■FR−008■
瀬戸内海 新居浜→東予→大阪航路 しまなみ海道
写真 関連画像がありませんので・・・。(^^)
1999年 初夏 瀬戸内海しまなみ海道大橋を渡れば帰路に乗ってしまった
●航海 復路・瀬戸内海
@★★★★★ 新居浜→東予→大阪 四国開発フェリー=オレンジフェリー<おれんじ7>特別室 夜行便
総トン数:9,917.00 主機関:27,000 馬力 航海速力:22.5ノット 旅客定 員:750名 積載可能車 両数:トラック139台 就航年月日:1994.3.28
●旅程 船中一泊 一泊二日
第一日目 京都→大阪→岡山→福山→しまなみ海道→今治→新居浜→新居浜東港20:40→東予港→
第二日目 →05:50大阪南港(07:30迄船内休憩可能)→京都
お気に入りの瀬戸内海回遊航路に新造の新鋭船<おれんじ8>が七月末に就航予定ということでそれなら、今のうちにもう一度乗らねば、と血が騒ぎました。ちょうど瀬戸内海しまなみ海道も開通しましたので岡山への所用の帰路にちょっと回り道をして最終乗船機会に恵まれました。
【第一日目】
●岡山・福山経由しまなみ海道へ、そして今治へ
ちょっと岡山に用事があり急ぐこともないのでJR新快速と普通電車の乗り継ぎで行って用事を済ませ、再び新快速で福山へ。駅前のスターバックスでコーヒーブレイクの後、しまなみ海道を行く今治行きの路線バスに乗車。鬱陶しい空模様がしまなみ海道に差し掛かる頃にはさらに黒ずんできました。しまなみ海道をつなぐ七つの橋を渡る間には何時しか雨模様となっていた。
【しまなみ海道の七つの橋】
しまなみ海道は瀬戸内海の島々を橋で繋ぎ尾道から今治へ至ります。
@尾道大橋 新尾道大橋西瀬戸自動車道の本州側の起点・尾道と向島を結ぶ。長さ385m。昭和四十三年尾道大橋開通、その西側に新尾道大橋(橋長546m)が平成十一年に完成。景観との調和を尊重し斜張橋となっている。
A因島大橋 海上交通の要衝・布刈瀬戸をまたいで、向島と因島を結ぶ橋。昭和五十八年開通。長さ1,270m。上部が自動車道、下部が自転車歩行道の二重構造。
B生口島橋 長さ790m。斜張橋の中では世界第九位。因島と生口島を結び平成三年に開通。鋼製とコンクリート製の複合構造を持つ日本初の斜張橋で支柱から斜めに伸びるケーブルが優美。
C多々羅大橋 広島県生口島と愛媛県大三島を結ぶ県境の橋。長さ1,480m。生口橋と同じファン型の斜張橋で、世界一の長さの
斜張橋。
D大三島橋 昭和五十四年、尾道・今治ルートで最初に完成した橋。白く弧を描くフォルムが美しいアーチ橋で、長さ328m。大三島と伯方島の間、急潮で名高い鼻栗瀬戸にかかっている。
E伯方・大島大橋 見近島を間に伯方島よりの伯方橋325m。大島よりの大島大橋840m。と二本の橋からなる。橋長さは合わせて1,165m。伯方橋は桁橋、大島大橋は日本で初めて吊橋に橋桁を採用した橋梁。
F来島大橋 大島と今治市の間を結ぶ世界初の三連吊橋。第一大橋960m。第二大橋1,515m。第三大橋11,70m。総延長は4.1km。海の難所・来島海峡を跨ぐ橋である。
来島大橋にさしかかる頃には激しく夕立に見舞われていたが、見下ろす海峡には幾つもの船影が浮かんでいた。黄昏の中、バスは今治駅に到着。JRのローカルな普通列車で新居浜へ向かう。車両は一両だけの真新しいおとぎの国を行くような可愛い列車。冷房がよく効いていて心地よい。
●復路 東予→ オレンジフェリー<おれんじ7>
すっかり夜のとばりが降りた新居浜駅に着くと<おれんじ7>出港時刻20:40の一時間前、タクシーに乗り込みそのまま新居浜東港へ。タクシーでは約十五分弱1,500円弱の料金。初夏にしては結構蒸し暑い一日、何だか大急ぎの「しまなみ海道」巡りとなった。この日はオレンジフェリーに予約を入れていなかったのだが幸い特別室をゲットできてニコニコ。滲む汗を拭きながら八時過ぎに乗船できた。やあっぱり船はいいです、特別室はおちつきますくつろげます。早速出港までに滲む汗をっしゃわーで長しさっぱりしてレストランへ夕食に。オレンジフェリーの各船は何と行ってもレストランの営業機会が多いことが魅力です。300km弱の航路ですから長距離フェリーからは仲間外れにされているのだが、どうしてどうし結構船内サービスはいずれも長距離フェリーに勝るとも劣ることのないモノがある。
この新居浜からの夜行便の場合でも、まず
@新居浜乗船時から出航後約小一時間
A東予入港後から出航後23:00まで、そして
B翌朝大阪入港前から船内休憩終了時刻間際までと
ちゃんと三度の食事の機会があるのですから。(^^)
しかも結構メニューもバラエティーに富んでいる上に美味しい。さらにリーズナブルな料金も嬉しい所以です。この夜も尾道ラーメン風の麺と魚フライ定食を食べました。
【第二日目】
●復路 新居浜→大阪 オレンジフェリー<おれんじ7>
岡山からの帰路の遠回り。(^^) そして早朝大阪南港へ入港の船旅は楽しく終わりました。<おれんじ7>の航路や船舶などの詳細は■FR−002■に乗船記を掲載していますので参照下さい。
に乗船記を掲載していますので参照下さい。
写真 大阪南港出港直後の<おれんじ7>のデッキから後方を望む
■後日追記 2001年 秋 10月中旬
この頃、まだ<おれんじ8>は就航していなかったので新居浜からの夜行便は<おれんじ7>でした。
1998 H10
■FR−001■ ■FR−002■
1999 H11
■FR−003■ ■FR−004■ ■FR−005■ ■FR−006■ ■FR−007■ ■FR−008■ ■FR−009■ ■FR−010■ ■BANGAI-1999■
2000 H12
■FR−011■ ■FR−012■ ■FR−013■ ■FR−014■