2017.5
どろぼう対策
春になると、おかしな人間が発生するのは地域に共通の出来事です。このおかしな人間が、自分の範囲で処理してくれれば良いのに、他人にちょっかいを出すと、出された側は迷惑この上ない話になります。
地域のマイク放送で、”**地区で年齢**ぐらいの男性が、女子高生にいたずらをする事案が発生しました”,などと繰り返し叫んでいる。馬鹿なやつだと笑って済ましていたのだが、別の機会に、”**地区で包丁を持った男性が逃走中です”、と放送があった。これは驚き。なぜなら、**地区は、開発室のある地区の隣の地区だからだ。一度作業をやめて、建物の取り締まりを確認する次第となった。すると意外な盲点が知れた。出入り口の鍵はかかっているものの、窓の鍵がかかっていない箇所が複数見つかった。いずれも、空気取り入れのためなのだが。特に泥棒よけの格子がある窓は、ほぼ100%鍵をかけてなかった。これで安全は大丈夫なのだろうか。
格子は簡単なアルミサッシ製、一見壊すのは大変そうだが、この格子ねじ止めで作られている。作る側や、設置する側の負担を考えると”さもありなん”である。逆に言えば、この構造を良く知っている人間には、簡単に取り外すことができる、と言える。
そこで、対策を検討した。結果、”作る側や、設置する側が知っている格子構造でなく、オリジナルの格子を加えてしまえばよいのではないか。知恵の輪のように”、となった。知恵の輪はぎりぎりのところの構成を計算されている。解くのに時間がかかる。仮に”作る側や、設置する側”だった人が泥棒になっても、この知恵の輪格子にてこずるだろう。
こんな泥棒対策はどうだろうか。
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