえない良さだと思っています。
5月頃苗を植え、9月頃収穫する。その間の天候(日射量、雨量)に左右されるとともに、イノシシなどの害獣を近づけない対策や、草むしりを強要される。だから、無事育った芋を見たときうれしさがこみ上げるのでしょうな。
10月は、落花生の収穫が待ってます。
前回の”蚊対策”の結果、ほとんど発生しなかった。例年に比べ、極めて少なかった。
そして驚くことか、開発室の”イチジク”の木に、オスのカブトムシが止まっていた。カブトムシはイチジクの実を食べにきているようだった。
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