ひとこと19

2005年07月24日(日)「孫の手も借りてカーテンを洗う」
 一昨日で3日間、厚手のカーテン20枚を全部洗いきりました。ようやく目標達成です。毎年洗うといいのですが、3年目にしてようやく洗うことができました。 作業手順は先ず、掃除機で埃を取り、ぬるま湯で下洗い、それから金だらいに粉石けんと酸素系漂白剤を溶き入れて、2枚ずつのペアで洗ってすすぎます。

 石けん液で洗うを2回、お湯で洗うを2回、水で洗うを1回、それから脱水にかけて干す。 この一連の作業を孫に説明して手伝ってもらったのですが、この説明にも結構手間がかかりました。

 金だらいに入れたカーテンを足踏みで洗う。これは案外ハードな作業です。おまけにお湯を使うので、熱気と足踏み運動とで疲れは倍加します。 日にちをかけてやればいいのですが、ついつい、一気にやってしまおうと気負って疲れ果てる。この行動パターンはなかなか直りませんね。
by S. T.

2005年07月19日(火)「夏バージョン」
 昨日、当地でも梅雨明け宣言がなされました。あの梅雨の時期、気分が滅入りそうな位に洗濯物が乾かないでいたのに、 一日に何度洗っても乾いてくれるので気分すっきり、晴れやかな季節となりました。

 そんなわけで、一昨日から家中のレースのカーテンを洗い、冬中お世話になったイス座布団の側、そして中身まで一気に洗いました。 イス座布団にはバスタオルを涼やかにしつらえられました。もちろん、バスマットも夏仕様に変えました。

 厚手のカーテンも手洗いする計画を立てています。これからも忙しくなりそうです。
by S. T.

2005年07月09日(土)「梅雨の晴れ間に山登り」
 7月7日七夕の日に県境の比婆山(1240m)に登ってきました。エコ・ツアー主催の行事で、参加者は仲良し女性3人組と私と男性のガイドのAさんとで総勢5人。 現地への道のりは遠く、車で一部高速道を通っても片道3時間半もかかりました。自宅を出て、帰宅までに要した時間が丁度12時間の長時間の活動となりました。

 私にとって登山は、カナディアン・ロッキーから2年振りなので、体力的にちょっと不安でした。 ところがゆっくりと山の風景にとけ込み、たっぷりおしゃべりをしながら、あちらこちらと足を止めては立ち止まり、身近な草花や樹木を眺めながら歩くことができました。

 緑したたる山、涼やかな風、広がる空、落ち葉が重なる地面、森が発する匂いに浸り、しっかり溶け込みました。気持はとてもリラックスできました。 とても幸せな一日でした。画像も添えました。

ブナの実皆さんと
by S. T.

2005年06月27日(月)「魔法のことば」
「こ・と・り・がくるよ」ということばは、なぜか、子どもたちに恐れを抱かせ、不安をかき立てるに充分な響きがありました。

 子どもたちの間でも、「こ・と・りって、何だろう?」と話題になりました。 「噂によると、悪いやつが現れて子どもたちをさらっていくらしい」、「そうしてどうなるの?」、「サーカスに売られるらしい」、 「サーカスではとっても厳しいしごきがあってねぇ」などと、子どもたちはささやき合ったのです。

 そうなると、「おとうさん、おかあさんがいない、遠くに連れて行かれる。それはいやだ!」ということに落ち着きました。 本当のところは、今だに解明されていません。大人の本意はなんだったのでしょうね。

 ちなみに、長男もそのことばを子どもの頃お婆ちゃんから聞いたことあると、最近になって話してくれました。
by S. T.

2005年06月25日(土)「ことりがくるよ」
 私たちの子どもの頃は、日が暮れるまでよく遊びました。ひしめくように建つ家々の少路は、格好の隠れ場になりました。ちょっと広い場所の中心に缶をおきます。 だれかひとりが思いっきりその缶をけります。そのカーンという転がる音がする、子どもたちはいっせいにその場から姿を消してしまいます。 鬼は缶を拾って元の位置へ缶をおいてから隠れた子どもたちを探し始めます。

 幼い子どもも加わりますが、中心は小学生だったように思います。遊びはスリルがあり、楽しくて楽しくて仕方がありません。 ついみんな夢中になって帰りが遅くなり薄暗くなってしまうのです。

 そんな折、親たちは口をそろえて「ことりがくるよ、早う帰らんにゃ」といいます。 すると子どもたちは「ことりがくるから帰ろ」と、ちりぢりになって我が家へと急ぐのでした。
by S. T.

2005年06月23日(木)「ボタニカル・アート展」
 昨日エコツアー主催の「ボタニカル・アート展」に行き、たっぷりと鑑賞してきました。

 「まあ、いらっしゃい。変わっていないのね」と、久しぶりの懐かしい二の顔、AさんSさんに迎えられた。 元をただせば私が習っていた頃のメンバーで、しかも私より後輩。なのに彼女らは今では教室を持つ「先生」となっていました。

 今さら言うまでもないのですが、いつまで経っても上達しない私はあきらめました。 M先生もおられて「まあ、いつでもその気になったら帰っておいで」と誘われ、心は直ぐに動かされたのですが、「やっぱり駄目だよな」とあきらめ顔の自分に戻っていました。
by S. T.

2005年06月20日(月)「アンティーク・ドール」
 私たちの子どもの頃は、アンティーク・ドールとは無縁な世界でした。 ところが級友にひとり、そのお人形を沢山持っている、ひとりっ子のせっちゃんという女の子がいました。

 私は、時々放課後か日曜日かに彼女の家にお邪魔して、夢にまで出てきそうな可愛いお人形をさわらせてもらいました。 お母さんが洋裁をしている人で、当時としては珍しいミシンを踏んでお仕事(趣味?)をしておられました。

 何体もあるお人形は、お母さんの縫った本物の洋服を着せられていました。 広い家で、廊下とか部屋の至る所にお人形が飾られ、それはもう夢心地でした。

 今振り返ってみると、せっちゃんも嫌がらずに家に招きいれて、さわらせてくれたものだと思います。きっと彼女は心の優しい子どもだったのでしょう。
by S. T.

2005年06月16日(木)「ドールハウス」
 最近、着せ替え人形が人気だとテレビで報じていました。その人形は贅沢な衣装に包まれていました。そして、私たちの子どもの頃に思いを馳せました。

 もちろん、私も女の子、人形遊びをよくしました。その時代、贅沢な人形を持っている者はほんのわずかでした。 私は適当な紙箱に仕切りをつけて部屋割り、人形はといえば、よくて、母の虎の子のちり紙を丸めて頭を作る。衣装などは新聞紙であったりしました。

 長じては、子どもたち羨望の駄菓子やさんで、着せ替え人形にもなる可愛い女の子(ベティーさんなど)が印刷された、塗り絵セットなどで人形遊びを楽しみました。 たいてい、お人形遊びはひとりでしたような記憶があります。
by S. T.

2005年06月15日(水)「腰二重(こしふたえ=老人の腰が二重になったように屈むこと)」
 腰について検証してみました。普通日常生活をしていると、時々は「腰が痛いな」と気づかせてくれる存在です。 早速広辞苑(机上板)を広げてみると『腰;人体の脊柱の下部で、骨盤の上部の屈折し得る部分。』と。いろいろな解釈があった中で、『構え。姿勢。腰つき。』とありました。 なるほど、確かに、この度の体験を通して、特にそのことを強く感じました。

『腰が高い』、『腰が低い』、『腰を抜かす』、『腰を据える』、『腰を入れる』、『腰を折る』 など、態度や姿勢に関わる言葉が多いことに気づきました。

 ちなみに、この広辞苑は4キログラム、腰が痛んだ時本棚に戻すのにも一苦労でした。 『』内は広辞苑から引用しました。
by S. T.

2005年06月12日(日)「サフィニアを咲かせています」
 電話台が不要になり、どうしようかと処分に頭を悩ませていましたが、隙間家具として蘇らせました。 そのための板や滑車を買いにディックに行ったところ、鉢からこぼれんばかりに咲き乱れるサフィニアを見つけました。

 旅をすると水やりができないので、長い間鉢物は育てて来ませんでした。ところがそのサフィニアに触発されて、濃ピンク色の苗を購入してテラスに置くと、あたりが華やかになりました。

 それから再び、白色と紫色のサフィニアの苗を求め、同じ大きさの鉢に植えました。そろそろつぼみが出始めたので、3鉢が競って花を咲かせてくれることでしょう。
by S. T.

2005年06月10日(金)「青い目の人形」
 「Sちゃん(私)ちょっと家においで」と私が小学5年生の時、隣の大家さんのお姉さんから声がかかりました。 家に行ってみると、音が漏れないようにカーテンを引いて「これは内緒よ」といって、「青い目の人形」のレコードをかけて聞かせてくれました。

 そのレコード針は竹製でした。よほど印象に残ったのでしょう、そのこともはっきり覚えています。当時物資不足でいろんな物が代用品でまかなわれたのでした。 写真の原板もガラスで代用されていました。

 戦時中、「青い目の人形」は敵国の歌として聞くことを禁止されていました。それだけに、なおさら新鮮で、秘密を共有しているドキドキ感を味わいました。 当時、ラジオや蓄音機(レコードプレイヤー)を持つ人はわずかな時代、とてもうれしかったし、少しうらやましい気持になりました。

 「青い眼の人形」

青い眼をしたお人形はアメリカ生まれのセルロイド
日本の港へついたとき一杯涙をうかべてた
「わたしは言葉がわからない迷子になったらなんとせう」
やさしい日本の嬢ちゃんよ
仲良く遊んでやっとくれ

1921(大正10年)「金の船」作詞 野口雨情作曲 本居長世

 歌の部分は、ヨコスカ図書館HP 文責 仲野正美から引用。
by S. T.

2005年06月10日(金)「雨が降る前に」
 昨日から「お天気は今日までですよ。お洗濯をどうぞ」の天気予報につられて、大忙しです。寝具や衣類を引っ張り出してベランダに広げる。 裏表によくお日様が当たるようにと裏返しては干す。昨日の汚れた靴の洗濯についての記事を読むと、またまたスニーカーを洗いたくなりました。

 そう、子どもが小学生の頃は、よくスニーカーを洗ったものだと、ちょっとセンチになりながら、きれいになった靴をはたまた辺り一面に広げて干しました。 ついでに、ついでにと家中の日陰物をお日様に当てた一日でした。
by S. T.

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