ティルタ・ウンプル
10/4 晴れ。
お昼頃、おなかをすかせて起床。プールサイドのレストランでごはん。
…この頃になって思ったのは、どうやら白米はここのレストランで食べるのが一番美味しいらしいということ。灯台元暗し、である。
何とここにもナシ・チャンプルーがあるではないですか(Rp.47,500)。
それと、ベジタブル・カレー、パイナップルジュースを頼む。
しばらくして出てきたのは、テーブル(4人掛けの席だった)に並べきらないほどのお皿たち。
…え、そんなにたくさんのものを頼んだ覚えはないのに…と、思って見ると、それらはいつもなら湯飲みくらいの大きさでちょこちょこ運ばれてくるものが、一皿ずつそのお皿にちょうどあるべき量で運ばれてきているだけであった。
ソト・アヤム、ガドガド、コロケ、サテ(6串)、オニオンサラダ(さらしていなかったので、辛くて食べきれなかった)、鶏の唐揚げ、チャプ・チャイ、白米、デザート(スイカ、パパイヤ、バナナ)。
…とにかくすごい量で、目を丸くしている私たちを笑いながら見ているウェイターのおじさん。とどめに、ベジタブル・カレー持ってきたからね、すごく嬉しそうに。
もぉ、記録に挑戦!!っていう感じで食べましたよぉ。楽しかった。自分でお金出して、テーブルに載りきらないほどの料理を思う存分食べることってあまりないからね(笑)。どれもすごく美味しかった。
カレーがね、美味しいよ。前出の通りなんだけど、だし汁(白身魚を煮た汁)にほんのりとカレーの匂いが付いている感じでね、その汁にごはんを絡めて食べるとすごく美味しい。
意外にカレー(粉)とインゲンって合うのね。にんじんとジャガイモにはちゃんと火が通っているんだけど、インゲンにはちゃんと歯ごたえが残っていて、それがまた美味しい。
めちゃ喰いしてから、水着に着替えて(胃が出ているので、恥ずかしいけど…)プールへ。
…しかし、おなかがいっぱいすぎて、すぐに泳ぐことができない。しばらく木陰で(日向にいると、日光が強すぎて焼けただれる)トドのようにごろごろしている。うぃ〜、ごくらく。
…すると、白人の親子(お父さん、お母さん、17歳くらいのお姉ちゃん、15歳くらいの弟)が、子供用のプール(水深80p、10m四方くらい)に入って、電車ごっこみたいにお互いの肩を組んでみんなで左回りにぐるぐる回りだした。
…何やってるんだろぉ??って、見てたら、なんと家族4人で流れるプールを作っていたのでした!やっほぅ!!その様子のほほえましく、かわいらしいこと!!一緒になって遊びたかったもんね(笑)。
泳いで、だらだらして…というのを何度か繰り返してから、15:00頃、部屋へ。お風呂入って(今日はお湯の出ない日)、着替えて観光へ。
16:00、いんちきガイド(時間にだけは正確)のスワルバの登場。今日はティルタ・ウンプルと、タナ・ロットというお寺を見て、クタで夕ご飯を食べる$55のコース。
まずは移動。ティルタ・ウンプルへ。
この寺は、島の中心に近いところに位置している。
町からは少しはなられたところにあり、他の遺跡同様山の中にぽつりと置き捨てられているような感じ。沼地の中の隆起しているところに建てられているらしく、周囲はぐるっと池(沼?)で囲まれている。
ここが他の寺と違うのは、皇居のお堀のような池があること。
山門をくぐると大きな橋があり、それを渡らないとご本尊にはたどり着けない。
この池、実はかなり霊験あらたかな聖水の名所で、信者がこの水をくみに来るということである。
でも、水草がぼーぼーに茂っていて、水の透明度はあまりなく、私にはこの水を有り難がってもらいに来る人の気が知れない。…しかも、日中にはここで子供たちが泳いでいたりすることもあるらしい。ううむ。すごい。何だかよく分からない怖さがある…。
ご本尊にたどり着いてしまうと、あとはオダランがあって、祈りを捧げる広場がある(もちろん中に入ることはできない)というなんていうことのない普通の寺院だった。
…移動。タナ・ロットへ。
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11.デンパサール 12.ブサキ寺院
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15.安物買いの銭失い 16.ティルタ・ウンプル 17.タナ・ロット
18.最終日 19.幕切れ EXIT!