ひとこと18

2005年06月03日(金)「おやつ」
 私が小学3年生の頃でした。近所の男の子が喉にきなこをつまらせて大騒動となりました。大人たちのあわて振りから、ただならぬ状況と見て取り、 子どもたちもその子の家を遠巻きにして心配そうに事の成り行きをみていました。

 事の発端は、親が留守なので子どもがこっそりと、きなこを食べていたところへ親が帰宅したのであわてたようです。取りあえず、その子は事なきを得て元気になりました。 その頃のおやつといえば、びわ、イチジクや柿などの身近な果物。寒天のようかん、ふかし芋や干した芋の粉で作ったお団子など、手作りのものが多かったように思います。 お店では豆類を加工したものなどがあり、夏はすり氷などもありました。 

 いずれも、砂糖は貴重品なので塩で味付けされたものが殆どしたが、唯一甘いものでは飴がありました。 当時のおやつは、駄菓子やさんでも売られていました。硬貨を握りしめ、あれこれ迷いながらお店の品々をのぞき込んだものでした。
by S. T.

2005年05月30日(月)「車力で疎開」
 昭和20年3月のことです。あちらこちらで疎開がささやかれることが多くなりました。当然、5年生のこどもの私にもそのニュースは充分伝わってきました。 我が家では、約22キロ離れた田舎の親戚に空き家があるというので、そこへ一家で疎開することになりました。

 なんといってもあの時代、家具を運ぶトラックを調達するのも並大抵のことではなかったのでしょう。 大きなタンスや長持はトラックで、残りの小物は車力で運ぶことになりました。

 小さな弟妹がいるので母は疎開先で待機、父と私とでその荷物を運ぶことが決まり、私たちは、お昼頃までには到着する予定で市内の家を後にしました。 ところが5年生の私の力では思ったより距離を稼げなく、お昼はおろか、あたりは暗くなり、やがてあたりは月明かりが射してきました。

 お腹はぺこぺこ、力も沸いてきません。途中農家に寄って海苔とおむすびを交換して下さいと父が頼みましたが、それも駄目でした。 取りあえず他の農家で荷物を預かってもらって、とぼとぼと疎開先の家へ戻ると母が心配そうに私たちの帰りを待っていました。

 60年経っても、あのときの光景が鮮明に浮かび上がります。
by S. T.

2005年05月26日(木)「ケイタイ・アレルギー」
 『次世代型人工心臓』についてのニュースが、今朝の朝日新聞に載っていました。どうやら国産で小型化できたという悦ばしい記事でした。 ところで、この頃「次世代」、「次世代」と繰り返し、ケイタイの宣伝に余念のない業者です。

 常日頃、ケイタイを使用するマナーの悪さに、腹立たしさを覚える私です。先日も近所の女性と乗り物に乗り合わせました。 同年配の彼女がペース・メーカーをはめていることを知っている私は、ひとつある席に座るように促しました。

 「いいのよ、ケイタイの側はいけないの」と彼女、その隣の席でケイタイに夢中の若い女性がいるのを見つけました。よほど注意をしようかと思ったほどです。 乗り物の中では、「他のお客様のご迷惑になりますので、、、」と、いつも繰り返し注意を促す放送をしていますが、一向にやめる気配はありません。

 ケイタイ使用についても、「終日禁煙」並の厳しい扱いをして欲しいものです。
by S. T.

2005年05月25日(水)「日替わり着メロ」
 「ぴよ、ぴよ、ぴよ」この小鳥の鳴き声を聞いたとき、とっさに「地球・ふしぎ大自然」(NHK)の森のシーンをじっと見つめていました。でもなんだか違うようです。 ほどなく電話が発していることに気づきました。新しく購入したファクスの多機能さに翻弄されている私です。

 2コの子機から「森のくまさん」と「トルコ行進曲」が同時に鳴りだす、あわてふためく私がそこにいます。 「電話帳」、「非通知」「公衆電話」「表示圏外」のお断り、「ナンバー&ネーム・ディスプレー」、「着信鳴り分け」その他多くの機能満載です。

 その中でも「着信鳴り分け」に興味をそそがれる私は、今のところ親機着信音一覧32種から「着信鳴り分け」の設定を日替わりで変えては楽しんでいます。 いろいろな機能を学ぶために「取り扱い説明書」と首っ引きのこの頃です。
by S. T.

2005年05月23日(月)「思い出で心いきいき(タイトル朝日新聞社説)」
 図らずも、今日の新聞で『思い出で心いきいき』という社説を読みました。なるほど昨日、私たちが思い出でを語り合ったのは『脳を活性化させるとともに、 過去の自分の姿から今の状況に向かう勇気をもらう。』ことらしいです。これを回想法と呼び、『高齢者の心理的な安定を高める心理療法だ』ということです。

 このような効果があるとすれば、同窓会やクラス会などには大いに参加しなくてはなりませんね。『』内は本日づけ朝日新聞より。
by S. T.

2005年05月23日(月)「50年前の席順パズル」
「50年前の席順パズル」  昨日同窓会に出席の後、クラス会に参加しました。「最初にして最後かも?出逢っておきたい」という思いで、参加した人もいたようで半数近くが集まりました。 たったお1年間学んだだけなのに、長年の隔たりもなく、おしゃべりの花が咲きました。

 そんな中、席順のパズルを始めた人が現れました。ひとりひとりの記憶を頼りにピースを埋めていきます。そのうちに私の席まで回想してくれていました。 私はN先生の講義の時、黒板を見ていた位置を思い出しました。「そう、確かにそこは私の席よ」と。また、ひとつのピースがはめられ完成間近となりました。
by S. T.

2005年05月19日(木)「今どきの好青年ふたり」
 実は今日、スポーツセンターで非常に礼儀正しい青年に出合いました。いつもの通り、筋力トレーニングを始めようと私はマットに立ちました。 すると目の前を20歳代の青年が、私の前を通り過ぎる時軽く会釈をして通りました。彼はマットを拭くためにタオルを取りに行き、 戻すために4回も会釈をする羽目になりましたが、その都度丁寧にして通りました。とてもすがすがしい気分を味わいました。

 それから、これは今回のバルト3ヶ国の旅行中のことでした。4月25日に21歳の誕生日を迎えたSくんのことです。彼はタバコを吸っていました。 タバコを吸うたびにケイタイの吸い殻入れを取り出しては、きちんと処理していました。
「感心ね、えらいわ」と私。
「よその国に来て汚していけないから」と青年。

 この頃国内でも、タバコの吸い殻があちこちに散在していて見苦しいものです。平気で捨てる大人たち、彼を見習って欲しいと思いました。
by S. T.

2005年05月06日(金)「日常をスタート」
 4月下旬から旅に出かけてパソコン・ライフ、公文の学習もストップさせていました。帰国後はあれこれと後始末や季節の変わり目とあって、家事にも手を取られていました。

 旅のことも少しずつ整理していこうと考えていますので「またか」とお思いでしょうがご愛読下さいますようお願い申し上げます。
by S. T.

2005年04月10日(日)「サクラは満開」
 自転車に乗ってサクラを見てきました。3〜4日前までは、つぼみが多くピンクがかっていたサクラも満開になっていました。 あちらこちらで家族連れや会社関係の人たちがお弁当を囲み、和やかに談笑しながら花見を楽しんでいる様子でした。

 私はといえば自転車を押して歩きながら要所要所でデジカメを出しては、ここぞと思われるサクラを写し取りました。 久しぶりに市街地をゆっくりと気ままに走りまわり、ついでにといえば申し訳ないのですが「パウロ2世美術館(ポーランド)」も鑑賞して帰路、 再びサクラの名所を通って花見三昧。今年は満足のいく花見でした。
by S. T.

2005年04月06日(水)「サクラはまだかいな」
 昨日は空も青く太陽が燦々と降り注ぐ一日でした。冬中敷き放しの電気カーペットのダニパンチ、カバーやシーツを洗ったり、日なたぼっこを兼ねて庭の草引きもしました。

 小さな庭にも春は確実にやって来ています。この間までちょこっと葉っぱをのぞかせていたサクラソウもかなり大きくなっていたり、 スズランがあちこちに5ミリくらいの芽をのぞかせていました。

 なのに今年はサクラの開花が遅い。開花宣言はされたけれど、まだまだサクラの見頃となっていません。 サクラが満開になったら、自転車に乗ってデジカメ持って写して来ようかなと首を長くして待っています。
by S. T.

2005年04月02日(土)『〜私の世相体験〜』
「ボールは配給」
 トレーニング・ルーム体験記でボールのことに触れましたが、私たちの子どもの頃は物資が乏しく、ましてや遊具などのようなゴムボールなど、 なかなか手に入りませんでした。

 それでも学校へ何個か白いゴムまりが届けられました。私の記憶では直径10〜12センチくらいの大きさだったと思います。 私たちはクラスに2〜3個割り当てられたのをくじ引きで手に入れたのです。その時のドキドキ感は今も鮮明に覚えています。

 うまく、くじを当ててもらった白いゴムまりの手触り、匂い、弾みなどを愛おしむように、そっと手に持ちその感触を味わいました。 配給される間隔については、子どものことで記憶はありませんが、とにかく待ち遠しかったのは確かです。

 手に入れたゴムまりは翌日から、校舎の周囲巡らす幅1メートルにも満たないコンクリートの上に落として手のひらで受け止める、 まりつき遊びに熱中したものでした。
by S. T.

2005年03月27日(日)「冬ソナ分析」
 「冬ソナ」人気はなかなか衰えていないようですが、昨日またそれに関連する記事を新聞で見つけました。

 それによれば『医学的にみると、冬ソナにはまることはとてもいいことです。根底に流れる他者への思いやりですから。 それをつかさどる脳の前頭葉の前頭前野は・中略・ドラマで刺激された脳が活性化し、若返ることもできる。 美しい音楽も脳にいい影響を与える。』だそうで、これこそ私たち高齢者には福音みたいなものです。

 こう唱えたのは、和歌山県立医大脳神経外科教授・板倉徹さんで「冬のソナタ」という 本も出版。私はこの記事を読み、これまでは「冬ソナ騒動」に少々あきれ顔でしたが見直すことにしました。 『』内は2005年3月26日付朝日新聞より。
by S. T.

2005年03月22日(火)「花・はな・ハナ・Hana」
 昨日、陽気に誘われて庭に目をやりました。なんだかうっとうしく見える庭、冬の間中庭を飾ってくれた水仙の葉っぱが倒れてあたりをふさいでいました。 はさみでちょんちょん切り除くと、ヒヤシンスやムスカリの小さなつぼみ、サクラソウの葉も出始めていました。

 ついでに畑ものぞいてみると、ピンク色のオドリコソウやホトケノザ、愛らしいオオイヌノフグリ、ナズナも背高く白い花をつけて咲いていました。 もうこんなに咲き出していたのだと勢揃いした花をみて春を感じました。 私も「はるの うらーらーの・・・ながめを なーなーに たとーうべき。」と「花」(武島羽衣作詩・滝廉太郎作曲)を歌いました。
by S. T.

2005年03月20日(日)「花見」
 春を写し取ろうと期待しながら墓参にデジカメを持って行きました。期待通り団地の南斜面にさくらがほころびかけていました。 真っ青な空を見上げてさくらを眺めると本当にきれいです。今にも咲きそうなつぼみはピンクがかってあたりを和ませてくれるようなたたずまいでした。 画像も載せます。

今にも開花しそうなさくらのつぼみひと足早く開花したさくら
by S. T.

2005年03月18日(金)「想い出がいっぱい」
 これは歌のタイトルを拝借しました(H2O)。3月15日再びNHK「クローズアップ現代」で、『広がるエンディングノート』について視聴したところによると、 『思いを家族に残したい』ので50〜70歳代の世代間でブームになっているようです。

 私もそうしたいなと家人に話すと、子どもの頃に見てきた世相を書いたらと言われてその気になりました。 これは人様に見せるものではないので、思い出すままにあれこれと書いてみようと考えています。

 新しいことより古いことがよく思い出されるこの頃、いい機会なのではと思います。『』内はクローズアップ現代から引用。 ちなみにタイトルはラジオから流れていたH2Oの曲を聞いて、“これだ”と思って頂戴しました。
by S. T.

2005年03月16日(水)「脳も更新したい」
 3月14日NHKが放映した「クローズアップ現代」の中で『脳を鍛えて老化を防げ』と、特に簡単な計算問題や朗読が効果があると川島隆太さんはいうのです。 そうかそうかと、英語を学んでいることは大いに効果があるなと、ひとりほくそ笑んでいました。 私が公文を始めて間もなく、確かな手応えを感じていたことを体験記にも記したような気がします。

 先週は風邪をひいて学習から遠ざかっていましたが、この放映を視聴してから直ぐに学習を再開させました。 ほんと、脳もパソコンのように常に更新したいものです。
by S. T.

2005年03月15日(火)「へんし〜ん!」
 昨日、釣り人にわかめを沢山もらったからといってご近所さんに、根っこからあるわかめを頂きました。 初めて見る、引っこ抜いたばかりのわかめを見るのは初めて、濃い茶色であまりきれいな装いではありません。 さわるとぬるぬるするし、お世辞にも美味しそうには見えませんでした。それでも長さを測ると110センチもありました。

 熱湯を用意して必要な分量だけ湯がいてみました。鍋に入れた瞬間、真っ青(緑色)に変身、その変わり身の早さ、 元の色との落差の激変振りにかなり感動しました。 そのわかめは茎まで柔らかく、美味しく頂いたのはいうまでもありません。
by S. T.

2005年03月14日(月)「つつがない(恙無い)」
 私は今までにこの「つつがなく」という言葉を使ってきました。広辞苑・岩波によると『やまいがない。息災である。異常がない。無事である。』 という意味で、私もそれと同じ意味合いで使ってきました。

 つい先日のこと、鞆の浦へご一緒したHさんが恙虫病に罹って、大変な目にあった体験談を語っておられました。 これは山野に生息する「ツツガムシ(恙虫)」(ダニ)が媒体となり起こす第4類法定感染病で、死に至る場合もある恐ろしいものだいうことを知らされました。

 これを聞いて、なるほど「つつがない」ということは、それほどの重みがあったのだとその病との関係を知ることができました。 登山をされる方々は気をつけて頂きたいものです。ちなみに第4類感染症には、黄熱病、狂犬病、日本脳炎、デング熱、インフルエンザなど、いずれも怖い病気です。
by S. T.

2005年03月12日(土)「水まくら」
 先日、ほんとうに久しぶりに38.5度の発熱があり驚きました。最近はほとんど高熱にうなされることもなく、平穏に過ごして来たのにです。 これはどうにかしないと頭が壊れるのではないかと、とても心配しました。

 とりあえずカチカチに凍った保冷剤にタオルを巻いて頭に当てましたが、今ひとつしっくりしません。 水まくらの頭に添う心地よさは望めそうにもありませんでした。 残念なことに、昨年、長年使ってぼろぼろになってしまったので処分したままとなっていたのです。 そこで早速、昔ながらのゴム製で煉瓦色の新しい水まくらをスーパーの薬局で買い求めました。
by S. T.

2005年03月04日(金)「あら不思議(懐メロ)」
 「野崎まいり」の最後の歌詞が出てこないのが気がかりで仕方がありません。 本屋さんで「懐メロ」の歌集を立ち読みして、やっと「土手の人」ということと、昭和10年頃流行した「野崎小唄」だと分かりました。

 『忘れていた歌詞が不思議に思い出せることだった。、、、中略、さらに驚いたことは歌詞を思い出すことで、幼い頃の情景がつぎつぎとよみがえってくることであった。 中略、人は決して幼い頃に覚えた歌を喪失も忘却もしない。』

 前日「あら不思議」を書いた翌日、『』の記述を読んで、やっぱりと感心するやら驚くやらで「脳の不思議な力」に感動しました。 『歌うとなぜ心と脳にいいのか?』大島清著・新講社発行『』より引用。
by S. T.

2005年03月04日(金)「春になると」
 まだまだ寒さが厳しい春ですが、それでも陽ざしは明るく輝いて春を告げています。そんな春に誘われて、先週はあちらこちらと出回りました。

 デパートへ買い物に、放送局が主催するフードフェスタへ、アシモが待つ「本田宗一郎と井深大 展」へと、 そして小さなツアー会社が主催する「鞆・町並ひな祭」へ、それから「世界のキルト作家100人展」へも行ってみました。

 どれもこれも楽しい催しで、身も心も洗われました。
by S. T.

2005年03月03日(木)「あら不思議」
 先日の「金シャチ」で、生まれ故郷を思い出したせいか、お姉さんに背負われて聞いた歌はなんだったのかしら?と。

 ふと「野崎まい〜りいは」のフレーズが出てきました。ええ次はなんだったけっ?「やかたぶうねで ええまい〜ろう」、それから?と、 もうこれ以上分からないなと思っていると、「どこを向いても なのはなざ〜かり」、これでおしまいかなと思っていると、「いき〜なひがさに」、 「ちょうちょがとまる」、ここで限界と思っていると、「よんでみようか」までたどり着きました。一日で頭の片隅で完成されそうになりました。

 何故か次々と思い出せるのでしょう?。
by S. T.

2005年03月01日(火)「オールド ブラック ジョー」
 若いころ歌った歌詞については、ただの記号ぐらいにしか考えていなかった気がします。メロディーとリズムが中心で歌っていたのでしょう。 よく分からない難しい文語体の歌詞も多くありましたが、それでも今なおその歌詞を想いだすのだから不思議です。 新しく購入した「歌集」で違った訳詞が載っていると、なんだか変な気持にさせられました。

 韻を含んだ日本語の美しいリズムが込められているのだと有識者はいいます。そうかも知れませんね。 歌集を広げると「オールド ブラック ジョー」に目がとまり口ずさんでいました。 「若き日 早や夢と過ぎ わが友 みな世をさりて・・・・われも 行かん はや老いたれば かすかに われを呼ぶ オールド ブラック ジョー」。

 記憶がよみがえり、何度も口をついて出てきます。「若き日 早や夢と過ぎ・・・」
なんともわびしい歌なのでしょう。そのころには全く無縁の世界でしたから。
by S. T.

2005年02月25日(金)「金シャチ」
 名古屋万博に合わせ「新世紀名古屋城博」が3月19日から名古屋城内で行われるために「金のしゃちほこ」を下ろす足場がくまれたというニュースを知りました。

 何を言おう、私は名古屋城下で育ち、何度も父親につれられてお城に行きました。幼いながらも、かなり印象に残っているのは何故でしょう? 84年に「金シャチ」が下ろされたというのです。記憶は薄れて定かではないのですが、その前後に名古屋城を訪て、ガラス張り陳列棚に入っていた大きな「金シャチ」を見ました。 あれはレプリカだったのでしょうか?本物でないのに何故ガラス張りで陳列されていたのでしょう?不思議です。

 なにはともあれ、やはり名古屋というと、幼い頃眺めた川(用水路かも)、橋、田んぼ、当時よく、おんぶしてもらった優しいお姉さんのこと。 そのお姉さんは歌が大好きだったことなど、懐かしい風景が想い出されます。
by S. T.

2005年02月21日(月)「久しき昔」
 このタイトルは「世界の名歌集」に納められている中の一つです。昨日、ピアノ伴奏付きで、“久しき昔”に習った歌の数々を歌いました。 「埴生の宿」「サンタルチア」「野ばら」「荒城の月」「花」などなど。

 ひとりで口ずさむことはあっても、大きな声を(私なりの)張り上げて歌うことは、20年ぶり?30年ぶり?いいえ、もっと前かしら。 なんだか、ふと、そんな歌が歌いたくなり、「昔の歌が懐かしくてね、歌いたくなったんよ」と、娘に話しておいたところ、 家に来て一緒に歌ってくれました。

 お互いに年を経たけれど、娘の伴奏で歌えたのがとてもうれしかった。これからも時々一緒に歌ってくれると約束してくれたので楽しみです。
by S. T.

2005年02月19日(土)「はにゅうのやど」
 今朝、朝日の「be版」を見ると「ビルマの竪琴」の記事が載っていました。 『ドイツ文学者竹山道夫(1903〜84)が「ビルマの竪琴」を書いたのは46年夏。』その映画化(日活)は56年で、モノクロであったこと。 私の記憶は遠ざかり、内容はほとんど覚えていません。しかし、日本兵が歌う「はにゅうのやど」に応える敵方、 その響き合う合唱シーンに、じーんときたことを、今もなお、はっきりと想い出せます。 本当のところ「はにゅうのやど」の歌であったことは忘れていました。

 『サッカーにしろ音楽にしろ、その魅力の根っこには、生まれた国や国籍を超えて訴えかけてくる、』(「天声人語」朝日新聞2月11日付) そんなことを知らせてもらえる体験だったと思う。『』内は朝日新聞2月19日付から引用。
by S. T.

2005年02月17日(木)「ひとりでできたよ(パート2)」
 最近「一太郎2005」にバージョンアップしてもらいました。 ところで、今まで使っていた「リラックス・ビュー」が消えてしまい、どうしたものかと考えました。 真新しいディスプレイを眺めていると、今までお目にかかったことがない表示が、いっぱい現れてきました。 どこかに隠れていそうなのであちこち探してみました。

 そうなんです、探し当てました。早速気に入った「はなびら」を使ってみることにしました。ピンクの「はなびら」が明るく広がってきれいです。 パソコンに向かっている楽しさが倍加しました。
by S. T.

2005年02月17日(木)「映画・アレキサンダー」
 映画に登場する人物の名前で分かったのは、主人公アレキサンダーとアリストテレス、そして何故かクレイトスのたった3人。 ギリシャ人の名前はなかなか覚えきれませんでした。

 それはさておき、早速我が家の「積ん読」していた「ヨーロッパの歴史・欧州共通教科書」東京書籍を開いてみました。 映画を見たことで、かなり内容が頭の中へ無理なく入ってくるように思えました。

 アレキサンダーの目的は『ペルシャの脅威を解放し、ギリシャの商業の主導権でオリエントの門戸を開放することにあった。』と記されていました。 さらに、映画の後述で【この男は夢を手にし、転落し、自ら統治する新しい世界を、平和を、教育を、文化を欲した人間なんだ。 そして最終的には、神が創った人間の限界に打ち負かされてしまう。】【夢と挫折】の物語なのでした。

 なるほどと、思わせる何かが伝わるような感情を持ちました。 新たに「大遠征・アレキサンダーの野望」著者マイケル・ウッド、潟jュートンプレスを購入しました。 『』内は「ヨーロッパの歴史・欧州共通教科書」、【】内は「映画を見に行こう」から引用。
by S. T.

2005年02月15日(火)「昔お嬢さんだった女性たち3人」
 今日、本当に久しぶりに映画「アレキサンダー」(監督オリバー・ストーン、主演コリン・ファレル)を見てきました。劇場へは30分前に到着しました。 入場券を購入してロビーに入ると、そこに年の頃が同じくらいに見える女性たち3人が、クラス会にでも来たかのように弾んだ調子で雑談をしています。

「映画を見に来られたのですか?」と、私は思わず質問をしてしまいました。
「ええ、そうです」と和やかな返事が戻って来ました。

 しばらくすると、ひとりの女性が入り口の方へ行って、係の人に何やら話していました。 「3枚もらったよ、家に帰ってから何を見て来たんか忘れるといけんけんね」と。そばで見ていた私も思わず「なるほど」と思いました。

 話変わって、映画の中での戦闘シーンは凄まじく、とても迫力があり、音声もそれはそれは「凄い」のひとことです。 ロケ地はあの荒涼としたモロッコだそうで、さもありなんと思わせる風景でした。 歴史で学んだアレキサンダーが、映画でどんな風に描かれるのか興味もあり、評判も良さそうなので見にいきました。 この映画を見て、もう少し詳しい歴史を知りたくなりました。
by S. T.

2005年02月14日(月)「歌は国境を越えて」
 ポータブル・CDプレイヤーを購入してから再び音楽熱に浮かされています。 そんな折、昔歌った叙情歌が急に懐かしくなり、「美しい世界のメロディー」(ヴォルガの舟歌〜カチューシャ)発売元・コロンビア株式会社、 「世界の叙情歌」(ファンタジー・ストリングス)CROWN CO.LTD のCD2枚と「標準版・世界名歌集」渡邉鉄雄編・ONKYO PUBLISH の楽譜を購入しました。

 いずれも昔、講堂で、教室で、町中で、家庭で歌った歌ばかりです。「庭の千草」、「埴生の宿」、「旅愁」、「黒い瞳」、「カチューシャ」、 「トロイカ」「菩提樹」、「金髪のジェニー」、「カロ ミオ ベン」、「流浪の民」、「シューベルトの のばら」などなど。

 最近東京では「歌声喫茶」が評判を呼んでいると、2月1日付の朝日新聞でも記事になっていました。 これらの歌を聴いたり歌ったりしていると、あの何もない、苦しい時代なのに大きな夢を抱き、前途洋々と進んでいった高揚感を覚えます。
by S. T.

2005年02月08日(火)「朝の三部合唱」
 この頃楽しい朝を迎えるようになりました。というのも、朝食の支度をしていると、時報を告げるラジオの「チ、チ、チ、チーン」という音声と、 同じく時を告げる我が家の柱時計が“ホイットニングトンチャイム”を奏でる、そして炊飯終了を知らせる“アマリリス”とが 「セイ、ノオッ」の合図と共に同時に鳴り響くようで、私をいやが上にも楽しませてくれているのです。

 私は、これを名付けて「朝の三部合唱」と読んでいます。
by S. T.

2005年02月02日(水)「サンピラーとつらら」
 一夜明けて今朝、日の出前の山際に目をやると、真っ赤に染まった空を見ました。あまりの美しさに見とれ、急いでデジカメを取り出して写しました。

 凍りつくようで透明な空気が漂い、引き締まるような肌触り、あたりは一面雪に覆われた山、家、畑、道すべてきれいでした。 この頃つららを見ることも少なくなりました。珍しく隣家に36p、我が家にも朝日を浴びてきれいに輝いている、つららを眺めることができました。 
by S. T.

2005年02月01日(火)「ふってはふっては ずんずん積もる」
 今日は日本中を寒波が包み込み、大雪を降らせているようです。当地も絶え間なく降り続く雪で、あっという間に積雪が20cm近くなりました。 せめて入り口だけでもと竹箒を持って、斜面と車庫の屋根の雪をさらって帰宅。ほっとして振り向くと、もう2cmくらい積もっているのです。 本当にこんなに降る雪は久しぶりです。

 「ふってもふっても まだふりやまず」とは、こんな情景をいうのでしょうね。 /TD>
by S. T.

2005年02月01日(火)「炭酸ガスを買いました」
 地球温暖化の最大原因物質といわれる二酸化炭素(CO2)です。 先日、コスモ石油がオーストラリアでユーカリの植林を支援して環境保全活動を行っている事業に賛同して、私も、 その「二酸化炭素(CO2)吸収証書」を500円にて購入したのです。

 詳しい内容はさておいて、去る1月29日、その『コスモ石油とJFN(全国FM放送協議会)が 「アースコンシャス〜地球を愛し、感じるこころ〜」をテーマに、地球環境の保護と保全を全世界の人々に呼びかけています。』事業の一環で、 「野口健 講演会と展示会」があり、参加しました。

 野口健さんのあふれるばかりの意欲と活動に圧倒されました。ユーモアたっぷりの話振りにも、観客は手を叩いて共感していました。 勿論エベレスト(チョモランマ)登頂の凄まじいほどの体験談は、その人だけが語れる話で大変興味を抱きました。

 ぜひ、野口健さんのホームページをご覧になって下さい。そこで彼の素晴らしい活動を知ることができるでしょう。『』内はコスモのパンフレットから。
by S. T.

2005年01月31日(月)「長生きくん」
 先の電気釜の寿命はたったの7年なのに、我が家には長寿を誇るものがあります。 何しろ20年目を迎えたエアコンです。その名も「霧ヶ峰」。冬と夏にはフル回転(勿論必要な時間だけ)しているのになかなか元気です。

 最近電気代が安くつくとか、自動的に内部を掃除してくれるとか、きれいな空気を出してくれる等々世に宣伝しているので、 ちょっと心が動きそうですが、一向に壊れる気配がありません。本当に元気なエアコンなのです。しばらくの間使っていく積もりです。
by S. T.

2005年01月24日(月)「うたう電気釜」
 土曜日に電気釜を買った来ました。丁度7年前に、IHだのなんだのと言う宣伝文句に釣られて買ったのですが、パッキンがゆるみ修理、 釜のテフロン加工が剥がれて来て気になっていたので、修理代くらいのが広告に載っていたので買うことにしました。

 メーカーは違うのですが使い勝手はほぼ同じ、ところが機能が大分アップされていました。 予約時間が2種類選べて、炊飯メニューもいろいろと対応できるようになっていました。

 極めつけは歌をうたう(メロディーを奏でる)のです。しかも予約をセットした時と炊飯した時とを知らせる2曲、結構笑えました。
by S. T.

ひとこと1(1996/12/30〜) ひとこと2(1997/04/21〜) ひとこと3(1998/03/07〜)
ひとこと4(1999/02/07〜) ひとこと5(1999/06/30〜) ひとこと6(2000/01/01〜)
ひとこと7(2000/06/03〜) ひとこと8(2000/10/18〜) ひとこと9(2001/01/01〜)
ひとこと10(2001/04/06〜) ひとこと11(2001/11/28〜) ひとこと12(2002/04/04〜)
ひとこと13(2002/09/18〜) ひとこと14(2002/12/15〜) ひとこと15(2003/06/15〜)
ひとこと16(2003/11/07〜) ひとこと17(2004/04/29〜) ひとこと18(2005/01/24〜)

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