■BANGAI-2003A■
豪華客船 ラグジュアリーシップ <セブンシーズマリナー>
写真 左から 岸壁近くの海上で歓迎放水を始めた消防艇 姿を現した<セブンシーズマリナー>
<制作中>
2003年 冬 神戸港に寄港する豪華客船<セブンシーズマリナー>の入港を出迎える
午後二時の入港とは珍しい・・・好機到来!
ラグジュアリーシップ<セブンシーズマリナー>の神戸寄港は<クィーンエリザベスU><飛鳥><にっぽん丸>の三隻が顔を揃えた神戸港の見学を見逃した直後のこと三月六日(木)であった。未だ叶わぬ豪華客船への乗船だが見学なら気楽に叶うと出かけることにした。
神戸港新港第四突堤ポートターミナルへは、阪急三宮駅からタクシーでものの五分余り。天気予報では午後から下り坂で夕方から夜半にかけては大雨になるとのことであったが午後一時半頃、三宮駅に降り立ったときにはどんより曇り空であった。
「近くで悪いですが客船の港まで・・・」
とタクシーの運転手さんに告げると快く会釈で応えてくれた。
入港予定時刻は14:00とのことで状況を電話確認した結果も定刻とのことであったから港に着く頃には丁度沖に船影が認められると大いに期待できた。
第四突堤の岸壁にタクシーは乗り入れてくれた。既に前方には美しい白い大型船の船影が遠望でき、岸壁の向こうでは小さな消防艇が放水していた。歓迎放水を現実に目にしたのは始めてのことである。かなりの迫力で迫るものと期待を抱いていたが現実に遠望するその光景はこじんまりと港の片隅で一生懸命大空に向かい到底届くことのない放水をちょろちょろと行っていると言う何とも気の毒になりそうな光景であった。
●船舶の概要
総トン数:50,000 航海速力:20.0ノット
全長:204.4メーター 全幅:27.4メーター 船籍:フランス
旅客定 員:700名 乗組員数:445名 乗客収容デッキ:8デッキ
太平洋フェリーの<いしかり>をちょっと長く、ちょっと背を高くした感じの大きさ
●優雅に海の貴婦人の趣を漂わせながらの見事な入港、そして接岸
タクシーから岸壁に降り立つと入港の姿を見るに絶好の状況に恵まれていた。
舳先を岸壁に直角にむけて微速で前進してくる<セブンシーズマリナー>の姿は正に優雅そのもの。すっきりと直線的な構成の多い船舶デザインはまるで近代的なマンションそのもののような趣であるが人それぞれの好みもあろうかとは思われるが小生としては好感の抱けるデザインである。
突堤の北端に近い小生の位地からは右舷船腹を見せながら舳先をこちらに向けて近づく船体は殆ど遠目には真っ白純白に見えていた。
写真 岸壁に向かい直角に入港してきた<セブンシーズマリナー>は直前で舳先を左へ旋回させた
やがて緩やかに左折旋回を始めた<セブンシーズマリナー>は舳先がやや
写真 舳先を旋回させながら岸壁に接近
写真 入港から接岸
●接岸
印象的な姿
写真 ターミナルビルの送迎デッキに陣取り赤毛氈の上で歓迎セレモニーの演奏を繰り広げる神戸市消防局の楽団 傍らの女性はミス神戸か?
デッキに集まった乗船客を前に
写真 岸壁の<セブンシーズマリナー>
垣間見えた船室のプライベートデッキは何と木製甲板・・・
●余談
未だ客船への乗船叶わず眺めるだけの小生であるが、この<セブンシーズマリナー>にはすっかり心惹かれた。夢叶うならこの船で世界三十八週くらいしたい感じ・・・。
ちなみに最上級船室はマスター・スイート(カテゴリー:MS)のようであるが、なんと部屋の広さ:
146.7平方メートル(バルコニー部分: 34.9平方メートル)(ベッドルーム2ヶ所それぞれにキングサイズ・ベッド(ツイン・ベッドへ転用可)、ウォークイン・クローゼット、バスタブ、シャワー、バスローブ、ヘアードライヤー、テレビ・ビデオ、冷蔵庫(ソフト・ドリンク)、バーセットアップ(乗船時)、セーフティ・ボックス、電話、ライティング・デスク、リビングルーム・エリア、エアコン、プライベートバトラー・サービス)ちょっと広すぎるような感じがする。
もっとも全室スィートルーム仕様であるから全室最上級船室であろう。
2001 H13
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