開発員の独り言
                                           2017.11

 

台風対策

毎年、必ずやって来る台風。地震、雷、に次ぐ怖い自然の猛威です。どの様に受け流すか、が昔からの課題になってます。台風は、風も怖いが、雨も怖い。
戦後73年経過するが、この間に上陸した台風で死者が出なかったケースは一度もない。200近い台風が上陸したが、すべてにおいて、死者が出ている。
この事実は、どう理解すればよいのだろう。

 死者に鞭打つつもりはないが、言わさせてもらうと、自然災害に対する対応の原則は、「自己責任」、だ。危ないと判っていて、川の様子を、山の様子を・・・・・、何のために動くのか。危ないと感じたら、早めに危なくない場所に避難すべきだ。
 東日本大震災で多くの方が津波でなくなられたが、その一部の人は、あまりにも、自殺行為に近い行動をとっている。インターネットで、津波の動画を見ることができるが、津波がそこまで来ているのに、海を眺めている人や、車で移動している人を数多く見ることができる。津波到達まで40分以上ある地域でも、ぎりぎりまで非難しない人々の映像がある。そこでは波に飲み込まれる映像も。これらの映像を見て、不思議に思うのは、「どこから、”私は安全だ、助けてくれる”、の確固たる意識が生まれるのだろうか」、である。
 また、玄倉川中流の中州に取り残されたキャンプの事件もあった。再三再四の避難の警察消防の呼びかけに対しても、罵声を浴びせかけ、無視した挙句、全滅に近い映像も残っている。救助に向かう側も命がけなのだが、それに対しても罵声をかける。自己責任感覚の全く欠如したグループがそこにいる。子供が犠牲になったのが残念でならない。親に殺されたと言える。
 
 一部の人間は、自己の力を過信している。膝下程度の水なら、問題なく動ける。20m/s程度の風なら、問題なく動ける。雨が多少強くて濡れても問題ない。5秒程度なら、耐えられるだろう。しかし、1分、2分・・・と長くなると、限界が来る。
 
 インターネットでこれらの動画ぜひ見てもらいたい。今後来る災害に備えて、疑似体験できるだろう。

楽しんでいただけたでしょうか。


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