久しく行っていない四国88カ所を少しでも行こうということになり、南海フェリーで走った。 午前9時に家を出て、和歌山港に向かった。予定では午前8時30分の徳島行きに乗船予定であったが、結局は次の10時35分であった。 ![]() 行政がかむとろくなことはない。 いい天気で、関空や神戸空港からの飛行機が飛び交うのがよく見えた。 徳島フェリーは12時50分に定刻通り着いた。下船し、出発の準備ができたのは1時であった。 ルートを見、順番からまず第5番の地蔵寺に向かった。 距離は25キロほどある。渋滞もあり地蔵寺に着いたのは2時であった。巡礼道道脇の松の木の下で遅い昼食をとった。 第5番の地蔵寺に参拝した。ここの五百羅漢さんはよかった。入り口の露店でお菓子と飴玉を買った。 次に5番の大日寺に向かい着いたのはすでに3時であった。 大日寺を参詣し、次の安楽寺や十楽寺に行こうと思ったが、時間が押してきたので、予定していた便より早くに帰ることにし、南海フェリーに向かった。 ![]() 時間がなかったので急いだが、途中吉野川護岸道路の入り口を間違え、大きく迂回を余儀なくされ時間をロスした。フェリー着き場には4時20分に着いた。4時30分に乗るためにチケットを買おうと並んだが、乗船するバイクの数が多く積載オーバーとなり、一台前から次の便に回された。結局は当初から予定していた6時55分の便になってしまった。 次のフェリーまでは2時間あまりあるので周りを歩いたり、待合室で売店で買った弁当で夕食を食べたり、うたた寝などをして過ごした。 フェリーがやってきた頃はすでに真っ暗であった。フェリーからはダックスやシャリーの改造車が集団で降りてきた。 また2時間ゆられて和歌山港に到着。 船の中のテレビで、プロ野球のCSが放送されていて、菅野がすごいピッチングをしていた。結果はノーヒットノーランであった。 帰りも定刻通り9時5分に到着した。貴志川の家に着いたのは9時40分であった
10時50分出発でいつもながら遅い走り出した。いつもの通り京奈和道路を走った。 クルマは多めだった。 橿原の京奈和道路出口で渋滞となり、途中で足を着いてとまった。高速道路で足を着くと危険を感じる。 ![]() 奈良には午後1時前に着いた。県庁裏の博物館の駐輪場に駐輪し、歩く準備をした。興福寺はそれほど遠くないところにある。初めて見る中金堂は堂々とした姿で立っていた。参拝待ちの人がたくさん並んでいたので、時間がもったいないと思い、入らずに外から眺めた。たくさんの人がカメラを向けていた。相変わらず外国人が多い。 案内のポスターで北円堂が特別拝観をしている記事があり、参拝することにした。このお堂も国宝である。現在興福寺境内の堂宇の中で最も古いものである。 中に安置されている仏像は国宝だらけで、運慶一門プロジュースの立派な仏像ばかりであった。弥勒如来坐像はいかにも慶派作という感じで座っていた。とりわけよかったのは、無著菩薩立像と世親菩薩立像で、800年以上たっているとは思えないくらいにリアルで、見るものをひきつけた。 この2体を見入っている人が多かった。写真を撮れないのが残念である。 北円堂の後は東金堂と国宝館を見た。そしてそこに並んでいる国宝たちを堪能した。阿修羅にも久しぶりに会った。 ![]() 今日はなぜか鹿が少なかった。駐輪したところにはせんとくんがいてCB400SSを見張っていてくれた。 奈良を4時10分に出発した。 奈良市内から橿原の京奈和道路入り口までの国道24号線はよく混んでいた。途中橿原の側道で休憩したが、そこから見た月がきれいであった。混雑した国道24号を走り、やっと京奈和道路に乗り込んだが、反対車線は五条北まで渋滞していた。橿原の一般国道への道路入り口に信号があるため車がたまってくるのである。 京奈和道路が全線繋がらない限り、この渋滞は解消されないだろう。 午後6時30分に西かつらぎSAで休憩した。 SAのショップを覗いたりして時間がかかり、家に着いたのは午後8時であった。久しぶりのバイクでの奈良は、往復で176km走っていた。前のKLEよりかは高速の伸びは少し落ちるが、90km/h巡航が楽にできる。 シートが適度に硬いので、腰も痛くならないよかった。燃費は24km/㍑であった。少し燃費が悪いかな
▲ページトップへ
|