久しぶりにいい天気になったのでひとっ走りした。 ![]() 京奈和道路がかなり延伸しているので、それをチェックに行った。京奈和はすでにある農免道路に並行して走っている。 橋脚があちこちに建てられており、完成が近いことを窺える。とはいってもまだまだ先のことだろう。 KLEは長く走っていないが快調であった。 時々走ってやらないとストライキを起こしてしまう。写真も今年初めてまとめて撮った。 やっぱりバイクはいい。
今年の冬はことのほか寒くて、ほとんど乗れていなかった。早朝5℃を超えていたら通勤でもバイクで行くが、今年は5℃を超えることが少なかった。それでもKLEは時々乗れたが、TRX850は時たまエンジンをかけるだけであった。 ![]() エンジンに少し負荷をかけたかったので、高速を走ることにした。和歌山インターから、阪和道を大阪向けて走った。インターで、前を走る車がレーシングカーみたいだったので、あとをついていこうとしたがETCがないため、ゲートでチケットをとっている間に先に走ってしまった。 和歌山サービスエリアで小休止したが、そこにレーシングカーもどきは駐まっていた。いいエンジンを響かせていた。 ガソリンを入れたあと発進するときにエンストをした。愛嬌愛嬌。 高速を降りてから、コンビニで缶コーヒーを買い、りんくうタウンのマーブルビーチに駐輪した。 そこでこのVX800を見た。私と同い年くらいの人がオーナーだった。 「いいバイクですね。新車ですか?」「いえいえもう20年乗ってます」「え!20年」「そうなんです。激レア車で、滅多に同じ車にあうことはありません。アメリカンのエンジンにネイキッドの味付けをしたフレームです」「古く見えないですね」「はい、いいバイクですよ。もう10万キロ乗っています。もつものですね」 このスタイルは気に入った。 スペックは、全長/全幅/全高はそれぞれ2280/805/1115である。重量が214kgで最高出力が63hp/7500rpm、トルクが7.51kg-m/5500rpmである。シャフトドライブである。 次がBMW R1200GSであった。 大きなトランクをつけている。このサイドバニアケースは簡単に5センチ幅を広げることができ、かなり容量をアップできる。優れものである。オーナーもそれが自慢らしく、実演して見せてくれた。 このバイク排気量は1170cc、110ps/7750rpm、最大トルク120Nm/6000rpm、車重が229kgである。 燃費はどれくらいですかと聞くと、「18kmくらいやね」と答えが返ってきた。ま、貫禄がありますな。 しかしこれについているバニアケースは気に入った。 KLEはアップマフラーなので右に取り付けられないので、リアしか取り付けていない。本当はこのBMWのようにサイドにも取り付けたいのである。 BMW R1200RTもやってきた。空冷水平対向2気筒エンジンを搭載するRシリーズのツーリングモデル。大柄なフェアリングと大容量のパニアケース、シートヒーターやクルーズコントロール、オーディオなどの装備で、ソロ、タンデムを問わず快適にロングツーリングを楽しめる。これも水平対向2気筒で、1169cc、最高出力は110PS/7,500rpm、最大トルクは115N・m/6,000rpm。価格は我がRAV4より高く230万円ほどである。 「いいですね」「はい、120km位で巡航しているのが一番快適ですね。カウリングがよくできているので風も全く影響なくステレオもよく聞こえます」「燃費はどれくらいですか?」「120kmで走ると24km/gくらいですね」 KLEと同じくらいのいい燃費。3倍の排気量だからうらやましい。 ![]() そしてTRX。大きなエンジンの割には取り回しが楽でスピードもよく出る。トラス構造のフレームが美しい。 ビッグボアツインのスポーツバイクを、国内に普及させる立役者となったのがこのTRXである。 しかしこれもあまり走っているのを見かけない。2001年から適用された排ガス規制を機に、カタログ落ちとなっている。当時排気ガス規制でかなりのバイクが姿を消した。 これをリメークして900ccくらいで出したらスタイルもいいし、また売れるのではないかと思うのだがどうだろうか? ともかくこのタイプにしては乗りやすい。高速でもストレスなくとばせるし不安感もない。 マープルビーチをでたあと、府道を走り岩出町の根来寺で休憩した。古い大門にメタリックブルーがよく合っている感じがするとは、乗り手の自己満足かも。久しぶりに150kmこえのスピードと、バイクおじん達との会話が楽しかった。 バイクとカヌー用に買ったニコンクールピックスAW100はよく写った。これは使えるカメラである。これは1.5mから落としても大丈夫なものなので、ハードな使い方にも耐えてくれるはずである。
![]() 370号線を右折して程なく展望台があった。そこが天狗岳(967.8m)から湯子川に流れ落ちる水を集めた湯子川の滝である。道からは木の間がくれに見えるので、展望台がなければ見落とすところだった。ここは紅葉の時がいいだろう。 ここ湯子川渓谷は、せせらぎの音と小鳥のさえずりを満喫できるいい場所である。 展望台の左手に、はしごに近い階段がある。勾配がきつく手すりを持たなければ少し怖い。 せせらぎを堪能した後、林道を湯川辻、湯川と走り、高野山の麓に着いた。すでに夕刻が迫っていたので、国道480号線を下って帰った。 少し物足りないちょいのりだったが、新しい滝を発見したので、よしとしよう。
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